柳沢敦に慰留懇願
社長も出馬!鹿島、柳沢慰留に全力
鹿島のクラブ幹部が、移籍を志願したFW柳沢の本格的な慰留作戦に乗り出した。鈴木取締役強化部長のほか、25日は大東社長も直々に“出馬”し、約1時間ほどの会談で慰留に努めた。「周りの選手も一目置いている。ヤナギはチームにとってかけがえのない存在」とクラブ幹部。柳沢は「社長にも直接、残ってくれと言われて、気持ちは伝わってきた」としたが「結論は天皇杯後に決めたい」と移籍話は一時封印し、天皇杯に集中することを強調した。
[ 2007年12月26日付 紙面記事 ]
柳沢「気持ち伝わった」…鹿島が1時間慰留交渉
鹿島の大東和美社長、鈴木満取締役強化部長が25日、移籍を志願しているFW柳沢敦(30)の慰留交渉に相次いで当たった。合計1時間の会談でクラブ側は戦力、精神的支柱として「残ってほしい」と残留を訴えた。柳沢は「クラブの気持ちは伝わった。気持ちは揺れている」と結論を保留。現在、京都、東京Vからオファーが届いており「天皇杯後に決めたい」と話した。
(2007年12月26日06時02分 スポーツ報知)
外部から獲得オファーばかりが報じられておったが、今日は鹿島内部の慰留報道である。
社長自身がかけがえのない選手と訴えたとのこと。
柳沢の移籍志願から六日間で社長出馬は、その間に仙台遠征が合ったことを考慮すれば悪くないスピードである。
とはいえ、結論は天皇杯後と公言しておった柳沢主将から色好い返答を引き出すことは適わなかったようである。
こうなっては静観するしかないと思われる。
試合中にまだピッチに立っていない柳沢コールをしても無駄であろう。
逆にチームに悪影響であり、ゴール裏の歩みも揃わぬ。
ここは我等も耐えるべきところは耐えるべきなのである。