カイオ、日本国籍取得の条件は
目指すは日本代表!? 鹿島のカイオが将来の日本国籍取得を検討か
2014年11月24日(月)6時00分配信
photo Getty Images

鹿島アントラーズのカイオ【写真:Getty Images】
今季ルーキーとして鹿島アントラーズに加入し、センセーショナルな活躍で主力に定着したカイオ。17歳で日本に渡ったブラジル人FWは、将来日本国籍の取得を検討しているという。
ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・ボンテンポ氏が『グローボ・エスポルチ』内で連載するブログにて20日、カイオ本人やトニーニョ・セレーゾ監督のコメントとともに伝えた。
カイオはインタビューで日本国籍への変更について問われると、「疑うことなく受け入れるだろう」とコメント。さらに「日本は僕のことを本当によく支えてくれた国で、僕はここでプロになった」と恩を感じているようだ。
しかし、先日柏レイソルのエドゥアルドがヨーロッパでプレーする選手に混じってU-21ブラジル代表に選ばれたことで、ブラジル代表への想いも再燃した様子。
「すべてのブラジル人がセレソンを夢見ている。それは当たり前」と語ったが、一方で「僕が日本代表になることを望んでくれる人たちがいるのは知っている。まだ日本国籍を取得するには時間が必要だけどね」と日本への想いも口にした。
日本代表入りも視野に入れるカイオだが、日本国籍を取得するには5年以上継続して日本に住んでいることや、納税しているかなど様々な条件をクリアしなければならない。
日本国籍を取得するにあたって、就学や留学のビザでは日本に在住しているとは見なされないため、プロになった今年から最低5年間日本でプレーする必要がある。さらに帰化申請には1年以上を要する場合もあり、思った以上に長い時間がかかる。日本代表になるためにはヨーロッパへの挑戦などもってのほかだ。
「カイオにはピッチ内で相手へのリスペクトを忘れない日本人的な部分もあるし、ブラジル人らしいジンガやマリーシアも失っていない。まだ若いが、正しい道を進んでいる」
というように鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督もその実力に太鼓判を押すカイオ。将来の日本代表入りのため、そしてJリーグを盛り上げるためにも、怪我なく順調に成長してくれることを願うばかりだ。
【了】

Globo紙を元に記事を書いたフットボールチャンネルである。
カイオの日本国籍取得について詳しく報じておる。
「日本国籍を取得するにあたって、就学や留学のビザでは日本に在住しているとは見なされないため、プロになった今年から最低5年間日本でプレーする必要がある」とのこと。
これは難易度が高い。
とはいえ、鹿島としては外国人枠を使っても起用したい逸材であることは確か。
来季からは助っ人として長らく在籍して欲しいと願う。
レジェンドとなりうる卵の誕生を目の当たりに出来た2014年シーズンを心に刻みたい。
今後の活躍を楽しみにしておる。
2014年11月24日(月)6時00分配信
photo Getty Images

鹿島アントラーズのカイオ【写真:Getty Images】
今季ルーキーとして鹿島アントラーズに加入し、センセーショナルな活躍で主力に定着したカイオ。17歳で日本に渡ったブラジル人FWは、将来日本国籍の取得を検討しているという。
ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・ボンテンポ氏が『グローボ・エスポルチ』内で連載するブログにて20日、カイオ本人やトニーニョ・セレーゾ監督のコメントとともに伝えた。
カイオはインタビューで日本国籍への変更について問われると、「疑うことなく受け入れるだろう」とコメント。さらに「日本は僕のことを本当によく支えてくれた国で、僕はここでプロになった」と恩を感じているようだ。
しかし、先日柏レイソルのエドゥアルドがヨーロッパでプレーする選手に混じってU-21ブラジル代表に選ばれたことで、ブラジル代表への想いも再燃した様子。
「すべてのブラジル人がセレソンを夢見ている。それは当たり前」と語ったが、一方で「僕が日本代表になることを望んでくれる人たちがいるのは知っている。まだ日本国籍を取得するには時間が必要だけどね」と日本への想いも口にした。
日本代表入りも視野に入れるカイオだが、日本国籍を取得するには5年以上継続して日本に住んでいることや、納税しているかなど様々な条件をクリアしなければならない。
日本国籍を取得するにあたって、就学や留学のビザでは日本に在住しているとは見なされないため、プロになった今年から最低5年間日本でプレーする必要がある。さらに帰化申請には1年以上を要する場合もあり、思った以上に長い時間がかかる。日本代表になるためにはヨーロッパへの挑戦などもってのほかだ。
「カイオにはピッチ内で相手へのリスペクトを忘れない日本人的な部分もあるし、ブラジル人らしいジンガやマリーシアも失っていない。まだ若いが、正しい道を進んでいる」
というように鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督もその実力に太鼓判を押すカイオ。将来の日本代表入りのため、そしてJリーグを盛り上げるためにも、怪我なく順調に成長してくれることを願うばかりだ。
【了】

Globo紙を元に記事を書いたフットボールチャンネルである。
カイオの日本国籍取得について詳しく報じておる。
「日本国籍を取得するにあたって、就学や留学のビザでは日本に在住しているとは見なされないため、プロになった今年から最低5年間日本でプレーする必要がある」とのこと。
これは難易度が高い。
とはいえ、鹿島としては外国人枠を使っても起用したい逸材であることは確か。
来季からは助っ人として長らく在籍して欲しいと願う。
レジェンドとなりうる卵の誕生を目の当たりに出来た2014年シーズンを心に刻みたい。
今後の活躍を楽しみにしておる。