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エースが不在となる中、鹿島がどんなパフォーマンスを発揮するのか

「今季11ゴールを挙げているエースが不在となる中、鹿島がどんなパフォーマンスを発揮するのかにも注目が集まる」と記すJリーグ公式の舞野隼大氏によるプレビューである。
鹿島サイドの注目点はやはり鈴木優磨の出場停止となろう。
これは多くの者が不安に考えるところ。
ましてや真夏のアウェイ湘南戦にはイヤな思い出ばかりが募る。
激しい打ち合いの末、アディショナルタイムに失点して負けたのが2019年。
CKで決められ綺世を投入もゴールレスの終えたのが2020年。
犬飼のアディショナルゴールで勝利したものの試合内容が全く振るわなかった2021年。
そして昨季は、エレケが途中出場したものの全く良いところがなくドローに終えた。
そして今季はエースの優磨が不在である上に体調不良選手が多数出ており、難しい試合が予想される。
優磨の代役は、知念なのか、カイキなのか、またはここに来て復帰してきた土居聖真の可能性もある。
個人的には土居聖真を推したいところ。
垣田がDFラインを押し下げ、出来たそのスペースを使うのであれば聖真に優るものはいない。
いずれにせよ、交代も含めての先発のプランとなる。
どのような手を打ってくるのか。
楽しみな一戦である。

上向かせなければ。湘南、エース不在の鹿島に挑む

FC東京・小泉慶、もう一回また鹿島で成長させてもらった

FC東京の小泉慶を取材した中日スポーツである。
J1通算250試合出場まであと1試合と迫り、次節にも達成できるであろう。
小泉慶本人は「もっとチームを勝たせられる選手になりたい」と抱負を語る。
そしてこれまでのキャリアを振り返り、「サッカー選手は試合に出てナンボの世界だと思っている。250までに半年間ベンチ外の時期や、全然試合に絡めない時期もあった。試合に出ているときこそ、あの頃の悔しい気持ちを忘れずにいたい」と順風満帆ではなかったプリサッカー選手としての反省を口にする。
新潟では不動のボランチというポジションを得たモノの移籍した柏ではほぼ戦力外の扱いを受け、そこで鹿島移籍したことで新たな境地になった。
「もう一回また鹿島で成長させてもらった。勝つか負けるかでこんなに違うと分かった」という言葉に鹿島アントラーズFCでの経験が凝縮されておる。
試合に出場することのッ重要性を知っておるからこそ、鳥栖への移籍を選んだ。
これもまた重要な選択であったように思う。
相馬監督は、川崎戦にて小泉慶のトップ下起用の限界を感じて、出場機会が激減しておった。
もう少し、このシステムを熟成されておればまた別の歴史があったやも知れぬ。
とはいえ、歴史に"IF"はない。
FC東京にて躍動する小泉慶、250試合は通過点であり、300試合、400試合と積み重ねて行って欲しい。
対戦がまた楽しみである。

J1通算250試合出場まであと「1」の小泉慶、プロ10年目で節目「悔しい気持ちを忘れずにいたい」【FC東京】

下田栄祐、SARCLEと代人契約

SARCLEと代人契約した下田栄祐である。
内田篤人や植田直通、上田綺世を欧州に送りだした秋山祐輔氏と高卒1年目で契約するとは、なかなかの大物と言えよう。
再来季には鹿島アントラーズFCに戻らず欧州移籍もありうる。
いわきFCにて成長していく様を追い続けたい。
楽しみな逸材である。

下田栄祐

関川郁万、日本代表に推薦したいJリーグ組5人に選出

日本代表に推すJリーガー5人を記すフットボールチャンネル編集部である。
そこに関川郁万の名が挙げられておる。
「関川はセルヒオ・ラモスやぺぺといった選手と同じ武闘派CBだ。身長182cmと飛び抜けて大柄なわけではないが、強靭なバネを武器に制空権を握り続け、ガッチリとした体格からフルパワーを引き出して相手の突破を阻む。前に出る守備はもちろん、ボックス内ギリギリでの対応も光るものがあり、今季も幾度となくシュートやクロスを跳ね返し続けてきた」と評されておる。
武闘派という評は面構えからだとは思う。
関川と植田が並ぶバックラインは強面コンビと言って良かろう。
しかしながら、関川はLIXILスポーツの動画やインタビューを観ると、非常に繊細な内面を持つ。
だからこそ強烈な縦パスが通せるのであろう。
攻撃参加の判断も興味深い。
現在Jリーグ随一の攻撃力を誇る。
ここを森保一日本代表が評価するならば、代表選出の可能性があるように思う。
ただ現時点での日本代表CBはメンツが揃っており、そこに割って入るのは容易ではない。
いずれにせよ、こうして高評価を与えられるCBとして成長したことは非常に嬉しい。
これも鹿島アントラーズFCの育成力の賜物である。

サッカー日本代表に推薦したいJリーグ組5人。今だからこそ声をかけるべき好調な男たち

本田泰人主将(当時)、リトバルスキーの恐れた名手

Jリーグ公式youtubeチャンネル・ののチャンネルにてJリーグ黎明期について語ったリトバルスキー氏である。
当時の想い出として鹿島アントラーズの本田泰人について、「動物のよう(笑)。もう本当に危ない。マンツーマンはOK。でも、ずっと近くに立って、(鼻息が荒く)もう怖い」と語る。
流石は主将。
こうして鹿島アントラーズが他クラブから一目置かれ、存在感を高めていったのだ。
99.9999%不可能といわれたクラブがJリーグを象徴するクラブとなっていったのである。
これを今のファンは忘れてはならぬ。
気持ちで負けては何も残らぬ。
本田主将のメンタルを思い起こして戦っていきたい。
初心忘るべからずである。

「もう怖い」名手リトバルスキーが“ビビった”鹿島のレジェンドは? 「マンツーマンはOK。でも...」

セルヴェット・常本佳吾、引き出しを増やしたい

セルヴェットFCの常本佳吾にインタビューを敢行したFOOTBALL ZONE WEBの小杉舞記者である。
まずは「街並みもすごく綺麗。すごく過ごしやすい気候で空も綺麗。やっぱり、監督のことを分かっているから挑戦しやすい。僕自身、鹿島時代のサッカースタイル、切り替えの速さだったり、スプリント、運動量、そういう自分の長所を監督が求めていると思う。(新天地でも)生きると思っているので、そこは頑張りたい」という抱負を語る。
自身の成長を目指し移籍したことを明かし、「自分の引き出しを増やしたい。武器である守備の1対1をさらに高めていきたい。日本代表の試合を見ていても今の日本のサイドバックはレベルが高い。欧州でも結果を出して日本代表に選ばれれば誰も文句はないと思う」と言う。
また「いろんな状況下でのプレーの選択、引き出しから出してくる時に間違えないために1週間前ぐらいから相手を分析する。だから新たなデータの選手に会えるのは楽しみの1つですね」という言葉から、新たな選手たちとの対戦を楽しんでおることも明かされる。
欧州チャレンジ1年目にて多くのことを吸収していくこととなろう。
常本佳吾の更なる躍動が楽しみである。

DF常本佳吾が欧州に挑戦した訳「引き出しを増やしたい」 “データ蓄積型”SBが目指す先は?【インタビュー】

田代有三氏、豪州にてセカンドキャリア

田代有三氏を取材したSportivaの石井和裕氏である。
現在は豪州永住権を取得しシドニーにて暮らしておりサッカースクール事業を立ち上げたとのこと。
更に多くのビジネスパーソンと親交を深め、また日本人をビジネスパートナーとして迎え入れたアクションをしておる様子。
これは鹿島アントラーズ時代に培ったコミュニケーション能力の賜物と伝えられる。
大学時代から交際期間のある妻・明日香さんも「彼の強みはコミュニケーション能力」太鼓判である。
この能力を使ってセカンドキャリアを形成しておることが強く感じさせられる。
イケメン+コミュ能力で新たな道を切り開くのだ。
活躍の報を待っておる。

元鹿島FW田代有三はオーストラリアで引退後になぜ現地で起業? 日豪「いいとこどり」とは

須貝英大、練習合流



8月29日の練習風景を配信した鹿島アントラーズ公式youtubeチャンネルである。
須貝の練習参加が確認出来る。
これは朗報。
また、体調不良者が複数出たために8/30の練習が非公開になった。
ただこの動画で欠くことの出来ぬ植田、関川、ピトゥカ、樋口、垣田は確認出来る。
非常事態ではあるが最悪の状況ではないように感じさせられる。
そして動画の最後には師岡がリハビリトレーニングする姿が映る。
復帰もそう遠くなかろう。
湘南戦、そして連戦となるルヴァン杯・名古屋戦に向けて練習再開である。
   

犬飼智也が柏の救世主に

柏レイソルの犬飼智也について記すサッカーキングの元川悦子女史である。
松本山雅、そして鹿島アントラーズにて成長した様を伝え、その甲斐あって現在の柏をJ1残留に向けて牽引しておることが記される。
今季序盤、J2降格筆頭であり、監督交代に踏み切ったが、それでも成績は向上しない状況にあった柏が夏に犬飼を補強した。
これが功を奏した事は明らかであろう。
前々節には首位を走っておった神戸とドローに持ち込み、前節の広島戦では完全に崩されたシュートをスライディングにてブロックした。
まさに守備の要。
次節・Fマリノス戦にて結果を出せば、柏のJ1残留をグッと引き寄せるであろう。
犬飼の力でそれを成し遂げるのだ。
注目である。

角田誠、飯田真輝、昌子源… 偉大な先輩DFの統率力を焼きつけ、犬飼智也が柏の救世主に

石井正忠監督、タイ代表技術委員長就任

石井正忠監督の近況を伝える日刊ゲンダイDIGITALである。
タイリーグが開幕し2位の好位置に付けておるとのこと。
それ以上にタイ代表の技術委員長に就任しており、第2節からは別の人物が指揮を執っておることがわかった。
今季のACLにて日本凱旋を期待しておったが、帯同はしないであろう。
そしてタイ代表を2026年W杯へ導くため尽力するとのこと。
これは楽しみ。
石井さんのタイ代表がどのようなチームになるのか、今から楽しみである。

タイサッカー協会の技術委員長に就任!タイサッカー発展に尽力します

フットボールチャンネル Jリーグ夏の補強診断

夏の補強について記すフットボールチャンネル編集部である。
鹿島アントラーズFCは評価として10位とされた。
加入が須貝英大一人のみで、放出が、キム・ミンテ、染野唯月、常本佳吾、中村亮太朗と4人もおり戦力アップした様子がないことがこのように評価した模様。
ただ、「開幕時の選手層が厚かったこともあり、まずはスカッドのスリム化が進められた」とあるように、控え選手を放出し、薄くなったSBを補充した形で、適正人数になったのではなかろうか。
そもそも今季の日本人補強は際立っており、現有戦力はタイトルを狙うに十分であった。
負傷や誤審などのアクシデントがあったがまずまずの手応えと言って良かろう。
外国人選手については不満が残るが保有人数・契約年数など、動きにくい部分もあったように思う。
負傷選手が戻った今、戦力は十分である。
ここから巻き返し笑顔でシーズンを終えたい。
楽しみである。

【Jリーグ夏の補強診断】戦力アップランキング10~18位。主力流出…。補強ゼロのクラブも…

フットボールチャンネル Jリーグ2023年シーズン観客数ランキング

Jリーグ2023年シーズン観客数ランキングを伝えるフットボールチャンネルである。
鹿島アントラーズは21844人で7位とのこと。
この成績で2間人超えが素晴らしい。
とはいえこれは、新国立開催での名古屋グランパス戦の56,020人があってこそ。
カシマスタジアムでは到底2万人を超えるところには手は届いておらぬ。
しかしながら、コロナ渦での減席時代に比べればかなり戻ってきたことは実感する。
鳥栖戦は1万9千人超え、新潟戦は1万9千人弱とかなりの観客数となっておる。
コロナ前までの状況には戻ってきた。
これは好ましい状況である。この観客数を維持することで2万5千人規模の新スタジアムに引き継ぎたいところ。
そうなれば、チケット争奪戦の状況となろう。
楽しみである。

最も人気なのは? Jリーグ2023観客数ランキング1~10位。浦和レッズに迫るクラブとは

早川友基がこだわるクリーンシート。指揮官は「もっと上を目ざせる」と期待

早川友基についてサッカーダイジェストWebに寄稿したオフィス・プリマベーラの小室功氏である。
アルビレックス新潟戦を取材して綴っておる。
「早川の特長のひとつは、シュートに対する反応の良さだろう」と評す。
それこの試合、そしてその一つ前の鳥栖戦でのあわやオウンゴールを防いだことで、素人目にもよくわかる。
そこよりも、足下の巧さをもう少しクローズアップして欲しい。
この新潟戦では、プレスに来た相手FWをするっと交わしてパスを出しておる。
観ておった我らはヒヤッとしたが、これが早川の持ち味であることが伝わってきた。
今後、多くの相手チームが前線からのプレスを敢行してこよう。
それを早川・関川・植田の3人でボールを回して前戦へと届ける様子が目に浮かぶ。
岩政サッカーになくてはならない存在となった、早川のプレーを観にスタジアムに向かう。
楽しみである。

成長プロセスの真っ只中。鹿島GK早川友基がこだわるクリーンシート。指揮官は「もっと上を目ざせる」と期待

レオ・シルバ、ヴィッセル神戸のチーム練習に参加

ヴィッセル神戸のチーム練習に参加したレオ・シルバである。
これは驚きいの報。
先日鹿島アントラーズFCのクラブハウスに訪れ引退して代理人稼業を始めたことを伝えたが、ここで急転現役復帰があり得そうである。
神戸としてはボランチの絶対的レギュラーであった斉藤未月が全治1年の大怪我を負い中盤の補強が必須となっておる。
ただ移籍ウインドウが閉じた今となってはフリーとなっておる選手以外に登録する術がない。
そこでJリーグをよく知るブラジル人に白羽の矢を立てたカタチである。
正式契約に至るのであろうか。
登録期間は9月8日まで。
続報を待ちたい。

J1神戸、MFレオシルバ緊急獲得も すでに練習参加「できるだけ早く判断」

本山雅志 好きこそものの上手なれ。好きに勝るものなし。

本山雅志氏の参加人生を回顧するNumberWebの二宮寿朗氏である。
サッカー選手としての東福岡高校時代、黄金世代だからこそのワールドユース準優勝、鹿島アントラーズ黄金期、そして病気と怪我とギラヴァンツ北九州時代と浪人時代そして海外移籍でのマレーシア2部クランタン・ユナイテッド。
多くの経験をしたことが伝わってきて興味深い。
このモトが鹿島アントラーズFCに戻ってきてくれた。
本山ASに発掘された若き才能がいずれ鹿島アントラーズを担ってくれよう。
今から楽しみである。

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岩政大樹監督、着想で言うとイビチャ・オシムさんなんです

岩政大樹監督についてNumber誌に寄稿した北條聡氏である。
岩政大樹監督のチーム作りの着想が伝えられる。
「着想で言うと、イビチャ・オシムさんなんです。あの頃のジェフですね。実際に守っていて、すごく嫌だったんですよ。本当にとらえどころがなくて。言わば巻誠一郎とマリオ・ハースのペアが垣田と優磨で、その背後から出てくる羽生直剛さんが仲間みたいな。そういうイメージです」とJEFユナイテッド市原でのオシム・サッカーを体現したいとのこと。
これはこれで納得させられる。
そして、「あらかじめ、相手の出方を読み、こういう立ち位置を取ると決めて戦おうとしたケースもあります。ただ、動きがぎこちなくなって、選手たちが躍動しないんです」というコメントから北條氏は「(相手に対応して勝つことを目標とするのではなく)選手たちが輝かなければ意味がない」という意図を読み解く。
まさに浪漫派指揮官。
更に若手選手に対して「つながりの輪の中にどんどん入って来てほしいと思っています。もちろん、融合を進めたくて使っている側面もあります。周囲と合わないというケースもありますが。例えば、お互いに使いたいスペースが一緒で動きが重なってしまうとか。難しいところですけど、チャンスは与えてあげたい。失敗もあるでしょうが、変わるチャンスはありますからね。そこまではやる監督でいたい。もっとも、そういう姿勢はプロ向きじゃないかもしれませんが」と期待と成長を待つ姿勢と自分自身がプロ監督として失格であることも語られる。
多くの選手に輝いて貰いたい、成長して貰いたいという、岩政大樹監督の優しさと愛が深く伝わる。
ここ数試合、テンプレ交代でピンチを招き続ける采配もこれで納得が行った。
「夢と希望はあるが、現実的ではない」、これを是とするのか否か。
ここではコメントを控えたい。
ただここに来てリーグタイトルも手が届く可能性が出てきた。
ルヴァン杯もある。
選手の成長と輝きも重要であるが、タイトルを獲って貰いたい。
それが今言えることである。

<“オシム流”で連動、連続、連携>鹿島アントラーズと岩政大樹監督のしたたかな変化「僕自身、こだわりはない」

「プロ向きじゃないかもしれませんが…」鹿島アントラーズ・岩政監督が語る“復権のカギ”「着想で言うと、イビチャ・オシムさんなんです」

サッカーダイジェスト 新潟戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部による新潟戦の寸評である。
2−0という結果に良い評点ばかりが並ぶ。
その中で早川と垣田に最高評価が与えられた。
垣田は「採点7/気持ちのこもった先制ゴールと、勝点3をグイッと引き寄せる追加点をアシスト。今季J初ゴールを決めた9節のアウェー戦に続き、“新潟キラー”ぶりを発揮した」と先制点を決めたことがクローズアップされる。
新潟戦連発も高評価ではあるが、たまたまであろう。
特に今節のゴールは安西のクロスが素晴らしかった。
逆に安西が最高評価でないことに疑問を感じさせられる。
そしてMOMの早川は、「採点7/81分、素晴らしい反応でボックス内シュートをストップ! クリーンシートに貢献するとともに勝利の原動力となった。MOMに相応しいパフォーマンスだった」と寸評された。
全くもって同意である。
今のチームは早川がゴールマウスを守ってこそとも言える状況である。
毎試合、このようなビッグセーブを続けておることは嬉しい反面、そのようなシーンが創られてしまう構造的な問題に目を向けねばならぬように感じさせられる。
また特筆したいのは松村への「採点6/守備で奮闘も、攻撃では持ち味の快足を飛ばすシーンがほとんどなかった。減点材料はないものの、能力を出し切れなかった感も」という寸評である。
藤井と二人で両サイドからスピードあるカウンターを仕掛けたかった岩政大樹監督の意図は我らにも伝わってきたが、重心が下がりすぎた上に松村は終始守備に追われ続け、全くもって機能しなかった。
佐野海舟をボランチから動かしたことやFWのボール限定が上手く行かなかったことがその要因であるが、それも含めて松村には不運だったとしか言いようがない。
それも含めてこの評点はかなり甘かったのではなかろうか。
個人的にはベンチ外になっておったが、聖真がこのポジションに起用されておれば、ここまでの有様にはなってなかったように思う。
それをサッカーダイジェストWeb編集部も見て取ったようで、「採点6.5/後半途中から両翼にスピードスターを並べ、トドメを刺しにいったものの、思惑どおりにはいかなかった。その点を反省しつつ、かたや攻撃の狙いどころを明確にし、ゴールへの迫力を見せつけた前半の内容を収穫に挙げた」と前半のサッカーにて評点を付けたことを記し、藤井・松村の起用には苦言を呈する。
複数ゴールを奪えれば、なんとか守り抜けるサッカーであることが伝わってきた試合であった。
この勝利におごることなく、改善を期待したい。
早川の頼らず勝てる試合に期待である。

【採点寸評|鹿島】盤石の勝点3で先発組は全員が及第点以上の出来。最高点は早川と垣田の「7」。MOMは...[J1第25節 鹿島 2-0 新潟]

【PHOTO】鹿島の出場16選手&監督の採点・寸評。“新潟キラー”ぶりを発揮した垣田。闘魂注入の仲間は戦い方の方向性を示す

横浜FC・伊藤翔、逆転ゴラッソ



逆転弾を決めた横浜FCの伊藤翔である。
胸トラップからのボレー。
これは素晴らしい。
ストライカーらしいゴールである。
残留争いの渦中にあるチームが首位を走り連覇を狙うFマリノスに先制されながらもこうしたゴラッソ逆転するのは痛快であった。
まだまだ調子乗り世代も輝きを見せる。
そう感じさせられる一発である。

新潟戦コメント

「自分たちの保持に問題が出れば、当然ながら新潟は簡単にボールを失いませんので、自分たちがベタ引きになりますし、自分たちの保持に問題があったと思います。ボールを奪ったあとの1つ目、2つ目もつながりませんでしたし、後ろからのビルドアップをしないのであればセカンドボールを拾わないといけませんでした。その辺の配置も振り返ってみたいと思います。選手が入れ替わったところでオープンな展開にしてしまったと反省しています」と後半の試合展開について振り返る指揮官である。
選手交代の失敗を正直に吐露しておる。
鳥栖戦でのイメージが良かったこともあって、早めに同様に交代をし、また負傷明けの広瀬を気遣ったこともあって右サイドに手を入れたことが裏目に出た。
対新潟という采配ではなく自分がしたいサッカーをしようとして失敗した例である。
これは岩政大樹監督が乗り越える課題のように思う。
今季は特に選手交代での失敗が多く観られる。
この新潟戦もその一つとなった。
選手交代は試合展開と相手に対応したものでなくてはならない。
これをこの試合で学習し、成長して欲しいところ。
そして久しぶりにピッチに立ったアルトゥール・カイキは、「後半にチーム全体のパフォーマンスが落ちてしまったことは課題なので、次戦に向けて修正しなければならない。チームは勝ち続けるために全力を尽くしていく。自分もその一員として貢献していきたい」と後半の戦いには苦言を呈す。
プレーする側も強く感じておったことが伝わってくる。
また先制点の垣田裕暉は、「相手CBは強さも速さもある選手たちなので、負けたくない思いを持っていた。自分たち2トップと相手CBとの対戦が勝敗のカギを握ると思っていたので結果を残せて良かった」と自慢の2TOPの特徴を口にする。
この試合、鳥栖戦とは逆に垣田と優磨の縦関係が元に戻っておった。
このあたりが先制点に繋がったように思う。
そして垣田が退いた後に押し込まれたことも、偶然ではない。
密かなキーマンである。
そして次節について、「優磨くんがいない中でもしっかり勝ちを持って帰りたいです」と優磨が出場手停止の中で刈ることを口にする。
非常に重要な事である。
更に零封の植田直通は、「こういう試合が続くとディフェンスラインが注目されがちですが、やっぱり前線から頑張ってくれる選手たちがいるからこそ成し遂げられていると思う。前線の選手に感謝しながらも、最後でやらせない部分はCBが担っていければと思っています」と語る。
前からの守備の重要性を改めて語る。
機能しておる部分と機能しない時間帯があった。
それも含めてのこの新潟戦である。
一つ成長する機会と捉えて前に進む。
重要である。

2023明治安田生命J1リーグ 第25節

[ 岩政 大樹監督 ]

明治安田生命J1リーグ 第25節
2023年8月26日(土)18:00KO
県立カシマサッカースタジアム

Jリーグ 第25節 アルビレックス新潟戦



怪しいジャッジによく勝った。
個人的MOMは植田。

岩政大樹監督、“新しい鹿島”の形を思いっきりぶつけたい

アルビレックス新潟戦に向けた前日会見をオンラインにて行った岩政大樹監督である。
ここまでのチームの出来を「成長する段階と停滞する段階を合わせて『成長期』になります。そこに至るまでに整理をつけないとバラバラのままで、成長期には入っていきません。
 そこは7月の段階で『入った』と捉えていました。
 ただ停滞期はどの世界でも、誰にでも起こることなのだと選手に伝えていました。今後も、結果的に上手くいく時も行かない時もあるでしょうが、その時期(成長期)に入っているので、相手によって変わるもの、試合によって変わるものをどんどん学びながら、アップデートしていく作業を繰り返していけばいいと思います。
 それによって選手が自信をつけているのも間違いありません。よくここまで我慢強く、選手たちがチームを作ってきたいと思っています」と語る。
「一歩進んで二歩下がる」と言ったところか。
人生はワンツーパンチと返したくなる。
更に欧州サッカーから「ここまできてしまえば、相手は分析できない、自分たちは理解している中でやれている。あとはさらに質、タイミング、精度ははまだまだなのでそこを上げていきたい」と相手に分析されぬサッカーが出来つつあることを口にする。
そうなっておるのであれば、我ら素人がいくら目を皿のようににして試合を観ても、この岩政サッカーの神髄を理解することは不可能ということとなる。
これは深い。
この新潟戦でも再現性ではない特異なサッカーを拝めよう。
楽しみである。

【鹿島】ホームで2連勝を目指す新潟戦。岩政大樹監督「“新しい鹿島”の形を思いっきりぶつけたい」

【鹿島】岩政監督が語る『成長期』。「7月の段階で『入った』と捉えた。停滞期はどの世界でも、誰にでも起こること」

【鹿島】岩政監督、新しい鹿島の成長期に手応え「選手が我慢強くチームをつくってきた」

鹿島アントラーズユース・徳田誉くん、U-17日本代表選出

リモージュ国際大会に出場するU-17日本代表に選出された鹿島アントラーズユースの徳田誉くんである。
これは重畳。
この国際舞台にてゴールを決め、この世代に徳田誉ありと名を馳せるのだ。
期待しておる。

U-17日本代表 メンバー・スケジュール リモージュ国際大会(9.3-12 フランス/リモージュ)

鹿島アントラーズユース・徳田誉くん・松本遥翔くん、2種登録

2種登録された鹿島アントラーズユースの徳田誉くんと松本遥翔くんである。
これは面白い報。
共に高校2年生であり、トップ昇格するとすれば再来季である。
がここで結果を残せば飛び級でのプロ契約もあり得る。
徳田誉くんは大型センターFW、松本遥翔くんは右SBをポジションとする。
年代別代表にも名を連ねる二人がどこまでやれるのであろうか。
来季の編成にも影響を与えるこの抜擢。
日々の練習にも注目である。

登録選手追加・変更・抹消のお知らせ(2023/08/25)

FC琉球・金崎夢生、ボランチ起用の秘密

FC琉球の金崎夢生を取材したサッカーダイジェストWebの元川悦子女史である。
現在、夢生は琉球にてボランチを担っておるとのこと。
その理由を、「シーズンが始まってずっとフォワードでやっていたんですけど、このメンバーで少しでも安定した戦いをして、勝ちを拾っていくなら、自分がボランチに入ってやることがプラスになるんじゃないかなと感じていたんです。
 最初に思ったのは、倉貫さんが代わる少し前。でも前の監督にはフォワードとして取ってもらったんで、自分の考えは伝えませんでした。
 その後、喜名さんのもとで戦っていくなかで、やっぱりチームを変えていかないといけないという思いが強まった。そこで7月22日のY.S.C.C.との試合前日に『自分がボランチをやったほうがいいと思います』と言って、少し話をさせてもらいました。
 喜名さんも理解してくれて、そこからはボランチで練習するようになった。3週間、練習とか練習試合を重ねて、そして8月12日のFC大阪戦という形になりました」と語る。
そもそも夢生はプロ入り時にはボランチとして大分トリニータに入団しておる。
その経緯があって鹿島アントラーズFCでもMF登録であった。
技術的な部分、視野はボランチとしてのものがある。
ただそれ以上に前への圧と強引にでも打つシュート姿勢がFW向きではあった。
鹿島ではそれが功を奏してタイトルに結びついたことは周知に事実である。
そして選手人選も終盤に至り、またポジションを下げることになった事は運命とも言えよう。
ボランチ・夢生で躍進するのだ。
FC琉球のサッカーに注目である。

ボランチ転身を進言。34歳・金崎夢生が原点回帰「何よりもFC琉球がもっと勝てるようにしたい」

知念慶インタビュー



アルビレックス新潟戦に向けて知念慶のインタビューを配信した鹿島アントラーズ公式youtubeチャンネルである。
長期離脱及び鹿島移籍での経験について、対新潟について、そして知念チャントの後押しについて語られる。
前節・鳥栖戦では、知念投入後の盛り上がりが凄かった。
一気にボルテージが上がり鳥肌が立った。
明日の「男祭り」に於いても、知念の男っぷりで勝利に導いて貰おうではないか。
楽しみである。

植田直通、自分たちの成長を見せるいい機会

アルビレックス新潟戦に向けてオンライン取材に応じた植田直通である。
「今年は新潟と対戦する機会が多くあり、お互いのやり方はよく分かっています。後半戦に入ったなか、どれだけ成長しているのかを新潟相手に見せるいい機会。(今季ここまで)変わってきた姿を、ファン・サポーターの皆さんに見せたいです。新潟はボールをつないでくるはずですが、自分たちからプレスをかけることを意識し、主体となってボールを狩りにいければと思います」と新潟戦への気持ちを語る。
今季はルヴァン杯GS、アウェイと既に3回対戦しておる。
お互いに手の内はわかっている者同士となろう。
ここに来てチームの好調さが見て取れる、それについては、「(ブロックを敷いて戦うことに加え)高いラインを保ちながらもボールを奪い切る守備に取り組み、それができるようになってきています。試合の展開によって使い分けができていて、それが強みになっています」と守備の安定度について口にする。
岩政は守備からということが伝わってくる。
そしてこの試合にて開催される特別企画『真夏にたぎる、男祭り』については、「もちろん盛り上げたい気持ちはありますが、勝たなければなんの意味もありません。そこが大前提にあり、それだけに集中します。プラス・イベントとして、『男祭り』としてプロレス界と交流や関わりを持てたのはとても嬉しかったです。あとは勝てば、『男祭り』もしっかり締まります。チーム全員で“男”を見せたいです」勝利することが『男』であると言う。
勝ってイベントを成功に導くのだ。
漢・植田直通の躍動に期待大である。

【鹿島】真夏のホームゲーム新潟戦へ闘志を燃やす植田直通。「自分たちの成長を見せるいい機会」

【鹿島】新日本プロレスと共闘『男祭り』の新潟戦、植田直通「主体となってボールを狩りにいく」

鹿島DF植田 新日コラボ試合で“3カウント勝利”を宣言 「チーム全員で男をみせたい」

四度目の激突の行く末は

「第8節を最後に、鹿島はホームで負けていない。それ以降の7試合は5勝2分」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
そしてその間の失点も、FC東京戦での"誤審"でのPKと前節・鳥栖戦での上手いループシュートの2点のみである。
守備が機能しておることは明らかであろう。
ホームの後押しにて、この新潟戦でも良い守備を魅せて貰おうではないか。
零封しゴールを待つ。
今は勝利が必要なとき。
ホームにて男の怒号を轟かせるのだ。
楽しみな一戦である。

直近2試合は“狩人”に軍配。四度目の激突の行く末は

土居聖真、ホーム新潟戦に向けて調整

8月23日の練習を取材したスポーツニッポンである。
土居聖真の全体練習合流を伝える。
FC東京戦に出場して以来、ベンチを外れいていたのは軽い負傷であったとのこと。
そして「23日は紅白戦など強度の高い練習も消化。26日のホーム新潟戦に向けて調整を続けている」と新潟戦にはベンチ入りが可能になりそうである。
また、須貝と名古は別メニューとのことで、師岡と共に負傷中となる。
逆に夏の放出とこの離脱者を考慮した26〜27人という選手数がトレーニングする上で適正であるように思う。
今季は少々保有選手数が多すぎた。
来季に向けた選手編成ではそのあたりも考慮して貰いたい。
吉岡FDの"仕事"に注目である。

鹿島・土居が全体練習合流 リーグ終盤戦へ故障者続々復帰

復活の聖真



8/23の練習風景を配信した鹿島アントラーズ公式youtubeチャンネルである。
土居聖真を長尺で映しておる。
ここ数週間離脱しておったが、完全に合流した様子。
またキレキレのプレーを魅せてくれよう。
ここに来て戦力が揃ってきた。
総力戦で戦っていきたい。
結束である。

いわきFC・下田栄祐インタビュー

いわきFCの下田栄祐を特集したNHK福島放送局である。
インタビューを敢行し、SOMOだの人となりを伝える。
ボールを奪取し、そこからパスで攻撃に繋げるプレースタイルは非常に魅力である。
このいわきFCにて大きく成長して戻ってきて欲しい。
注目しておる。

【福島】サッカーいわきFC・下田栄祐選手に聞いてみた!

2017年・石井さん×岩政大樹対談

2017年の石井さんと岩政大樹の対談を今ここで再掲したい。
石井さんは数ヶ月前に鹿島アントラーズFCの監督を解任されたばかり、岩政大樹は東京ユナイテッドの選手権コーチではあったが、もうユニフォームを脱ぐ決意をしておった頃である。
6年前という年月に一世代感じさせられる。
岩政大樹監督には是非ともこの対談を思い起こして貰いたい。
今だからこそ感じられるものがあるのではなかろうか。
また、岩政大樹が満さんについて問うた後に石井さんは、「吉岡宗重さんが引き継ぐと思いますが、そこでどうなるかはターニングポイントのひとつですね」と返す。
まさに昨季・今季がその渦中であり、その吉岡FDにチームを託されておるのが岩政大樹監督である。
新しい鹿島アントラーズFCを造り上げているところは外からもわかる。
それが迷走のように映る部分もあろう。
ただここで結果と成長を成し遂げられれば、大きなステップアップとなる。
クラブ力が問われておる。
それを予言した石井正忠監督の目も素晴らしい。
今季の残りをこうした目で見ていきたい。
重要である。

石井さん×岩政大樹対談

フットボールチャンネル Jリーグ市場価値ベストイレブン

市場価値上位選手にてJリーグベストイレブンを組んだフットボールチャンネル編集部である。
そこにピトゥカと優磨が選ばれておる。
これは興味深い。
ただこのピトゥカをこの年末にフリーで手放すこととなっており非常に苦しい気持ちになる。
来季はこの穴をどのように埋めるのか、今から気になって仕方がない。
新たな大物助っ人を獲得するのか、樋口をボランチに下げて2列目の陣容を変えるのか。
幾つもの手が考えられよう。
8月もそろそろ終わり9月が近づいておる。
来季の編成について吉岡FDが動き始めておろう。
どのような陣容を用意するのか。
楽しみである。

最高額の11人は? Jリーグ市場価値ベストイレブン。個性豊かな“最強”の布陣は…

鹿島が見せる夏場の力強さ

サガン鳥栖を取材したFOOTBALL ZONE WEBの徳原隆元氏である。
カメラを通した視線から、「内容はスコア以上に鳥栖に自由にサッカーをさせなかった鹿島の試合巧者ぶりが光った試合となった」、「率直に言って鹿島のチーム戦術としての完成度はそれほど高くない」と評された。
この試合をどのように見るのかということは、サッカーという球技そして鹿島アントラーズFCというクラブのメンタリティを図る上で重要である。
徳原隆元氏はかつての鹿島を彷彿させられる試合巧者ぶりを感じた反面、鳥栖に比べてチームの熟成度の低さを見て取った。
これに関しては、試合巧者についてはまだまだ森足りぬ、そして鳥栖の戦術浸透度の深さが際立っており、現時点では"負けた"感があった。
鳥栖の攻撃時には大きくウィングが開いて幅を大きく取りながらもボールが入ればそのサイドに人数がかけられる戦術は非常に機能しておった。
選手が抜かれながらもこのようにクオリティを維持しておることも含めて鳥栖というクラブの底力を感じさせられる。
一方、鹿島は優磨が前に残って垣田が下がる戦術は、正直選手の個性を殺しておったように思う。
これは岩政大樹監督がやりたいカタチであることが、昨季から継続し、シーズンの序盤もこれで挑んでおったことで認識が出来る。
結果的に勝利を掴んだことでこの試合についてもこのやり方に対しても批判も注目もされておらぬ。
しかしながら、試合終盤に押し込まれたところやあわやオウンゴールを許しそうになった事も、このやり方に問題があるように感じさせられる。
岩政大樹監督にはやりたいサッカーよりももっと選手の個性を活かすサッカーを行っていって欲しいところ。
シーズン序盤の不安定な戦いも天皇杯・甲府戦を落としたのも、このせいであると思う。
次節・新潟戦では、どのようなサッカーをするのであろうか。
この鳥栖戦での問題をきちんと把握したのかも含めて注目したい。

鹿島が見せる夏場の力強さ 岩政監督のタクトで磨かれるタイトな守備と鋭いカウンター攻撃【コラム】

一皮むけた感がある鹿島のスピードスター藤井智也は、ますます危険な存在に

藤井智也についてサッカーダイジェストWebに寄稿したオフィス・プリマベーラの小室功氏である。
サガン鳥栖戦を取材して綴っておる。
ウィングプレーヤーとしての自信とプライドを持って鹿島に移籍してきた経緯もあり、プレースタイルの変更には少々戸惑いがあったように受け取れる。
それを岩政大樹監督との対話により、意図と意味を理解していって一皮剥けたことが伝わってくる。
藤井は良い指導者に巡り会い、ワンランク上のプレーヤーに成長した。
また岩政大樹監督は選手を成長させる指揮官であることもわかった。
このチームは更に良くなって行くであろう。
注目である。

“外”と“中”の使い分け。一皮むけた感がある鹿島のスピードスター藤井智也は、ますます危険な存在に

広瀬陸斗、トレーニングマッチに出場

JEFユナイテッド市原・千葉とのトレーニングマッチを取材したスポーツニッポン紙である。
2本目に広瀬陸斗が出場したとのこと。
これは朗報。
キャプテンマークを巻きチームを牽引した。
試合出場間近であろう。
カイキも躍動しており、また須藤も結果を残してる。
岩政大樹監督は、スタメン、メンチ入りメンバーに頭を悩ませることになるのではなかろうか。
戦力が揃ったところで連勝街道をひた走りたい。
楽しみである。

鹿島 逆転Vへ追い風!離脱の広瀬が実戦復帰 J2千葉と練習試合でブランク感じさせない運動量見せた

大阪信愛学院大学・後藤圭太監督、手たちの人生を考えたサポートができる

大阪信愛学院大学の後藤圭太監督を取材した高校サッカードットコムである。
今春から監督に就任し奮闘しておることが伝えられる。
その後藤圭太監督が信奉するのがファジアーノ岡山にて指導を受けた長澤徹監督とのこと。
これが藤圭太監督の理想の監督像であることが強く伝わる。
「とにかくパワーを与えてくれる指導者だった」と評する指導法は多くのことに繋がる。
我らもこのことを認識し、そうであるべきと思う。
パワーを与えて生きていきたい。
この記事にて後藤圭太監督から大きな学びを得た。
今後の生き方をそのようにしていきたい。
成長である。

大阪信愛学院大学 後藤圭太監督#1「現実的にプロを目指せる環境というのも大きなポイント」

大阪信愛学院大学 後藤圭太監督#2「入口から出口まで。選手たちの人生を考えたサポートができる」

サッカーダイジェスト 鳥栖戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部による鳥栖戦の寸評である。
勝利に良い評点が並ぶ。
唯一優磨に少少々辛い表点を付けたのは、態度でと寸評される。
これには異論がある。
流れるパスワークの起点となり、また1トップのタスクをフルタイム担った姿は酷評されるものではない。
優磨のクロスに合わせた垣田が決めておれば、優磨と垣田の評価は大きく異なったであろう。
それはそれとして、MOMは評点7の樋口、「丁寧にコントロールされた先制ミドル弾を左足でゲット。アカデミー時代から世話になった古巣へのリスペクトもあって喜びは控えめだった。得点以外の面でも攻守両面で効果的なプレーが光った」と先制点が絶賛されておる。
樋口の活躍がホームでの連勝を呼び込んだ。
MOMも納得と言えよう。
また個人的には最高評価を与えた早川には、「採点6.5/オウンゴールになりそうな近距離クリアを、とっさの反応で弾いた。チームを勝利に導く終了間際のビッグプレーだった」と寸評された。
試合終了間際の舩橋のクリアに反応したのは驚きであった。
これ以外にもビッグセーブが幾つもあり、守護神としての信頼が高まっておる。
また途中出場の藤井と知念にも高評価が与えられておる。
知念には、「採点6.5/怪我から完全に復調したと見ていいだろう。跳躍力のある空中戦がその証のひとつ。勝負を左右する大事なPKを託され、確実に決めきった」と決勝点のPKと高さが評価された。
知念はジャンプ力で収める姿が我らの心を打つ。
田代・隆行の系譜と言えよう。
そして藤井には、「採点6.5/水を得た魚のように持ち前の快足を飛ばし、危険な存在となった。そのうちのひとつが相手のファウルを誘い、PKゲット」との寸評。
ピッチに立った瞬間から全開で快足を飛ばし、相手守備陣を混乱に陥れた。
溝口との連携も抜群であった。
藤井にマークが引き寄せられると、溝口やピトゥカにスペースが生まれる。
まさに戦術兵器と言って良かろう。
同様に評点こそなかったが、松村の速さも武器である。
二人が同時起用されると、相手も守りようがなかろう。
そして采配には「採点6.5/リーグ戦で引き分け続きだった鳥栖に対し、試合を活性化すべき交代出場の選手たちが絡んで勝利した点を、ことのほか喜んだ」という評価である。
高評価ではあるが大絶賛とは言い切れぬところ。
ここは鳥栖の川井監督がとても良いチームを作ったことでの比較となったように見える。
そのグッドチームを力でねじ伏せたことは大きい。
ここから波に乗って連勝街道を突き進みたい。
期待しておる。

【採点寸評|鹿島】攻守両面で輝きを放った先制弾の樋口がMOM、鈴木は“違い”を見せつけたが...[J1第24節 鹿島 2-1 鳥栖]

【PHOTO】鹿島の出場16選手&監督の採点・寸評。古巣戦に燃えた垣田は惜しいヘッド。佐野は獅子奮迅の働きぶり

いわきFC・下田栄祐くん、華麗なるボール奪取

東京ヴェルディ選での華麗なるボール奪取をしたいわきFCの下田栄祐である。
これは素晴らしい。
アンカーとして開花しておることが伝わってくる。
この調子で成長していけば、佐野海舟の後継者になってくれるのではなかろうか。
その為に佐野海舟の欧州移籍は再来年までは待って欲しい。
切実な願いである。

鳥栖戦コメント

「途中交代の選手たちの活躍で勝ち切れたのは非常に大きな勝利だった」と語る指揮官である。
理念、藤井と投入し、チームに勢いをもたらせ勝ち越し、松村も躍動した。
交代策のプランがこうも功を奏した事は今後に大きな影響を与えるのではなかろうか。
そして藤井について「彼の中でプレーが整理されて、彼が不得意なことをやらせようとしているわけではなく、外に張りっぱなしだと彼の弱点が出るところがあるので、それを隠しながらさらに彼の良さをより出やすくするための僕の案だった。そこがようやく彼に入っていったかな」と評する。
成長させるために忍耐強く指導しておることが伝わる。
その藤井は、「リーグ中断期間に岩政監督と話したことで、ようやく自分の形ができてきたので、今はフットボールをより楽しめている」と振り返る。
岩政大樹監督の指導の賜物で成長し、そしてそれが実を結んでおることが伝わってくる。
もっともっと成長して貰おうではないか。
また殊勲のPKを決めた知念は、「正直、嬉しいです。PKには自信を持っているので、緊張せずしっかり蹴ることができました。(キック前のやりとりは?)(鈴木)優磨が珍しく譲ってくれました。コーナーキックから自分がやられそうになったところを(関川)郁万が救ってくれた場面もあり、本当に、チームメイトに感謝しかない1日でした。(ケガ明けで5月14日以来のゴール)もっと気持ちを引き締めてやっていきたいです」と言う。
あれだけ上手いPKを決めてくれればチームは勢いづく。
そして関川のスーパークリアも賞賛する。
こうしてチームメイトの絆が深まっていく様は観ていて気持ちが良い。
多彩な攻めと粘り強い守り、今の鹿島のカタチが浮かび上がってきた。
この調子で勝利を積み重ねたい。
楽しみである。

2023明治安田生命J1リーグ 第24節

[ 岩政 大樹監督 ]

明治安田生命J1リーグ 第24節
2023年8月19日(土)18:03KO
県立カシマサッカースタジアム

Jリーグ 第24節 サガン鳥栖戦



戦術兵器・藤井&松村のスーパーサブっぷりが素晴らしい。
個人的MOMは早川。

岩政大樹監督、勢い出すためにも勝ちがほしい

サガン鳥栖戦に向けた前日会見をオンラインにて行った岩政大樹監督である。
「積み上げてきたものの継続の中で質、精度、コンビ、コミュニケーションを高めていく時期」とチームの方針をブレずに続けることを言葉にする。
カタチは出来つつある。
それを結果に結びつけるのだ。
そしてサイドに人数をかける鳥栖のやり方をどのように対処し守り切るのかに注目が集まる。
名古屋戦のようにCBがサイドに引っ張り出されるとピンチに陥る。
それも含めて監督のビジョンの戦いとなる。
同い年対戦に打ち勝って欲しい。
注目の一戦である。

【鹿島】上位陣に食らいつくべくホーム鳥栖戦で2試合ぶりの勝利へ。岩政大樹監督「勢いを出していくためにも勝ちたい試合」

【鹿島】岩政監督、直近のホームで9戦無敗、失点1を挙げ「今の鹿島の強さ継続」19日鳥栖戦

鹿島・岩政監督 対鳥栖戦“ドロー沼”の脱出誓う「勢い出すためにも勝ちがほしい」

山口一真、町田ゼルビアとの期限付き移籍を解除して松本山雅復帰

町田ゼルビアへの期限付き移籍を解除し松本山雅へ復帰した山口一真である。
こう来たかというニュースである。
町田としてはチームは好調であり、来季J1で戦う編成を始めたところで怪我明けの山口一真は戦力として考慮しない、松本山雅としてはここから大きく巻き返してJ2昇格を目指すにはアタッカーが必要と考えたのであろうか。
いずれにせよ、山口一真は並々ならぬ覚悟で復帰したことがコメントより感じさせられる。
ここで一仕事するのだ。
活躍の報を待っておる。

山口一真選手 FC町田ゼルビアへの期限付き移籍解除 松本山雅FCへ復帰のお知らせ

山口一真選手 期限付き移籍期間終了のお知らせ

佐野海舟インタビュー



サガン鳥栖戦に向けて佐野海舟のインタビューを配信した鹿島アントラーズ公式youtubeチャンネルである。
タイトルは諦めてないと強く語る。
選手を信じ我らも後押しする必要があろう。
また、鳥栖を警戒しながらも、考えて戦うことを口にする。
この姿勢がプレーにも反映されておる。
だからこそ応援したくなる選手と言えよう。
今後の中盤を任せた。
注目のボランチである。

内田篤人氏引退試合構想

自身の引退試合についてコメントした内田篤人氏である。
DAZNのコンテンツである「内田篤人のFOOTBALL TIME」にて「いつかやりたい。(古傷である)俺のヒザがつながっているうちにやらないとまずいかな」と語った。
篤人の引退時はコロナ渦まっただ中であり開催出来ずに今に至る。
確かにそろそろ時期であろう。
そして篤人が言うように、シャルケ時代の選手も呼びたい。
となると、欧州がオフの6月になるのであろうか。
また影山優佳嬢にも声をかける旨も口にした。
大きな企画として成功させたい。
今から楽しみである。

内田篤人が「引退試合」を構想。ノイアー、ラウール、影山優佳さん!?

垣田裕暉、強みを出していくことが必要

鳥栖戦に向けてオンライン取材に応じた垣田裕暉である。
「今週、押し込んだ相手をどう崩すかとか、どう相手を準備させないで攻めるかとか、チームとしていろいろみんなで話し合って取り組んできている。そういった部分では次のステップに進めたということなんじゃないかなと思います」と攻め筋について取り組んだことが語られる。
チームはいよいよ次のステップに入った。
より精度の高い攻撃をし、ゴールに向かっていくのだ。
「鹿島とやりたくないと思わせる試合をしたい」という垣田の意気込みが強い意志として伝わってくる。
より攻撃的なサッカーで勝利する。
楽しみである。

【鹿島】古巣鳥栖戦でゴールを挙げ、ホームで勝ち点3獲得へ。垣田裕暉「強みを出していくことが必要」

鹿島FW垣田が古巣・鳥栖戦へ闘志「強い鹿島を見せつけたい」

鹿島・垣田 古巣・鳥栖戦へ「勝負にこだわって」感謝を胸に強さ見せつける

このハードルを乗り越え、次のステップへ。鹿島は“強さ”を見せつけよ

コンサドーレ札幌・西大伍、いわてグルージャ盛岡に期限付き移籍

いわてグルージャ盛岡に期限付き移籍したコンサドーレ札幌の西大伍である。
先日報じられておったがレンタルにて落ち着いた様子。
ここはJ3にて旋風を巻き起こして欲しい。
注目である。

【チーム】西大伍選手 北海道コンサドーレ札幌より期限付き移籍加入のお知らせ

西 大伍選手 いわてグルージャ盛岡へ期限付き移籍のお知らせ

広瀬練習復帰



8月17日(木)の練習風景を配信した鹿島アントラーズ公式youtubeチャンネルである。
名古屋かな雰囲気が伝わってくる。
その輪に広瀬陸斗が加わっておる。
これは朗報。
腿裏のテープングは痛々しいが、戦力として考えて良かろう。
鳥栖戦での起用はあるのであろうか。
右サイドに注目である。

このハードルを乗り越え、次のステップへ

「相手陣にボールを前進させる回数は増えてきたが、まだまだゴール前を崩すには至っていない」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
チームの成長と手応え自体は感じるものの、圧倒的な強さを得られておらぬところがもどかしい。
相手がいるスポーツだけに思ったようにプレーが出来るわけではない。
練習通りになることもない。
ただ練習で体得したものにインスピレーションを重ね合わせて結果に繋げるのだ。
全てが監督の指示にて決まるものではない、この球技のプレーヤーとして結果を出すのは選手なのだ。
前節よりもより精度の高い攻撃を、相手を上回るアイデアを。
それを楽しみにスタジアムに向かう。
必勝である。

このハードルを乗り越え、次のステップへ。鹿島は“強さ”を見せつけよ

プロフットゴルフプレーヤー・青木剛、南葛SCから鹿島Ascendiaへ移籍

南葛SCから鹿島Ascendiaへ移籍した青木剛である。
プロフットゴルフプレーヤーとして新たに立ち上がったクラブの主軸となった様子。
日本初のプロフットゴルフクラブを大いに盛り上げて貰いたい。
青木が世界の舞台で結果を残してこそ、このスポーツが世に知られることとなる。
注目である。

フットゴルフ青木剛選手 鹿島Ascendia移籍のお知らせ

鹿島Ascendia

フットボールチャンネル Jリーグレンタル選手5選

2023年シーズン・期限付き移籍で活躍する選手を5人挙げたフットボールチャンネル編集部である。
その一人に湘南のキム・ミンテの名がある。
「サンフレッチェ広島戦でキム・ミンテは今季初先発を果たす。試合は立ち上がりから攻め込む広島攻撃陣に対して湘南は得点を許さない。47分に湘南が先制すると、残り時間広島の猛攻をしのぎ切り勝利。キム・ミンテは空中戦や対人戦で強さを見せ、今季初のクリーンシートに貢献した。続くアルビレックス新潟戦では2失点を喫するも最後までCBとして出続けた」と評される。
キム・ミンテは3バックの真ん中を担う絶対的レギュラーとなっておる。
J1残留のため守備を引き締めておることは明らか。
湘南に奇蹟を起こすのだ。
注目しておる。

移籍大成功! Jリーグ、レンタル先で輝く5人。環境を変えて活躍しているのは…
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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