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さらなる飛躍を遂げるためにも、AFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得できるかどうかは大きな違いを生む

「常本 佳吾や関川 郁万も独り立ちしようとしている」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
シーズンが終盤に入り、若手の成長が見て取れるようになってきた。
常本佳吾はルーキーながらポジションを得て、大きな飛躍を遂げた。
右SBの1stチョイスも納得のパフォーマンスを魅せておる。
関川郁万は犬飼とブエノの負傷がかなり、出場機会を得ると、そこで結果を出して、高い能力を見せておる。
二人とも与えられたチャンスをモノにして今のポジションがある。
このように、続く若手はいつ来るかわからぬ"チャンス"に備え、常に準備をしておくことが大事なのである。
この二人の結果は、チームに良い影響をもたらせたように思う。
そして、この横浜FC戦でも実力を示し、ポジションをより確固たるものとするのだ。
10月唯一のホームの試合、若手の躍動が楽しみである。

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ACL出場とJ1残留。それぞれの目標に向け、結束力を高めろ

明治安田J1も佳境に入ってきた。第31節、県立カシマサッカースタジアムで鹿島対横浜FCの一戦が行われる。現在6位の鹿島は、ここ5試合で3勝2敗と勝ったり負けたりが続いている。3位グループにつけているものの、消化試合数はライバルチームよりも1試合多い。いまは少しでも勝点を伸ばしたいところだろう。

横浜FCは生き残りを懸けた状況が続いている。勝点19で最下位に甘んじており、J1残留圏内の16位・湘南とは勝点差8と開いており、もうあとがない。前節は横浜FMとの“横浜ダービー”に臨み、38分にサウロ ミネイロのゴールで先制したものの、後半に逆転を許してしまう。それでも最後まであきらめずに戦うと、89分に再びサウロ ミネイロがゴールネットを揺らし、土壇場で勝点1をもぎ取る粘りを見せた。これには早川 知伸監督も「逆転されたあとも選手たちが集中力を切らさずに戦ったことで同点にもなりましたし、最後まで本当によくファイトしてくれたと思います」と評価し、駆けつけたサポーターに対しても「三ツ沢を水色にして、ホームの雰囲気を作ってくれたことで、あきらめずに戦えました」と感謝を口にしていた。

前回対戦では鹿島が3-0で完勝を収めたが、そのときから横浜FCはチームの姿を大きく変えている。ゴールマウスにはスベンド ブローダーセンが入り、前線ではサウロ ミネイロが存在感を放つ。ガブリエウが前々節のFC東京戦で負傷してしまい、今節の出場も微妙なところなのは残念だが、システムも前回の[4-4-2]から[3-4-3]に変わっている。鹿島としては、別チームと対戦する想定で準備しなければいけない。

鹿島は第32節で川崎Fに敗れた悔しさを前節・C大阪戦にぶつけ、上田 綺世の2得点で逆転勝利を収めた。松村 優太やアルトゥール カイキなど、ひさびさに先発の機会を得た選手も持ち味を発揮し、チームに新鮮な風を吹き込んだ。今季11点目を決めた上田は2年連続で2ケタゴールをマークしたが、「シーズンを通して7割、8割くらい出られるような調整やパフォーマンスができていかないと難しいというか、チームを優勝に導くには他力なところも出てきてしまうと思います」と、ケガなどで思うように出場試合数を伸ばせなかったことを今後の課題に挙げていた。

昨季までは若手の1人だった上田や荒木 遼太郎が攻撃の中心選手となり、守備では町田 浩樹と沖 悠哉に続き、常本 佳吾や関川 郁万も独り立ちしようとしている。彼らがさらなる飛躍を遂げるためにも、AFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得できるかどうかは大きな違いを生む。

どちらも終盤戦に向けて、もう1段階チームの結束力を高めるためにも、勝点3が欲しいところだ。

[ 文:田中 滋 ]

荒木遼太郎、いわゆる「天才」

「森保監督の日本代表が招集するべきだった8人の選手」の一人に荒木遼太郎をあげるQoly誌の編集部Q氏である。
多くの識者が荒木の才能を買っておることが伝わってくる。
編集部Q氏は荒木を、「いわゆる「天才」で足元のタッチが非常に柔らかく、ファーストタッチのものが違う。そこからのクィックネスでゴールを狙えてしまうスタイルは若き日にJ2セレッソで躍動した香川真司を彷彿とさせる」と評す。
ボランチからアタッカーにコンバートされたところも香川と被る。
二人とも育成年代に後ろ目の位置からピッチを観ておったことで俯瞰の視野を養ったのかも知れぬ。
この才能が日本代表にて光るのはしばし先のこととなろう。
それまで鹿島にて大事に育てていきたい。
次世代のタレントとして代表にて輝くのもそう遠くはない、
楽しみなアタッカーである。

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「森保監督の日本代表が招集するべきだった8人の選手」

Text by 編集部Q
慶應義塾大、東大大学院情報学環教育部。2000年頃に大学生だったころwebサイトを立ち上げたことがきっかけで大学卒業後コリーを立ち上げる。判官びいきでビッグクラブよりも中堅チーム以下のチームが戦術と工夫で頑張るところがツボ。くだらない記事からビジネス的な内容までを幅広く投稿。


荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)


荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)

10代にしてJ1二桁得点が見えているのが荒木遼太郎だ。名門東福岡高校から2020シーズンに鹿島入りするとルーキーイヤーからコンスタントに出場機会を得ている。

いわゆる「天才」で足元のタッチが非常に柔らかく、ファーストタッチのものが違う。そこからのクィックネスでゴールを狙えてしまうスタイルは若き日にJ2セレッソで躍動した香川真司を彷彿とさせる。

久保建英らケガ人の相次ぐトップ下で一度試してもよいのではないだろうか。もちろん、弱点もまだはっきりしている選手でもあり、世界と戦うには守備面やフィジカルには目をつぶる必要がある。

チームを勝利に導くために、上田綺世は聖地で貪欲にゴールを狙う

上田綺世をピックアップするFreaks+である。
大活躍のセレッソ戦を振り返り、そして週末の横浜FC戦に思いを寄せる。
エースストライカーとして発憤する綺世のゴールで連勝と行きたい。
10月の初戦、そして唯一のホーム・カシマスタジアムでの試合ということで、民衆の後押しも大きなものとなろう。
勢いを持って挑み、勝利を掴み取りたい。
綺世の躍動に期待大である。

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PICK UP PLAYER



 直近のC大阪戦、上田綺世はスコアレスで迎えた56分に途中投入された。交代の際、意識したことは背後への抜け出しと献身的な守備。「状況に応じたプレーをしてチームを助けたいという意識」を持ち、ピッチに入った。

 しかし、思い描いたシナリオにはならなかった。投入からわずか2分後にチームは失点を喫する。これには上田も「自分が入って失点したことで、責任を少し感じた」と言う。



 ただ、エースストライカーとしての矜持を抱く背番号18は、すぐに顔を上げた。

「絶対に勝たせたい。そう思って前向きになった」

 精神的な強さは彼の武器の一つだ。



 そして、66分に同点弾を叩き出す。「三竿選手からファーへ柔らかいパスが出されたとき、ファーに膨らむか、ニアに膨らむか(選択肢があった)。他の選手もいたので、後ろは任せて、自分は前で勝負しようと、ニアへ飛び込んだ」。即座に周囲の状況を把握し、判断を下した。和泉からのパスを絶妙なヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らす。上田の真骨頂である動き出しの質が得点につながった。



 さらに、82分には追加点を奪う。ペナルティエリア内で遠藤からのパスを受けると、相手DFに倒され、PKを獲得。このPKを自ら決めて、逆転勝利をもたらした。

 今季のリーグ戦のゴール数を11に伸ばした。2年連続の2桁ゴールはストライカーとして一つの勲章だ。試合後、相馬監督も上田について「さまざまなタスクがある中で、ゴールを決めてチームを勝たせるという部分にこだわってプレーしてくれている。今日の試合ではチームを助けるプレーをしてくれた」と、改めてその献身性と得点能力を讃えた。



 しかし、試合後の上田は冷静だった。インタビューでの第一声は「ホッとしている」という安堵の言葉。チャンスがあれば、得点を取って当たり前。そんなストライカーの矜持が感じられた。

「現在、チームは理想的な順位にいないし、僕が望んでいた状況ではない。まだまだ足りないと思う。試合に出て点を決めるということ。これを継続的にしていかなければいけない」

 そして、勝利とゴールの喜びもほどほどに「(川崎F戦で)悔しい負け方をして、その次が大事だなと捉えていた。全員で試合に臨んだ結果、勝てたので、残りのリーグ戦も天皇杯も、この勢いで戦っていきたい」と今後の戦いを見据えた。



 次の対戦相手である横浜FCは、残留争いの真っ只中におり、非常に高いモチベーションでカシマに乗り込んでくることが予想される。難しい試合で勝利を掴み取るためには、ストライカーのゴールが必要だ。カシマスタジアムに集う背番号12の応援は、上田にとって大きな後押しとなるだろう。

「自分自身を原動力にするのが苦手なタイプ。応援してくれる方、家族、自分が活躍している姿を見せたいと思える方々が、常に僕の原動力になってきた。フットボールを始めたきっかけも、他人のゴールを見て、自分が嬉しかったから。僕も感動や喜びを与えたい。それが今も変わらない原動力」

 カシマに集うアントラーズファミリーに喜んでもらうために。チームを勝利に導くために。上田綺世は聖地で貪欲にゴールを狙う。

荒木遼太郎を日本代表に推す

日本代表メンバーに選手を押すSportivaのライター陣である。
昨日発表された日本代表メンバー発表に不満足の面々には興味深い選手名が並ぶ。
ライターの一人である浅田氏は、鹿島の荒木遼太郎の名を挙げた。
久保くんが負傷しておるためトップ下には適任の人選と浅田氏は自信を持って推しておる。
これは納得の行く部分も多い。
とはいえ、日本代表のトップ下、2列目は人材豊富であり、荒木がここに割って入るのはパリ五輪にて結果を出した後となろう。
第一、ここで招集するのであれば、東京五輪メンバーに招集されておったはず。
期待出来る選手ではあるが、JFAの憶えがまだまだ良くはない。
もう少し待とうではないか。
また、お杉はシントトロイデンの鈴木優磨を強く推す。
これこそ誰もが待ち望むセンターFWであろう。
今夏のステオップアップ移籍が叶わなかったことは痛い。
それでも、何故にカスリもせぬのか理解に苦しむところ。
Twitterの発言などを総合するに、何か視野森保監督と優磨の間に確執があるようにも受け取れる。
とはいえ、1TOPを担う大迫がJリーガーとなった今では絶対的存在ではなかろう。
オナイウ阿戸や鈴木武蔵とこのポジションを争うまでにはなっていって欲しい。
期待しておる。

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日本代表の招集メンバーはマイナーチェンジ。選ばれないのが不思議なオススメの選手4人

 日本サッカー協会は9月28日、カタールW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(10月7日)、オーストラリア戦(10月12日)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。メンバーに初招集はなし。前回(オマーン戦、中国戦)から小幅な変更にとどまった。

 だが、代表にふさわしい選手、選ばれてもしかるべき選手は他にもいる。スポーツライター4人が候補として推薦する以下の選手たちは、今回も招集されることはなかった。

鈴木優磨(シント・トロイデン)
杉山茂樹(スポーツライター)

 大迫勇也、酒井宏樹、長友佑都。日本代表でスタメンを張るベテラン選手3人が帰国。Jリーグでプレーしているが、パフォーマンスを見ると全盛期より落ちている印象を受ける。それはそのまま補強ポイントに見えるが、中でも一番、代えがきかなさそうな選手は大迫だろう。

 先のオマーン戦、中国戦で、大迫は先発フル出場を果たしている。中国戦では、故障の南野拓実に代わってオナイウ阿道を追加招集したにもかかわらず、森保監督は大迫を使い続けた。けっして好調そうではないベテランのCFが、2試合続けて、しかもタイムアップの笛を聞くまでピッチに立ち続ける姿に、日本の苦しい現状が露呈していた。

 南野、鎌田大地はCFタイプではない。あくまでも1トップ下の候補だ。大迫以外のCF候補は、現状ではオナイウ阿道ぐらいしか見当たらない。古橋亨梧をトップで使うという手もあるが、ポストプレーを得意とするタイプのほうが、日本の現状には適しているように見える。

 そこで浮上するのが、ベルギーリーグのシント・トロイデンに所属する鈴木優磨だ。昨季はチーム1の17ゴールをマーク。だが、それ以上に特筆すべきは、チームで断トツ1位の出場時間になる。2857分という出場時間は、交代の対象になりやすいCFにしては驚くべき数字になる。ベンチの信頼度がうかがい知れる。

 現在25歳ながら、代表歴はない。森保一監督は2018年11月の親善試合(ベネズエラ、キルギス戦)で1度、招集したことがあるが、この時は、鹿島アントラーズの一員として出場したACLで負ったケガのため辞退している。以降、3年近く経っているが、一度もお呼びがかかっていない。森保監督のお眼鏡に適っていないということなのか。不自然、不可解だ。

 動きは若干荒々しいが、相手DFに背を向けながら、ボールを保持するポストプレーは得意だ。キープして時間を作ることができる。日本人離れした強靱な身体が、それを可能にしている。加えて、サイドアタッカーとしての適性もある。これは大迫、鎌田、南野らにはない魅力だ。多機能的なので、代表チームには本来、欠かせないタイプの選手になる。

 ゴールを決めるや、クリスティアーノ・ロナウドと同じパフォーマンスをする。従来の日本のセンタープレーヤーにはない、ノリのいい突き抜けた感覚を備えている。この原稿を書いているいま、ノッティンガム・フォレストへの移籍話も浮上しているという。見逃せない選手であることに変わりはない。

瀬古歩夢(セレッソ大阪)
小宮良之(スポーツライター)

 代表のCBは、吉田麻也、冨安健洋の2人で不動だろう。日本サッカー史上最高のCBコンビと言えるかもしれない。世界的に見ても堅牢さを誇るCBだ。しかし、そのバックアップは定まっていない。

 瀬古歩夢(セレッソ大阪)は、有力な候補と言えるだろう。右利きだが、左のセンターバックを得意とする。相手のプレスで左に追い込まれた時、それを裏返すように逆サイドの奥に送るロングキックはスペクタクルだ。

 パワーを感じさせる守備者で、外国人FWと対峙しても一歩も引かない。身長(183cm)はそこまで高くないが、跳躍に優れ、落下点を見極める目も持っているだけに、競り勝てる。持ち場を守れるという点で、信頼に足る選手だ。

"守りありき"だったミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のもとで、最も成長した選手のひとりと言えるだろう。守りのロジックが浸透する中、実戦で鍛錬することができた。マテイ・ヨニッチ(現・上海申花)という相棒を得たこともあって、正しい守備の感覚によって、本来の力を引き出されていった。

 しかし今シーズン、レヴィー・クルピ前監督の就任によって守備戦術が薄まったこともあって、その成長は停滞した。守備の基準があいまいになってしまった。バックラインの相棒が変わったり、3バックになったり、という環境の変化もあった。

 もちろん瀬古本人も、変化に適応できなかったのは課題だろう。ポテンシャルは高いものの、まだまだ周りの影響を受けやすく、その能力を90分間どの試合でも出せる、という安定感がない。その点で、吉田、冨安の足元には及ばないだろう。修羅場をくぐり抜ける必要はある。

 とは言え、3番手の座を狙うべきCBであることは間違いない。森保一監督も東京五輪代表のメンバーには選出していた。ポテンシャルを高く評価しているのだろう。ただ、五輪で出場がなかったのは、何らかの理由はあるはずだ。

 不調で戦い方が定まらないセレッソで、瀬古が強い存在感を示すことができたら、次のステージに進むことになるだろう。彼自身が守備の形を作れるか。それができたら、欧州移籍にもつながる可能性は高い。吉田、冨安を例に出すまでもなく、異なる優れたアタッカーと日常的に対峙することで、CBは強靭に鍛えられるのだ。その時、瀬古が2人に匹敵する選手になっていても不思議ではない。

吉田豊(名古屋グランパス)
中山 淳(サッカージャーナリスト)

 現在の日本代表で、最も選手層の薄いポジションは左SBだ。9月のW杯アジア最終予選2試合の左SBで先発したのは、2008年に代表デビューした35歳の長友佑都だった。

 目下127キャップを誇る大ベテランの控えとしてメンバー入りしたのは、ボランチやCBもこなす万能型の中山雄太(ズヴォレ)と、所属のサンフレッチェ広島で3バックの一角でプレーする佐々木翔の2人で、いずれもSBが本職の選手ではなかった。森保一監督が3バックをほとんど採用しないことを考えても、4バックの左SBを本職とする選手をメンバーに加えていないことが不思議でならない。

 そんななか、Jリーグを見渡せば、代表に招集されてしかるべき本職の左SBがいる。現在マッシモ・フィッカデンティ監督のもと、森保ジャパンと同じ4-2-3-1を基本布陣とする名古屋グランパスで、不動の左SBとして高いパフォーマンスを持続している吉田豊だ。

 高卒ルーキーとしてヴァンフォーレ甲府でデビューした吉田は、積極的な攻撃参加を武器とする鉄砲玉のような左SBとして頭角を現すと、甲府のJ2降格を機に攻撃サッカーを標ぼうするアフシン・ゴトビ監督率いる清水エスパルスに移籍し、攻撃センスをブラッシュアップする。その後はサガン鳥栖に活躍の場を移し、2年目からはフィッカデンティ監督のもとで持ち前のハードなマークで守備能力を向上させ、国内屈指の左SBへと成長を遂げた。現在の名古屋での無双ぶりを見るにつけ、いまこそがキャリアの充実期にあると言っても過言ではない。

 年齢は佐々木と同じ31歳で、長友の4歳下。近年の傾向から言っても、決して衰えるような年齢ではない。実際、今シーズンもここまで全31試合でスタメン出場を果たし、86分で途中交代した第23節の横浜FC戦を除けば、すべての試合でフル出場。しかも、ACLでもプレーしているため、唯一欠けていた国際経験もプラスされ、代表の一員としてアジア予選を戦う準備が整ったと言える。

 これだけの戦力を一度も試さないのは、まさに宝の持ち腐れ。吉田の代表初招集は、あってしかるべきだと思われる。

荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)
浅田真樹氏(スポーツライター)

 新型コロナウイルスの感染拡大はサッカー界にもさまざまな形で影響を及ぼしているが、なかでも"甚大な被害"を被ったのが、育成年代の世界大会だ。

 今年開催予定だったU-20ワールドカップは中止となり、そのアジア予選を兼ねたアジアユース選手権も合わせて中止が決まった。現在Jリーグでプレーする19、20歳の選手にとって、こうした大会で同年代の世界レベルを実感することが、その後の成長につながるはずだったが、せっかくの貴重な国際経験の場が失われてしまったわけだ。

 たとえば、現在日本代表でCBを務める冨安健洋にしても、2017年U-20ワールドカップに出場。海外勢を相手に試合を重ねるごとに成長していく様を見て、その後の成長を大いに期待させたものだ。

 しかしながら、こうなってしまった以上、U-20世代を刺激する策がほしいところ。このまま放っておけば、"ロストジェネレーション"などということにもなりかねない。

 そこで、荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)の日本代表招集である。まだU-20ワールドカップの中止が決まっていなかった昨秋、U-19日本代表キャンプでの練習試合を見ていても、荒木は同年代の選手のなかで際立った余裕や落ち着きを見せていた。風格や貫禄と言い換えてもいい。それほどに彼のプレーぶりは別格だった。

 だとすれば、もはやU-20代表の枠には収まらない選手を上のカテゴリー、すなわちA代表に加えることは、それほど不自然なことではないはずだ。

 もちろん、将来性だけを理由に、下駄を履かせて荒木を招集すべきだと言っているわけではない。今季のJ1を見ても、荒木はすでに9ゴールを挙げており、鹿島の攻撃に欠かすことのできない存在となっている。国内組のひとりとして、日本代表に選出されても不思議のない実績を残している選手だ。

 現在、鹿島では主にトップ下を務めるが、流れに応じてサイドにも中央にもポジションをとることができ、幅広くプレーに絡むことができる。単なるチャンスメイカーにとどまらず、確実にフィニッシュにも絡もうとする意識が、ゴール増につながっているのだろう。

 日本代表の2列目は激戦区であり、しかもタイプの異なる多彩な顔ぶれが揃っている。タイプ的に言えば、鎌田大地や南野拓実といった選手が、荒木が超えるべき存在になるのだろうが、現時点で言えば、すぐにポジションを奪い取ることは難しいだろう。

 だが、そもそも招集されたメンバー全員が最終予選のピッチに立てるわけではないのである。たとえ即戦力ではないとしても、伸び盛りの20歳を日本代表に加えることは、荒木個人に限らず、同世代全体にとって大きな刺激となるに違いない。東京五輪代表監督を兼務した森保一監督なら、その効果のほどはよくご存知だろう。

 明らかにU-20レベルを超えたプレーを見せる20歳の抜擢は、決して意外なことではないはずなのである。

徳島・垣田裕暉、シャペウで交わす

先日の仙台戦に途中出場した徳島の垣田である。
中盤にてシャペウで相手を交わしてカウンターを発動した。
そこで、無理にゴールを狙わず、CKにするあたり、時間と点差を考えた"鹿島"らしいFWになっておる。
そろそろ来季の編成が始まる。
垣田は鹿島に戻ってくるのであろうか。
注目である。

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サッカーダイジェスト セレッソ戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部によるセレッソ戦の寸評である。
逆転勝ちに総じて良い評価が与えられた。
特に2得点と全てのゴールを記録した上田綺世に最高評点とMOMが与えられておる。
これには誰もが納得と言えよう。
途中出場にてチームを勝利に導いたプレーはこの評価にふさわしい。
また、沖、マチ、安西、三竿、ピトゥカ、松村、和泉にこれに準ずる評点が与えられておる。
皆、勝利に導くプレーをしてくれた。
特筆すべきは同点弾の三竿と和泉のホットラインである。
三竿が左サイドの松村に出し、相手のDFラインを下げさせ、ボールが戻って来たところをフリーになっておる右サイドの和泉へロングパス、和泉が高い技術でトラップ&浮き球クロスと、高い議寿都と戦術的崩しの要素が詰まっており、見どころのあるシーンであった。
こうした崩しが今後多く見られるであろう。
チームが熟成されてきた事の証。
残り少ない今季の試合をこのように崩しきって勝利を掴んでいこうではないか。
楽しみである。

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【J1採点&寸評】C大阪1-2鹿島|2得点の上田が逆転勝利の立役者。原川は先制点をクールに決める

サッカーダイジェストWeb編集部
2021年09月27日


鹿島――ビッグセーブでチームを救った沖


【警告】C大阪=大久保(35分) 鹿島=安西(18分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)


[J1第30節]C大阪1-2鹿島/9月26日/ヨドコウ桜スタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
立ち上がりから激しくプレスに行き、C大阪の自由を奪った。58分に先制されたものの、交代出場のFW上田の2得点で逆転。「簡単に負けるわけにはいかない」と、チームの気持ちを代弁した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
ビッグセーブでチームを救った。80分、ボックス内からのシュートを二度繰り返されるも冷静な対応でことなきを得た。

DF
32 常本佳吾 6
負傷のために2試合を欠場していたが、完全復帰をアピール。右サイドをタフに上下動し、総走行距離ではチームナンバーワンの数値をたたき出した。

DF
33 関川郁万 6
試合を通して見れば及第点の出来。パスカットできず、背後を取られ、あわやというシーンがあったが、GK沖の好セーブに助けられた。大事に至らず、胸をなでおろした。

DF
28 町田浩樹 6.5
ハイラインをキープしつつ、インターセプトから攻撃の第一歩につなげた。1失点は喫したものの、腰が引けることなく、前への姿勢を貫いた。

DF
2 安西幸輝 6.5
ドリブルの仕掛けのみならず、フリーランニングで好機創出。D・ピトゥカからの左スペースへのパスを受け、ワンタッチでゴール前に送り、相手守備陣を慌てさせた。

MF
20 三竿健斗 6.5
守備に奔走するだけではなく、攻撃面でも見せた。いったん左サイドに展開し、サポートによって再びボールをもらうと、すかさず逆サイドへ。それが同点ゴールの誘い水になった。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5(84分OUT)
ディフェンスラインの背後を狙うフワリとしたパスは絶妙。相手GKへのバックパスに猛然と詰め寄り、気迫を見せた。

鹿島――松村は積極的なプレーで攻撃を活性化

MF
7 ファン・アラーノ 6(56分OUT)
持ち前の運動量を生かして前からのプレスやルーズボールの奪い合いに注力。チームが勝つために泥臭いプレーもいとわなかった。

MF
27 松村優太 6.5(76分OUT)
54分に左サイドをドリブルで持ち上がり、強烈なシュートを放った。ゴールに向かう積極的なプレーの数々が攻撃を活性化した。

FW
8 土居聖真 6(56分OUT)
左スペースに走り込んだ安西からのワンタッチクロスにいち早く反応。ピンポイントの勝負だが、前半の中で最も得点に近づいた瞬間でもあった。

FW
17 アルトゥール・カイキ 5.5(56分OUT)
「今、ここに欲しい」というようなボールを呼び込む動きや意志表示が少なく、消えている時間が多かった。

MF
11 和泉竜司 6.5(56分IN)
三竿からのパスをジャンプ一番、右足インサイドで柔らかく止め、素早くゴール前に送り、上田の同点ヘッドをお膳立て。技術の高さが光った。

MF
13 荒木遼太郎 6(56分IN)
中間ポジションでパスを受け、素早くターンし、貪欲にゴールを目指す。カットインからの右足シュートは惜しくもゴールの枠をそれた。

MAN OF THE MATCH
FW
18 上田綺世 7(56分IN)
同点弾は一瞬早く相手の前に入り、ヘッドで流し込んだ。逆転弾は自らが得たPKを落ち着いて右隅に決めた。2年連続二桁ゴールを達成。MOMの選出に異論をはさむ余地はない。

MF
25 遠藤 康 ―(76分IN)
節目となるJ1通算300試合出場に到達。ダブルタッチで相手をかわすなど、心憎いまでの余裕を見せた。

MF
4 レオ・シルバ -(84分IN)
1点のリードを守りきり、滞りなく試合を終わらせるのが役目だった。相手のセットプレー時には集中力が途切れないように周囲に声をかけた。

監督
相馬直樹 6.5
首位の川崎を追い詰めながら逆転負けを喫した4日前の悔しさをエネルギーに変えた。「惜しい試合で終わりにせず、しっかり勝ちきる。そういう姿勢を川崎戦の翌日から見せてくれた」と、選手たちの奮闘ぶりを称えた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

セレッソ戦コメント

「「いいゲームをしても勝てない」ではなく、勝利へと変えるべく努力をしてくれた」と総括した指揮官である。
これまで敗戦を喫した試合でも『良いゲーム』が多かった。
それが内容と共に結果が伴った試合としてこのセレッソ戦を位置づける。
先発のチョイス、交代のタイミング、など興味深い采配が光った。
それに応えた選手がまた素晴らしい。
その筆頭である上田綺世は、「0-0の状況だったので、背後に抜け出す動きや献身的な守備など、状況に応じたプレーをしてチームを助けていきたいという意識でピッチに入った。現在、チームは理想的な順位にいないし、僕が望んでいた状況ではない。まだまだ足りないと思っている。試合に出て点を決めるということを継続的にしていかなければいけないと思っている」と語る。
この試合は、途中出場ということでイメージを膨らませたことが結果に繋がった。
まだまだここから更にゴールを積み重ねてくれよう。
そして松村優太は、「試合の立ち上がりから積極的にプレーすることができた」と振り返る。
序盤から松村の強みが大きく出たように思う。
この積極性が相手に与える影響は大きい。
そして松村のドリブルがセレッソのDFラインを押し下げ、その結果綺世の同点弾が生まれた。
チーム全体で掴んだ"勝利"。
今後に繋がる勝利である。

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2021明治安田生命J1リーグ 第30節

鹿島アントラーズ:相馬 直樹
われわれのファン・サポーターの皆さんが画面の前で、川崎F戦の悔しさをぶつける思いで応援してくれていたと思う。それを選手たちも感じていた。チーム全員が強い気持ちを持ってC大阪戦へと挑んだ。

非常に難しいゲームだったが、苦しい時間帯となっても諦めることなく、選手たちは頑張ってくれた。本当に感謝したい。

全体的にわれわれがボールを保持する時間が多かったが、なかなかゴールを奪うことができなかった。早めに選手交代を行ったあと失点をしてしまい、さらに難しい状況にしてしまった。ただ、選手たちが“この状況をなんとかしたい“という気持ちを見せてくれた。

「いいゲームをしても勝てない」ではなく、勝利へと変えるべく努力をしてくれた。それが結果へとつながった。

Q.2ゴールを決めた上田選手の評価は?

A.さまざまなタスクがある中で、ゴールを決めてチームを勝たせるという部分にこだわってプレーしてくれている。今日の試合ではチームを助けるプレーをしてくれた。これを続けていくということが大事になる。

Q.川崎F戦からはどのような部分に変化があった?

A.悔しい思いをしないためには、日々の取り組む姿勢を変えていかなければいけないという話を選手たちにした。選手たちはこの3日間、質や強度高くトレーニングをしてくれた。前回の悔しさをバネに、選手たちが一生懸命取り組んでくれたと思っている。

Q.今日の勝利はどのような意味を持つ?

A.この勝利は非常に大きい。ただ、これで満足してはいけない。自分たちの流れの場面で、スコアの面でもリードしていけるようにしていかなければいけない。



【松村優太】
試合の立ち上がりから積極的にプレーすることができた。勝つことができてホッとしている。アウェイ、そして、アントラーズのファン・サポーターがいないという難しい試合の中だったが、勝ちきることができた。チームにとって、大きな勝利となった。

【上田 綺世】
0-0の状況だったので、背後に抜け出す動きや献身的な守備など、状況に応じたプレーをしてチームを助けていきたいという意識でピッチに入った。現在、チームは理想的な順位にいないし、僕が望んでいた状況ではない。まだまだ足りないと思っている。試合に出て点を決めるということを継続的にしていかなければいけないと思っている。

明治安田生命J1リーグ 第30節
2021年9月26日(日)15:03KO
ヨドコウ桜スタジアム


鹿島アントラーズ鹿島
[ 相馬 直樹監督 ]
いまの状況の中で、われわれのサポーターと一緒に戦うことができませんでした。モニターの前でたくさんの方が、この前のゲーム(直近の第32節・川崎F戦)の悔しさをぶつける思いで応援してくれたんじゃないかと思っています。私自身、スタッフも含めて、その思いを選手たちも感じていましたし、そういう思いを持って今日は臨みました。そこに応えることができて良かった。非常に難しい試合でしたけど、選手たちの頑張り、苦しい展開になってもあきらめない、そういう部分も含めて感謝したいなと思っています。

流れとしては、全体的に直近のゲームと近いような、われわれの時間が長い展開だったと思うのですが、なかなかゴールをこじ開けることができず、後半も流れが悪くないのに点が取れなかった。その中で、(交代という形で)少し早めに動いた中で相手にゴールが生まれてしまいました。さらに難しい状況に陥ったんですけど、選手たちがこの状況をなんとかしたいという思いがあった。それは川崎F戦の翌日のトレーニングから選手たちが見せてくれたものだと思っています。良いゲームをしても勝てないのではなく、それを勝ちに変えようと努力してくれた。それが1つ結果になったので、またこれを続けていけるようにしていきたいです。

--上田 綺世選手が2年連続で2ケタゴールを達成。今日の評価をお願いします。
FWとして、それ以外のタスクはたくさんあるんですけど、やはりゴールすること、それによってチームを勝たせるところにこだわってやってくれている選手だと思う。残念ですけれど、毎回それが生まれるわけではないので、それを続けていくことというのが大事だと思いますし、ほんとに今日はチームを助けてくれる部分があったと思います。

--川崎F戦のあとから選手たちはどのような点が変わっていた?
私のほうからもそういう話をしました。この悔しい思いをしないためにはもう日々を変えるしかない。アップから手を抜かず、アップに入る前の準備はどうか、というところも含めて話をしました。そういう中で強度の高いトレーニング、意識の高いトレーニングをしてくれたと思っています。それは先ほども話しましたけど、惜しいだけじゃなくて、良いプレーをしただけじゃなくて、結果の色を変えていく。そのために日々努力し続ける。必要なことに目を向ける。前回の悔しさをきっかけにして、選手たちが取り組んでくれたと思っています。

--今日の勝利の意味は?
もちろん非常に大きいですし、これで満足してはいけないと思います。本来と言ったらおかしいですが、前半は自分たちの時間が長かったが、そういう時間からスコアの面でもリードしていけるように、「またさらに」というものを求めていきたいと思います。

明治安田生命J1リーグ 第30節
2021年9月26日(日)15:03KO
ヨドコウ桜スタジアム


上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA

--2年連続で2ケタゴールを取れたことについて。
どうということもないですけど、チームは理想的な順位にいないですし、僕が望んでいた状況でもないので。優勝を目指してということを掲げて始めた中で、いまの状況というのはまだまだ足りないと思います。僕のケガとか出場機会を考えても、もっと継続的に試合に出て点を取るということをしていかないといけないと思っています。優勝するために考えたら、2ケタとかは特に気にすることもないのかなと思います。

--出場22試合で11得点。2試合で1得点できている状況だが?
途中出場が多かったり、ケガがあってメンバーにも入っていない試合もあるので、そういう試合にもっと絡んで、スタメンも増やして得点を重ねることがチームのためになると思う。チームが勝つために必要な点を取るということを考えると、出場機会は自分が作り出さないといけないものだと思うので、自分がスタメンで何試合出たのか分からないですけど、シーズンを通して7割、8割くらい出られるような調整やパフォーマンスをできていかないと難しいというか、チームを優勝に導くには他力なところも出てきてしまうと思います。

--PKの場面について。
僕が蹴るのは決まっていました。自分がもらったのもありましたし、PKには自信があるので。自信があるというか好きなので、僕は蹴りたいと思っています。

松村 優太 - Yuta MATSUMURA
MF 27
松村 優太
Yuta MATSUMURA

--逆転勝ちについて。
勝ててホッとしている部分はありますし、こういう難しい試合になり、アウェイで僕たちのサポーターもいない中で勝ち切れたことは1つ大きなことかなと思います。

--リーグ戦では12試合ぶりの先発。どういった気持ちで入りましたか?
正直、チームが負けているときに力になれなかったもどかしさもありました。その中でコツコツ自分が準備して、いただいたチャンスを自分がモノにするかどうか。自分の中で大きな試合だったので、立ち上がりから積極的にいくことができたと思います。

--相馬 直樹監督からの指示は?
左サイドなのでカットインからのシュートだったり、縦に行ってクロスだったり。その中で、最後の精度はもっと上げていかないと、と思いました。ただ、その中でもいくつか形ができてきたのは、これからの自分にとってもプラスになるんじゃないかと思います。

--自分自身のプレーに点数をつけるとしたら?
これで結果が伴っていれば良かったんですけど、あそこで出ている以上結果が求められていると思うので、まだまだ半分くらいだと思います。

--なかなか出場機会が巡ってこない理由や課題をどう考えていましたか?
僕のタイプ、ドリブラー、スピードのある選手というのは、スタートから出るには守備の立ち位置やポジションなど、安心感が出る選手が必要になる。守備の連係面も甘いと思いましたし、チームが落ち着く場面で落ち着かせられない部分もあったのかなと思っていました。今日は守備のときの立ち位置だったり、まずはそこから入って、あとは自分の持ち味を出す場面になったら積極的に出していく。そういう考えで試合に入りました。

--そういう意味では、もう少し点数が高くても良かったのでは?
点を取りたかったですし、アシストもできれば良かったですが、ちょっとくらい高くてもいいかもしれないです。次、点を取れたら「満点」と心から言えるように、一つひとつやっていきたいと思います。

「ホッとしています」圧巻2ゴールで逆転勝利に導く上田綺世に喝采!「フィニッシュの技術力は流石」

サッカーダイジェストWeb編集部
2021年09月26日


「チームを勝たせる男かっこいい」


途中出場から2得点。抜群の決定力を見せた上田が逆転勝利に貢献した。(C)SOCCER DIGEST

 途中出場から大仕事をやってのけた。

 敵地に乗り込んだセレッソ大阪戦で、鹿島アントラーズは2-1の逆転勝利を収める。価値ある2ゴールを決めたのは上田綺世。この試合はベンチスタートで、56分に途中出場。その2分後に先制を許したが、66分には和泉竜司のクロスをニアでヘッドで合わせて同点ゴールを挙げると、82分には自ら奪ったPKを確実に沈めてみせた。

 試合後のフラッシュインタビューで「ホッとしています」と安堵する上田は、まず1点目に関しては次のように振り返る。

「三竿選手からファーに柔らかいボールが行った時に、ファーに膨らむか、ニアに早く入っていくかというところで、中に他の選手もいたので、後ろは任せて、自分は前で勝負しようと思って、ニアに飛び込みました」

 2点目のPKは、少なからず運もあったようだ。エリア内で相手DFに倒された格好だったが……。

「あのシーンは、僕の靴紐に相手選手が引っかかってしまったっていう、(相手にとって)不運が重なって、のゴールだったので。それに関しては僕らにツキがあったなと思います」

 この日の2ゴールで、今季通算11得点目をマーク。クラブの公式ツイッターで得点シーンが公開されると、「もっともっとゴールいけるぞ!」「チームを勝たせる男かっこいい」「フィニッシュの技術力は流石」「中に入るタイミング完璧すぎます」といったコメントが寄せられた。

 前節はホームで川崎フロンターレを相手に悔しい逆転負け。「その次の試合は大事」と考えて臨んだC大阪戦で、自身の活躍で見事に勝利。「残りのリーグ戦も、天皇杯も、この勢いで戦っていきたい」と背番号18は気合いを入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島相馬監督「あきらめない部分を含めて感謝したい」C大阪に逆転勝ち

[2021年9月26日17時47分]

<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第30節◇26日◇ヨドコウ

鹿島アントラーズは東京オリンピック(五輪)代表FW上田綺世の2発でセレッソ大阪に逆転勝ちした。上田は今季11点目となり、2年連続の2ケタ得点を達成した。

22日の前節川崎フロンターレ戦は試合終了間際に逆転を許しダメージの大きい敗戦を喫していた。中3日の短い時間の中で、精神面も立て直し、逆転勝利をつかんだ。相馬直樹監督の一問一答は以下の通り

-試合の総括

相馬監督 今の状況の中で、我々のサポーターと一緒に戦うことができませんでした。モニターの前でたくさんの方が、この前のゲームの悔しさをぶつける思いで応援してくれたんじゃないかと思います。その思いを選手たちもすごく感じていましたし、もちろん、我々スタッフもそういう思いを持って臨みました。そこに応えることができて、非常に難しいゲームだったが、選手たちの頑張り、苦しい展開になってからも、あきらめない部分を含めて感謝したい。流れとしては、全体的に前節のゲームと近いような、我々の時間が長い展開だったと思います。なかなかゴールをこじ開けることができず、後半も流れは悪くはないんですけど点が取れないという中で、少し早めに動いた中で、先に相手にゴールが生まれてしまいました。さらに難しい状況に陥ったんですが、選手たちが「この状況を何とかしたい」という思い。それは、川崎さんとの敗戦の後、翌日のトレーニングから選手たちが見せてくれたものでもある。「いいゲームをしても勝てない」ではなく、それを勝ちに変えるべく、日々を変えようと努力してくれた。それが1つ、今日、結果となりましたので。これを続けていけるようにしたい

-上田選手が2年連続で2ケタ得点。評価は

相馬監督 やはりFWの仕事、それ以外のタスクもたくさんあるが、ゴールすることでチームを勝たせることにこだわってやってくれている選手だと思います。やはり、ゴールは残念ですが毎回生まれるわけではないので。それを続けていくことが大事だと思いますし、今日、チームを助けてくれた。

-川崎F戦後、具体的に選手がどう変わったかと感じているか

相馬監督 僕からもそういう話をしました。悔しい思いをしないためには、日々を変えるしかないところ。1つ1つのアップから、手を抜かず、アップに入る前の準備がどうかを含めて話をした。そういった中で、強度の高いトレーニング、質の高いトレーニングをしてくれたと思っています。惜しいだけじゃなくて、いいプレーをしただけでなく、結果を変えていく。そのために日々努力し続ける。必要なことに目をしっかり向けて、前回の悔しさをきっかけにして選手が取り組んでくれたと思っています。

-今日の勝利の意味は

相馬監督 もちろん、非常に大きいですし、これで満足してはいけないと思いますし。やはり、本来、自分たちの時間が長かった。それこそ前半から我々がスコアの面でもリードしていけるように、さらに求めていきたいと思います。

鹿島上田綺世2発「出場機会は自分が作り出さなくてはいけない」

[2021年9月26日19時20分]


後半、PKを決める鹿島・上田


後半、PKを決めた鹿島・上田


<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第30節◇26日◇ヨドコウ

鹿島アントラーズが、途中出場の東京五輪代表FW上田綺世(23)の2発でC大阪に逆転勝ちした。

昨季10得点の上田は今季11得点目。自己最多を更新し、2年連続の2桁得点。後半21分にMF和泉のクロスに頭で合わせ、後半37分には、ペナルティーエリア内で同じ東京五輪代表のC大阪DF瀬古に倒されPKを獲得。冷静に決め逆転した。

今季11得点という結果に、「(現在6位で)チームが理想的な順位にいないですし、僕が望んでいた状況でもない」と喜びはなかった。出場22試合で11得点だが、先発が13試合しかないことを挙げ「チームが勝つために必要な点を取ることを考えると、出場機会は自分が作り出さなくてはいけない」。28日発表の日本代表入りについて聞かれても「あくまでも鹿島の所属。鹿島の結果を最優先に考えている」と口にした。

鹿島・上田綺世2発!途中出場からヘッド&PK 自己最多11ゴールで代表入り猛アピール

[ 2021年9月27日 05:30 ]

明治安田生命J1第30節 鹿島2-1C大阪 ( 2021年9月26日 ヨドコウ )


<C大阪・鹿島>後半、決勝のPKを決め三竿(左)に祝福される上田(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1リーグは各地で5試合が行われ、鹿島は敵地でC大阪に2―1で逆転勝ちした。東京五輪代表FW上田綺世(23)が途中出場で2ゴールと躍動。プロ3年目で最多の今季11得点とし、2年連続の2桁得点。W杯アジア最終予選の日本代表発表を28日に控え、猛アピールした。首位の川崎Fは湘南に2―1で逆転勝ち。連勝を4に伸ばし、2位横浜との勝ち点差を9に広げた。
 窮地を救ったのはやはりエースだった。1点を追う後半21分。FW上田がMF和泉の折り返しを頭で突き刺した。後半37分にはボックス内でDF瀬古に倒されてPKを獲得。冷静に右隅へ流し込み、自己最多となるシーズン11点目で勝ち越しに成功した。負ければACL圏3位浮上の目標から遠ざかっていただけに「ホッとしています。絶対に勝たせたい思いで、前向きに攻めた結果」と胸をなで下ろした。

 今季は度重なる負傷離脱で出場は22試合。先発は13試合と少ない機会で得点を重ね、エースの地位を築いてきた。W杯アジア最終予選のメンバーが28日に発表される森保ジャパンではFW古橋、MF久保と負傷者が続出中。上田は言う。「鹿島に良い結果をもたらす。それが認められれば、A代表だったり、次のステップが見えてくる」。救うべき存在は鹿島だけではない。その存在感に懸かる期待を理解しているのは、上田自身だ。

途中出場の上田綺世が殊勲の2ゴール! 鹿島アントラーズがセレッソ大阪に逆転勝利


(C)Getty Images

【Jリーグ(J1)結果】明治安田生命J1リーグは9月26日に第30節が開催。ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。

明治安田生命J1リーグ第30節のセレッソ大阪vs鹿島アントラーズが26日にヨドコウ桜スタジアムで開催された。

ここまで勝ち点39で11位のC大阪が、勝ち点50で7位の鹿島をホームに迎えた。先に好機をつくった鹿島は4分、土居聖真の横パスを受けたピトゥカがボックス手前、正面やや左からミドルシュートを放つ。強烈なシュートが飛んだが、これはわずかに枠の左にはずれる。

一方のC大阪は7分、自陣から原川力が出したパスを最終ライン裏で受けた大久保嘉人がネットを揺らすも、わずかにオフサイドでノーゴールに。逆に鹿島は17分、バイタルエリアで細かいパスをつなぎ、最後はペナルティアーク左手前からファン・アラーノがシュート。しかし、これは枠を捉えられない。

ハーフタイムにかけては鹿島が優勢に試合を進める。32分には鹿島にチャンス。ピトゥカのパスを受けたボックス左の安西幸輝がダイレクトで折り返す。好クロスを正面の土居が合わせようとしたが、わずかに合わせられず、前半は0-0で終了する。

迎えた後半も鹿島が力強い入りを見せる。54分には、左サイドから中央へ仕掛けた松村優太がボックス左手前で右足を振る。強烈なシュートが枠内に飛んだが、これはコースが甘く正面でGKキム・ジンヒョンに弾かれる。鹿島の相馬監督は直後、ファン・アラーノ、土居、カイキを下げて和泉竜司、荒木遼太郎、上田綺世の3枚代えを行う。

しかし、試合の均衡を崩したのはC大阪だった。58分、中盤でのボール奪取から持ち運んだ原川が乾にパス。左からカットインした乾のパスをボックス左に走り込んで受けた原川がシュートをゴール右に流し込み、C大阪が先手を取る。

⚽️ #セレッソ大阪 の先制ゴール 🌸#乾貴士 の仕掛け&ラストパスから #原川力 がネットを揺らす!

それでも、鹿島は交代選手の活躍で66分に追いつく。ボックス右で三竿健斗の浮き球パスを受けた和泉が折り返し。正面で飛び込んだ上田がヘディングシュートを流し込み、スコアを1-1とした。さらに鹿島は81分、ボックス右でパスを受けた上田が瀬古歩夢に倒されてPK獲得。これを上田が冷静に沈め、逆転に成功する。

結局、これが決勝弾となり、鹿島が逃げ切り。敵地で大きな勝ち点3を手にしている。

《明治安田J1》第30節 鹿島、C大阪に逆転勝ち

Jリーグ 第30節 セレッソ大阪戦

上田綺世のドッペルパックで逆転勝利。

相馬監督、積み上げているものを形にできるように

セレッソ戦に向けた前日会見をオンラインにて行った相馬監督である。
まずは前試合である川崎戦を振り返り、「勝てなかったことも事実ですが、素晴らしい戦いをしたことも事実だと思います」と言う。
これは全くもってそうである。
"素晴らしい戦いをした"それは讃えるところ。
選手に相馬サッカーが浸透しておる手応えとも言い換えられる。
それを今度は勝利に結びつけるためにセレッソとの対戦に向かうこととなる。
選手らには、「その星の色を(黒から白に)変えられるようにするには何が必要か。それはもう日々(の取り組み)しかない。まずいいトレーニングをしていこう」と伝え、切り替えておることが伝わってくる。
そのセレッソについては、「全体的に、攻守両面において非常にコレクティブな部分が強調されていると感じています」と分析済みで、新監督のやり方は見抜いたように聞こえる。
「簡単に自分たちの展開に持ち込むことは難しい」という言葉からも簡単な試合にならぬ事がわかる。
とはいえ、勝つことが求められるアウェイの戦いである。
相馬サッカーで大阪の地にて白い星を掴み取る。
重要場一戦である。

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【鹿島】2試合ぶりの白星を目指し大阪の地へ。相馬直樹監督「積み上げているものを形にできるように」

2021-09-25
サッカーマガジン編集部


9月25日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは22日のJ1第32節(前倒し開催)川崎フロンターレ戦で逆転負けを喫し、9月はここまで公式戦1勝4敗と苦しむ。26日の第30節セレッソ大阪戦は勝ち点3が欲しい一戦だ。


上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

川崎F戦からの3日間。「しっかりと切り替えてやってくれた」

 直近の川崎F戦(第32節前倒し開催)では試合終盤の2失点で逆転負けを喫し、9月の公式戦4敗目となった。5日のルヴァンカップ準々決勝名古屋戦からホームゲームが続いたものの、J1第28節福岡戦を含め無観客開催となった2試合で連敗。翌29節のG大阪戦は3-1と完勝したが、川崎F戦では連勝することができず、いまひとつ波に乗り切れない。順位も一時はAFCチャンピオンズリーグ出場圏の3位まで上りつめたものの、現在は7位に甘んじている。

 ただ、相馬直樹監督は川崎F戦について「勝てなかったことも事実ですが、素晴らしい戦いをしたことも事実だと思います」と話し、チーム状態に手応えを感じているようだ。その上で、「その星の色を(黒から白に)変えられるようにするには何が必要か。それはもう日々(の取り組み)しかない。まずいいトレーニングをしていこう」と次節C大阪戦までの準備を進め、そして選手たちも「しっかりと切り替えてやってくれた」と指揮官は言う。

 勝ち点3獲得を目指す26日の第30節C大阪戦はヨドコウ桜スタジアムが舞台となる。相馬監督は「全体的に、攻守両面において非常にコレクティブな部分が強調されていると感じています」と相手の印象について言及し、「簡単に自分たちの展開に持ち込むことは難しい」と、厳しい試合になることを想定する。ただ、「それでも当然勝ちを目指す上で、自分たちが積み上げているものをしっかりと形にできるように」と勝利に向けて最善を尽くす。

 2試合ぶりの白星をつかむべく、巻き返しを狙う深紅の戦士たちが大阪の地に乗り込む。


9月25日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

鹿島アントラーズ歴代監督勝率トップ10

鹿島アントラーズの歴代監督勝率トップ10を伝えるフットボールチャンネル編集部である。
1位のジーコは特別枠であろう。
この年・1999年の不調は深刻で、前年に優勝したゼ・マリオ監督をクラブ史上初の途中解任する羽目となった。
その後を緊急事態として引き継いだジーコの手腕はもの凄く、初采配を振るったアウェイのジュビロ戦は伝説であろう。
当時、今の川崎と比肩されるほどの強さを誇ったジュビロに対してアウェイにて快勝。
素晴らしい船出であった。
昨年よりアーカイブされた過去の試合が配信・放映されることがあるが、優勝を決めた試合などよりもこの試合こそ今のサポーターに見て貰いたい一戦である。
とはいえ、やはり通年で戦い結果を残した2位のジョアン・カルロス監督が実質のトップと考えたい。
最強の1997年チームを作り上げた名将である。
また、3位の宮本監督も思い出深い。
鹿島黎明期のファンの心を掴んだチームは記憶に残る。
そして何より石井さんである。
2016年のCSによる日本一、CWC準優勝、天皇杯優勝の流れは誰の目にもわかりやすい"強い"鹿島の象徴である。
チーム作りとしては、2016年前半のチームの強さを改めて推したい。
これは1997年のチームと並ぶほどのものと言って良い。
カイオが抜かれ、ヤス、充孝、岳の負傷にて失速した2ndシーズンで評価が低くなっておることが辛い。
そして現在指揮を執る相馬監督は6位の好位置につけておる。
この先の成績によりより上位に上がってこよう。
相馬監督は怪我人や過密日程などマイナス要因のある中でよくやっておる。
今後の采配に注目である。

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鹿島アントラーズ、最高の監督は誰だ!? 歴代最高勝率監督ランキング1~5位。首位は“神様”。選手でも監督でも優勝の石井正忠は何位?

2021年09月25日(Sat)8時00分配信

 29年目を迎えたJリーグでは、これまでに多くの指揮官がクラブの指揮を執ってきた。今回は、鹿島アントラーズを率いた経験のある指導者の中から、勝率の高い監督トップ10を紹介する。※成績はJリーグ通算、10試合以上指揮した監督が対象。

5位:前後期制で初の優勝


【写真:Getty Images】

ゼ・マリオ(ブラジル)
生年月日:1949年2月1日
Jリーグ通算成績:35試合/21勝/1分け/13敗
勝率:60.0%
在籍時期:1998-99

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 鹿島アントラーズの歴代最高勝率監督ランキング5位は、ゼ・マリオだ。35試合で指揮を執って21勝。勝率は6割となっている。

 1998年の途中から鹿島アントラーズを指揮したゼ・マリオは、この年の2ndステージ優勝を果たした。チャンピオンシップでも勝ち、前後期制では初の年間王者に輝いている。

 しかし、2年目は1stステージでクラブ史上初の負け越しを経験。8月に解任された。

4位:選手でも監督でもJリーグ優勝は史上初


【写真:Getty Images】

石井正忠
生年月日:1967年2月1日
Jリーグ通算成績:60試合/36勝/5分け/19敗
勝率:60.0%
在籍時期:2015-17

 石井正忠が鹿島アントラーズの歴代最高勝率監督ランキングで4位になった。60試合を担当して36勝している。

 石井は、2015年にトニーニョ・セレーゾ監督の解任を受けて監督に就任。鹿島アントラーズにとって、(代行などを除くと)21年ぶりの日本人監督となった。

 2016年にはJ1優勝を果たし、年間最優秀監督賞を受賞。選手と監督の両方でJリーグ優勝を経験した史上初の人物となっている。

3位:鹿島の初代監督


【写真:Getty Images】

宮本征勝
生年月日:1938年7月4日
Jリーグ通算成績:58試合/39勝/0分け/19敗
勝率:67.2%
在籍時期:1992-94

 鹿島アントラーズの歴代最高勝率監督ランキング3位は、宮本征勝だ。58試合で指揮を執り、39勝を挙げた。

 宮本は鹿島アントラーズの初代監督。1992年に就任し、1993年には1stステージ優勝を果たした。

 その後、鹿島アントラーズは長くブラジル人指揮官がチームを率いている。2015年に石井正忠が就任するまで、(代行などを除くと)鹿島アントラーズを率いた唯一の日本人指揮官で在り続けた。2002年に肺炎のため死去。

2位:幻の3冠も


【写真:Getty Images】

ジョアン・カルロス(ブラジル)
生年月日:1956年1月15日
Jリーグ通算成績:73試合/52勝/0分け/21敗
勝率:71.2%
在籍時期:1996-98

 ジョアン・カルロスが鹿島アントラーズの歴代最高勝率監督ランキングで2位に入った。勝率は71.2%となっている。

 1996年に鹿島アントラーズの監督に就任したジョアン・カルロスは、1年目でJリーグ制覇を達成。2年目はJリーグ1stステージで優勝した。年間王者は2ndステージ優勝のジュビロ磐田となったものの、勝ち点の合計ではトップという見事な戦績だった。また、ナビスコカップと天皇杯でも優勝。2年半でクラブに多くのタイトルをもたらした。

 ジョアン・カルロスはのちに、名古屋グランパス、セレッソ大阪、コンサドーレ札幌でも監督を務めた。日本で長く活躍したブラジル人指揮官の一人だ。

1位:鹿島を引き上げた“神様”


【写真:Getty Images】

ジーコ(ブラジル)
生年月日:1953年3月3日
Jリーグ通算成績:11試合/8勝/0分け/3敗
勝率:72.7%
在籍時期:1999

 鹿島アントラーズの歴代最高勝率監督ランキング1位は、サッカー界のレジェンドであるジーコだ。11試合で8勝し、勝率は72.7%となっている。

 日本サッカー界に大きな功績を残したジーコは、現役時代に鹿島アントラーズで活躍したあと、1999年に一時的に監督代行としてチームを指揮した。その際にこの戦績を残している。

 監督としてチームを指揮した回数は少ないジーコだが、現在もテクニカルディレクターとして鹿島アントラーズを支えている。

【了】

鹿島アントラーズ、最高の監督は誰だ!? 歴代最高勝率監督ランキング6~10位。ジーコ実兄は9位、現監督・相馬直樹は何位?

2021年09月25日(Sat)9時00分配信


【写真:Getty Images】

 鹿島アントラーズの歴代最高勝率監督ランキングは、他のクラブに比べて圧倒的にブラジル人が多い。その中心にいるのは、レジェンドのジーコだ。

 ジーコの実兄であるエドゥは、1994年に鹿島アントラーズの監督に就任。39勝を挙げて、このランキングで9位に入った。

 鹿島で272試合を指揮したトニーニョ・セレーゾは、51.8%の勝率で11位となり、トップ10入りならず。現指揮官の相馬直樹は6位だ。

10位
オズワルド・オリヴェイラ(ブラジル)
生年月日:1950年12月5日
Jリーグ通算成績:170試合/89勝/44分け/37敗
勝率:52.4%
在籍時期:2007-11

9位
エドゥ(ブラジル)
生年月日:1947年2月5日
Jリーグ通算成績:74試合/39勝/0分け/35敗
勝率:52.7%
在籍時期:1994-95

8位
パウロ・アウトゥオリ(ブラジル)
生年月日:1956年8月25日
Jリーグ通算成績:34試合/18勝/5分け/11敗
勝率:52.9%
在籍時期:2006

7位
大岩剛
生年月日:1972年6月23日
Jリーグ通算成績:90試合/50勝/20分け/20敗
勝率:55.6%
在籍時期:2017-19

6位
相馬直樹
生年月日:1971年7月19日
Jリーグ通算成績:22試合/13勝/3分け/6敗
勝率:59.1%
在籍時期:2021-

【了】

町田浩樹、クラブに関わる全員で力を合わせて必ず勝ちたい

9月24日の練習を取材したスポールニッポン紙である。
こうした不調時にもクラブハウスまで足を運んでくれた記者に感謝するところ。
そして、天皇杯準々決勝戦の対戦相手が川崎になったということで、マチのコメントが報じられる。
「今年リーグ戦で2回負けている相手。選手、スタッフ、クラブに関わる全員で力を合わせて必ず勝ちたい」という言葉に、待ち個人だけでなく、チーム、クラブ全体としてこの試合へかける意気込みが伝わる。
"必勝"。
サポである我らも強く願う。
アウェイの戦いとなるが、席は半々となり、指定席でのユニ着用も可能となるはず。
多くの鹿島サポが等々力競技場に集まり、チームを後押ししたいところ。
また、練習では安西がおどけたポーズを取っており、雰囲気の良さが伝わってくる。
まずは明日のセレッソ戦。
良い雰囲気で勝利を掴む。
期待しておる。

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鹿島 5年ぶり天皇杯制覇へ 公式戦10戦勝ちなし“天敵”川崎F討ち必ず 10月27日の準々決勝で激突

[ 2021年9月25日 05:30 ]


鹿島・町田
Photo By スポニチ


 鹿島は来月27日の天皇杯準々決勝で川崎Fとの対戦が決まった。今季リーグ戦は2連敗。公式戦では、18年のルヴァン杯準々決勝第2戦を最後に10戦勝ちがない。
 東京五輪代表DF町田は「今年リーグ戦で2回負けている相手。選手、スタッフ、クラブに関わる全員で力を合わせて必ず勝ちたい」とコメントした。決勝で川崎Fを破って優勝した16年以来、5年ぶりの天皇杯制覇へまずは“天敵”を討つ。


FC東京・レアンドロ、5試合の出場停止処分

5試合の出場停止処分を科せられたFC東京のレアンドロである。
名古屋戦での肘打ちの代償は大きかった。
この処分により、鹿島との対戦も欠場となる。
今季のホームでの対戦は監督判断でベンチ外となっており、昨季は契約上出場しなかっため、古巣鹿島との対戦がないままFC東京での2年は終えてしまうこととなる。
これは少々寂しい。
しかしながら、悪質な肘打ちを確認されて閉まっては致し方のないところ。
鹿島在籍時はイラつくことはあってもここまでのプレーはなかったように記憶しておる。
環境が選手を変えることが伝わってくる。
レアンドロ不在のFC東京を撃破し、上位進出を成し遂げたい。
それがレアンドロへのメッセージである。

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レアンドロ選手の処分について

Jリーグ規律委員会より2021明治安田生命J1リーグ 第32節の名古屋グランパス戦で起きた行為に対し、レアンドロ選手の処分について下記の通り通告を受けました。

FC東京では、レアンドロ選手本人と面談および厳重注意をおこない、本人も事の重大さを認識し、猛省しております。クラブとしては、Jリーグ規律委員会の処分を真摯に受け止めるとともに、クラブ独自の処分としてレアンドロ選手に対して2試合の追加出場停止および制裁金の処分を決定いたしました。あわせて関係する責任者の報酬の一部を自主返納することといたしましたので、お知らせいたします。

□当該選手
レアンドロ 選手

□処分内容
(1)Jリーグ規律委員会の処分
・3試合の出場停止
・罰金30万円

(2)クラブ独自の処分
・2試合の出場停止
・制裁金100万円

□出場停止試合
Jリーグ規律委員会から
2021年9月25日(土) 第30節 FC東京vs浦和レッズ(味の素スタジアム)
2021年10月2日(土) 第31節 川崎フロンターレvsFC東京(等々力陸上競技場)
2021年10月23日(土) 第33節 FC東京 vs 鹿島アントラーズ(味の素スタジアム)

クラブ独自の処分として
2021年10月6日(水) YBCルヴァンカップ準決勝 名古屋グランパスvsFC東京(豊田スタジアム)
2021年10月10日(日) YBCルヴァンカップ準決勝 FC東京vs名古屋グランパス(味の素スタジアム)

□処分理由(Jリーグ規律委員会より)
2021年9月22日(水)2021明治安田生命J1リーグ 第32節(FC東京vs 名古屋グランパス)の試合においてレアンドロ選手は主審より退場を命じられた。
(公財)日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、相手競技者と競り合った際、過剰な力を用いて右腕で顔付近を打った行為は、相手競技者の選手生命を脅かしかねない非常に危険な行為であり、2-2.「選手等に対する暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発行為」に相当すると判断し、2試合の出場停止とする。
また、同選手については、2020明治安田生命J1リーグ 第8節 2020年8月1日 FC東京vsサガン鳥栖の試合においても相手選手の顔付近に手や肘を使ったプレーがあったとして、当委員会から厳重注意がなされ、さらに、第21節2020年10月10日FC東京vs ガンバ大阪においても、相手競技者と並走している際に、相手競技者の顔を故意に殴打した極めて悪質かつ危険な行為があったとして、当委員会から3試合の出場停止及び罰金(30万円)を科しておりましたが、今回の同選手の同行為は、昨年と同種の違反行為を重ねていると考えられる為、(公財)日本サッカー協会懲罰規程第11条〔違反行為の重複による加重〕に相当すると判断し、1試合出場停止とし、上記3試合の出場停止及び罰金(30万円)の処分を科すことを決定した。

□自主返納
・代表取締役社長 大金直樹 月次報酬の5% 2ヶ月
・トップチームマネジメント部長 古矢武士 月次報酬の5% 2ヶ月
・監督 長谷川健太 月次報酬の5% 2ヶ月

関川郁万、負けたくない

セレッソ戦に向けてオンライン取材に応じた関川郁万である。
「セレッソ戦は何がなんでも全員で勝ちにいく。それが、今僕たちにできる一番のこと。必死に、鹿島らしさを見せて、粘り強く、力強く戦っていきたいと思います」という言葉に意気込みが感じさせられる。
川崎戦での敗戦は全く引きずっておらぬ。
目の前のセレッソ戦に集中し、勝利を掴み取る。
また、同僚の先輩・広瀬から大きな影響を受けておることを語る。
「りくと君(広瀬)の練習に対する姿勢とか、試合の当日のベンチ外での立ち居振る舞いが、自分の中で勉強になるものがあって、この人に付いていくべきだなという先輩に出会えた。今回、2試合、右サイドで組むことになって。自分ができる力を出してアピールしようと言われていた。このチャンスを無駄にしないことを試合前から必ず話し合っています」と共に出場機会を得られぬ時期を腐らぬ事を学んだ。
プロであれば良いときも悪いときも同じメンタリティにて行動することが求められる。
それが関川に備われば鬼に金棒であろう。
出来ることをきちんとして勝利に貢献するのだ。
成長著しい関川の活躍に太鼓判である。

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【鹿島】勝利を求める21歳のセンターバック、関川郁万の意志。「鹿島らしさを見せて粘り強く、力強く戦っていきたい」

2021-09-24
サッカーマガジン編集部


9月24日、鹿島アントラーズの関川郁万が練習後のオンライン取材に応じた。チームは22日のJ1第32節(前倒し開催)川崎フロンターレ戦で逆転負けを喫し、9月はここまで公式戦1勝4敗と苦しむ。26日の第30節セレッソ大阪戦は勝ち点3が欲しい一戦となる。


上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう関川郁万(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「セレッソ戦は何がなんでも全員で勝ちにいく」

 9月はホームゲームも続いたが、いまひとつ波に乗り切れない。無観客開催となったルヴァンカップ準々決勝名古屋戦とJ1第28節福岡戦で連敗し、翌29節のG大阪戦は3-1と完勝したものの、直近の川崎F戦(第32節前倒し開催)では試合終盤に2失点を喫し、逆転負けとなった。一時はAFCチャンピオンズリーグ出場圏の3位まで上りつめたが、現在は7位に甘んじている。

 川崎F戦から2日後の24日、取材に応じた関川郁万は「前期(第17節)と同じような負け方」と5月30日の等々力での一戦を引き合いに出し、同じ相手に2試合とも終了間際の失点で敗れたことで「すごく屈辱的な負けをした」と唇をかんだ。それでも、その目はすでに次の第30節C大阪戦を見据える。「セレッソ戦は何がなんでも全員で勝ちにいく。それが、今僕たちにできる一番のこと。必死に、鹿島らしさを見せて、粘り強く、力強く戦っていきたいと思います」と、ヨドコウ桜スタジアムでのアウェーゲームに照準を合わせる。

「後ろからしっかりビルドアップできるセンターバックもいるし、ボールを握りながら相手の陣地に進入していく。前線の選手も強力で、サイドアタッカーもすごくいい選手がいる」とC大阪の印象を話し、「まずは1対1で対峙した選手に負けないこと」と自らの役割を認識する。「前の試合から次の試合まで日にちはないけれど、試合の入りからコミュニケーションを取れればいいです」と、2試合ぶりの勝ち点3獲得に向けて最善を尽くす。

 リーグ戦では昨季15試合に出場したが、今季の出番はここまで5試合。それでも、ピッチに立てない時期の心境も振り返り、「出られていない選手のぶんまで頑張ろう」と強い気持ちで直近2試合に臨んだ。「結果を残すことへの執着心をすごく持って試合ができている。出られていないときの準備が大事だと感じました」。次節のC大阪戦でも、心身ともに成長する21歳のセンターバックが最終ラインで勝利を求めていく。


9月24日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの関川郁万(写真◎KASHIMA ANTLERS)



鹿島関川郁万「負けたくない」同学年C大阪瀬古歩夢にライバル心

[2021年9月24日20時10分]

鹿島アントラーズのDF関川郁万(21)が24日、26日のセレッソ大阪戦に向けオンライン取材に応じ、同じ年のC大阪DF瀬古歩夢への負けん気を口にした。

関川と瀬古は同じ2000年生まれの21歳。瀬古は東京オリンピック(五輪)代表に選出されており、関川は「セレッソでディフェンスリーダーぐらい活躍しているので。その選手には負けたくないかなと言う強い思いはあります」とライバル心をのぞかせた。

関川は流通経大柏高から鹿島に加入しプロ3年目。昨季は15試合に出場したが、今季はまだ5試合出場。9月18日のガンバ大阪戦、22日の川崎フロンターレ戦で先発し、再び定位置をつかもうとしている。出番に恵まれないが、相馬直樹監督から「腐るな」と声を掛け続けられ「集中力が課題。試合に絡めるようになったときに、ミスを減らすように」と指摘されていた。

腐らず前を向けたのは、チームメートのDF広瀬陸斗の存在も大きかった。広瀬も関川とともに、8月までは出場機会には恵まれていなかったが、18日のG大阪戦からそろって先発をつかんだ。関川は「りくと君(広瀬)の練習に対する姿勢とか、試合の当日のベンチ外での立ち居振る舞いが、自分の中で勉強になるものがあって、この人に付いていくべきだなという先輩に出会えた。今回、2試合、右サイドで組むことになって。自分ができる力を出してアピールしようと言われていた。このチャンスを無駄にしないことを試合前から必ず話し合っています」と思いも強い。

川崎F戦は試合終了間際に逆転を許しただけに、関川は「セレッソ戦は何が何でも、全員で勝ちを取りに行くのが今の僕たちにできる一番のこと。鹿島らしさを必至に見せて、粘り強く力強く戦っていきたいと思います」と誓った。

【岩田千代巳】

その力はやはりJ1トップクラス

「今節に臨むにあたり、いかにメンタルを立て直し、体もリフレッシュして臨めるかがカギになる」と記すJリーグ公式の小田尚史氏によるプレビューである。
セレッソ番記者として、鹿島の実力を高く評価してくれる。
事実、首位の川崎を83分まで追い詰めたサッカーは高く評価出来よう。
そこまでに追加点を奪えなかったこと、また追いつかれた後のカウンターのチャンスをオフサイドでフイにしてしまったことで望まぬ結果となった。
このサッカーを続けることでセレッソに勝利することは可能である。
とはいえ、小田氏が記すように、川崎戦からの身体的・精神的回復がカギとなる。
川崎とは天皇杯での対戦が決まり、リベンジのチャンスが来る。
気持ちの高まりを抑えられぬのは選手も同様ではなかろうか。
それもありメンタルは向上しておるはず。
そして中3日の過密日程はお互い様。
気持ちの上で上回って勝ち点3を得る。
重要場一戦である。

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直近の結果は対照的。C大阪は天敵・鹿島を攻略できるか

C大阪がホームに鹿島を迎える明治安田J1第30節。互いに直近のリーグ戦から中3日。その結果は対照的だった。広島のアウェイに乗り込んだC大阪は、復帰戦となった進藤 亮佑が決勝点を奪い、1-0で勝利。3試合ぶりの勝点3をつかんだ。一方、ホームに川崎Fを迎えた鹿島はファン アラーノのゴールで先制するも、終盤に同点に追いつかれると、終了直前に決勝点を献上し、逆転負け。王者をあと一歩まで追い詰めながら、悔しさが募る結果となった。

C大阪は広島戦が公式戦13連戦の12戦目だったが、直近の浦和戦から先発5人を入れ替えるなどフレッシュな陣容で臨むと、攻守に狙いを持った戦いを披露。ビルドアップの局面では広島のプレスをはがしてボールをつなぎ、守備でも前からのプレスが機能。連動した守りで相手のチャンスを最小限に抑える会心のゲームを演じた。小菊 昭雄新監督になり、公式戦3勝1敗と好スタートを切ったあとは3連敗と苦しい時期を過ごしていたが、広島戦の勝利でチームは再び活性化。日々の練習の積み上げが形になって表れたことで自信も得た。今節は13連戦のラスト。ここまで6勝6敗と五分の成績で乗り越えてきた中で最後に勝って、連戦を締めくくりたい。

もっとも、C大阪にとって鹿島は近年相性の悪い相手。リーグ戦では2017年の第6節で勝って以降8戦未勝利。毎年ことごとく行く手を阻まれてきた天敵とも言える存在だ。連戦最後の相手としては厄介だが、その壁を打ち破っていきたい。ポイントは広島戦と同様、強度の高い鹿島のプレスをいかにはがして、安定してボールを前に運べるか。中3日と準備期間は限られているが、鹿島の速攻にも警戒しつつ、試合をコントロールしていきたい。新体制になってホームでは無得点が続くだけに、今節こそ集まったサポーターに歓喜の瞬間を届けたい。

鹿島は9月に入り公式戦1勝4敗と黒星が先行する苦しい戦いとなっているが、川崎F戦では気持ちの入った戦いを披露。先制後に何度か迎えた追加点のチャンスをモノにできていれば、王者相手に快勝を収めた可能性もあるだけに、その力はやはりJ1トップクラス。今節に臨むにあたり、いかにメンタルを立て直し、体もリフレッシュして臨めるかがカギになる。「また1つ、この悔しさをわれわれが成長する力になるように変えていきたい」と川崎F戦後に相馬 直樹監督も話したが、まさにリバウンドメンタリティーが試される一戦となる。目標とするAFCチャンピオンズリーグ出場圏内にも十分手が届く位置にいるだけに、今節に勝つことで、再び自信と勢いを取り戻していきたい。

両チームにとって、今節は9月最後の一戦。実りの秋につなげるべく、互いに勝点3だけを求めて戦い抜く。

[ 文:小田 尚史 ]

天皇杯準々決勝戦の相手は川崎フロンターレ

天皇杯準々決勝の相手が決定した。
アウェイにて川崎フロンターレと対戦する。
これは燃える。
先日のリーグ戦では83分までリードしながらも惜敗するという悔しい結果を味わったばかりである。
それをほぼ一ヶ月後の10/27にリベンジするチャンスを得たことは心底喜ばしい。
カップ戦の戦いをし、勝利を手にしたい。
今から胸躍る対戦である。

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【天皇杯】G大阪-浦和、名古屋-C大阪、川崎-鹿島、磐田-大分。準々決勝の組み合わせ決定!

決勝は12月19日、新国立競技場!

 日本サッカー協会(JFA)は9月24日、第101回サッカー天皇杯(全日本サッカー選手権大会)の準々決勝組み合わせ抽選会を行い、ユーチューブの『JFAチャンネル』でライブ配信した。アマチュアからプロフェッショナルまでの国内2299チームの頂点を決める。

 カードは次のように決まった。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場している名古屋はホーム扱いに。一方、会場を確保できていない鹿島アントラーズ、浦和レッズ、大分トリニータはアウェー扱いに。

◎ガンバ大阪 VS 浦和レッズ
◎名古屋グランパス VS セレッソ大阪

◎川崎フロンターレ VS 鹿島アントラーズ
◎ジュビロ磐田 VS 大分トリニータ

 抽選会に出席したのは、JFAの田嶋幸三会長、須原清貴・天皇杯実施委員長、元日本代表の播戸竜二氏(第88回・89回大会優勝=ガンバ大阪)。

 田嶋会長は次のようにあいさつをして、サポートを呼び掛けた。

「今年はJFA100周年という大事な年。元日には100回目の天皇杯が開催され、今度は101回目を迎えます。この天皇杯をしっかり開催して締めくくりたい。決勝は12月19日、新国立競技場。場所は聖地として定着していってほしいと考えています。また優勝チームはACLの出場権を手にし、世界への扉を開いてほしいと思います。素晴らしい決勝になるよう全力でサポートします」

 JFAは100周年事業の一環としてクラブワールドカップ(W杯)を招聘したものの、新型コロナウイルスの影響を鑑みて辞退を決断。同大会が来年1月開催になる可能性が高まったため、天皇杯の準決勝が12月12日、決勝が12月19日に決まった。決勝の会場は、国立競技場。国立での決勝開催は3大会連続、通算50回目の開催となる。

◎天皇杯
【準々決勝】
10月27日(水)(予備日11月17日(水))

【準決勝】
12 月 12 日(日)

【決 勝】
12 月 19 日(日)@国立競技場

※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、政府・開催自治体などから要請があった場合、上記日程が変更になる場合がある。

※大会概要や詳細は、日本サッカー協会公式 Web サイト内 大会特設ページまで (http://www.jfa.jp/match/emperorscup_2021/)

[文:サカノワ編集グループ]

飛躍を誓う背番号33、関川郁万の活躍に期待しよう

関川郁万をピックアップするFreaks+である。
昨季より出場機会を掴み、3年目の今季はザーゴ監督下ではそれなりに起用されたが、相馬監督になりCBの序列は低いものであった。
それを、このガンバ戦、川崎戦と先発に起用され、信頼を勝ち取りつつある。
確かにミスが散見されるプレイヤーではある。
しかしながら、「アントラーズには「CBはやられながら学んでいく」という至言がある」ということもあり、このミスも成長の糧となっておるのだ。
植田級のフィードがあり、縦に入れる意識の高さは大いなる魅力。
大きく成長し、鉄壁のCBとなっていって貰おうではないか。
楽しみである。

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PICK UP PLAYER



 関川郁万は今年でプロ入り3年目を迎えた。加入1年目は、ほとんど公式戦に絡むことができなかったが、2年目の昨季はリーグ戦15試合、カップ戦2試合に出場し、成長のきっかけを掴んだ。本人も「まったく試合に出られなかった1年目よりも、昨季は試合に出場できたことで、間違いなく成長できたと思う」と語る。

 しかし、己の成長を実感する一方で、これまで感じることのなかったミスへの恐怖心を感じるようになった。

「正確にプレーしようとするあまり、プレーが縮こまってしまうところがあった」



 CBは一つの判断ミスが失点に直結してしまう。その失点がチームの敗戦につながり、ひいてはシーズンの結果につながる。1つ1つのプレーの重要性と奥深さ、責任の重さを知れば知るほど、プレーの選択は消極的になりがちだ。

 ただ、アントラーズには「CBはやられながら学んでいく」という至言がある。クラブ史に名を残す過去の偉大なCBも、若い頃はミスの連続だった。ただ、周囲のサポートを受けながら、多くの失敗を経験しながら、勝利を重ね、大きく成長を遂げた。いまの関川はまさにその過程にいる。



 9月18日のG大阪戦。犬飼智也とブエノの負傷離脱で出場機会が巡ってきた。この試合では、PKを献上してしまったが、それ以外の場面ではシーズン前半と見違えるような落ち着きと冷静さがあり、安定感のあるプレーでチームの勝利に貢献した。

 直近の川崎F戦でも多くの課題が見つかったが、リーグ屈指のFWであるレアンドロ ダミアンに対して一歩も引かず、ほとんど自由を与えなかった。またビルドアップでの貢献度も高く、ミスを恐れない鋭い縦パスで、攻撃の起点となった。



 まだまだ荒削りだが、ポテンシャルの高さは誰が見ても明らかだ。あとは、その才能を開花させられるか。そのきっかけを自らの手で掴めるかだ。

「僕にとってはいまがチャンス。このチャンスを活かさないと、この先の立場は変わっていかない。自分の力を発揮して勝利したい」

 飛躍を誓う背番号33、関川郁万の活躍に期待しよう。

バルセロナB・安部裕葵、イタリアやドイツの複数クラブが関心

欧州クラブへの移籍がスペイン現地メディアにて報じられるバルセロナBの安部裕葵である。
これは興味深い報。
イタリアやドイツ国内の複数クラブが関心を示しているととのことで、成立すれば、また欧州フットボーラーとして国内メディアでも伝えられることとなろう。
いずれにせよ、負傷が癒えぬ事にはプレーも移籍もままならぬ。
復帰を心待ちにしておる。

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元鹿島MF安部裕葵、欧州でプレー続行か!バルサB退団後にJリーグ復帰報道も…

ニュース文: Shota, 2021.09.24. 11:40 am


安部裕葵 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去をもつMF安部裕葵(22)は、バルセロナのBチーム退団に向かっていると伝えられているが、どうやら欧州圏内のクラブに移籍する可能性があるようだ。23日、スペイン『todofichajes』など複数メディアが伝えている。

 安部裕葵は2019年夏に鹿島アントラーズからバルセロナのBチームへ完全移籍により加入。移籍1年目の2019/20シーズンはセグンダB(スペイン3部相当)で20試合に出場していたが、昨年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我により長期離脱。昨年10月と12月に復帰していたものの、再負傷により戦列を離れていたが、今年4月中旬に再復帰。以降は公式戦5試合でピッチに立っていた。

 安部裕葵はバルセロナBチームとの契約を2023年6月まで残す中、今年5月にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪パナシナイコスからの関心が伝えられていた。また、今月はじめに発表されたバルセロナBチームの2021/22シーズンの背番号を発表しているが、安部裕葵の名前は含まれていなかった。

 これを受けて、現地の複数メディアはバルセロナは財政難であることを踏まえ、負傷離脱期間の長い安部裕葵と契約解除に踏み切る方針を固めていると報道。同選手の移籍先候補として、当初はJリーグへの復帰が既定路線と伝えていたが、ここにきてイタリアやドイツ国内の複数クラブが関心を示しているとのことだ。度重なる負傷に苦しんでいる安部裕葵だが、現在のコンディションとともに、今後の動向にも注目が集まる。

シントトロイデンのダヴィド・メーカース会長、鈴木が冬に売られるのか、来年の夏に売られるのか、我々は見守らなければならない

シントトロイデンの鈴木優磨の去就について報じるベルギー現地メディア・『Voetbal Belgie』である。
ダヴィド・メーカース会長が、「今夏の移籍市場が閉まる直前にはイングランド2部ノッティンガム・フォレストが鈴木の獲得に興味を寄せていたが、今冬にも再び候補になる」との旨を語ったとのこと。
「過去にはある種の合意がなされており、それはいずれテーブルの上に戻ってくるだろう。鈴木が冬に売られるのか、来年の夏に売られるのか、我々は見守らなければならない」という言葉に、優磨の判断以上にクラブの意向が強く反映することが伝わってくる。
優磨はイングランドにてプレーをすることになるのであろうか。
今冬の移籍ウインドウに注目である。

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鈴木優磨、今冬にイングランド2部移籍の可能性?シント=トロイデン会長「過去には合意がなされた」

Kyoya Saito
2021年9月23日



【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】シント=トロイデンの鈴木優磨は英2部ノッティンガム・フォレストに移籍する可能性がある。
シント=トロイデンのダヴィド・メーカース会長が、FW鈴木優磨の今冬移籍の可能性について語った。『Voetbal Belgie』が伝えている。

昨季17得点を記録し、今夏のステップアップを目指すことを公言していた鈴木。フランスやドイツ、イタリアやスペイン、スコットランド、さらにベルギー国内の強豪クラブからの興味が伝えられるも、結局移籍に至らず残留が決まっていた。

今夏の移籍市場が閉まる直前にはイングランド2部ノッティンガム・フォレストが鈴木の獲得に興味を寄せていたが、今冬にも再び候補になるという。メーカース会長はこのように語る。

「過去にはある種の合意がなされており、それはいずれテーブルの上に戻ってくるだろう。鈴木が冬に売られるのか、来年の夏に売られるのか、我々は見守らなければならない」

ノッティンガム・フォレストはスティーヴン・クーパー監督が指揮。昨シーズン、限られた戦力のスウォンジー・シティを4位に導き、脚光を浴びた。ノッティンガムは過去54試合で45ゴールと得点力不足にあえいでおり、新たなストライカーを探し求めているようだ。シーズン後半の起爆剤として鈴木を選ぶことになるのだろうか。

今回の戦いは、今までで最も王者を土俵際に追い込んだ

川崎戦を振り返る日刊スポーツの岩田記者である。
悲劇的な幕切れとなり、とても無念であった結果ではあるが、「90分のうち、83分までは鹿島の強さが目立っていた」と記す。
マチは相手センターFWのレアンドロ・ダミアンを完全に封じ、中盤では三竿を縦横無尽に動いて制圧した。
あのファールに繋がる83分のカウンターまでは、鹿島が圧倒しておったと言えよう。
そこまでに追加点を奪えなかったことが悔やまれる。
十二分にチャンスがあっただけにそれを決めきれなかったことが敗因であろう。
詰まるところ、川崎攻略は出来ておったと言い切れる。
結果は残念なものであったが、岩田記者が、「今回の戦いは、今までで最も王者を土俵際に追い込んだ」と記すように、追い詰めるところまでは来ておる。
この戦術を徹底させ、今季を走り抜けるのだ。
来季には大いなる勝利が待っておろう。
楽しみである。

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「90分通して全員が戦っている」鹿島DF安西幸輝が分析した川崎Fとの差

[2021年9月23日15時44分]

鹿島アントラーズは川崎フロンターレに、ショッキングな逆転負けを喫した。リーグ戦に限れば、15年8月の勝利を最後に川崎Fから白星が奪えていない、まさに近年の天敵だった。その相手に、鹿島は立ち上がりからアグレッシブな戦いを見せた。プレスの寄せと攻守の切り替えが速く、ボールを奪ってからは縦に速い攻撃を続けていた。守備でも、DF町田浩樹はFWレアンドロ・ダミアンとの空中戦にも引けを取らず、右サイドを突破するMF家長昭博も封じた。先制点を取れば勝てる-。そんな戦い方だった。

後半16分にMFファン・アラーノの得点で幸先よく先制。しかし、昨季王者は一枚、上手だった。川崎Fの鬼木達監督は、流れが悪いと察知するや、後半38分にDF山村和也を中盤の底に投入。ピッチに入ってわずか20秒で、山村がセットプレーから同点弾。システムを変え、前線に圧をかける相手に、鹿島も体を張って守り続けた。だがロスタイムに、相手の20歳のMF宮城天のロングシュートに、誰も寄せられず、ぽっかりと穴があき、スーパーシュートを決められた。

90分のうち、83分までは鹿島の強さが目立っていたと思う。しかし、相手は、ロスタイムを含め11分で2発を仕留め、勝ち点3をものにした。鹿島の伝統は、流れが悪い時間を耐え、相手の一瞬の隙を突いて得点を奪い、その1点を守りきるしたたかな戦いだ。「最後にはいつも鹿島が勝つ」とも言われた。しかし、今回は終始、劣勢に見えた川崎Fが、終わってみれば勝ち点3。鹿島のお株の勝負強さを、川崎Fに見せられたように感じた。

試合後、DF安西幸輝は「チーム全体で最後まで走りきることができなかったと思いますし。1-0で締めるのが鹿島らしいサッカーだと思うがそれもできなかった。逆に言えば完敗だった」と振り返った。川崎Fとの差については「比較されるのは悔しいですけど」と前置きをした上で、こう分析した。「今は川崎の選手は90分通して、全員が戦っているし、球際も行く。1点取られても焦らず、チーム全体として動いていると思う。僕らもできる時間帯はありますけど、90分全部持つかどうかどうかは話は変わってくる。そこが差かなと思っています」。

今季は結果的に川崎Fには2敗したが、今回の戦いは、今までで最も王者を土俵際に追い込んだように見える。この敗戦から、1歩の寄せ、90分戦い続けるサッカーの本質を、各選手が体感し、実践すれば、来季こそ、川崎Fへのリベンジとタイトルにつながるに違いない。【岩田千代巳】

サッカーダイジェスト 川崎戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部による川崎戦の寸評である。
惜敗に高評価と低評価が分かれた採点となっておる。
ディエゴ・ピトゥカとファン・アラーノには非常に良い評点が与えられておる。
助っ人の本領発揮と言えよう。
また、安西と和泉に対しても高評価であり、左サイドが強みになっておったことがわかる。
この二人と交代して入った聖真のパフォーマンスが良く、相手の右サイドであった家長をこの二人で消せたことも80分までの攻勢に繋がったと思える。
ただ、同点にされ、勝ち越すために選手が入れ替わったこと、そして相手も家長を左サイドに回したことで潮目が変わってしまった。
これも相馬監督の言う“いろんな部分”である。
やはりサッカーは難しく深い。
そして正解はない。
勝った川崎をリスペクトするが、正しかったわけではない。
単なる組み合わせのアヤがこのような結果を生んだと考える。
次回戦えば、また違う結果をもたらすことは出来よう。
天皇杯での対戦を心待ちにしておる。

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【J1採点&寸評】鹿島1-2川崎|プロ2年目の宮城が無回転ミドルで劇的逆転弾! 指揮官の勝負勘も冴えた

サッカーダイジェストWeb編集部
2021年09月23日


鹿島――追いつかれて以降、徐々に出力低下


【警告】鹿島=A・カイキ(90+5分) 川崎=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】宮城 天(川崎)


[J1第32節]鹿島1-2川崎/9月22日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
首位の川崎に対して先制するまでの61分間は今季ベストと言ってもいいくらい気迫のこもった出来だった。ところが、同点に追いつかれて以降、徐々に出力低下。アディショナルタイムの逆転劇を招いてしまった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
警戒していたはずのFKで果敢に飛び出しながらも同点ヘッドを許し、終了間際に相手をほめるしかない鮮やかな無回転弾を浴びた。

DF
22 広瀬陸斗 6
ボールの運びが大きくなったところを見逃さず、冷静にカットするなど、対峙したマルシーニョに食らいついた。

DF
33 関川郁万 5.5
FKから同点ヘッドを決められたシーンでは、マークすべき相手に一瞬早く前に入られてしまった。攻守にわたって好パフォーマンスを続けていただけに悔やまれる対応だった。

DF
28 町田浩樹 5.5
CBを組んだ若手の関川をフォローしつつ、タイトな守備を見せていた。が、時間の経過とともにラインの押し上げがままならず、最後の最後に足が止まってしまった。

DF
2 安西幸輝 6(83分OUT)
前半から縦に仕掛けていくドリブルを披露。ときにはボールを少しずらして内側に入り、素早くシュートを放つことも。その積極性が実を結ぶ。先制点につながる絶妙クロスを送った。

MF
20 三竿健斗 6
大一番に相応しく、立ち上がりから、つばぜり合いが続く。ボールホルダーに素早く詰め寄り、顔を下げさせることで、プレーの選択肢を奪った。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
味方からパスを受けると、ロングドリブルで持ち上がり、カウンター攻撃を仕切った。74分には自らシュートを放ち、追加点の可能性を感じさせた。

鹿島――荒木のチャレンジし続ける意欲は評価


先制しながらも痛恨の逆転負け。相馬監督は「この悔しさを成長する力になるように変えていきたい」と前を向いた。写真:田中研治

MF
7 ファン・アラーノ 6.5(86分OUT)
2試合連続のヘディングでのゴール。ワンバウンドしたことで、かえって相手GKのセービングのタイミングがずれたようなシーンとなった。

MF
11 和泉竜司 6(65分OUT)
守備に追われる時間が多く、なかなか攻撃に関与できなかったものの、高い位置での献身的なボール奪取が先制点を生んだ。

FW
13 荒木遼太郎 6
得点へのはやる気持ちがプレーの精度を低下させていた。“ここ”というところでの技術的なミスが目立った。とはいえ、ミスしてもチャレンジし続ける意欲は評価に値する。

FW
18 上田綺世 5(86分OUT)
4日前の試合では質の高いランニングで大いに貢献したが、今節はボールが足につかず、精彩を欠く。相手の脅威になりきれなかった。

途中出場
MF
8 土居聖真 6(65分IN)
先制点が決まった直後にピッチに送り出された。リスク覚悟で前がかりになる相手の隙間を突いていくのが託された任務だった。

DF
14 永戸勝也 ―(83分IN)
振り出しに戻ったすぐあと、足をけいれんさせていた安西に代わって出場。終了間際、目の覚めるような一撃を間近で目撃し、天を仰いだ。

MF
17 アルトゥール・カイキ ―(86分IN)
ほとんどボールに触れず、試合終了のホイッスルを聞く。やや遅れ気味に競り合いにいったところで、相手を倒してしまい、警告を受けた。

FW
9 エヴェラウド ―(86分IN)
得点から遠ざかっているだけに表情がさえず、プレーそのものにも覇気が感じられない。チームを好転させるような“熱”が出てこなかった。

監督
相馬直樹 5
先制しながら、アディショナルタイムを含め、残り11分間を耐えきれなかった。試合の終わらせ方をはじめ、選手の起用法など、疑問点が浮かんでくる采配になっていなかっただろうか。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

川崎戦コメント

「結果として私にやれることがあったと思っている。しかし、悔いはない」と言い切る指揮官である。
試合直後であり、悔しさで心の中は満杯のところでこの言葉は潔い。
覚悟を持って戦っておることが伝わってくる。
対川崎に準備出来たことは出来、攻撃を封じ、得点を奪い、更にチャンスも数多く作った。
単に結果だけが望むものでは無かった。
サッカーの難しさを強く感じさせられる試合であった。
また、先制点のファン・アラーノは、「彼ら(川崎F)が同点に追いついたところで勢いを渡してしまったので、そこで試合を失った部分があるかなと思います」と振り返る。
試合の流れを変えた同点被弾だったことはスタジアムの空気に感じられた。
あのようなわかりやすく、やることがわかっておっても決まるときは決まるということであろう。
そして安西は、「川崎が前に出るということをさせてしまったので、もう少しボールを保持できれば良かったかなと思います」と言う。
川崎相手にボールを持つ時間を増やすことは出来た。
それは大きな前進であった。
最後の最後ということで90分+ATがキツかった。
そこが差と思う以外にない。
次は勝利する。
強い気持ちで戦っていきたい。

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2021明治安田生命J1リーグ 第32節

鹿島アントラーズ:相馬 直樹
まずはたくさんのサポーターの皆さんが最後までわれわれに力を与えてくれました。一緒に喜ぶことができず、非常に悔しい負け方をしてしまい、申し訳なく思っている。ただ、最後まで一緒に戦ってくれたことに感謝したい。

前回の対戦で2-1で負けていた。そこから今日の試合に向けて私はもちろん、選手たちも強い思いを持って臨んでくれた。前へという意識を持ち、力のある相手に怖がらずに自分たちから攻守ともに仕掛けていく姿勢を出してくれた。選手たちに感謝したい。

ただ、勝利へと繋げてあげることができなかった、僕の力不足だと思っている。この悔しさを成長する力へと変えていきたい。

Q.前回対戦と違う入りになった。なにが逆転されることにつながったと考える?

A.いろいろな部分での見極めが僕に足りなかったと思っている。

Q.“いろんな部分”とは、交代も含めた部分?

A.交代をしていたらいい方向に転がっていたかもしれない。ただ、たらればになる。そこも含めて、結果として私にやれることがあったと思っている。しかし、悔いはない。




【ファン アラーノ】
(得点シーンは)幸輝が相手と対峙している時に、クロスを入れてくると思っていた。センターバックとサイドバックの間にスペースがあるのも認識していた。クロスが低かったので、枠に飛ばそうとだけ考えていた。相手GKにとっては難しい軌道になったと思う。非常に難しい状態だが、すぐに次の試合がある。しっかりと準備していきたい。

【安西 幸輝】
チーム全体として最後まで走りきることができなかった。1-0で締めるのがアントラーズらしいフットボール。それもできなかったので、完敗だと思う。得点が入ってからもうまい戦い方ができたが、だんだんとボールを保持する時間が少なくなった。その部分が、相手が前に出てくることにつながったので、もっとボールを保持していきたかった。

明治安田生命J1リーグ 第32節
2021年9月22日(水)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム


[ 相馬 直樹監督 ]
お疲れさまです。まずは、たくさんのサポーターの皆さんが、われわれに最後まで力を与えてくださいました。非常に悔しい負け方を一緒にさせてしまい、申し訳ないと思います。ただ、最後まで一緒に戦ってくれたことに感謝したいと思います。

今日は、前回の対戦と同じように1-2で負けたゲーム。「そこからこの試合に(向けて)」という思いはもちろん私もそうですし、選手たちも思いを持って臨んでくれた。そういうゲームだったと思います。本当に、「前へ」という意識を持って力のある相手にも怖がらず、自分たちから攻守ともに仕掛けていく姿勢は出してくれた。本当に選手たちに感謝したい。そう思っています。これを勝ちに変えてあげられなかった僕の力不足、というふうに思っています。いろんな意味で、また一つ、この悔しさをわれわれが成長する力になるように、変えていきたいなと思います。

--何が逆転負けにつながってしまったのか。
いろんな部分での見極めが僕に足りなかったと思っています。

--選手交代も含めて、ということでしょうか?
“たられば”ですから、こうしていたら良いほうに転がっていたかもしれないですし、それは分からないです。結果として、私にやれることはあったと思っていますし、そこも含めて、というふうに思っています。ただ、悔いはないです。

--勝てる可能性もあった試合だったと思います。チームとして、どこに差が出てしまったのでしょうか?
私は、私の責任という話をしていますので、そこの話をする必要はないと思います。

明治安田生命J1リーグ 第32節
2021年9月22日(水)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム


ファン アラーノ - JUAN ALANO
MF 7
ファン アラーノ
JUAN ALANO

--いまの心境を教えてください。
正直こういう結果なので、発言するのは難しいものがあるんですけど、先制して、またスコアを積み重ねられる場面が何度もあって、前半戦の等々力での試合と似ているかなというのが正直な感想です。同点に追いつかれて、またラストプレーでやられました。非常に難しい心境です。ただ、次に試合があるので、また次の試合に切り替えて準備していきたいと思います。

--先制するまでの流れは良かった。その後に2失点してしまった要因は?
まだ本格的な振り返りはできないのですが、点を取ってから試合を落ち着かせる意味でボール保持を心がけるのも1つかもしれないですし、あとは2点目を取ること。追加点を取るチャンスはあったので、そこの部分をしっかり勝ち切るということ。あとは彼ら(川崎F)が同点に追いついたところで勢いを渡してしまったので、そこで試合を失った部分があるかなと思います。

--得点の場面について。
安西 幸輝選手が相手と対峙しているところで、最後クロスが上がってくるだろうなという思いでいました。CBとSBの間にスペースが空いていて、入り込んだタイミングでボールが低かったので、枠に飛ばそうということしか考えていませんでした。バウンドしたところで、相手のGKにとって難しい軌道になったのではないかと思います。

安西 幸輝 - Koki ANZAI
DF 2
安西 幸輝
Koki ANZAI

--いまの心境は?
本当に、チーム全体として最後まで走り切ることができなかったのかなと思います。1-0で締めるのが鹿島らしいサッカーだと思うんですけど、今日はそれもできなかったので、逆に言えば完敗かなと思います。

--ああいう展開になってしまった要因は?どういった修正ができなかったか。
得点が入ってからも良い戦いができましたけど、1点取ってボールを保持する時間というのは少なくなってしまった。川崎が前に出るということをさせてしまったので、もう少しボールを保持できれば良かったかなと思います。

--川崎Fと鹿島の差をどう感じていますか?
比較されるのは正直悔しいですけど、いま川崎の選手たちは90分を通して全員が戦っていますし、球際もいくし、1点取られても焦らずにチーム全体として動いていると思います。まあ僕らもできる時間帯はありますけど、90分全部、それがもつかどうかはまた話が違ってくるので、その辺の差かなと思います。

鹿島相馬直樹監督「僕の力不足。私の責任」川崎Fに劇的逆転負け 一問一答

[2021年9月22日22時5分]


鹿島対川崎F 川崎Fに敗れ肩を落とす鹿島相馬監督(右)(撮影・鈴木みどり)


鹿島対川崎F 川崎Fに敗れ肩を落とす上田(中央)、荒木(右から2人目)ら鹿島イレブン(撮影・鈴木みどり)


鹿島対川崎F 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島アラーノ(左から2人目)(撮影・鈴木みどり)


<明治安田生命J1:鹿島1-2川崎F>◇22日◇第32節◇カシマ

鹿島アントラーズは先制しながらも、後半38分とロスタイムに被弾し、川崎フロンターレに逆転負けを喫した。

終始、激しい球際と縦に速いカウンターで主導権を握ったが、最後の詰めの甘さが出た。相馬直樹監督は「私の力不足」「私の責任」と悔しさを口にした。相馬監督の一問一答は以下の通り

-総括を

サポーターの皆さんが最後まで力を与えてくださった。一緒に喜べず、非常に悔しい負け方をしてしまった。申し訳ない。ただ、最後まで戦ってくれたことに感謝したいと思います。今日は前回対戦で同じようにうっちゃられて、2-1で負けたゲーム。そこから、この試合にというのは、もちろん、私もそうですが、選手たちも思いを持って臨んでくれた。そういうゲームだったと思っています。本当に前へ、という意識を持って力のある相手に怖がらずに、自分たちから攻守ともに仕掛けていく姿勢は本当に出してくれた。選手たちに感謝したいと思っています。これを、勝ちに変えてあげられなかったのは、僕の力不足と思っています。いろんな意味で、また1つ、この悔しさを我々が成長する力になるように変えていきたいなと思っています。

-先制するまではよかった。先ほど、力不足とおっしゃったが、何が逆転につながったか

いろんな部分の見極めが、僕が足りなかったと思っています。

-選手交代も含めてか?

たら、れば、ですから。そうしていたら、いい方向にいってたかもしれない。それは分からない話だが、結果として私にやれることはあったと当然思っている。そこも含めてと思っています。ただ、悔いはないです。

-試合後の選手の声掛けは?

そこまでは勘弁していただけますか。

-勝つチャンスも十分にあった試合だった。チームとして相手とどこが勝敗を分けたか。

うーん…。まあ、私が、私の責任という話をしていますので、そこはする必要がないと思っています。

鹿島 狙い通り先制も…川崎Fに逆転負け、後半38分から2失点

[ 2021年9月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第32節 鹿島1ー2川崎F ( 2021年9月22日 カシマ )


<鹿島・川崎F>ガックリの鹿島イレブン(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ


 鹿島は、痛恨の逆転負けだ。後半16分にMFファン・アラーノが左クロスを頭に当てて先制。しかし、同38分にセットプレーから同点に追いつかれると、終了間際に逆転を許した。
 これで、川崎F戦はリーグ戦ここ12試合で勝ちなし。15年8月以来、6年ぶりの白星をつかみかけて落とした。前回5月と同様に1―2で敗れ、相馬監督は「勝ちに変えてあげられなかったのは、僕の力不足です」と唇をかんだ。

Jリーグ 第32節 川崎フロンターレ戦



ファン・アラーノのゴール。

相馬監督、自分たちの形の時間を長く

川崎戦に向けた前日会見をオンラインにて行った相馬監督である。
「素晴らしい相手。我々は首位のチームに、昨季のチャンピオンにチャレンジする。そういう戦いにしたいと思いますし。そこから勝ちを奪う。サポーターの皆さんと一緒に成し遂げたいと思います」とリスペクトしつつ強い気持ちを伝える。
6年ぶりの勝利へはサポーターも含めたスタジアム全体の一体感が必要である。
強い気持ちで挑み、そして勝つ。
そして相馬監督の言葉に「前回の前半はリスクを冒さない戦いになっていた。後半に見せたようなような姿をスタートから見せられるか、自分たちの流れをつかむこともできることは選手自身も認識している。そこをどれぐらい増やして、自分たちのゲームに持って行けるかになると思っている」とゲームプランの片鱗が見える。
ホームでは自分の土俵で戦う。
強い鹿島の復活を証明するとき。
重要な一戦である。

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【鹿島】ホームで首位川崎Fから勝ち点3獲得へ。相馬直樹監督「サポーターと一緒に成し遂げたい」

2021-09-21
サッカーマガジン編集部


9月21日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは18日のJ1第29節ガンバ大阪戦で3-1と快勝し、公式戦4試合ぶりに白星をつかんだ。勢いを持続させ、次は22日にホームで首位の川崎フロンターレから勝ち点3獲得を狙う。


上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「前回の後半に見せたような姿を90分間続けられるか」

 9月18日に行なわれたリーグ戦前節のG大阪戦では、深紅のサポーターが戻ってきたカシマスタジアムで上田綺世、ファン・アラーノ、土居聖真がゴールを決め、3-1の勝利を挙げた。公式戦では8月28日のJ1第27節横浜FM戦以来となる白星。前々節までの連敗の流れを払拭し、22日にはJ1第32節(前倒し開催)川崎フロンターレ戦に臨む。

「素晴らしい相手だと思います。我々は首位のチームに、そしてディフェンディングチャンピオンにチャレンジする。しっかりとそういう戦いにしたいと思います」と相馬直樹監督は川崎F戦を見据え、「また勝ちを奪うことをサポーターのみなさんと一緒に成し遂げたい」と、前節に続きホームで勝利を目指す。

 5月に行なわれた前回対戦では後半アディショナルタイムに決勝点を許し、1-2で敗れたが、「自分たちの流れをつかむこともできるということは選手たち自身も認識していると思います」と確かな手応えも得た。それだけに、「相手もあることなので、そんなに簡単なことではありませんが、前回の後半に見せたような姿をスタートから見せられるか。そして、それを90分間続けられるか」と勝機を見いだそうとする。

「お互いに自分たちの時間をどれくらい長くできるか。当然、全部が自分たちの時間になるとは思っていませんので、少しでも自分たちの時間を増やしながら、勝ちの可能性を高められるようにしたい」

 さらなる高みへと上昇すべく、カシマスタジアムで川崎Fから勝ち点3奪取を狙う。


9月21日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「少しでも自分たちの時間を…」鹿島・相馬監督が描く打倒川崎の勝算。新戦力マルシーニョの印象は?

広島由寛(サッカーダイジェストWEB)
2021年09月21日

G大阪戦で得た自信を「本当の自信にしていく」


次節は首位川崎をホームに迎える鹿島。相馬監督は「自分たちの形をどれぐらい長くできるか」と意気込む。(C)KASHIMA ANTLERS

 公式戦3連敗で迎えた前節のガンバ大阪戦で、鹿島アントラーズは結果と内容が伴う3-1の完勝を収めた。チームを勢いづかせる先制点を挙げた上田綺世は「悪い流れで来ていて、それを断ち切ろうとみんなが頑張った結果」と振り返った。

 個々の選手が持てるエネルギーを発揮して掴み取った白星を無駄にしないためにも、次のゲームがより重要になってくるはず。次節は首位の川崎フロンターレ戦。相馬直樹監督は、G大阪戦で得た自信を「本当の自信にしていく部分はある」と気を引き締める。

 相手はディフェンディングチャンピオンで、今季のスタンディングでも一番上に立っている。簡単な相手ではないが、相馬監督は「自分たちの流れを掴むこともできると選手たち自身も認識している」と語る。

「自分たちの形というか、その時間をどれぐらい長くできるか。全部自分たちの時間になるとは思っていませんが、少しでも自分たちの時間を増やしながら勝ちの可能性を高められるようにと思っています」

 川崎の印象については、怪我から復帰した選手や新加入選手についても言及。そのなかで、8月に加入し、前節の徳島ヴォルティス戦でデビューしたマルシーニョについて訊けば、次のように応じてくれた。

「ドリブル、スピードはあるな、と。そういう選手を求めて、補強されたなというイメージ。ただ正直、分からない部分のほうが多い。やはり実際に当たってみないと、肌感覚で、周りとどれぐらいフィットしているのかも含めて」

 川崎は徳島戦で3-1の勝利。マルシーニョは3ゴールすべてに絡む活躍を見せただけに、警戒すべきひとりだろう。

 いずれにしても、鹿島としてはG大阪戦で引き寄せた良い流れをさらに勢いづかせるためにも、難敵の川崎をここで打ち破りたい。

「昨年のチャンピオンにチャレンジする、そういう戦いにしたいし、そこで勝ちを奪う。それをサポーターのみなさんと一緒に成し遂げたい」

 5月の敵地での前回対戦では、先制を許す展開も、上田のゴールで追いついてみせる。だが終了間際に失点し、1-2で敗れた。当時、相馬監督は「非常に悔しい負け」と無念さを滲ませ、「やはりこれを勝ちにするには、しっかりと僕がピッチに自信を持って選手たちを入らせること」を強調した。

 今回はホームゲーム。最初からアクセル全開で飛ばして、相馬アントラーズらしいエネルギッシュな戦いと勝利を期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島相馬監督、首位川崎F戦へ勝負ポイントは「自分たちの形の時間を長く」

[2021年9月21日13時47分]

鹿島アントラーズの相馬直樹監督(50)が21日、22日のホームでの川崎フロンターレ戦に向けオンライン取材に応じ、勝利への貪欲な思いを口にした。リーグ戦に限れば、15年8月29日の白星を最後に、川崎Fから勝ち点3を奪えていない。指揮官は「素晴らしい相手。我々は首位のチームに、昨季のチャンピオンにチャレンジする。そういう戦いにしたいと思いますし。そこから勝ちを奪う。サポーターの皆さんと一緒に成し遂げたいと思います」と決意を語った。

相手は移籍や負傷者などで台所事情は苦しいが、前節は徳島ヴォルティスに快勝している。鹿島もガンバ大阪に快勝し、チームの状態も上向きだ。首位相手に勝つことで、さらに各選手の自信を深めることになる。相馬監督も「本当の自信にしていくところでいうと、過渡期の部分ではある」とし、勝敗のポイントに「自分たちの形の時間をどれぐらい長くできるか」と挙げる。

5月の対戦は、前半は受け身に回ったが、後半に巻き返した。「前回の前半はリスクを冒さない戦いになっていた。後半に見せたようなような姿をスタートから見せられるか、自分たちの流れをつかむこともできることは選手自身も認識している。そこをどれぐらい増やして、自分たちのゲームに持って行けるかになると思っている」とチャレンジャー精神を強調した。

サムットプラカーン・シティ・石井監督、タイの人たちによく思ってもらえているのはすごくうれしい

サムットプラカーン・シティの石井監督について記すサッカーキングの本多氏である。
今季のサムットプラカーン・シティは好調な様子。
それに伴い石井監督の評価もうなぎ登りとなっておるとのこと。
当然であろう。
石井さんには更に結果を残し、もっとメディアに取り上げられるクラブを率いて欲しい。
そして、今季の優勝を願うと共に、来季のACLでの大戦を望む。
我らも集中である。

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石井監督率いるサムットプラカーン・シティが好調を維持…試合後にはタイ代表監督就任に関する質問も

 タイリーグ1の第3節が行われ、石井正忠監督が率いるサムットプラカーン・シティはホームでバンコク・ユナイテッドを下して2位に浮上した。開幕から2勝1分けと好調で、目標のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて好スタートを切っている。

 石井監督体制2年目のサムットプラカーン・シティは、開幕節で一昨シーズンの王者であるチェンライ・ユナイテッドと2ー2のドローで発進すると、第2節ではノーンブア・ピチャヤに1ー0と勝利。ホーム開幕戦となった第3節は、優勝候補の一角であるバンコク・ユナイテッドと対戦した。

 試合は30分にバンコク・ユナイテッドがレッドカードで退場者を出すと、前半のアディショナルタイムにMF坂井大将のゴールでサムットプラカーン・シティが先制。右サイドからのクロスが左サイドまで流れたところを、坂井が詰めてタイリーグ初ゴールとなった。さらに、後半にもサムットプラカーン・シティが新加入のブラジル人FWエリアンドロ、Jリーグ移籍の噂もあるタイ代表MFジャルンサック・ウォンコーンのゴールで2点を加え、3ー1で勝利した。

 石井監督はタイでの1年目となった昨季、後半戦から右肩上がりで調子を上げ、月間最優秀監督にも選出されるなど評価された。今季はオフに複数の主力が流出したにもかかわらず開幕から好結果を残していることで、さらに注目を集めている。バンコク・ユナイテッド戦後の会見では現地メディアから「タイ代表の監督候補にも名前が挙がっているが、どう感じているか」との質問が飛び、石井監督は「周りの評価なのでそれほど気にしていないが、タイの人たちによく思ってもらえているのはすごくうれしい」と答えた。

 タイリーグ1は第3節を終えて王座奪還を狙うブリーラム・ユナイテッドが勝ち点7で暫定首位に立ち、同勝ち点でサムットプラカーン・シティが2位につけている。

文=本多辰成


By 本多辰成

1979年、静岡県浜松市出身。出版社勤務後、日本語教師としてタイへ渡る。その後、タイをベースにフリーランスライターとして活動。サッカーをはじめとした東南アジアのスポーツを中心に取材、執筆を行っている。東南アジア情報サイトやサッカーメディアなどにタイを中心とした東南アジア関連の記事を寄稿している。

高崎寛之、甲府の練習に参加

高崎寛之の近況を伝えるFOOTBALL TRIBEのShota氏である。
ベトナムのサイゴンFCを退団し、フリーの身として甲府の練習に参加したことを高崎のSNSから拾ってきて記事にしておる。
「練習生・高崎って響き悪くないね。ヴァンフォーレ甲府で練習参加させていただいて本当に感謝してます。プロである以上今後はどうなるか分かりませんが、持ち前の明るさと元気と燃えたぎる闘志で頑張ります!」という高崎のコメントに悲壮感はない。
様々な経験はサッカー選手として以上に人間として糧となる。
この苦境を明るく乗り切って、燃えたぎる闘志を絶やさずにいて欲しい。
次なるクラブへの入団の報を待っておる。

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「練習生って響きは…」元松本山雅FW高崎寛之が現状報告!ベトナム1部退団で無所属も…

ニュース文: Shota, 2021.09.21. 8:38 am

 明治安田生命Jリーグの松本山雅やFC岐阜でプレーした過去をもつFW高崎寛之(35)は、先月下旬にベトナム1部のサイゴンFCを退団して無所属状態となる中、自身の去就に関して現状報告を行った。

 高崎寛之は、昨季終了後にFC岐阜からサイゴンFCへ完全移籍により加入。元日本代表MF松井大輔(40)やかつてFC岐阜でプレーしていたMF苅部隆太郎(28)らとともに今シーズンに臨んでいた。しかし、ベトナム国内で新型コロナウイルス感染拡大が止まらない状況を踏まえ、ベトナムサッカー連盟(VFF)は先月22日にシーズン途中でのリーグ戦打ち切りを発表。多くのクラブで外国籍選手との契約解除が相次ぐ中、高崎寛之も先月に契約解除をして帰国したことをSNSを通じて明かしていた。

 高崎寛之は松本山雅サポーターから復帰を望む声が多く寄せられているが、今月はじめから松本山雅と同じくJ2リーグの舞台で今シーズンを戦っているヴァンフォーレ甲府の練習に参加している。その中、同選手は21日、自身のSNSアカウントを更新。「練習生・高崎って響き悪くないね。ヴァンフォーレ甲府で練習参加させていただいて本当に感謝してます。プロである以上今後はどうなるか分かりませんが、持ち前の明るさと元気と燃えたぎる闘志で頑張ります!」と契約締結にむけて現在もヴァンフォーレ甲府でアピールを続けていることを明かした。

 なお、ヴァンフォーレ甲府は今月18日開催のJ2リーグ第30節・大宮アルディージャ戦で勝利したことにより、勝ち点を54まで積み上げ、J1リーグ昇格圏内の2位ジュビロ磐田に9ポイント差まで迫っている。また、前線では今季から加入したブラジル人FWウィリアン・リラ(27)がレギュラーに定着しているほか、FW三平和司(33)も直近4試合ではスーパーサブとして出場機会を得ている。

荒木遼太郎、少ないチャンスで何回決められるか

川崎戦に向けてオンライン取材に応じた荒木遼太郎である。
「堅い試合になると思っている。少ないチャンスの中でも決められるかが勝負を分けると思っている」と試合のイメージを語る。
引き分けOKの鬼木監督のゲームプランにもよるが、川崎としては強引な攻撃をしてくる必要はない状況である。
一方、鹿島側とすれば、是が非でも勝利が必要となる反面、出方を窺う部分もあろう。
堅い形で試合が進み、一瞬の隙を狙う形になるのではなかろうか。
そして二桁得点にリーチがかかった状態について問われると、「結構、周りからも言われたりするので、必然的に意識はしてしまうんですけど(笑い)。10点は取れたらいいかなと思っています」と意識しておることを口にする。
アタッカーとして当然のことであろう。
そして前節について、「ほかの決定機を決めきれなかったのは修正しなくてはいけない」と反省しきりである。
荒木に幾度も訪れた決定機は決めきらねばならなかった。
結果的に別の選手が得点を重ね快勝に至ったが、荒木のポジションは、決定力が求められる。
そして前節・ガンバ戦はそのチャンスが十二分にあったことは紛れもない事実であった。
迎える川崎戦はガンバ戦ほどには決定機があるとは思えぬ。
だからこそ、一度のチャンスを確実に決めきる力を荒木に求めたい。
王者川崎に土を着けるべく、大いなるゴールを期待する。
楽しみにしておる。

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【鹿島】「少ないチャンスで何回決められるか」。首位川崎F撃破へ、荒木遼太郎はゴールへと突き進む

2021-09-20
サッカーマガジン編集部


9月20日、鹿島アントラーズの荒木遼太郎が練習後のオンライン取材に応じた。チームは18日のJ1第29節ガンバ大阪戦で3-1と快勝し、公式戦4試合ぶりに白星をつかんだ。勢いを持続させ、次は22日にホームで首位の川崎フロンターレから勝ち点3獲得を狙う。


上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「いい流れのまま川崎戦を迎えることができる」

 深紅のサポーターが戻ってきたカシマスタジアムに歓喜の拍手が沸き起こった。9月18日に行なわれたリーグ戦前節のG大阪戦では上田綺世、ファン・アラーノ、土居聖真のゴールで3-1の勝利を挙げ、公式戦では8月28日のJ1第27節横浜FM戦以来となる白星を手に入れた。そして、22日には中3日でJ1第32節(前倒し開催)川崎フロンターレ戦を迎える。

 荒木遼太郎は前節G大阪戦を「まだまだ決定機を外す場面も多かったので、しっかりと修正していかなければ」と反省しつつも、「その前まで連敗していて、前節のガンバ戦で3-1というように快勝できたので、本当にいい流れのまま川崎戦を迎えることができると思っています」と次戦の川崎F戦を見据える。「1位のチームだし、本当に強いと思うチーム。そういったチームに勝つことで自信もついてくる」と首位チーム撃破へ闘志を燃やす。

「堅い試合になるかなと思っているので、少ないチャンスで何回決められるか。それで勝負は決まってくると思います」

 伝統の背番号13を身につける19歳のアタッカーが、カシマスタジアムのピッチ上で勝利に向かって突き進む。


9月20日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)

鹿島・荒木遼太郎「10点は取れたらいいかな」22日ホーム川崎F戦で狙う

[2021年9月20日18時37分]

鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎(19)が20日、22日のホームでの川崎フロンターレ戦に向けオンライン取材に応じ、19歳シーズンでの2ケタ得点へ意欲を見せた。

現在、9得点。既に、8月15日の徳島ヴォルティス戦で、19歳6カ月17日の史上3番目の早さでJ1通算10得点を達成している(1位は宇佐美貴史、2位は城彰二)。19歳シーズンでの2ケタ得点となれば、94年の城彰二以来(33試合12得点)で「結構、周りからも言われたりするので、必然的に意識はしてしまうんですけど(笑い)。10点は取れたらいいかなと思っています」と話した。

前節はガンバ大阪に3-1で快勝した。「ほかの決定機を決めきれなかったのは修正しなくてはいけない」としながらも「前半の時点で、ボールを支配して相手が疲れて後半足止まるかなと話していた。前半のうちに、結構、相手がばててるような感じがしていて、後半になって結構、スペースが空いていた。相手のいないところで崩せたのではないかと思います」と手ごたえを口にする。勢いに乗っての首位との対戦に「堅い試合になると思っている。少ないチャンスの中でも決められるかが勝負を分けると思っている」と気を引き締めた。

今季は9得点のうち、8得点がホームでの得点だ。「ホームで試合する時の方がサポーターがたくさんいる。自分のモチベーションも上がりますし、試合前のテンションもそうですし。サポーターのおかげだと思う」と感謝する。トップ下を主戦場に、攻撃を活性化させる荒木がホームで躍動すれば、首位からの勝ち点3も見えてくる。

鹿島・荒木 川崎F討ち誓う、10代2桁得点まであと1点「10点にいけたら」

[ 2021年9月21日 05:30 ]

 鹿島は、22日にホームで首位・川崎Fと対戦する。
 19歳のMF荒木は高卒2年目ながら、現在チームトップタイの9得点をマーク。城彰二以来、史上2人目となる10代シーズンの2桁得点にあと1と迫りながら、足踏みが続く。「結構、周りからも言われるので意識してしまう。偉大な先輩が取った10点にいけたら」。自らの一発で、首位撃破と記録達成を誓った。

鹿島が6年ぶりの勝利を狙う

「勝利を奪った選手たちをそのまま起用するのか、それともコンディションを考慮してメンバー構成を変えるのか。監督のチームマネジメントの色が出る場面だろう」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
川崎はACLによる過密日程と怪我人の影響で前節はメンバーを落として勝利を得た。
一方鹿島は怪我人の復帰でメンバーが替わった形であり、それがプラスに働いて快勝しておる。
この状況を顧みると、川崎はベストメンバーに近い形に戻してフレッシュに挑んでこよう。
鹿島に関しては、ホームでの連戦ということ、「勝ってるときはいじるな」の格言を実行する可能性が高いように思う。
しかしながら、前回対戦で三笘を封じ込めた常本を川崎・新助っ人のマルシーニョ封じに起用することも考えられる。
いずれにせよ、前節の勝利は相手の状態が悪すぎたこともあり、あまり参考にはならぬということも考慮せねばなるまい。
リーグ戦では6年も勝っておらぬ相手、更にカシマスタジアムで勝利したのは2014年・7年前まで遡らねばならぬ。
この不甲斐ない対戦成績を覆す勝利を目指す。
重要な一戦である。

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“鬼門”の川崎F戦。鹿島が6年ぶりの勝利を狙う


15勝5分9敗で7位につける鹿島が、21勝6分1敗の首位・川崎Fをホームに迎える。公式戦3連敗と苦しんでいた鹿島は、直近の明治安田J1第29節・G大阪戦で上田 綺世、ファン アラーノ、土居 聖真による3得点で3-1の快勝を収めた。ボールを奪ってからの鋭く飛び出す動きや、トランジションの速さから何度も速攻のチャンスを作り出した。久しぶりの快勝で停滞ムードを吹き飛ばすことができただろう。

相馬 直樹監督は「(雰囲気に)重さというのは実際、あったと思います」と認めつつも、「この世界は1点だったり、1勝だったりというものが、チームにとって大きなエネルギーになっていくと思います。これを良い方向に使っていけるように、ゲームはすぐきますけれども、そこに向かえるようにしたいなと思います」と意気込んでいた。この良い流れを川崎F戦にぶつけたい。

一方、川崎Fもなかなか良い流れをつかめずにいたが、直近の第29節・徳島戦を3-1で勝利。8月25日に行われた第26節・福岡戦で今季初の敗戦を喫したあと、札幌には勝利したものの、浦和とのJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝を勝ち抜けず、AFCチャンピオンズリーグでもPK戦の末に韓国の蔚山に敗れ、相次いでタイトルを失った。少しチーム状態が不安視されていたが、徳島戦では知念 慶が2得点の大活躍を見せ、チームに勝利をもたらした。走行距離やボール保持率では徳島を下回る苦しい展開だったが、こうした場面で一致団結する強さを見せられるのは、近年タイトルを獲り続けた自信が成せる技だろう。

互いに苦しい状態から一息つけたわけだが、直近のゲームでのメンバー構成は鹿島も、川崎Fもそれまでの試合から少し変更している。勝利を奪った選手たちをそのまま起用するのか、それともコンディションを考慮してメンバー構成を変えるのか。監督のチームマネジメントの色が出る場面だろう。

近年、両チームの対戦成績は川崎Fが圧倒している。5月30日に行われた前回対戦では、レアンドロ ダミアンのゴールで川崎Fが前半のうちに先制すると、後半に入って上田 綺世のゴールで鹿島が追いつく。しかし、終了間際の90+4分に小林 悠が決勝点を奪い、2-1で川崎Fが勝利している。

鹿島が2015年の8月29日に勝利して以降、リーグ戦では川崎Fが7勝4分となっている。今節の会場、県立カシマサッカースタジアムでのゲームについても、ここ6試合は川崎Fの4勝2分だ。

川崎Fとしては、勝点4差で迫っている2位・横浜FMの試合が同日にないため、勝点差を広げる絶好のチャンスだ。もちろん、3位グループにつける鹿島にしても、このところ3位・名古屋が順調に勝点を伸ばしているだけに離されたくない。川崎Fは勝点1でも十分かもしれないが、鹿島は勝点3が欲しいところだ。

[ 文:田中 滋 ]

シントトロイデン・鈴木優磨、今季初ゴール

先制点を決めたシントトロイデンの鈴木優磨である。
右サイドからのクロスにドンピシャヘッド。
鹿島時代からよく観た優磨の形と言えよう。
この調子を維持し、冬には良いオファーを得るのだ。
更なるゴールの報を待っておる。

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日本人7選手がピッチへ! シントトロイデンは鈴木優磨の今季初弾で先制も…ゲンクは伊東純也アシストで逆転勝利


FW鈴木優磨が今季初ゴール

[9.19 ベルギー・リーグ第8節 シントトロイデン1-2ゲンク]

 ベルギー・リーグは19日に第8節を行った。シントトロイデンとゲンクの対戦は、ゲンクが2-1で勝利した。シントトロイデンでは、GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW鈴木優磨、FW林大地が先発出場。DF松原后、FW原大智、FW伊藤達哉はベンチスタートとなった。ゲンクはFW伊東純也がフル出場した。

 リンブルフ州に本拠地を置く両者のダービーマッチ。シントトロイデンは3-1-4-2の布陣で、GKにシュミット、橋岡は右WBで起用される。林と鈴木は2トップを組んだ。ゲンクは4-2-3-1の布陣を敷き、伊東は2列目の右MFに入った。

 先発した日本人は要所で存在感を放つ。前半アディショナルタイム3分過ぎにはシントトロイデンが日本人3選手の連係から先制。林が右サイドでボールキープから深い位置にパスを出す。走り込んだ橋岡が右サイドから豪快にクロスを上げると、ドンピシャでPA中央へ。詰めた鈴木が頭で叩き込み、今季初ゴールを挙げた。

 一方、ゲンクは16日のヨーロッパリーグから7選手をスタメンから変更。伊東は引き続き先発メンバー入りを果たすが、連係面でなかなか思うようにつながらず、決定機を作ることができない。

 シントトロイデンは後半14分にチャンスが生まれる。途中出場のMFクリスティアン・ブルースが左サイドからクロス。先制点と同様の形から、鈴木が再びヘディングシュートを放つが、惜しくも追加点とはならなかった。

 それでも粘り続けるゲンクは後半28分に追いついてみせる。左サイドからMFジョゼフ・ペイントシルがカットイン。右足シュートをゴール右隅に突き刺し、1-1と試合を振り出しに戻した。追いつかれたシントトロイデンは同30分、林を下げ、原が2トップの一角に入った。

 さらにゲンクは試合をひっくり返す。後半38分、中盤からの浮き球パスを、伊東がPA右の深い位置から頭で折り返す。ボールを収めたのは途中出場のパウル・オヌアチュ。細かいフェイントから右足シュートを決め切り、2-1で逆転に成功した。

 シントトロイデンは終盤に伊藤を投入する。しかし、追いつくことはできず、1-2で試合終了。ゲンクは後半2得点で勝ち点3を奪取した。


「献身、誠実、尊重」すべてを兼ね備えた背番号7、ファンアラーノの活躍がチームを勝利に導く

ファン・アラーノをピックアップするFreaks+である。
オフザピッチにて向上心高く過ごしておることが伝わる。
選手として鹿島にて成功することと共に日本でも生活も満喫しておる。
Jリーグも2年目となり、このドメスティックなサッカーも身体に染みこんできた。
「アラーノはまさに相馬監督が求めるプレーを体現したと言える」とガンバ戦でのLIXIL賞も納得である。
相馬サッカーのラストピース。
更に躍動し、勝利に貢献していって貰おうではないか。
楽しみな選手である。

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PICK UP PLAYER



 9月18日のG大阪戦、ファン アラーノがピッチで眩い輝きを放った。中間スペースでパスを引き出し、背後への飛び出しを繰り返す。前線から猛烈な守備を続け、攻守の切り替えのスピードは圧巻だった。どれも公式戦3連敗中のチームに足りなかった要素だ。

 試合後の記者会見で相馬監督は、前線の4選手を入れ替えた意図を問われ、次のように答えた。

「相手との噛み合わせも含め、狙いを持ったなかでエネルギーを持っていた選手(たちを起用した)。点が取れていないなかで、重苦しさや固さがあったと思うので、そこにもうひとつおもいきりというか、ダメでも何度でもチャレンジして風穴を開けに行くエネルギーがある選手に変更するという狙いがあった」

 アラーノはまさに相馬監督が求めるプレーを体現したと言える。



 今シーズンはコンディション不良があり、試合から遠ざかる期間が何度かあった。本人も相当悔しい思いを味わっただろう。ただ、アラーノは前向きにトレーニングを行うことをやめなかった。どんなときも最善の準備を尽くしてきた。だからこそ、久々の出場となったG大阪戦でいきなり活躍できたのだろう。

「非常に高い技術や、特別な才能を持っていながら、他の要素でつまずき、プロになれなかった選手をこれまで何人も見てきた。約束事や規律を守れない、集中力に欠けている、目的があいまいになっている...。彼らを反面教師に、自分の長所を取り入れながら、より細かな戦術を極めてきた。今も自分の基本的な考え方は変わらない。だからこそ、常に上の目標に向かって全力で取り組む」



 そして、オフザピッチの努力も見逃せない。日本語の習得具合について本人に聞くと、ポルトガル語で「“ちょこっと”は理解できるようになった。日本語は本当に難しい」と苦笑いを浮かべながら話す。ただ、アラーノの回答を訳した高井蘭童通訳が「たぶん、“ちょこっと”ではなく、“けっこう”理解しているはず」と日本語で補足すると、アラーノは笑みを浮かべながら高井通訳に即座に「うそつき!」と切り返す。高井通訳は「ね?僕が発した日本語もわかっているんだから、本当は“けっこう”理解しているはず」と笑みを浮かべていた。



 来日2年目、日本での生活にも慣れてきたアラーノには、今、心の中で描くビジョンがある。

「アントラーズは本当に素晴らしいクラブだと日々実感する。チームメートやスタッフはもちろん、各セクションで働いている人々も、とてもすてきな人間性を持っている。それを感じるたびに、『できるだけアントラーズにいたい』という気持ちになる。そのためにも、僕自身はさらなる努力が必要だし、しっかり結果を残すことが求められる」



 少しでも長くアントラーズに在籍し続けること。これが彼の願いだ。

「制限下のなかで応援してくれるサポーターとともに勝利したい。川崎Fは非常に強い相手だが、我々にも良いメンバーが揃っている。その自信をぶつけていきたい。みんなでまた力を合わせて、勝利を手にしよう」

 献身、誠実、尊重。すべてを兼ね備えた背番号7、ファンアラーノの活躍がチームを勝利に導く。

ブエノ、左股間節内転筋損傷にて6週間の離脱

左股間節内転筋損傷にて6週間の離脱が発表されたブエノである。
これは悲報。
練習の負傷であり、長期に渡ることからもとても辛いところである。
復帰は11月となろうか。
リーグ終盤にて力を発揮して貰いたい。
復活の報を待っておる。

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ブエノ選手の負傷について

2021.09.19(日)

9月16日(木)の練習中に負傷したブエノ選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたので、お知らせいたします。

■受傷名:
左股間節内転筋損傷

■治療期間:
約6週間

■負傷状況:
9月16日(木)の練習中に負傷

全員がゴールへの道筋イメージ

ガンバ戦を振り返る日刊スポーツの岩田記者である。
公式戦3連敗、そして無得点で迎えたガンバ戦に対して、「前の3戦とはまったく違った」と言いきる。
そして、「中盤のMFピトゥカは果敢に縦パスを通し、FW上田綺世や2列目の選手がゴール前に抜け出し、ペナルティーエリア内にも人数がかかっていた」とチームの姿勢を文章で表現する。
「アイデアも多彩で、見ているサポーターも躍動感ある攻撃を楽しんだに違いない」という文言に、試合の印象が表れておる。
確かに、この通りであった。
個人的にガンバの悪さばかりが気になり、素直にチームの勢いを受け止めなかった自分を反省する。
相馬監督が、「エネルギーのある選手のイメージ」という選ばれた選手のチーム構成が結果を出したということである。
このエネルギーに満ちあふれた勢いのあるチームで首位の川崎を撃破したい。
注目は次戦である。

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鹿島エリア内に5人入る迫力ある攻撃 全員がゴールへの道筋イメージ

[2021年9月19日10時0分]


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決めた鹿島上田(左から2人目)は、左から荒木、1人おいてファンアラーノ、ディエゴ・ピトゥカに祝福されて笑顔を見せる(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決めた鹿島上田(手前右)が交代でベンチへ戻る際、グータッチで迎える相馬監督(同左)(撮影・松本俊)


鹿島アントラーズがガンバ大阪から3得点して快勝した。9月に入り攻撃が停滞していた。ルヴァン杯・名古屋グランパス戦(2戦)と、Jリーグ・アビスパ福岡戦で3試合無得点と振るわず3連敗。引いて守る相手に、サイドを起点にクロスを上げるも中で合わず、相手の脅威となる縦パスも入らず、パス回しも安全地帯のペナルティーエリア外の印象が強かった。攻撃をやり直してははじかれ、逆にカウンターを食らった。単調なクロス攻撃では、相手のブロックを打ち破るのは難しい。それでも、強いときの鹿島は、劣勢の中でもセットプレーから得点を手にしていたが、それもなかった。

だが、今節のG大阪戦は、前の3戦とはまったく違った。中盤のMFピトゥカは果敢に縦パスを通し、FW上田綺世や2列目の選手がゴール前に抜け出し、ペナルティーエリア内にも人数がかかっていた。前半はゴールを割れなかったが、シュート数は鹿島が7本、G大阪が1本。無理に打つシュートではなく、得点のにおいが漂っていた。

後半に入ると、ボール奪取から縦に速い攻撃を仕掛け、上田が先制点。それを機に、MFファン・アラーノ、MF土居聖真が相手の名手・東口の壁を崩した。ファン・アラーノの得点では、右サイドのDF広瀬のクロスに5人がペナルティーエリア内に入り込む迫力のある攻撃だった。アイデアも多彩で、見ているサポーターも躍動感ある攻撃を楽しんだに違いない。

相馬監督は福岡戦の敗戦後「元気、エネルギーがなかった」と総括していた。今節は「思い切りと言いますか、多少ダメでも何度でもチャレンジして、風穴をあけにいこうというエネルギーのある選手のイメージで変更した」と先発を4人変更している。ファン・アラーノは得点、広瀬はアシスト。DF関川も上田の先制点の起点となっており、フレッシュなメンバーが結果を残した形だ。

次節は首位の川崎フロンターレ戦だ。球際の攻防と技術のぶつかり合いになるだろう。G大阪戦のように、全員がゴールへの道筋をイメージし、前へのエネルギーを表現すれば、18年9月のルヴァン杯以来の川崎Fからの白星が見えてくるはずだ。【岩田千代巳】

サッカーダイジェスト ガンバ戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部によるガンバ戦の寸評である。
快勝に全員に対して良い評価が与えられた。
逆に裏返すとそれだけガンバの悪さばかりが目立った試合とも受け取れる。
しかしながら、相馬監督への「チーム2点目の瞬間を振り返ると、右SBの広瀬からのクロスに対してボックス内には5人の味方選手が入り込んでいた」いう寸評に表れるように、チームがゴールへの意識が高くなっておったことが、この攻撃的な試合展開に繋がったように思える。
やはり、ホームではこのように戦うことが重要であろう。
それを演出した観客席・サポーターにも高い評価を与えたい。
そして、この寸評では、ピトゥカとファン・アラーノ、そして綺世に高評価が与えられておる。
納得の採点であろう。
MOMはファン・アラーノ。
ゴール以上に「決定的なラストパスを何度も送った」という寸評に表れる決定機の演出が素晴らしい。
ここから更に活躍してくれよう。
またここで和泉に対する寸評・「ヒールで味方に残したり、サイドを深くえぐったり、自らシュートに持ち込んだり、得点への最終段階で躍動。そのうちの1本でも決まっていたら、と思わずにいられない」についても言及したい。
何かと叩かれやすいポジションであり、ゴールが少ないため低評価になりがちな選手であるが、かなりのタスクを高レベルにてこなしておる。
これでゴールを量産しておったらJリーグにいる選手ではない。
非常に献身的なことも素晴らしい。
テレビ画面ではわかりにくい選手かも知れぬので、是非ともスタジアムにて確認して欲しいと思う。
そして、チームの一体感で掴んだこの勢いを次戦へ繋げて行きたい。
楽しみである。

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【J1採点&寸評】鹿島3-1G大阪|1得点のJ・アラーノは決定的なラストパス連発。上田はMOM級の働きぶり

サッカーダイジェストWeb編集部
2021年09月19日


鹿島――三竿は限りなく「7」に近い活躍ぶり


【警告】鹿島=J・アラーノ(34分) G大阪=キム・ヨングォン(47分)、菅沼(84分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ファン・アラーノ(鹿島)


[J1第29節]鹿島3-1G大阪/9月18日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
公式戦3連敗、しかも無得点という悪い流れを払拭すべく、闘魂注入。前節からスタメン4人を入れ替えて臨んだ一戦は、前半こそ相手のしぶとい守備に苦しんだものの、52分の先制点から21分間で3ゴールを奪い、一気に畳みかけた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
被シュートは合計5本。PKによる失点を喫したとはいえ、ゴールの枠内をとらえるようなシュートがほとんどなかった。

DF
22 広瀬陸斗 6.5
およそ3か月ぶりのスタメン出場。試合勘が心配されたが、立ち上がりから背後への絶妙パスを続けた。そして60分、J・アラーノの頭にピンポイントで合わせ、チーム2点目を好アシスト。

DF
33 関川郁万 6
相手のスローインをカットし、先制ゴールのきっかけを作ったシーンは見過ごされがちかもしれないが、評価に値する。かたや、試合終了間際に不用意な対応からPKを与えてしまい、苦虫をかみつぶした。

DF
28 町田浩樹 6.5
相手の起点を封じるべく、怪我明けとは思えないほど、激しくプレーした。空中戦にも果敢に挑み、自由を与えなかった。

DF
2 安西幸輝 6(90+1分OUT)
タッチライン際を駆け上がり、クロスを供給。味方のシュートにつながらないことが多かったが、トップフォームに戻りつつあることを確かだ。

MF
20 三竿健斗 6.5
中盤を幅広くカバーし、チームの屋台骨を支えた。戦う姿勢を貫きつつ、PKを取られた状況でも落ち着いて対処。限りなく「7」に近いパフォーマンスだった。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 7
浮き球やダブルタッチで相手をかわすなど、スキルの高さを披露。長い距離を軽快なステップかつ力強いドリブルで突進し、均衡を破る先制点のお膳立てをした。

鹿島――途中出場の土居がチーム3点目をゲット


6月23日の大分戦以来の出場となった広瀬。鋭いクロスでJ・アラーノのゴールをアシストした。写真:徳原隆元

MAN OF THE MATCH
MF
7 ファン・アラーノ 7(80分OUT)
負傷からの復帰戦ながらキックオフと同時にフル回転。相手守備陣の背後に飛び出し、かく乱した。ゴール前の隙間に潜り込み、活気づく追加点をヘッドで決めただけではなく、決定的なラストパスを何度も送った。

MF
11 和泉竜司 6.5(67分OUT)
ヒールで味方に残したり、サイドを深くえぐったり、自らシュートに持ち込んだり、得点への最終段階で躍動。そのうちの1本でも決まっていたら、と思わずにいられない。

FW
13 荒木遼太郎 6.5(67分OUT)
本人のシュートは相手GKに阻まれるものの、そのこぼれ球に上田がいち早く反応し、先制点につなげた。チーム2点目にも何気なく絡んだ。

FW
18 上田綺世 7(80分OUT)
質の良いランニングによって生まれた自身の先制点はここまでの悪い流れを断ち切るだけではなく、チームに勢いと勇気をもたらした。土居のダメ押しゴールも巧みな“動き”でアシスト。MOMに値する働きだった。

途中出場
MF
8 土居聖真 6.5(67分IN)
ドリブルで一気に持ち込み、ゴール前の視界が開けた瞬間を逃さず、思いきりよく左足を振り抜いた。チーム3点目を叩き込み、相手を意気消沈させた。

MF
松村優太 6(67分IN)
味方とのワンツーパスから右サイドを抜け出し、シュートまで持ち込んだ。持ち前のスピードを発揮した。

MF
17 アルトゥール・カイキ ―(80分IN)
相手のPKが決まってすぐにJ・アラーノに代わったが、その前から準備していた点を踏まえれば、終盤に向けて攻撃面の強度回復を狙っていたことがうかがえる。

FW
9 エヴェラウド ―(80分IN)
終了間際、右サイドをフリーで持ち上がり、迷わず狙ったシュートはクロスバーを大きく越えた。得点への強烈なメンタリティが空回りしている印象だ。

DF
14 永戸勝也 ―(90+1分IN)
アディショナルタイムに入ってからの交代出場。2点のリードを守り、滞りなく試合を終わらせることが与えられた役割だった。

監督
相馬直樹 6.5
チーム2点目の瞬間を振り返ると、右SBの広瀬からのクロスに対してボックス内には5人の味方選手が入り込んでいた。苦境打開に向けて相馬監督が求めた「前に行くエネルギー、パワー」の発露を象徴するようなシーンだった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

ガンバ戦コメント

「多少の単調さがあった」と試合前半を振り返る指揮官である。
相手を押し込み・多数のチャンスを作るもののゴールに至らなかった理由はこのあたりであろうか。
ガンバ側が放り込み戦術を選択したことも大きかったように思う。
それをハーフタイムに修正し、ゴールラッシュに繋げたことは大きかった。
そして先制点の上田綺世は、「ピトゥカがドリブルで運んでくれて、タロウと僕で3対2の状況になった。僕はゴールに直結する動きとタロウのスペースをあける動き出しをした。タロウがいいシュートを打ち、そのこぼれ球を決めることができた」と先生のシーンを振り返る。
青の状況で冷静に得点に至る道筋をイメージしておったことが伝わってくる。
綺世はかなりの理論家と言えよう。
長く活躍するタイプのFWである。
またLIXIL賞を得たファン・アラーノは、「復帰戦で得点を取るということは非常に自信をつかめます」と語る。
負傷離脱の間に一つタイトルを失ったことは悲しかったであろう。
ここで気持ちを切り替えてこの勝利に貢献出来たことで、チームへの推進力となってくれた。
この調子を維持し、ゴールに直結するプレーを続けていくのだ。
期待しておる。

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2021明治安田生命J1リーグ 第29節

鹿島アントラーズ:相馬 直樹
ひさしぶりにホームでファン・サポーターの皆さんと一緒に戦うことができた。関係者の方々の力もあって、今日はホームで後押しを受けながら戦うことができた。非常に苦しい状況だったが、勝利を手繰り寄せることができた。ファン・サポーターの皆さんの力、協力してくださった方の力は、非常に大きかったと思っている。

エネルギー、パワーを持って入りたいと話していたなかで、前半から選手たちはそのパワーを出してくれていたと思う。しかし、多少の単調さがあった。お互いに勝ちがないチーム同士で、出しているパワーが空回りしている部分があったと思う。

ただ、「このままでは難しい」とハーフタイムに話し、後半のピッチへと送り出した。立ち上がりのところから相手を押し込み、ボックスのなかに入っていくことにエネルギーを使えるようになった。その流れから、先制点を取れた。

点をとってからは相手も前に出てきて、われわれも前に出やすくなったところもあるが、やはり公式戦3試合で点を取れていなかったこともあり、1点目が取れるまでは重さや固さがあったと改めて思う。1点をとってからいろいろな意味で、攻撃のアイデアが出てきたり、タイミングが合う機会が増えたと感じている。そこを次のゲームにつなげていきたいと思う。

本来であれば3-0で終わりたかったが、そこは反省すべきところとして、現状を受け入れて、次の相手である川崎F相手に持っているものをすべてぶつけていく。今日と同じようにファン・サポーターの皆さんと一緒に喜べるように頑張りたい。

Q.前節から4選手を入れ替えた。どのような狙いがあった?

A.相手との噛み合わせも含め、狙いを持ったなかでエネルギーを持っていた選手。点が取れていないなかで、重苦しさや固さがあったと思うので、そこにもうひとつおもいきりというか、ダメでも何度でもチャレンジして風穴を開けに行くエネルギーがある選手に変更するという狙いがあった。

Q.今日で元気を取り戻したと考える?

A.抽象的な話になるが、観ている人がパワーを感じるような勝利やゴールに向かってより前へのエネルギーを感じられるように準備してきたつもり。それでも重さはあったと思う。ただ、この世界は1点や1勝がチームにとって大きなエネルギーになる。これをいい方向へと繋げていけるようにしていく。すぐにゲームがあるが、そこでそのエネルギーを使っていきたい。




【上田 綺世】
悪い流れだったなか、それを断ち切ろうとみんなが頑張った結果だと思う。今日は勝ちを届けたいと思ってプレーしていた。(ゴールシーンは)ピトゥカがドリブルで運んでくれて、タロウと僕で3対2の状況になった。僕はゴールに直結する動きとタロウのスペースをあける動き出しをした。タロウがいいシュートを打ち、そのこぼれ球を決めることができた。しばらく無得点だったので、それを打ち破れたのは大きかった。

【ファン アラーノ】
このゴールは自信になる。サイドから崩してほしいというリクエストがあり、焦らずにボールを回している時に、いいタイミングで相手のDFラインの間にもぐりこむことができた。同じタイミングで陸斗がいいクロスを上げてくれたので、あとは決めるだけだった。どの大会でも勝つのは重要。特に前節は負けていたのでその負けを取り返すためにも、そして、ファン・サポーターの応援に応えるためにも重要な試合だった。すぐ次の試合がある。またいい成果を出せるようにしっかりと勝利への準備をしていきたい。

2021年9月18日(土)18:03KO
県立カシマサッカースタジアム


[ 相馬 直樹監督 ]
まずは久しぶりになりますけども、ホーム、そしてサポーターとともに戦うことができました。いろいろな関係者の皆さんの力もあって、今回ホームで本当に後押しを受けて戦うことができたと思います。なかなか苦しい状況でしたけれども、1つ勝ちを持ってこられたこと、サポーターの力、そういった協力してくださった力が非常に大きかったんじゃないかとあらためて思っています。まず感謝申し上げたいというふうに思っています。

ゲームの方はエネルギーを持って入りたいという話もした中で、パワーを持って入りたいという話もした中で、そういった部分は前半から出してくれたと思いますが、多少硬さ、単調さといいますか、そういったものもあったかなと思います。お互いに勝ちがないチーム同士という中でもう1つ出しているパワーが、少し空回りではないですが、そういった部分は多少あったのかなと思ってます。

ただ、少し選手たちがもう1段、このままだったら難しいよという話をして後半送り出しましたが、立ち上がりから相手を押し込み、ボックスの中に入っていくというところ、そこにエネルギーを使えるようになりました。そういった流れの中から先に点を取ることができました。

そして、取ってから当然ガンバさんも前に出るから、なおさらわれわれが出やすくなったというのも当然あるとは思うのですが、やはり、公式戦でいったら3試合で点が取れていなかったということも含めてですね、やはり1点目が取れるまでは、全体的に重さ、硬さがあったとあらためて思います。やはり1点を取ってから非常にいろんな意味で、攻撃でアイディアが出てきたり、タイミングが合ったり、そういったものは増えたんじゃないかなと感じています。

そういったものをまた次のゲームにつなげていければと思いますけれども、本来であれば3-0で終わりたかったところ。その辺というのは、またわれわれの反省すべきところとしてしっかりと持って、いまの現状を受け入れて、次のゲーム、川崎Fさんとの戦いになりますけども、持っているものをすべてぶつけて、今日と同じようにサポーターの皆さんと一緒に喜べるように頑張りたいと思います。

2021年9月18日(土)18:03KO
県立カシマサッカースタジアム


上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA

悪い流れで来ていましたし、その流れを断ち切ろうとみんなが頑張った結果かなと思います。

--サポーターにどういう試合を見せる意識だったか?
僕らは前回の試合も負けてしまいましたし、その前も無観客の中で負けているので、やっぱり今日は勝ち試合を絶対に見せたいなと思ってみんなプレーしたと思いますし、それは僕も一緒です。

--先制点の場面についてはどう振り返る?
(ディエゴ)ピトゥカがドリブルで運んできてくれたので、ディフェンスラインと太郎(荒木 遼太郎)と僕とピトゥカで3対2みたいな状況になったので、僕が一番ゴールに直結する、プラス、太郎のスペースを空けられる動き出しを、そのときに判断して動いた結果、やっぱり太郎が空いて、太郎がファーに良いシュートを打ってくれたので、そのこぼれを決められたという感じです。

ファン アラーノ - JUAN ALANO
MF 7
ファン アラーノ
JUAN ALANO

--得点シーンを振り返ってください。
残念ながらケガで離脱してしまって、復帰戦で得点を取るということは非常に自信をつかめます。得点場面についてはサイドから崩してほしいという要望の中で、焦らずにパスワークをしたところで、うまく良いタイミングで相手のディフェンスラインの間に入り込む、潜り込むことができました。そのタイミングで広瀬 陸斗選手がクロスを上げる時間ができたので、あとは決めるだけでした。

--ボールを渡して中に入ったのは、広瀬選手から良いクロスが入ると思ったから?
ずっと一緒に練習してきているので、お互いの特長というのは把握しています。あとはCBとSBのギャップのスペースが見えたので、そこに進入しようと思いました。あとは良いボールが来て、ヘディングは得意ではないですけれど、良いクロスが上がってきたのであとは決めるだけでした。

上田! アラーノ! 土居! 鹿島がホームで3発完勝! 敗れたG大阪はPKの1点止まり

後半に上田、アラーノ、土居が得点


前半から果敢にゴールを狙っていた上田。52分にチームを勢いづかせる先制点を奪った。写真:徳原隆元

【J1】鹿島FW上田弾など3発快勝、G大阪は今季2度目の4連敗


鹿島対G大阪 前半、シュートを放つ鹿島上田(左)(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 前半、G大阪守備陣の間を抜いてシュートを放つ鹿島荒木(中央)(撮影・松本俊)


鹿島3発快勝に上田綺世「悪い流れ断ち切ろうと頑張った結果」今季9得点目

[2021年9月18日21時35分]


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決めた鹿島上田(中央)は、荒木(奥)とファンアラーノに抱きつかれて祝福される(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決める鹿島上田(右後方)(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決めた鹿島上田(手前右)が交代でベンチへ戻る際、グータッチで迎える相馬監督(同左)(撮影・松本俊)


<明治安田生命J1:鹿島3-1G大阪>◇第29節◇18日◇カシマ

鹿島アントラーズはFW上田綺世(23)の今季9得点目などでガンバ大阪に快勝した。

9月に入り無得点が続き公式戦は3連敗。後半5分にチームとして320分ぶりに得点を挙げた上田は「悪い流れで来ていて、みんなで断ち切ろうと頑張った結果。0が続いていて打ち破れたのは大きかった」と振り返った。今節からワクチン接種証明など条件付きで有観客になった中で、3得点の快勝。上田は「今日は勝ち試合を見せたいとみんなプレーしたと思う」と胸を張った。

鹿島が奮起快勝「ホームでサポーターの力が大きかった」相馬監督/一問一答

[2021年9月18日21時40分]


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決めた鹿島上田(手前右)が交代でベンチへ戻る際、グータッチで迎える相馬監督(同左)(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 後半、先制ゴールを決めた鹿島上田(中央)は、荒木(奥)とファンアラーノに抱きつかれて祝福される(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 前半、シュートを放つ鹿島上田(左)(撮影・松本俊)


鹿島対G大阪 後半、チーム3点目となるゴールを決めた途中出場の鹿島土居聖真(左)は松村優太の祝福に笑顔を見せる


鹿島対G大阪 前半、G大阪守備陣の間を抜いてシュートを放つ鹿島荒木(中央)(撮影・松本俊)


<明治安田生命J1:鹿島3-1G大阪>◇第29節◇18日◇カシマ

鹿島アントラーズは、FW上田の今季9得点目などでガンバ大阪に快勝した。9月に入り、ルヴァン杯を含め公式戦は3戦連続無得点で3連敗。9月は茨城県独自の緊急事態宣言で、ホームでの試合は無観客だったが、今節からワクチン接種証明書など条件付きで有観客での開催となった。G大阪相手に攻撃が奮起し勝ち点3を手にした。相馬直樹監督の一問一答は以下の通り。

-試合の総括

まずは、久しぶりになりますが、ホームでサポーターと戦うことができました。関係者の皆さんの力もあって、今回、ホームで後押しを受けながら戦うことができたと思います。苦しい状況でしたが、勝ちを持ってこられた。協力してくださった方々、サポーターの力が大きかったと思います。まずは感謝を申し上げたい。ゲームですが、エネルギーを持って入りたいと話していた中で、そういった部分は前半からも出してくれていたと思います。多少固さ、単調さもあったかなと。お互いにですが、勝ちがないチーム同士の中で、少し、もう1つ、出しているパワーが少し空回りではないですが、ちょっとそういった部分は多少あったかなと思います。後半に入って、選手たちがもう一段、「このままだったら難しいよ」と話をしてハーフタイムで送り出したが、立ち上がりから相手を押し込み、そしてボックスの中に入っていくことにエネルギーを使えるようになっていきました。そういった流れの中から先に点を取ることができた。そして、点を取ってガンバさんも前に出るから、我々も出やすくなったこともあるが、やはり、公式戦で3試合点が取れていなかったことも含めて、1点目が取れるまでは全体的に重さというか、固さがあったとあらためて思います。やはり1点取ってから、非常にいろんな意味で攻撃の所でアイデアが出てきたり、タイミングが合ったり、そういったものが増えたのではないかと感じています。そういったものを次のゲームにつなげていければと思いますが、本来であれば3-0で終わりたかった。そこは我々が反省すべき事として、今の現状を受け入れて、次のゲーム、川崎さんとの戦いになりますが、持っているものをぶつけて、今日と同じようにサポーターの皆さんと喜べるように頑張りたいと思います。

-前節から先発4選手を入れ替えた。ねらいは?

福岡戦のあとも、トレーニングマッチ、1週間あって、このままではいけない、そういうエネルギーとパワーを実際、ピッチで表現してくれた選手。他にもいましたが、組み合わせや、ガンバさんとのかみ合わせを含め、狙いを持った中で、エネルギーを持っている、点が取れていないという中で先に失点が来てしまう中で重苦しさ、固さがあったと思うので、そこにもう1つ思い切りといいますか。多少ダメでも何度でもチャレンジして、風穴をあけにいこうというエネルギーのある選手のイメージで変更したのは、僕の中にはありました。

-試合前は「元気がない」という言葉もあった。この試合で、元気、エネルギーを取り戻したか?

「元気がない」って、試合前に元気がないとは思っていないので(笑い)。それは、前回の福岡戦で「元気がない」という言葉を使いました。それをしっかり受け止めた中で、じゃあどうする? 非常に抽象的な話になりますが、見ている人が感じられるような、勝利に向かって、ゴールに向かって、いろんなものをより上へ、前へというエネルギーを感じられるような方向に、1週間準備してきたつもりです。それでもやはり、重さは実際にあったと思っています。1つ、この世界は1点、1勝が大きなエネルギーになるので、いい方向に使っていけるように。次のゲームに迎えるようにしたい。

鹿島が有観客のホームで3発快勝 先制弾の上田「気持ちが出た試合」

[ 2021年9月18日 21:33 ]

明治安田生命J1リーグ 第29節 鹿島3―1G大阪 ( 2021年9月18日 カシマスタジアム )


<Jリーグ 鹿島・G大阪>試合後、サポーターの拍手に答える鹿島の上田 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ


 ホームの歓声とともに、勝負強さが戻ってきた。鹿島はホームでの約1カ月ぶりの有観客試合でG大阪に3―1で勝利。後半7分にFW上田が右足で先制すれば、15分にはMFファン・アラーノが頭で追加点。28分には、途中出場のMF土居が左足ミドルで試合を決定づけた。
 エースの一発が、ゴールラッシュの口火を切った。0―0で迎えた後半7分、カウンターからMFピトゥカが左のMF荒木へスルーパス。左足シュートは相手GKに止められるも、こぼれ球に反応した上田が右足で押し込んだ。待望のゴールを皮切りに一挙3得点。「良くない流れだったのは間違いない。それをみんな自覚して、きょうのピッチに立っている。その気持ちが出た試合だった」と胸を張った。

 茨城県独自の非常事態宣言発令に伴い、直近2試合のホームゲームは無観客開催。客席に比例するように攻撃陣も沈黙し、ここまで無得点と連敗を喫していた。この日は、条件付きながら有観客で開催。3586人の声援を受け、相馬監督は「ホームで後押しを受けながら戦うことができた」と感謝し「1点を取って攻撃のアイデアやタイミングが合った」。上田の一発が重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。

 今季はリーグ戦残り9試合。次節22日はホームで首位川崎Fとの対戦が控える。上田は「この流れを続けていく。自分たちのサッカーをする準備をして、前回対戦のリベンジをしたい」と先を見据えた。

鹿島が本拠地1カ月ぶりの有観客試合で3発快勝!エースFW上田が決勝弾

[ 2021年9月19日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第29節 鹿島3―1G大阪 ( 2021年9月18日 カシマ )


<鹿島・G大阪>試合後、サポーターの拍手に答える鹿島の上田 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ


 約1カ月ぶりにホームスタジアムに戻ったサポーターに、鹿島が勝利を届けた。後半7分にFW上田が右足で均衡を破り、同15分にはMFファン・アラーノが頭で追加点。同28分にはMF土居が左足ミドルでダメを押し、相馬監督は「苦しい状況でも勝ちを持って来られたのは、サポーターの力が大きかった」と感謝した。
 茨城県独自の非常事態宣言発令に伴い、直近のホーム2試合は無観客。比例するように攻撃陣も沈黙し、無得点で連敗していた。この日は県外在住者にワクチン接種証明書や陰性証明の提出を求めるなど厳しい制限の中で3586人が集まり、「絶対に勝ち試合を見せたい」と上田は約束。応援を力に、公式戦4戦ぶりの一発が口火となった。

 公式戦の連敗を3で止め、次節は22日、再びホームに首位川崎Fを迎える。エースは言う。「僕らは上位を目指している。自分たちで気持ちを出し、観客の皆さんと戦えれば勝てる」。今季リーグ戦は残り9試合。強力な“援軍”とともに、巻き返しを図る。 

《明治安田J1》第29節 鹿島3ゴール、快勝

Jリーグ 第29節 ガンバ大阪戦



やはり広瀬のクロスは一級品。

茨城新聞、ガンバ戦先発予想

ガンバ戦の先発予想を報じる茨城新聞である。
前節・福岡戦からCBと右SB、右ハーフを替えてくると予想しておる。
マチの復帰に加え、関川が起用されるとのこと。
関川はアウェイガンバ戦以来の先発となる。
この試合ではクリーンシートに貢献しており、その再現を期待したい。
右サイドは広瀬とファン・アラーノのコンビが予想される。
二人とも負傷からの復帰戦となる。
右サイドを活性化させゴールを狙うのだ。
実際のメンバーは発表になるまでわからぬが、このメンバーであればどのように戦うのかを夢想してこのお昼を楽しんでいきたい。
楽しみである。

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J1鹿島 連敗止め仕切り直し 18日、ホームでG大阪戦

相馬監督、自分たちを否定する必要はまったくない

ガンバ戦に向けた前日会見をオンラインにて行った相馬監督である。
有観客開催ということで、「サポーターのみなさんに一緒に戦ってもらえる。それは我々にとって、また大きなエネルギーになります。そういった(サポーターの)力を借りながら、この状況を切り開いていきたいと思っています」とサポーターへのメッセージを強く発信する。
サポが作るスタジアムの一体感をチームは求めておるのだ。
それに応えねばならぬ。
スタジアムに馳せ参じ、共に試合を盛り上げたい。
そして「サポーターの前で勝つ姿を見せられるように。エネルギーを持って、ホームで暴れる。そういう姿を見せられるようにしたい」という言葉通りに暴れて貰おうではないか。
共に戦う一戦である。

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【鹿島】ホームの観客と共に勝ち点3獲得へ。相馬直樹監督「力を借りて、この状況を切り開いていきたい」

2021-09-17
サッカーマガジン編集部


9月17日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。11日に行なわれたJ1第28節アビスパ福岡戦は0-3と敗れ、5日のルヴァンカップ名古屋グランパス戦に続き、無観客のホームで連敗。18日の第29節ガンバ大阪戦は白星を挙げたいところだ。


上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

観客の存在。「我々にとって、大きなエネルギーになります」

 4月に監督就任してから8月まで公式戦無敗だった本拠地で、2試合連続で完封負けを喫した。5日のルヴァンカップ準々決勝では名古屋に0-2で敗れて敗退となり、11日のJ1リーグ第28節福岡戦では0-3の完敗。茨城県独自の非常事態宣言による県からの要請により無観客開催となったホームゲーム2試合で、サポーターのいないカシマスタジアムに対戦相手の歓喜の声が響いた。

 相馬直樹監督が「この流れを変えるために」と話す次節のG大阪戦は、収容人数5000人上限での有観客開催となる。「サポーターのみなさんに(カシマスタジアムで)一緒に戦ってもらえる。それは我々にとって、また大きなエネルギーになります。そういった(サポーターの)力を借りながら、この状況を切り開いていきたいと思っています」と、指揮官はカシマスタジアムに詰めかける“12番目の戦士たち”と共に勝利を目指す。

「サポーターの前で勝つ姿を見せられるように。エネルギーを持って、ホームで暴れる。そういう姿を見せられるようにしたい」

 深紅のサポーターに勝利を届けるため、相馬監督と選手たちはG大阪撃破へ全力を注ぐ。


9月17日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

相馬アントラーズの真の姿。ホームG大阪戦で「自信を持って、ぶつけられる準備はできた」

広島由寛(サッカーダイジェストWEB)
2021年09月18日

「自分たちを否定する必要はまったくない」


G大阪戦で悪い流れを止められるか。相馬監督は「エネルギーを持ってホームで暴れる、そういう姿を見せたい」と気合いを入れる。(C)KASHIMA ANTLERS

 9月に入ってから、鹿島アントラーズはいまだ白星がない。名古屋グランパスとのルヴァンカップ準々決勝では、アウェーでの第1戦、ホームでの第2戦はいずれも0-2で敗れた。続くJ1第28節のアビスパ福岡戦は0-3の完敗。目下公式戦3連敗中だ。

 この悪い流れを、カシマスタジアムで迎える次節のガンバ大阪戦で食い止めることができるか。相馬直樹監督は「自分たちがどう振る舞えるか。ホームのピッチで暴れることができるような、そういうメンタリティを持って入ることが大事」と語る。

 黒星が並んだ直近3試合を振り返れば、「自分たちが招いた部分でもある」「少し集中を欠いたなかで先にリードを許した」と悔やむ。

 それでも、「だからといって、すべてが悪いという話ではない」。選手たちにも「自分たちがやってきていることに、そんなに悲観しないでほしい」と伝えたという。

「うまく行かない流れのなかで、“たられば”の話になりますが、十分にチャンスを作れているところはありました」

 継続すべき部分は続けて、そして改善すべきポイントには手を加える。

「勝っていた時は、もう一歩、自分たちが前へ(行けていた)。相手との距離にしても詰まっていたよね、と。切り替えにしても、いろんなことがあると思いますが、そのあたりをもう一回、確認しました。

 自分たちを否定する必要はまったくない。我々の戦い方にしっかりと自信を持って、ぶつけられる準備はできたと思っています」

 G大阪戦では、本来の相馬アントラーズの姿を見せて勝利を掴み取りたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

中村幸聖コーチ追加登録

コーチとして追加登録された中村幸聖である。
ザーゴ監督解任・総監コーチが監督に昇格して以降一枠空いておったコーチに就任する形である。
指導力の強化でチームに勢いを与えたい。
中村幸聖コーチの力にてここから巻き返しである。

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登録役員追加・変更・抹消のお知らせ(2021/09/17)

【追加】

鹿島アントラーズ
  
中村 幸聖 Kosei NAKAMURA
1 コーチ 2 1981/04/05

町田浩樹、結果を求めてやっていきたい

オンライン取材に応じた町田浩樹である。
ガンバ戦に向けて意気込みを語る。
「ここからの終盤戦が、非常に大事になるのはみんな分かっている。拮抗した試合が続くと思うので、五分五分のし合いでいかに勝ち点3を拾えるかが重要になる。自分が中心となってやっていきたい」という言葉に強い意志を感じさせられて頼もしい。
そして有観客となる事については、「チームが苦しい時に後押ししてくれるのがサポーターの存在。条件付きであれサポーター、観客が入ってくれることで選手としてもプレーしやすくなる」とサポーターの存在を強く口にする。
我らもそれに応え、チームを後押ししたい。
ともに強い気持ちでスタジアムに一体感を作り出すのだ。
そして勝利を。
重要な事である。

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客観的視点、町田浩樹が感じた鹿島の課題「一人ひとり何かをやろうという意思はあるけれど…」



オンラインによる取材に応じた鹿島の町田浩樹。(C)KASHIMA ANTLERS


週末のG大阪戦はパトリック封じに燃える「空中戦、負けたくない」。

[J1 29節] 鹿島 – G大阪/2021年9月18日18:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの東京オリンピック日本代表DF町田浩樹が9月16日、オンラインによる取材に応じて、週末のガンバ大阪戦に向けて抱負を語った。

 最近2試合は左大腿部の裏に「ちょっと違和感があった」と大事をとって欠場したが、その間にもチームは勝てず公式戦3連敗を喫している。24歳のセンターバックは「問題ないです。100パーセントで試合に挑めると思います」と万全の状態となって、勝利を欲する。

「チームが最近公式戦で勝てていないので、是が非でも勝利を求めています。ガンバも今けっこう苦しんでいるので、簡単な試合になるとは思っていません。拮抗した試合を勝ってこそ上位に行けるので、結果を求めてやっていきたいです」

 G大阪には攻撃に特長を持つタレントが揃うだけに、一瞬のミスが命取りになりかねない。特にパトリックとの空中戦では絶対に負けたくないと闘志を漲らせる。

「(G大阪は)守備にしっかり人数をかけて、前のパトリック選手や宇佐美選手を生かしたカウンターが印象としてあります。また、いろいろなフォーメーションを持っていて引き出しが非常に多いチームだと思っています」 

「カウンターを主体とするチームだと思うので、まずそこで相手の起点を作らせないことが一つ。パトリック選手の空中戦の勝率は高く、そこが自分の武器でもあるので負けたくありません。そこはしっかり全部弾き返すぐらいの気持ちで戦いたいと思います」

 また今回、外から鹿島のサッカーを見ることで発見もあった。その客観的な気付きをチームに還元したいと言う。

「今シーズンは鹿島を外から見ることがなかったので、ある意味、非常に有意義な時間になりました。やはり先に失点してしまうとゲームプランが難しくなりますし、ここ数試合は守備の安定のところで上手くいっていなかったと感じます。また、チームとして、一人ひとり何かをやろうという意思はあるんですけれど、それがバラバラになっていると、上から見ていてすごく思いました。そこを修正して、今週の試合には出たいです」

 町田が先発復帰へ――そして強力アタッカー陣を封じ、逆襲への1勝を掴みたい。



(C)KASHIMA ANTLERS


(C)KASHIMA ANTLERS


【鹿島】有観客ホームで連敗からの立て直しへ。町田浩樹「結果を求めてやっていきたい」

2021-09-16
サッカーマガジン編集部


9月16日、鹿島アントラーズの町田浩樹が練習後のオンライン取材に応じた。11日に行なわれたJ1第28節アビスパ福岡戦は0-3と敗れた。5日のルヴァンカップ名古屋グランパス戦に続き、無観客のホームで連敗。18日の第29節ガンバ大阪戦は白星を挙げたいところだ。


上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう町田浩樹(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「苦しいときに後押ししてくれるのがサポーターの存在」
 深紅のサポーターのいないカシマスタジアムに対戦相手の歓喜の声が響き渡った。茨城県独自の非常事態宣言による県からの要請により無観客開催となった9月上旬のホームゲームで2連敗。5日のルヴァンカップ準々決勝では名古屋に0-2で敗れて敗退となり、11日のJ1リーグ第28節福岡戦では0-3の完敗を喫した。4月に相馬直樹監督が就任してから8月まで公式戦無敗だった本拠地で、2試合連続完封負け。収容人数5000人上限での有観客開催となる次節G大阪戦は、是が非でもサポーターに勝利を届けたい一戦となる。

 町田浩樹は「僕は無観客の2試合には出ていませんが、やっぱりチームが苦しい状況のときに後押ししてくれるのがサポーターの存在だと思うので、サポーターがいなかったのは選手としても悔しいし、(試合中は)苦しいところもあったと思います」と言及し、「(G大阪戦は)観客、サポーターが(スタジアムに)入ってくれることで、選手としても非常にプレーしやすくなるんじゃないか」とサポーターの存在の大きさを強調した。

 次戦の相手となるG大阪については、「守備に人数をかけてしっかりブロックをつくり、前線の選手が素早いカウンターを仕掛ける印象があります。いろいろなフォーメーションをやったり、引き出しがすごく多いチームなのかなと思っています」と言葉にする。なかでもFWパトリックに関しては「空中戦の勝率は高いと思うので、そこは自分の武器でもあるので負けたくない。全部弾き返すくらいの気持ちで戦いたい」と闘志を燃やす。

「チームが公式戦で勝てていない状況なので、勝利を求めています。(G大阪戦は)簡単な試合になるとは思っていませんが、拮抗した試合に勝ってこそ、上の順位に行けると思うので、結果を求めてやっていきたいです」

 最終ラインで存在感を放つ背番号28が、ホームのサポーターの前で鹿島を公式戦4試合ぶりの勝利へ導く。


9月16日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの町田浩樹(写真◎KASHIMA ANTLERS)

鹿島町田浩樹「今は100%で試合に」負傷明けからの復調アピール

[2021年9月16日16時41分]

鹿島アントラーズのDF町田浩樹(24)が16日、ガンバ大阪戦(18日、カシマスタジアム)に向けたオンライン取材で「100%」と負傷明けからの復調をアピールした。

東京五輪代表だった町田は、左太ももの違和感で5日のルヴァン杯・名古屋グランパス戦と11日のリーグ・アビスパ福岡戦を欠場していた。だが、練習を再開しており、「今は100%で試合に行ける」と自信を口にした。

チームは9月に入り公式戦3連敗中。欠場していた間、スタンドから試合を俯瞰(ふかん)して見ることができた。「ここ数試合は守備でうまくいってなかった。チームとして1人1人がやろうという意思はあるがバラバラになっていたり。そこは修正して今週の試合に挑みたい」と話す。

G大阪はFWパトリックの高さを生かした攻撃と、鋭いカウンターが武器だ。町田は東京五輪代表として、親善試合を含め世界を相手にする経験を積んだ。代表期間中は、海外組と練習を重ね刺激も受けたという。「練習で世界レベル、基準を身に染みて感じましたし。その基準を自分の中で下げないようにと鹿島でも練習、試合はしています。空中戦のところは今は、世界でも通用する部分であった。そこは継続してやっていきたい」と手ごたえを口にする。

カシマスタジアムは直近2試合、茨城県独自の緊急事態宣言の下、無観客で開催されていた。だが、G大阪戦からは、ワクチン接種の証明書(ワクチン2回目接種後2週間経過の証明)、または1週間以内のPCR検査、抗原検査の陰性証明書で県外からの観客も観戦可能になった。有観客での試合に、町田は「苦しい状況の時に後押ししてくれるのがサポーターの存在。条件付きであれ、観客、サポーターが入ってくれることで選手としてもプレーしやすくなる」と歓迎した。

鹿島・町田が復帰 約1カ月ぶりのホームでの有観客試合へ「自分が中心となってやっていきたい」

[ 2021年9月16日 13:24 ]


鹿島・町田
Photo By スポニチ


 鹿島の東京五輪代表DF町田浩樹(24)が、1カ月ぶりの声援を力に変える。チームは16日、次節18日のホームG大阪戦に向けて鹿嶋市内で調整。ホームでは約1カ月ぶりとなる有観客試合に向けて「チームが苦しい時に後押ししてくれるのがサポーターの存在。条件付きであれサポーター、観客が入ってくれることで選手としてもプレーしやすくなる」と意気込んだ。
 県独自の非常事態宣言発令に伴い、直近2試合のホームゲームは無観客開催。次節のG大阪戦は県外在住の来場者に「ワクチン2回接種後、2週間経過の証明」などを条件に先月15日の徳島戦以来、約1カ月ぶりに有観客で開催される。町田自身は左腿裏の違和感で2戦を欠場も、静まりかえったスタンドに「選手としても悔しい、苦しい思いがあった」と振り返る。

 無観客&町田不在の2試合はともに黒星を喫した。今季リーグ戦は残り10試合。町田は言う。「ここからの終盤戦が、非常に大事になるのはみんな分かっている。拮抗した試合が続くと思うので、五分五分のし合いでいかに勝ち点3を拾えるかが重要になる。自分が中心となってやっていきたい」。サポーターとともに、戻ってきた最終ラインの柱が勝利へ導く。

犬飼智也、8月度月間ベストディフェンシブプレーヤーに選出

8月のJリーグ「月間ベストディフェンシブプレーヤー」に選出された犬飼智也である。
アウェイ湘南戦での二つのゴールが決め手と選者の栗原氏は語る。
「鹿島に移籍して確実にステップアップしている」と評し、成長の度合いも評価されておる。
今現在は負傷離脱しておるが、CBの軸であることは明らか。
復帰後には素晴らしいパフォーマンスうぃ魅せてくれよう。
楽しみである。

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「高度な技だった」 鹿島DF犬飼を栗原氏が絶賛、“得点力向上”の要因とは?

2021.09.16


鹿島DF犬飼智也【写真:佐藤彰洋】

【月間表彰】8月の「月間ベストディフェンシブプレーヤー」に湘南戦で2ゴールの鹿島DF犬飼智也を選出

 スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表DFとして活躍した栗原勇蔵氏は8月のJリーグ「月間ベストディフェンシブプレーヤー」に鹿島アントラーズのDF犬飼智也を選出した。「この1試合だけでも選ぶ価値があった」と評価したのが、8月9日に行われた第23節の湘南ベルマーレ戦。1点を追う展開から強烈なミドルシュートで同点に追いつくと、終了間際にはCKから逆転ゴールを決めてチームを勝利に導いている。

   ◇   ◇   ◇

「めちゃくちゃいいシュートだった」。栗原氏がそう評したゴールシーンは、湘南戦の前半29分、チーム全体で相手陣地に押し込んでいた時に生まれた。右サイドのMF三竿健斗が横パスをゴールほぼ正面にいた犬飼に送る。すると犬飼は、GK谷晃生の位置を確認して右足を振り抜いた。

「ここでまず、シュートを打つという選択肢があるということ自体、自信がないとできないことです。たぶん、練習から蹴っているんだろうなというのは容易に想像できます。それが、見事に無回転の凄いシュートになって決まった」

 最終的にGK谷に当たってゴールインしたものの、このゴールは1点を追いかけていた鹿島にとっては大きな意味を持つと言う。

「普通はこの位置でセンターバックがボールを持つと、パスの選択肢だろうって思うものだから、これを打つことによって相手は、次はラインを上げてくるだろうし、犬飼選手にボールが入ったらもっとプレッシャーに行かないといけなくなってくる。逆に鹿島は、それによって攻撃のバリエーションが増える」

 さらに湘南が1点をリードしており、ある程度ブロックを作って守っていた状況でのシュートに「来るとは思っていなかったシュートが来て、さらにそれが決まったことで『まじかよ、それ入るのかよ』って結構落ち込んだと思う」と精神的なダメージを与えることにも成功したのではないか、と語った。

 また終了間際にも犬飼はMF遠藤康のCKを頭で合わせてゴールを決めたが、「見た目以上に結構難しい」と栗原氏は指摘。「ゴール前にもエヴェラウドがいてゴールが結構見えづらいと思うし、そのうえでブロックされている相手選手から体というか、頭を出してちょっと触ったというのはなかなかに高度な技だったと思う」と、現役時代にセットプレーから多くのゴールを奪ってきた栗原氏ならではの視点で解説した。

 この日、センターバックながら1試合で2得点を決めてチームを逆転勝利に導いた犬飼。栗原氏は、「この日はもう犬飼選手の日だったんだなって思うような展開でした。センターバックで1試合で2得点、しかもその2点で逆転勝利というのはサッカー人生でもなかなかないことだし、この1試合だけを見ても犬飼選手をベストディフェンシブプレーヤーに選出する価値はあったと思います」と選出理由を語った。

成長過程にある犬飼に栗原氏も期待「代表だってまだまだ可能性はある」

 サッカー界のトレンドもあり、近年では本職以外の選手がセンターバックを務めることも多くなった。そんななか栗原氏は「エスパルスにいた頃から犬飼選手はずっとセンターバックをやってきている」と注目していたという。

「エスパルスでは不動のレギュラーってわけではなかったと思うけど、鹿島に移籍して確実にステップアップしている。移籍した当初も昌子(源)選手や外国籍選手がいて、レギュラーってわけではなかったと記憶しています。でも、もともとポテンシャルが高い選手。昌子選手を始め、いいお手本がいる環境でトレーニングや試合を通して力強い守備力を身に付けて、さらにレベルアップしたんじゃないかなと感じました」

 昨年までJ1通算5ゴールだった犬飼選手は、今季8月までですでに5ゴールを決めている。センターバックが急に得点力が上がるものだろうか。それについて栗原氏は、味方の信頼度が増したことを指摘した。

「ゴールのコツを掴めるようになったというのもあるだろうけど、相手にまずは競り勝つ、そしてゴールを決めることで味方のキッカーからの信頼度が増したことが大きいのかなと思います。ボールを入れてくる回数が増えることで、例えば5本よりも10本ボールが入ってくるほうがゴールに結びつく回数も増える。そしてそれをきっちりと決めているからこそ、ゴールも増えているんじゃないかなと思います」

 8月の鹿島は第27節で、好調を維持していた横浜F・マリノスに14試合ぶりに黒星を付けることに成功した。「鹿島はもともとF・マリノスとは相性がいい。得意意識があるのかもしれない」と栗原氏は現役時代の体験を踏まえたうえで、「犬飼選手は相方の町田浩樹選手と安定して上手く守っていた印象で、危ないシーンはほとんどなかったんじゃないかな」と評価した。

「F・マリノスはいつもチャンスを作るシーンが多いけど、鹿島戦ではチャンスらしいシーンを作らせてもらえなかった。そういう意味では事前に鹿島がチャンスの芽をきちんと摘んでいるわけで、全体的に守備の意識が高かったのかなと思います。犬飼選手もいつもならゴール前での攻防や相手FWとの1対1といった体を張ったシーンが見られるけど、この試合では守備を統率して相手にチャンスを作らせない、チャンスの芽を摘むような試合運びをしていた印象でした」

 今年28歳になった犬飼。「もともとポテンシャルが高い」と目をつけていた栗原氏にとって、鹿島でのこの成長にはさらなる期待を抱かせるようだ。

「今のように良いパフォーマンスを続けていけば、年齢的に日本代表だってまだまだ可能性はある。代表に1回でも入ったりすれば、さらにワンランクアップするような選手だと思っています。どう考えたって代表スタッフ陣は注目しているはずなので、鹿島で結果を出して、なんとか代表に選ばれて、またさらにパワフルなセットプレーや高い守備力、堅実なディフェンスを見せてほしいですね」

 9月5日のルヴァンカップで左ハムストリング筋損傷の怪我を負った犬飼だが、さらに大きく成長してピッチに帰ってきてくれるはずだ。栗原氏の期待もさることながら、ファン・サポーターがその雄姿を待っている。

[プロフィール]
栗原勇蔵/1983年9月18日生まれ、神奈川県出身。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2002年にトップ昇格。元日本代表DF松田直樹、同DF中澤佑二の下でセンターバックとしての能力を磨くと、プロ5年目の06年から出場機会を増やし最終ラインに欠かせない選手へと成長した。日本代表としても活躍し、20試合3得点を記録。横浜FM一筋で18シーズンを過ごし、19年限りで現役を引退した。現在は横浜FMの「クラブシップ・キャプテン」として活動している。

攻撃陣全体でのテコ入りが必要

「サイドの構成には、見直しが加えられそうだ」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
ここはカイキを先発起用すると予想したい。
前回のアウェイでの対戦ではカイキが決めて1-0と勝利しておる。
カイキ自身も自信を持っておろう。
ここはこのところ湿りがちの攻撃陣に活気を与えて貰いたいと願う。
パンチ力のあるミドルと裏への飛び出しでゴールを狙う。
頼もしい助っ人の活躍を妄想しておる。

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好転のきっかけが欲しい両者。ポイントは町田浩樹とパトリックのマッチアップ

14勝5分9敗で7位につける鹿島が、8勝6分14敗の14位・G大阪をホームに迎える。鹿島は前節で福岡に0-3の完敗を喫した。JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・名古屋戦を含めて公式戦3連敗。いずれも無得点に終わっており、内容が良くない。リーグ戦ではここ5試合で3勝2敗と決して良い流れではなく、残りのシーズンを前向きに戦うためにも、ここで結果を手にしたい。

プラス材料としては、ここ2試合欠場していた町田 浩樹が復帰できそうなこと。犬飼 智也が全治6週間のケガを負っており、公式戦3試合連続で複数失点を喫している状況を終わらせるためにも、町田の奮起が望まれる。ただ、守備面だけでなく攻撃面でも無得点が続いており、攻撃陣全体でのテコ入りが必要だ。試合で起こせる変化が乏しいサイドの構成には、見直しが加えられそうだ。

鹿島以上に深刻な状況に陥っているのがG大阪だろう。リーグ戦では3連敗中。その間には“大阪ダービー”となったルヴァンカップ準々決勝も挟まれており、第1戦こそ1-0で先勝したものの、第2戦は0-4の完敗を喫した。前節は仙台を相手に二度追いついたものの、79分に西村 拓真にカウンターから決勝点を許し、打ち合いを制すことができなかった。

松波 正信監督は「セットプレーと最後のカウンターのところ、相手が狙っているところでやられてしまったという感じがします」としつつ、「今季は降格(が4チーム)というところがありますので、いつも以上に一戦一戦の重みを受け止めながら戦っていかなければいけないと思います」と続けた。現状ではJ2降格圏と少し差があるものの、3連敗で勝点を積み上げられていないため危機感は強かった。

試合の争点はパトリックと鹿島守備陣のどちらが高さでアドバンテージを得られるかになるだろう。189cmのパトリックが前線で起点を作れば、G大阪は狙いどおりの攻撃を仕掛けることができるだろう。一方、190cmの町田がそれをはね返せば、鹿島はラインを下げることなく相手に圧力を掛け続けられるはずだ。彼ら2人だけの戦いではないが、どちらかが優位に立てれば大きく戦況を左右できる。

それを分かってか、町田は「全部はじき返すくらいの気持ちで戦いたいなと思います」と意気込んでいた。

前回対戦は荒木 遼太郎のスルーパスをアルトゥール カイキが蹴り込み、1-0で鹿島が勝利している。ただ、試合展開は鹿島がボールを握るも崩し切れず、硬直する時間も長かった。

それから2カ月近くが経過し、互いに少し姿を変えている部分もあるだろう。自分たちの特長を出して勝利を手にするのはどちらのチームだろうか。

[ 文:田中 滋 ]

岩政大樹氏、サッカーの原則解説本刊行

岩政大樹の新刊について報じる茨城新聞である。
岩政の知見を彼の非常に読みやすい文体で語られる。
サッカーの原則とは何かとてもわかりやすい。
育成年代からこの理論を徹底し、プロ年代にて変なポジショニングを獲るようなことが無くなっていけば、より日本サッカーは進化しよう。
是非とも多くの民に読んで欲しい。
推薦である。

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元J1鹿島・岩政大樹さん サッカーの原則解説 本出版 対談でチーム論考察

遠藤康は自然体のまま、ただ勝利のためだけに戦う

遠藤康をピックアップするFreaks+である。
ベテランとしての立ち位置と振る舞いについて語られる。
ヤスの力をもっと信じてピッチに送り出して欲しいと相馬監督には思うところもある。
SBの使い方や強烈なミドルなどヤスならではのプレーはここぞで光る。
左足の魔術でチームに勝利をもたらせてくれよう。
楽しみな選手である。

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PICK UP PLAYER



 クラブ創設30周年の今シーズン、遠藤康はクラブ在籍15年目を迎えた。ちょうど、クラブの歴史を半分、見届けてきたことになる。そして、昨季限りで曽ケ端準(現GKアシスタントコーチ)が現役を引退したことで、永木亮太とともに日本人選手として最年長になった。2021年は遠藤にとって一つの大きな節目の年と言える。

 しかし、本人は成績以外の数字を全く気にしていない。プロ入り15年目という事実も周囲から伝えられて初めて知ったし、自然体で「特に数字は気にしていないな」と話す。日本人選手の最年長という周囲からの見られ方も、特別に意識はしなかった。

「日本人選手として最年長になったということも、自分なりにしっかり捉えないといけないのだろうけど、あまり気にしていない自分もいる。レオやスンテがいるし、チーム全体で見れば、自分よりも年上の選手がいるから。それに同世代としては亮太もいるし、キャプテンの健斗もしっかりしている。自分が率先して年上っぽく振るわなくても、チームを引っ張っていける人がたくさんいるから」



 自分が率先してチームを牽引するつもりはない。言葉の裏を返せば、年長者としてチームを牽引するのは当たり前のこと。そのうえで、一選手として自分がどれだけチームに貢献できるか。遠藤はそこに意識を向ける。

「個人としても常に進化していかなければ、このチームでは生き残っていけない。アントラーズとは、そういうチームだし、そういうチームでなければいけないと思う。自分自身も生き残っていけるように、もっと上手くなれるように、毎日、毎日、練習している。そういう意味では、昨シーズンは途中出場が多くて、悔しい思いをしたから、今季はスタートから出られる試合を増やしたいし、自分を進化させたい」



 33歳を迎えた今でも、技術上達への向上心と勝利への意欲は衰えることがない。いつも自然体のままでそれを体現しているからこそ、説得力が増す。

「気がつく人は気がつくし、学ぶ人は学んでいくもの。実際、自分もそうだったから。先輩たちの姿を見て、感じたことを表現してきただけ。だから、きっと、これからも自然とつながっていくと思う。伝統とか哲学って、無理につなげていくものではなく、僕は自然とつながっていくものだと思う」

   今のチームにもそれを感じ取っている選手がいる。キャプテンの三竿健斗が「ヤスさんは試合に出ていなくても、僕たちへの振る舞いだったりで、アドバイスを普段からしてくれる」と事あるごとに感謝を話せば、犬飼智也も「普段はひゃっひゃっと言って笑っている人だけど、試合後のロッカールームで話す言葉がすごく響く。そういう空気を持っている選手がいるから、アントラーズはアントラーズなんだと思う」と語った。彼らは遠藤の姿からきっと多くのことを学んでいるのだろう。



 だからこそ、遠藤は目の前の1試合に集中する。練習から良いプレーをして、試合でチームを勝利に導くこと。ただそれだけに意識を向ける。

「自分が出た試合では必ず勝つ姿をファン・サポーターには見せたい。でも、自分一人の力だけで勝つことはできないので、監督や仲間からの信頼というものを、日々の練習から勝ち取っていきたい。練習でしっかりと力をみせることで、自ずと出場時間や出場機会は増えていくもの。ただ、口で言うのはやっぱり簡単なので、ピッチで、プレーで示していきたい」

 アントラーズがアントラーズらしくあるために、特別気負うことはない。遠藤康は自然体のまま、ただ勝利のためだけに戦う。

第29節 ガンバ戦(9/18)、第32節 川崎戦(9/22) の有観客開催運用方法

ガンバ戦・川崎戦の観戦運用について公式発表した鹿島アントラーズFCである。
要約すると、ワクチン2回目接種後2週間の証明書、PCR検査・抗原検査の陰性証明書と身分証明書が必要となる。
厳しいようにも思えるが抗原検査で大丈夫というのはとても敷居が低い。
そしてクラブは「抗原検査エリアにて検査へのご協力をお願いする場合がございます」としており、当日でも可能となる。
鹿島はとても努力したことが伝わってくる。
ここまでしてでも有観客にて試合を開催するオトに意義と意味があることを理解しようではないか。
当然、これまで同様に体調に少しでも不安のある者は来るべきではなく、今後もクラスターを発生させぬ事が重要ではある。
しかしながら、それ以上にスタジアムにてチームを後押しする力を必要としておるのだ。
クラブの誠意に応え、チームを後押しするためにスタジアムに向かう。
重要である。

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ワクチン接種やPCR検査陰性証明書が必要に!鹿島がホームゲーム2試合の運用方法発表

ニュース文: Shota, 2021.09.15. 8:23 am

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは14日、今月に県立カシマサッカースタジアムで開催予定のJ1リーグ第29節・ガンバ大阪戦と第32節・川崎フロンターレ戦において、ワクチン接種証明書、またはPCR検査や抗原検査の陰性証明書の提示を茨城県外から来場されたお客様に対して求めることを公式発表している。

 鹿島アントラーズは今月18日にガンバ大阪を控えているほか、22日には昨季J1リーグ覇者の川崎フロンターレを迎え撃つ。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、茨城県内には独自の非常事態宣言が発令されているため、スタジアム収容人数上限5000人による有観客開催がすでに決まっている。

 その中、クラブはこのホームゲーム2試合における運用方法について「茨城県からの要請を踏まえ、対象2試合では入場ゲートを県内外のお客様で区分した運用を行います」と発表。県外在住の来場者に対しては、運転免許証・保険証・パスポートなどの本人確認書類にくわえて、「ワクチン接種証明書」または「試合開催前1週間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明書」の持参が必要となる。また、これらの証明書を持参していない方に対しては「抗原検査エリアにて検査へのご協力をお願いする場合がございます」と案内している。

 また、「ワクチン接種証明書」または「試合開催前1週間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明書」は書類以外にもメール、写真、市販キット検査結果などでの提示が可能であるほか、スタジアム抗原検査エリアでの検査費用はクラブ負担となっている。

 なお、県内在住の来場者は、「ワクチン接種証明書」または「試合開催前1週間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明書」の持参が義務付けられていない。ただ、クラブはJリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインおよびクラブが定める観戦ルールの遵守をお願いしている。

シントトロイデン・鈴木優磨、先発

ベールスホット戦にスタメン出場したシントトロイデンの鈴木優磨である。
74分までら2TOPの一角としてピッチに立ったとのこと。
確固たるレギュラーとして信頼は得つつある模様。
次は結果を残し、ポジションを確立させるのだ。
活躍の報を待っておる。

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林大地が“無双ドリブル”で決勝点を演出!移籍騒動を謝罪した鈴木優磨も初出場のSTVVが下位対決を制して2連勝

サッカーダイジェストWeb編集部
2021年09月14日


アラベスからローン加入中の原は73分から登場

 現地時間9月13日、ベルギー・リーグ第7節が行なわれ、18位のベールスホットと15位のシント=トロイデン(STVV)が前者のホームで対戦した。

 FW鈴木武蔵(ベールスホット)、DF松原后、FW原大智、FW伊藤達哉(以上STVV)はベンチスタートとなり、GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW鈴木優磨、FW林大地とSTVVの日本人4人が先発に名を連ねた。

 前節、開幕戦以来の勝利を挙げたSTVVは13分、ゴール前の好位置FKを獲得。移籍騒動の後、自身の振る舞いを謝罪し、この試合が今シーズン初出場となった鈴木優が右足で狙いすましたシュートを放つが、GKファンハメルに阻まれる。

 対して開幕からいまだ勝利のないベールスホットは、17分にビッグチャンス。ノウビッシが抜け出し、最後はペナルティエリア内から右足でフィニッシュするも、相手守護神シュミットがタイミングよく前に飛び出してきたこともあり、上手くミートすることができない。

 中盤以降はホームチームが主導権を握る展開となるが、42分に試合を動かしたのはアウェーチームだった。鈴木優の鋭いプレスから自陣でボールを奪った林が、一気にゴール前まで持ち運ぶと、ペナルティエリア手前でファウル気味に倒され、すかさずセカンドボールに反応したデ・リダーが右足で押し込んだ。

 前半はSTVVが、1点リードで終える。

 追いかけるベールスホットは後半に入って47分、CKのこぼれ球を拾ったクリバリーがキックフェイントから左足を豪快に振り抜くも、橋岡のヘッドでの決死のクリアに遭う。

 ベールスホットは、64分に3度目の交代でヴァカ・ポンセとシャンクランドを投入。鈴木武は今シーズン初めて出番なしとなった。

 勝負を決める追加点を狙うSTVVは、73分に鈴木優と林の2トップに代え、ブリュルスとアラベスからローンで加入した原をピッチに送り込んだ。

 すると86分には、その原が1本の縦パスに抜け出し、決定機を迎えるも、モノにすることはできない。

 結局、試合はこのまま1-0で終了。東京五輪でも存在感を示した24歳の豪快な突破から奪った1点が決勝点となり、STVVが2連勝を収めた。最下位に沈むベールスホットは、泥沼の5連敗となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

セルティック番記者、三竿健斗を補強ポイントに挙げる

セルティックの次期獲得候補に挙げられる三竿健斗である。
セルティックの番記者であるSean Martin氏の妄想でしかないが、セルティックの補強ポイントとしてボランチ(とサイドアタッカーまたは左SB)があると言うことであろう。
古橋獲得の成功で、Jリーガーの価値がセルティックサポの間でも急上昇しておることであろう。
三竿健斗は英語も堪能であり、能力的にも十二分であろう。
もし今冬にオファーに発展したとしたら三竿としては年齢的にラストチャンスということもあり移籍の可能性も非常に高まる。
とはいえ、それは"IF"の話でしかなく、現時点では噂とも言えないレベルである。
今はリーグ戦と天皇杯に集中し、来季のACL出場を目指すために尽力して貰うところ。
セルティック番記者にも認められた才能を鹿島にて更に発揮するのだ。
活躍を楽しみにしておる。

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Three J League midfielders Celtic boss Ange Postecoglou could target in January to help squad depth issue

By Sean Martin @smarti51
Celtic writer


Reo Hatate, Kento Misao and Sergi Samper

KYOGO FURUHASHI has already blazed a trail into the hearts of the Celtic support with his rip-roaring start to life in Glasgow - but he could also be the catalyst for more players following in his footsteps too.

Ange Postecoglou has publicly declared his intention to explore the Japanese market when January rolls around, with Celtic still in need of reinforcements despite making 12 summer signings.

“I know the Japanese market very well,” Postecoglou said in August. “I have been looking at it very closely.

“It's a tricky time because traditionally they are still mid-season. There's a lot of players I would love to have a look at closely and bring over but I know it would be almost impossible to get them out because clubs are still playing for the league or cup or (AFC) Champions League competitions.

"Traditionally, it's always been easier to get them out in our winter break, which is their end of season.

"There's a lot of talent there that people haven't realised. It's not to say they are all going to be of Kyogo's level because I was super-confident about him.

"But there is definitely more talent there and it is definitely a market we are looking at closely."

The average age of Celtic’s 12 summer recruits was 24.5, with 19-year-old winger Liel Abada and 34-year-old goalkeeper Joe Hart the significant outliers among those drafted in. As a result of this change in transfer market tact, the three players chosen below are around that average age bracket.

Central midfield is particularly concerning for Celtic with any injury to Callum McGregor likely to cause sincere problems in both style of play and influence while neither Tom Rogic nor David Turnbull have a reputation for their 90-minute durability week in, week out.

With that in mind, The Celtic Way has identified three potential J1 League midfield targets Postecoglou could be looking at making a move for when the January transfer window rolls around.

1. Sergi Samper
Club: Vissel Kobe

Contract expiry: January 31, 2022

Season stats: 2,055 mins played (25 matches); 0 goals (0.01 xG); 5 assists (1.32 xA); 88.2 per cent pass accuracy; 57 through passes (most in J League).

WyScout valuation: £772k

Age: 26

Celtic Way:

The former Barcelona player occupies a deep-lying role for Vissel Kobe and regularly drops to split the centre-backs and pick up the ball. His contract situation is favourable – in the absence of a confirmed extension clause, that is – and his reported salary is less than £1million per year.

On the pitch, Samper plays an average of almost 74 passes per game (90.5 per cent accuracy). Fewer than six of those are long ones meaning he is well-versed in the short, sharp passing Postecoglou favours – and he’d be playing them to a familiar face in Kyogo Furuhashi, whose darting runs and clever movement were something Samper himself said was perfect for him at Kobe, the two ultimately combining with one another “from memory” and with just a look.

Samper even took to Instagram upon Kyogo’s move to Glasgow to bid him farewell and posted a video of their best moments together with his accompanying message declaring Kyogo to be “my Japanese brother”.

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The 26-year-old's physicality may have been a concern when trying to break through in Spain but he has developed into a player who is good for more than four interceptions per match and wins just over half of his 14.69 duels a game too.

He is not a regular dribbler (1.51 per match at 58.3 per cent success) or aerially dominant (1.73 aerial duels per game at 50 per cent success) but does consistently seek to get the ball forward (12.09 passes into the final third per game at 78.7 per cent accuracy) and create opportunities for his team-mates (he has 34 shot assists and nine second assists to go with his six actual assists during his 6,143 minutes played in Japan, the equivalent of 68 matches).

2. Kento Misao
Club: Kashima Antlers

Contract expiry: January 31, 2022

Season stats: 2,294 mins played (31 matches); 0 goals (2.3 xG); 1 assist (0.62 xA); 5.53 interceptions per game; 5.3 defensive duels won per game.

WyScout valuation: £1.37m

Age: 25

Celtic Way:

A more defensive-minded option is Kashima Antlers captain Kento Misao. While he enjoys the physical side of the game (more than six defensive duels won per game at the top level of Japanese/Asian football as well as filling in at centre-back) and sniffs out danger well (5.53 interceptions per game at the top level) the 25-year-old is much more than just a spoiler.

He is a consistent passer (85.5 per cent accuracy) and, while he does not get forward in the sense that he carries much of a creative threat, Misao does consistently keep play going in the right direction with more than 10 passes into the final third per game (73.3 per cent accuracy).

In addition, Misao assumed the captaincy at Japan’s most successful club at a fairly young age and is used to winning regularly. The six-cap international has already lifted the AFC Champions League, the Emperor’s Cup and the J1 League title in his career while individually he was nominated for the Asian footballer of the year award in 2018 too.

READ MORE: Ange Postecoglou and the significant Celtic challenge to confront - James Dailey

Perhaps to sum up Misao’s attitude – and shine a light on why he was made captain of a successful club in his early 20s – it is useful to look back to the end of the 2017 season. Just 21 years of age and in his maiden full campaign as a bonafide first-choice in the Kashima midfield, Misao’s side lost the league title race to Kawasaki Frontale by one goal.

When interviewed about the devastating blow afterwards, Misao spoke about “stepping up” in response and despite his relatively tender years said he felt the a personal duty to help the team bounce back quickly.

“When playing in games I just have a real responsibility, I feel that every time,” Misao said back then. What happened next? Well, just a key role in the club’s AFC Champions League triumph and second place in the Asian footballer of the year awards.

3. Reo Hatate
Club: Kawasaki Frontale

Contract expiry: January 31, 2022

Season stats: 2,077 mins played (24 matches); 3 goals (3 xG); 2 assists (2.72 xA); 6.54 recoveries per game; 3.77 dribbles per game (49.4 per cent success).

WyScout valuation: £687k

Age: 23

Celtic Way:

It might have been presumed the final place would go to someone from Yokohama F Marinos – it’s Postecoglou’s former club after all and, as such, a large portion of the players there are familiar with his demands and philosophy – but it seems likely any raid on his old side would be for players in other positions.

Instead, we’ve gone with a slightly left-field choice in an attempt to fill the gap left by Ryan Christie’s departure in Reo Hatate of reigning J1 League champions Kawasaki Frontale.

As his heatmap shows, Hatate used to be a left-back. He’s also played as a winger and a right-back on occasion – indeed, just this season he has featured at left-back, central midfield, right wing and left wing – but has spent more time in midfield over the past couple of years than anywhere else for the slick-passing titlists.

Regardless of where his versatile nature takes him, Hatate enjoys a goal (nine over the past season and a bit, 8.64 xG) and chips in with assists (seven in the same timeframe, 6.77 xA) as well. He also plays a lot of passes – both overall (57.4 per game, 85.2 per cent accuracy) and penetrative (6.68 passes into final third per game and 2.83 passes into penalty area per game) – and is a willing dribbler too (3.9 per game with 53.8 per cent success).

Defensively, while playing in midfield Hatate gets involved in the so-called “dirty side” about as religiously as Christie did (20.65 duels per game), is eager to win the ball back into the bargain (5.38 recoveries per game) and drives the team up the park when he can (1.48 progressive runs per game).

Once described as a player "full of adventure" while starring for the Japan under-23s, Hatate's tenacity and versatility saw him rated as one of the best prospects in the country's university system ahead of his graduation in 2019 and he is already well on his way to establishing himself as an important part of the current top team in the J1 League.

サッカーダイジェスト 福岡戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部による福岡戦の寸評である。
惨敗に厳しい採点が並ぶ。
乏しいし内容の中から、和泉と聖真のそれぞれのチャンスについて評しておる。
和泉は「58分に好機到来も相手の捨て身のブロックにあい、ゴールに至らず。攻撃面での見せ場はこれぐらい。守備面での献身は誰もが認めるものだったが……」、聖真は「28分に右サイド深くまで侵入。左足の切り返し一発で相手をかわし、ゴール前に浮き球パスを送ったが、相手GKに難なくキャッチされてしまった」と少ないながらもビッグチャンスを迎えたことは明らか。
二列目として機能しておることは伝わってきた。
ここにブエノのフンワリヘッドや綺世の捨て身ダイビングヘッドが枠を捉えれば面白い試合にはなったように思う。
また、この試合のMOMは2得点の相手センターFWとあるが、この選手は試合開始早々の足裏での荒木へのチャージで一発レッドが妥当であった。
きちんとしたジャッジがなされておれば、また異なった結果であったであろう。
綺世のオフサイドもディレイした挙げ句にオンサイドの見逃しであり、残念であった。
VARという現代の技術も結局は人間が扱うもの以上の何物でも無いことがよくわかった。
次戦は運をも我らのものとして戦いたい。
気持ちの切り替えである。

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【J1採点&寸評】鹿島0-3福岡|フアンマの決定率は驚異の100%。長谷部監督は完璧なマネジメント

サッカーダイジェストWeb編集部
2021年09月12日


鹿島――攻守両面でのチグハグさがぬぐえず…


【警告】鹿島=D・ピトゥカ(88分) 福岡=グローリ(35分)、クルークス(78分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】フアンマ・デルガド(福岡)


[J1第28節]鹿島0-3福岡/9月11日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
完敗だった。攻守両面でのチグハグさがぬぐえず、先制されると意気消沈。14本のシュートを放ったものの、全体的に精度を欠き、また相手GKの好セーブにも阻まれ、実を結ばなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
ゴール前がスカスカで、相手にスペースを与えすぎていた。最終ラインの不安定さを感じとっていたはずだが、試合の中で微調整できなかった。

DF
32 常本佳吾 5.5(75分OUT)
自身のサイドでの主導権争いは確かに上回っていたが、ボールを前に運んだ時のアイデアやクロスの質がやや乏しかった。

DF
15 ブエノ 4.5(75分OUT)
今夏ブラジルから戻り、およそ1年半ぶりのJの舞台。「成長した姿を見せたい」と意気込んだが、失点シーンでは寄せが甘く、ほぞをかんだ。

DF
23 林 尚輝 5
対人プレーは及第点ながら、初めてコンビを組んだブエノとの連係面に課題を残し、最終ライン全体を引き締めるまでにはいかなかった。

DF
2 安西幸輝 5.5
得意のドリブルを仕掛け、カットインからのシュートを披露するなど、コンディションがかなり上がってきた感がある。ただ、失点につながるワンツー&クロスをあっさり許したシーンは悔やまれる。

MF
20 三竿健斗 5.5
劣勢を何とかはね返そうと懸命にプレーする姿が見られたが、状況は好転せず。最終ラインの2枚替えに伴い、途中からCBに入った。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 5.5
ミドルレンジから強烈なシュートを放つなど、気を吐いた。イライラが募って不用意なファウルが多くなり、警告を受けてしまった点はいただけない。

鹿島――エヴェラウドのヘッドは相手GKに弾かれる


鹿島復帰後、初ゲームだったブエノ。3失点の完封負けに「目指した結果ではなかった」と悔しさを滲ませた。写真:徳原隆元

MF
13 荒木遼太郎 5
ライン間でボールを受けても相手の素早いプレッシャーにつぶされ、思うように攻撃を活性化できなかった。

MF
11 和泉竜司 5.5(62分OUT)
58分に好機到来も相手の捨て身のブロックにあい、ゴールに至らず。攻撃面での見せ場はこれぐらい。守備面での献身は誰もが認めるものだったが……。

FW
8 土居聖真 5.5(62分OUT)
28分に右サイド深くまで侵入。左足の切り返し一発で相手をかわし、ゴール前に浮き球パスを送ったが、相手GKに難なくキャッチされてしまった。

FW
18 上田綺世 5.5(82分OUT)
ポストプレーによって起点を作ったり、スペースに流れたり、クロスに対して頭から突っ込んだり、最前線で奮闘するもゴールが遠かった。

途中出場
MF
17 アルトゥール・カイキ 5(62分IN)
和泉に代わって左MFに入り、貪欲に相手ゴールに向かった。終了間際のFKでは直接狙うもクロスバーを越えた。

MF
25 遠藤 康 5.5(62分IN)
右サイドからのインスイングFKで、エヴェラウドの巧みなヘッドを引き出した。一矢報いるべく攻撃陣を仕切ったが、1点さえも奪えず顔を曇らせた。

DF
14 永戸勝也 ―(75分IN)
限られた時間の中で、できるだけ多くのクロスをゴール前に供給することが大事な使命だった。利き足ではない右足でシュートするシーンも見られた。

FW
9 エヴェラウド ―(75分IN)
83分、遠藤からのFKからニアサイドでヘディングしゴールを強襲したが、相手GKに弾かれた。

MF
4 レオ・シルバ ―(82分IN)
足を痛めたFWの上田に代わって、急きょピッチに送り出された。百戦錬磨のボランチはすんなりとゲームに溶け込んだ。

監督
相馬直樹 5
CBに怪我人が相次ぎ、やりくりを迫られたが、急造CBコンビを含めチーム全体の守備が機能せず、よもやの3失点。指揮官は「やるべきことを徹底してきた相手の勢い、思いきりの良さにやられた」と、落胆の色を隠せない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ピンチをチャンス」に変え、この敗戦を糧に今後の若いセンターバックの奮起に期待したい

福岡戦を振り返る日刊スポーツの岩田記者である。
「残念ながら、負けるべくして負けた印象だ」と言いきる。
そして試合内容を「3失点はすべて、鹿島の左サイドを起点にされた」「マークの受け渡しを含め、明らかに守備ラインの連係の隙を突かれていた」と分析しておる。
福岡は中盤を飛ばしたロングボールを多用しており、それが鹿島の左サイドに通った際に大きなチャンスとなり、その多くがなかったチャンスを確実に決めた。
鹿島の左サイドはこの試合ではかなり攻撃的であり、そこで1対1になった際の対応とそこでペナルティエリア内での視野の確保・相手の捕まえ方に難があった。
右サイドに比べ左サイドの守備が弱くなるのは山本脩斗時代更に以前から鹿島のウィークポイントとされておる。
それを普通に遂行した福岡の長谷部監督を褒めるところ。
会心の試合であったであろう。
ただ、多少突破されようとも、強靱なCBが弾き返すところが鹿島の伝統であった。
しかしながら、レギュラーCB二人揃って負傷欠場となり、このポジションもウィークポイントとなってしまった。
非常に無念である。
とはいえ、若き林には良い経験となったであろう。
この悔しさを乗り越え、鹿島らしいCBと急成長して貰おうではないか。
次回のチャンスでの躍動を期待しておる。

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負けるべくして負けた鹿島「ピンチをチャンス」に若いDF2人の奮起に期待

[2021年9月12日11時0分]

鹿島アントラーズが、11日の第28節アビスパ福岡戦に完敗した。

残念ながら、負けるべくして負けた印象だ。相馬直樹監督も試合後、完敗を認めた。ボール保持率は鹿島が62%、福岡が38%。福岡は鹿島にボールを持たせても、中をしっかり固め「最後はやらせない」と割り切った戦い方をしていた。さらに速い攻守の切り替えで圧力をかけ、マイボールにするや縦に速い攻撃を仕掛け、したたかに得点した。

鹿島は横浜F・マリノスに快勝した際、低いボール保持率ながら、鋭いカウンターを発動し、鹿島らしい勝ち方で快勝していた。今回、まさに福岡に逆のことをされた。実際、福岡の長谷部茂利監督(50)は試合後に「これまでの鹿島のような戦いができた」と胸を張った。

鹿島はDF犬飼智也(28)と町田浩樹(24)と、2人のセンターバックを負傷で欠き、今夏復帰したDFブエノが初先発。大卒1年目のDF林尚輝(23)とコンビを組んだ。3失点はすべて、鹿島の左サイドを起点にされた。そのうち2失点は、ペナルティーエリア内で相手をフリーにしてシュートを浴びたもの。マークの受け渡しを含め、明らかに守備ラインの連係の隙を突かれていた。

タイトルを重ねていた時から「だれが出ても鹿島」と言われ、メンバーが替わっても芯の通ったぶれない戦い方を続けてきた。それが鹿島の強さだった。今季もルヴァン杯では、ターンオーバーをした中でも1次リーグを突破。だが今回に限っては、ブエノと林の初コンビで、今季24試合に出場している犬飼と町田の穴を埋めるには厳しすぎた。経験値からも責めるのも酷だろう。相馬直樹監督も最終ラインの評価に「準備はしたつもりだったが、むしろ彼らだけの責任ではないと思っている」とかばった。

ホームで痛い黒星となったが、前向きに考えれば、ブエノと林が公式戦の経験値を積んだことで、選手層の厚さにつながる可能性も十分にある。「ピンチをチャンス」に変え、この敗戦を糧に今後の若いセンターバックの奮起に期待したい。【岩田千代巳】

福岡戦コメント

「現状を変えるもうひとつのエネルギーを出すことができなかった」と振り返る指揮官である。
難しい試合であった。
それがCBの二人かという問いに対しては、「彼らだけの責任ではない」と言う。
それもまた難しい状況であったことを物語る。
様々な条件が重なった。
だがそれもまたサッカーという競技である。
また左SBとしてリーグ戦初先発した安西は、「少ないチャンスをサイドからの攻撃でものにされた」と語る。
チャンスの数は多かった。
それを決めきれなかった事が問題であろう。
そこの改善をどのようにしていくのかがカギとなる。
そしてブエノは、「決定力の差が出たと感じている」と振り返る。
ブエノのヘディングがフンワリと枠に入れば別の結果となったであろう。
負傷寸前の綺世のダイビングヘッドも然りである。
そうしたところがこの試合の結果をわけた。
サッカーとはそういうもの。
気持ちを切り替えて次戦を迎える。
観客有りのホームでは結果を出してくれよう。
期待しておる。

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2021明治安田生命J1リーグ 第28節

鹿島アントラーズ:相馬 直樹
福岡の勢いにやられた。なかなか自分たちのゲームにできなかった。ルヴァンカップから切り替えて準備してきたつもりだったが、現状を変えるもうひとつのエネルギーを出すことができなかった。そのあたりをもう一度立て直して、次の試合に臨みたい。

Q.いつもと違った組み合わせとなったDF陣の評価は?

A.準備はしたつもりだったが、彼らだけの責任ではない。細かい部分を言えばいろいろあるが、そのなかで前向きにやってくれていたと思っている。

Q.次への切り替えのなかで大事な部分は?

A.今は終わったばかりなのですべてを挙げることができないが、一番は元気がなくてはいけない。相手の方が元気だった。もちろん相手がリードしていたこともあると思うが、もう一度、われわれにゴールが転がり込むように、そして、失点しないようにしていく。

Q.試合前、選手が変わっても基準は変えたくないと話していた。基準ができていなかったのか、相手が基準を上回ってきたのか、どちらの印象が強かった?

A.両方の部分。先ほども言った通り、福岡に勢いがあった。やることに迷いがなかった。連勝をしていて、試合の間隔があいたなかでしっかり落とし込みをしていた。ゴールに迫るところで自信を持っていた。われわれがその勢いを引き出してしまったところがあったと思っている。そこは確認しなければいけない。少し受けに回った部分があった。




【安西 幸輝】
ホームで0-3は情けない。相手が引いてくるなかで、少ないチャンスをサイドからの攻撃でものにされた。自分たちが決めきることができないなかで、相手はしっかり3点を決めてきた。そこが勝敗を分けた。次の試合もホームでできるので、今日のような結果にならないように修正していく。

【ブエノ】
目指していた結果ではなかった。チームとしてやろうとしていることができなかった。サイドを攻略されて、福岡は作ったチャンスを決め切った。自分たちもチャンスは作っていたので、決定力の差が出たと感じている。次の試合に向けてしっかりとやっていきたい。

明治安田生命J1リーグ 第28節
2021年9月11日(土)18:04KO
県立カシマサッカースタジアム


鹿島アントラーズ鹿島
[ 相馬 直樹監督 ]
まずは本当に今日は福岡さんの勢いといいますか、思い切りの良さにやられてしまったなと思います。なかなか自分たちのゲームにできなかった、そういうふうに思っています。ルヴァンのところからしっかりと切り替えてという準備をしてきたつもりだったんですけども、少しパワーといいますか、現状を変えるエネルギーをもう1つ出せなかったなと思っています。その辺りのところをもう一度立て直して、次に向かいたいと思います。

--3失点した今日のディフェンスラインに対しての評価は?
状況としては準備したつもりでしたけど、もちろん彼らだけの責任ではないと思います。ただ、その事実もあると思っていますので、細かいところはいろいろあると思いますけども、その中で前向きにやってくれていたと思っています。

--重点的に取り組むところはどこになりますか?
終わったばかりなのですべてのところは振り返れませんが、一番は最初にも話しているとおり、元気がないといけないなと単純に思っています。少し相手の方が元気があったなというのは、もちろん相手がリードしていたからというのはあると思いますけど、もう一度われわれの方にゴールが転がり込むようなちょっとしたところで失点が出ないような、そういうエネルギーを出せるようにしたいなと思います。

明治安田生命J1リーグ 第28節
2021年9月11日(土)18:04KO
県立カシマサッカースタジアム



安西 幸輝 - Koki ANZAI
DF 2
安西 幸輝
Koki ANZAI

ホームで0-3という結果は本当に情けないなと思います。

--失点は似たような形に見えた。3失点はどう振り返る?
相手が引いてくる中で少ないチャンスをサイドからの攻撃でモノにされたので、本当にウチが決め切れない中で相手が3点決めてきたので、そこが勝敗を分けたかなと思います。

--ピッチ内でどう修正しようとしていた?
2トップのフアンマ(デルガド)選手のところに1人行くときは1人カバーという中で、そこで起点を作られないようにしようという話はしていました。

ブエノ - BUENO
DF 15
ブエノ
BUENO

--率直な気持ちを教えてください。
目指した結果ではありませんでした。あとはチームとしてやろうとしたことができませんでした。ただ、リーグ戦でわれわれが掲げている目標は達成できる状況なので、次の試合に向けて準備を進めていきたいと思います。

--3失点をどう振り返る?
慣れてはいけないスコアです。無失点で終われなかったことはすごく残念です。サイドを攻略されてクロスから失点しました。彼らは作ったチャンスを決めることができました。われわれもチャンスを作ったのですが、その決定力の差ではないかと思っています。

--復帰してから出場するのは初めてでした。コンディションや試合勘については?
確かに試合は出ていませんが、自分のコンディションをしっかり上げてきた自負はあります。目指した結果でなかったことは非常に残念ですが、リーグ戦残り10試合で目指すところは決まっています。次に向けて準備を進めていきたいと思います。僕だけでなくチーム全体でその意識を持って取り組めたらなと思います。

鹿島0-3完敗「スピード、迫力あって受けに回った」相馬監督一問一答

[2021年9月11日22時1分]

<明治安田生命J1:鹿島0-3福岡>◇第28節◇11日◇カシマ

鹿島アントラーズはアビスパ福岡の0-3で完敗した。

失点はすべて鹿島の左サイドを突破され、そこで起点をつくられてクロスを合わせられた。鹿島はリーグ戦で福岡に2連敗を喫した。試合後の相馬直樹監督の会見は以下の通り

-試合の総括

今日は福岡さんの勢いというか、思い切りの良さにやられてしまったと思います。なかなか自分たちのゲームにできなかったと思っている。ルヴァンから切り替えてという準備をしてきたつもりだが、少しいろんな意味でパワー、現状を変えるエネルギーが出せなかった。そこはもう1度、立て直して次に迎えるようにしたい。

-主力の離脱で3失点した。守備ラインの評価は

もちろん、そういう結果になったこともそうですし、ただ、状況としたら準備はしたつもりだったが、むしろ彼らだけの責任ではないと思っている。ただ、その事実もあるなとも思っていますので。細かい所は、いろいろあると思いますが、その中で前向きにやってくれていたと思っています。

-次に切り替える中で重点的に取り組むべきこと

まあ、今、終わったばかりなので。すべての所というわけではないが、一番は最初に話している通り、正直、元気が無くてはいけないなと単純に思っています。相手の方が元気があったなと。もちろん、彼らが、リードしていたからというのはあるとは思うが、もう1度、我々の方に、それこそ、ゴールが転がり込むような、ちょっとしたところで失点が出ないような、そういうエネルギーを出せるようにしたいなと。

-前日会見で「選手が変わってもスタンダードを変えたくない」と話していた。今日は、あまりいい形ではない取られ方だった。基準ができていなかったのか、相手が上回ってきたのか、どちらの印象か。

ディテールはもう1度見直さなければと思うが、両方の部分。福岡さんにエネルギーがあった。やることに迷いがなかった部分はあったと思います。(試合の)間が、相手の方が空いた中で、すごくしっかりと落とし込みをした部分を含めて、連勝してきていたこともあって、自信をもっていざ、ゴールに迫るシーンでスピード、迫力が上がった部分はあった。我々もそこを引き出させててしまった部分もあったとも思っています。そこは少し、確認しないとどこかは言えないが、少し受けに回ったという風には感じています。

《明治安田J1》第28節 鹿島完敗3失点

茨城県で生まれた対応の違い

茨城県独自の非常事態宣言による無観客試合について記すスポニチの清藤記者である。
水戸が有観客にて開催しておるだけに不平等で無意味なこととして報じられる。
全くもってお役所仕事と言って良かろう。
このせいで二つの試合を落としたと強く感じておる。
憤りの矛先をどのようにすべきか困るところ。
とはいえ、クラブの尽力により次節からは条件付きにて有観客となる。
チームに力を与え、スタジアムに一体感を持たせたい。
再出発である。

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なぜ鹿島だけ無観客?独自の非常事態宣言下の茨城県で生まれた対応の違い

[ 2021年9月11日 23:59 ]

明治安田生命J1第28節 鹿島0―3福岡 ( 2021年9月11日 カシマ )


<鹿島・福岡>福岡に敗れうなだれる鹿島イレブン。試合は無観客で行われた(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ


 同じ茨城県なのになぜ―。J1鹿島は県独自の非常事態宣言の発令に伴い、無観客で開催されたホームでの福岡戦に0―3で敗れた。一方、同じく茨城県内をホームタウンに活動するJ2水戸はこの日、ホーム・ケーズデンキスタジアム水戸での秋田戦を有観客で開催した。同じ県内だが、対応の違いが生まれている。
 同宣言は国の緊急事態宣言に先駆け、県が8月16日に発令。県内全域を対象とした県所有施設でのイベント開催制限の要請に伴い、期間中はワクチン接種の有無に関わらず、施設利用者全員の「催事開催前1週間以内のPCR検査もしくは、抗原検査による陰性確認の徹底」が要請されている。

 そのため、今月5日のルヴァン杯準々決勝名古屋との第2戦から無観客での開催となった。18日のG大阪戦、22日の川崎F戦は上限5000人の有観客での開催が決定したが「来場者にはワクチン2回接種後2週間経過の証明、または試合前1週間以内のPCR検査もしくは、抗原検査の陰性証明」が、県から条件として要請された。

 だが、問題なのは同じ茨城県内で対応が違うということだ。県のホームページにはカシマスタジアムなど「県有施設」には「ワクチン2回接種後2週間経過の証明」など厳しい条件を明記しているが、ケーズデンキスタジアムなどの「市有施設」には設けていない。「県有施設」か「市有施設」かで整合性がとれていなければ、せっかくの対策も意味を成さないのではないだろうか。

 Jリーグは感染拡大防止のため、科学的エビデンスに基づいたガイドラインの上で試合運営を行ってきた。もちろん、自治体から制限のより厳しい要請があった場合、協議の上、原則自治体の要請に従う。しかし「不公平」が生まれればクラブも、サポーターも納得できないはずだ。(清藤 駿太)
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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