岳、クラブと代表は別
鹿島柴崎、武藤との22歳対決「勝ちたい」

FKの練習をする鹿島MF柴崎(撮影・柴田隆二)
鹿島MF柴崎岳が、同い年22歳の東京FW武藤との日本代表対決にモチベーションを高めた。3位鹿島は今日30日、ホームに5位東京を迎え撃つ。W杯中断明け無敗同士(ともに4勝3分け)の上位決戦で、中でも若い代表2人に焦点が当たる。「東京の攻撃のキープレーヤーは武藤。警戒しなければ」と印象を語った。
2人に面識はなく、青森山田高時代に武藤の東京U−18と「試合で1回、当たったかな」という程度だが「同い年で話しやすいと思う」と代表合宿での交流を楽しみにする。ただ、試合となれば別で「周囲の期待もあるけど、プレーに集中して勝ちたい」と言った。
チームとしても、ここまで全21試合に先発してきた主将のMF小笠原が累積警告で出場停止のため、柴崎がリーグ戦で初めて試合開始からキャプテンマークを巻く予定だ。勝てば首位浮上もある一戦。U−21代表DF植田ら主力3人を欠く中、柴崎には代表にふさわしいプレーが求められる。
[2014年8月30日7時45分 紙面から]
鹿島・柴崎、FC東京・武藤を警戒「マークしないといけない」
鹿島は29日、30日のFC東京戦(ホーム)に向け、約1時間の調整を行った。勝てば首位浮上の可能性もある一戦。日本代表に選出されたMF柴崎は、「クラブのためにベストを尽くすのは変わらない」と平常心で試合に臨む。同じく代表入りした相手のFW武藤は同い年で、日本代表対決にもなる。柴崎は「攻撃のキープレーヤーだし、マークしないといけない」と警戒した。 (鹿嶋市)
(紙面から)
鹿島「キャプテン」柴崎 同学年制し気持ちよく「代表へ」

<鹿島練習>柴崎が逆サイドへパスを展開する
Photo By スポニチ
首位獲りでアギーレジャパンに弾みをつける。30日のJ1リーグで鹿島はFC東京とホームで対戦。新生日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は出場停止のMF小笠原満男(35)に代わってキャプテンマークを巻くことが濃厚。同学年のFC東京FW武藤嘉紀(22)との対戦に注目が集まる中、若きリーダーが存在感を発揮する。
アギーレジャパンの立ち上げメンバーとして大きな注目が集まっても、浮ついた気持ちはない。FC東京戦を控えた柴崎は「クラブと代表は別。在籍しているのはクラブだし、そこでベストを尽くすことは代表メンバーに入っても変えることはない」とキッパリ。相手には新鋭FW武藤とW杯ブラジル大会を経験したDF森重がおり「武藤選手はキープレーヤーだけど、中盤や守備にもキーになる選手はいる。そういう(対決をあおる周囲の声)のは気にせずにやりたい」と勝利だけを見据えた。
FC東京戦は柴崎にとっても、クラブにとっても大きな意味を持つ。12年10月6日にリーグ初得点を挙げた験のいい相手だが、今回は主将MF小笠原やU―21代表DF植田ら3選手が累積警告で出場停止。リーグ4連勝中で、チームとしての底力が試される。同時にリーグ後半戦は負けなしと好調なFC東京に勝てばさらに勢いがつき、首位・浦和、2位・鳥栖の結果次第では首位浮上の可能性も出てくる。
柴崎は主将マークを巻くことが濃厚。今季カップ戦などではすでに主将の重責を担っており、チームを背負える主軸に成長した。「今節も勝って、切り替えて代表に行きたい」。柴崎は中盤で攻撃を組み立てるだけでなく、今季は5得点と得点力もついた。今季7得点の武藤とは同じ22歳。面識はほとんどないというが、同学年対決を制し、気持ち良くアギーレジャパンの第一歩を踏み出す。

<鹿島練習>柴崎が笑顔でパス回しのボールを追う
Photo By スポニチ

<鹿島練習>練習後、柴崎がサポーターにサインする
Photo By スポニチ
[ 2014年8月30日 05:30 ]

日本代表対決を煽る各紙である。
新生日本代表の核となって行くであろう岳は、この対戦を制し、よりスポットライトが当たっていくと予想する。
しかしながら、周囲の騒音など意に介さぬといった岳のメンタリティは頼もしい。
キャプテン岳の活躍で勝利を掴もうではないか。
楽しみな一戦である。

FKの練習をする鹿島MF柴崎(撮影・柴田隆二)
鹿島MF柴崎岳が、同い年22歳の東京FW武藤との日本代表対決にモチベーションを高めた。3位鹿島は今日30日、ホームに5位東京を迎え撃つ。W杯中断明け無敗同士(ともに4勝3分け)の上位決戦で、中でも若い代表2人に焦点が当たる。「東京の攻撃のキープレーヤーは武藤。警戒しなければ」と印象を語った。
2人に面識はなく、青森山田高時代に武藤の東京U−18と「試合で1回、当たったかな」という程度だが「同い年で話しやすいと思う」と代表合宿での交流を楽しみにする。ただ、試合となれば別で「周囲の期待もあるけど、プレーに集中して勝ちたい」と言った。
チームとしても、ここまで全21試合に先発してきた主将のMF小笠原が累積警告で出場停止のため、柴崎がリーグ戦で初めて試合開始からキャプテンマークを巻く予定だ。勝てば首位浮上もある一戦。U−21代表DF植田ら主力3人を欠く中、柴崎には代表にふさわしいプレーが求められる。
[2014年8月30日7時45分 紙面から]
鹿島・柴崎、FC東京・武藤を警戒「マークしないといけない」
鹿島は29日、30日のFC東京戦(ホーム)に向け、約1時間の調整を行った。勝てば首位浮上の可能性もある一戦。日本代表に選出されたMF柴崎は、「クラブのためにベストを尽くすのは変わらない」と平常心で試合に臨む。同じく代表入りした相手のFW武藤は同い年で、日本代表対決にもなる。柴崎は「攻撃のキープレーヤーだし、マークしないといけない」と警戒した。 (鹿嶋市)
(紙面から)
鹿島「キャプテン」柴崎 同学年制し気持ちよく「代表へ」

<鹿島練習>柴崎が逆サイドへパスを展開する
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首位獲りでアギーレジャパンに弾みをつける。30日のJ1リーグで鹿島はFC東京とホームで対戦。新生日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は出場停止のMF小笠原満男(35)に代わってキャプテンマークを巻くことが濃厚。同学年のFC東京FW武藤嘉紀(22)との対戦に注目が集まる中、若きリーダーが存在感を発揮する。
アギーレジャパンの立ち上げメンバーとして大きな注目が集まっても、浮ついた気持ちはない。FC東京戦を控えた柴崎は「クラブと代表は別。在籍しているのはクラブだし、そこでベストを尽くすことは代表メンバーに入っても変えることはない」とキッパリ。相手には新鋭FW武藤とW杯ブラジル大会を経験したDF森重がおり「武藤選手はキープレーヤーだけど、中盤や守備にもキーになる選手はいる。そういう(対決をあおる周囲の声)のは気にせずにやりたい」と勝利だけを見据えた。
FC東京戦は柴崎にとっても、クラブにとっても大きな意味を持つ。12年10月6日にリーグ初得点を挙げた験のいい相手だが、今回は主将MF小笠原やU―21代表DF植田ら3選手が累積警告で出場停止。リーグ4連勝中で、チームとしての底力が試される。同時にリーグ後半戦は負けなしと好調なFC東京に勝てばさらに勢いがつき、首位・浦和、2位・鳥栖の結果次第では首位浮上の可能性も出てくる。
柴崎は主将マークを巻くことが濃厚。今季カップ戦などではすでに主将の重責を担っており、チームを背負える主軸に成長した。「今節も勝って、切り替えて代表に行きたい」。柴崎は中盤で攻撃を組み立てるだけでなく、今季は5得点と得点力もついた。今季7得点の武藤とは同じ22歳。面識はほとんどないというが、同学年対決を制し、気持ち良くアギーレジャパンの第一歩を踏み出す。

<鹿島練習>柴崎が笑顔でパス回しのボールを追う
Photo By スポニチ

<鹿島練習>練習後、柴崎がサポーターにサインする
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[ 2014年8月30日 05:30 ]

日本代表対決を煽る各紙である。
新生日本代表の核となって行くであろう岳は、この対戦を制し、よりスポットライトが当たっていくと予想する。
しかしながら、周囲の騒音など意に介さぬといった岳のメンタリティは頼もしい。
キャプテン岳の活躍で勝利を掴もうではないか。
楽しみな一戦である。
