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柳沢を巡る争い

移籍希望の鹿島柳沢に京都がオファー



必死でボールを追う鹿島FW柳沢敦(06.09.02)

 鹿島FW柳沢敦(30)が来季J1に昇格する京都から獲得オファーを受けていることが20日、関係者の話で分かった。出場機会の減少などを理由に新天地で挑戦する意向を固めて、リーグ戦後にクラブ側に移籍を直訴。すでに京都が獲得に名乗りを上げていることが判明した。今後も他クラブからのオファーが届く可能性があり、去就が注目される。


 鹿島の10冠すべてを経験したFW柳沢に、京都からラブコールが届いた。柳沢は今季、故障に見舞われた上、日本代表候補に入ったFW田代の成長が重なり、先発の座を奪われた。一方で精神的支柱としてリーグ優勝に貢献、鹿島での重責も一区切りついた。「これからのサッカー人生を考えた時にチャレンジが必要だと思った。その中からチャンスをつかんで成長できれば」と移籍を志願。新天地に羽ばたくタイミングが訪れ、既に希望をフロント側にも伝えた。


 現在30歳のため、移籍金ゼロで移籍できる。味方を生かす動きの質と、修羅場をくぐってきた経験、若手の手本となるプロ意識が、京都に高評価された。日本人FWの軸として、いち早くオファーを受け、3度目の昇格を果たした相手クラブから本気度が伝わってくる内容だった。


 鹿島は来季ACLに出場することもあり、戦力の充実が必要、全力で柳沢を慰留する構えだ。オリベイラ監督は「残ってサポートしてくれるように話をしたい。選手、人間として高く評価しているし、国際舞台の中で彼の経験が生きる」と今日21日に直接会談で説得する。同時に「先発で使うことは保証しない」と、競争に勝つことを要求する姿勢は変わらない。


 柳沢の決意も半端ではない。クラブ幹部は「引退も考えたと聞いている。ここだと背負う物が大きすぎるかも」と移籍も覚悟した。今後も京都以外からのオファーが届く可能性は十分。柳沢が決断の時を迎えている。

[2007年12月21日9時8分 紙面から]


京都が正式オファー!柳沢争奪戦へ

 来季からJ1に昇格する京都が、鹿島に移籍を直訴した元日本代表FW柳沢敦(30)の獲得へ正式オファーを出したことが分かった。京都は今季、広島との入れ替え戦の末に、2年ぶりにJ1に昇格。補強ポイントを攻撃陣に絞り、目標とするJ1残留の切り札として、鹿島での出番激減により新天地での復活を求めている柳沢に白羽の矢を立てた。また、鹿島にはこの日、新潟、G大阪など複数のチームから問い合わせがあった。

[ 2007年12月21日付 紙面記事 ]


鹿島・柳沢に京都オファー

 移籍希望を表明した鹿島の元日本代表FW柳沢敦(30)に来季J1に昇格する京都から正式な獲得オファーが届いたことが20日、明らかになった。ほかにも新潟などのJクラブからの問い合わせが殺到。移籍志願が明るみに出たばかりだが、他クラブの反応は予想以上で、今後は争奪戦に発展する可能性が出てきた。


 京都は来季から戦いの場をJ1に移すため、補強は急務。J1残留の切り札として2度のW杯を経験し、Jリーガー最多のタイトル10冠獲得を誇る柳沢に白羽の矢を立てた。また、新潟など数クラブからは、鹿島幹部に「新聞報道は本当か?」という確認の電話があったという。今後、新たに獲得に動くクラブが増えることは間違いない。


 もっとも、鹿島としてはチームを挙げて慰留を図る。オリヴェイラ監督は「残ることを強く希望する。必ず戦力になると断言できる」とし、近日中に直接会談を設ける方針。また、「ビックリした」と動揺の色を隠せないMF小笠原も「本人と話がしたい」と説得を試みる。一時は「引退も考えた」という柳沢の心は、どちらに動くのか。柳沢を巡る綱引きが本格化する。

(2007年12月21日06時02分  スポーツ報知)


J1鹿島、柳沢の移籍志願 チームメイト慰留へ

2007/12/21(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁

 Jリーグ1部(J1)鹿島のFW柳沢敦が移籍を志願したとの報道を受けて、オズワルド・オリベイラ監督やMF小笠原満男らチームメートが慰留に乗り出すことになりそうだ。

 20日の報道を受け、代表合宿から帰ってきたDF内田篤人「まだ決まってないんでしょ」と驚き、MF本山雅志「チームとして必要な選手なのは間違いない」とコメント。小笠原「信じたくない。きっと冗談ですよ。時間をつくって話し合いたい」と説得に動く考えだ。

 また、オリベイラ監督も直接、慰留を求めていくことを明言。「一度、話をして、本心を聞いてみたい。僕自身は来年、残ることを強く希望している。全力で残ってくれるように作業していきたい」と明かした。

 目の前の天皇杯だけでなく、来季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も控えている。「ACLで試合数も増えるし、戦力として考えている。選手、人間としても高く評価している一人。彼の経験が生かされるのは断言できる。力になってほしい」と呼びかけた。

 柳沢は20日の練習後、「とりあえずオファーを待ちます。それを見て、ゆっくり考えたい」と移籍へ向けて吹っ切れている様子。クラブ関係者によると、今回の報道の前から他クラブからのオファーがあったといい、知名度、実力からいっても争奪戦になるのは間違いない。鹿島側も必死で引き留めにかかることが予想され、背番号13の動向に目が離せなくなりそうだ。


昨日の柳沢発言を受け早速動き出したのが昇格クラブの京都であった。

残留へ形振り構わぬ様相である。

その昔、1998年に黒崎が移籍したことで記憶に残る。

丁度10年前である。

柳沢敦も同じ轍を踏むのであろうか。

京都以外も多くのクラブが興味を持っておるようである。

当然であろう。

他を生かすプレイスタイルは特異であり、彼独特のものなのである。

鹿島としても戦術的にサブになっているだけで戦力としてはスタメンと考えているのである。

監督自ら慰留はもとより、小笠原満男も説得に動く様子。この状況は目が離せぬ。

「女性は子を産む機械」以上にインパクトがあったことは紛れもない事実である。

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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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