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仙台戦報道

鹿島今季3勝目、仙台追い上げ届かず/仙−鹿8節
[2015年4月29日17時52分]


前半、先制ゴールを決めガッツポーズする鹿島DF昌子(撮影・下田雄一)

<J1:仙台1−2鹿島>◇第8節◇29日◇ユアスタ

 東日本大震災の被災地として試合前、25日に発生したネパール地震の犠牲者へ黙とうをささげた一戦。10位タイの鹿島が2ゴールで8位仙台に快勝した。

 序盤はホーム仙台が主導権を取った。前半9分にMF梁の左CKからDF渡部のヘッド、11分に右クロスから前鹿島MF野沢の右足シュートが相手ゴールを脅かす。17分には、ゴール前やや左で得たMF梁の右足FKが左ポストをたたく。39分には右クロスにMF奥埜がうまく頭で合わせたが、ライン上ギリギリでGK曽ケ端に阻まれた。

 押されていた鹿島だったが、ワンチャンスをものにする。43分、MF柴崎の右CK。中央に入ったDF昌子が頭で合わせてゴール左隅に流し込んだ。22歳の日本代表コンビのゴールで鹿島が先制に成功した。

 1−0で迎えた後半も鹿が得点を奪った。23分、敵陣でボールをカットしたMFカイオがDFをかわしてゴール前に持ち込み、左足でゴール右に技ありの一撃。昨季のベストヤングプレーヤー賞に今季2ゴール目が生まれた。得点後は観客に駆け寄り、手を耳に当てさらなる応援を求めた。

 仙台は左ふくらはぎ痛から約1カ月ぶりに復帰した右サイドバック菅井、さらにFW金園を投入して攻勢を強める。33分には、その菅井の攻撃参加からチャンスをつくり、FWウィルソンからボールを受けた梁が右足でシュートを放ったが、わずかに左にそれた。後半ロスタイムには、金園がゴール前の混戦から執念で押し込み1点差に。しかし時既に遅く、アウェー鹿島が今季3勝目を上げた。

鹿島DF昌子「次は無失点」終了間際の1発に怒り
[2015年4月29日20時33分]


前半、先制ゴールを決めガッツポーズする鹿島DF昌子(撮影・下田雄一)

<J1:仙台1−2鹿島>◇第8節◇29日◇ユアスタ

 鹿島の日本代表コンビが勝利に貢献した。

 前半43分、MF柴崎岳(22)の右CKにDF昌子源(22)が頭で合わせ、ゴール左に流し込んだ。同期入団の2人の息の合ったプレーで昌子の今季初ゴールが生まれると、後半23分にMFカイオ(21)が追加点。敵陣でボールを奪うと、DFをかわしてゴール前に持ち込む。巧みに相手守備の間をすり抜け、最後は左足でゴール右に蹴り込んだ。

 しかし、今季初完封目前の後半ロスタイムに失点。何とか逃げ切って3勝目を挙げ、昌子の得点がV弾にはなったものの、怒りが収まらない。普段は冗舌だが「結果がすべて。次は無失点でいけるよう頑張ります」と短く話し、スタジアムを後にした。柴崎も取材を断ってバスに乗り込んだ。

柴崎、遠藤&俊輔&小笠原に並ぶセットから月間3点
[2015年4月30日7時51分 紙面から]


前半、鹿島MF柴崎(中央)は昌子(左)のゴールをアシストし祝福される。右は小笠原

<J1:仙台1−2鹿島>◇第8節◇29日◇ユアスタ

 鹿島の日本代表MF柴崎岳(22)が日本人最多タイとなる月間3度目の、セットプレーからのアシスト(FK2点、CK1点)を記録した。アウェー仙台戦の前半43分、右足で蹴ったCKでDF昌子源(22)の先制点をアシスト。今季から鹿島の正キッカーを任される男が、過去に遠藤保仁(G大阪)中村俊輔(横浜)小笠原満男(鹿島)らが打ち立てた数字に並んだ。試合は勝利した。

 鹿島MF柴崎が、日本を代表するプレースキッカーと肩を並べた。0−0で迎えた仙台戦の前半43分、右CKを獲得すると迷わずコーナーへ。助走を取り、右足で蹴り上げる。GKから遠ざかる回転でペナルティーエリア中央に上げると、DF昌子の頭にピタリ。序盤から仙台に押された嫌な流れを断ち切った。

 同期で日本代表の昌子と抱き合うと、満面の笑みで互いの体をたたき合った。今月は、3日の鳥栖戦と16日の柏戦でFKからアシストしており、セットプレーからのアシストは、日本人の月間最多タイ記録となる3度目。過去に遠藤や中村、小笠原ら日本の名手がマークした数字に次代を担う男が追いついた。

 鹿島のキッカーは90年代から小笠原が不動だった。柴崎も天才肌と見られがちだが、入団後は精度が低く、強化担当20年目の鈴木常務は「正直、キックで勝負する選手じゃないのかな」と思ったという。それが変わったのは地道な努力。チームがシュート練習する中、1人だけ別行動でFK練習する日が増えた。試行錯誤を重ね「2回に1回は思い通りの球を蹴れるようになった」と実感している。

 日本代表で受けた刺激も大きい。昨年9月のデビュー戦(対ベネズエラ)で当時のアギーレ監督から右のキッカーに指名され、ハリルホジッチ監督に代わってもキッカー候補として期待されている。環境や立場は人を変えていく。7日のACL広州恒大戦も含めれば、今月はセットプレーだけで4アシストだ。

 この日は自身の活躍で勝利に導いたが、後半ロスタイムに失点。今季初完封を逃した悔しさか、取材には無言だった。それでも応援してくれた被災地のファンを進化した右足で喜ばせ、充実した表情で帰りのバスに乗り込んだ。【木下淳】

 ◆セットプレーによるアシストのJ1月間記録 磐田MFドゥンガが98年4月にマークした5回(FK3、CK2)が最多。2位の月間4回は96年4月の名古屋MFストイコビッチら過去4人で、いずれも外国人選手。月間3回は昨年まで延べ26人が達成しているが、日本人選手ではG大阪MF遠藤(3度)鹿島MF小笠原(3度)横浜MF中村(2度)の3人が複数回マーク。今季の4月は、鹿島MF柴崎と鳥栖MF藤田がセットプレーから3回のアシストを記録。

昌子 代表DFの決定力見せた 失点には反省「シビアな部分」
J1第1S第8節 鹿島2―1仙台 (4月29日 ユアスタ)


<仙台・鹿島>前半、先制ゴールを決め、サポーターの声援に応える鹿島・昌子
Photo By 共同


 鹿島の日本代表DF昌子が今季初ゴールを決めた。0―0の前半43分、同MF柴崎の右CKを頭で押し込んで先制した。

 もっとも2―0の後半ロスタイムに失点して開幕からの連続失点試合は8となり、延長Vゴール方式が廃止された03年以降のクラブワースト記録を更新。昌子は勝利に貢献しながらも「完封できていないんで。結果が全て。センターバックとしては失点に一番厳しく、シビアな部分」と反省ばかりが口をついた。

 それでもチームは勝敗を五分に戻した。柴崎も4月の公式戦7試合を2得点5アシスト(セットプレーからは4)と好調を維持。11年にともに高卒で入団した同期2人の“代表ホットライン”も今季初めて開通し、巻き返しへの機運は高まる。
[ 2015年4月30日 05:30 ]

【鹿島】昌子、今季初ゴールも悔し失点「CBとしてシビアになる部分」
2015年4月30日6時0分 スポーツ報知


前半、先制ゴールを決め、声援に応える鹿島・昌子

 ◆J1第1ステージ第8節 仙台1―2鹿島(29日・ユアテックスタジアム)

 日本代表で鹿島DF昌子が悔しさを口にした。自身の今季初ゴールでアウェー勝利をものにしたが、ロスタイムに1失点。

 今季13試合で完封がなく、「センターバックとしては失点に一番厳しく、シビアになる部分。悔しさが残る試合となってしまった」と振り返った。ただ、ACLを含め過密日程を戦うチームにとっては大きな1勝。「次は完封になるように」と前を見た。

J1第1ステージ第8節 鹿島 逃げ切る  仙台に2-1

2点目のゴール決めた鹿島・カイオ=ユアスタ、嘉成隆行撮影

明治安田J1第1ステージ第8節(29日・ユアテックスタジアム仙台ほか=9試合)鹿島は仙台を2-1で下し、星を五分に戻した。通算成績は3勝2分け3敗、勝ち点を11に伸ばし8位に浮上した。

鹿島は前半43分、柴崎の右CKを昌子が合わせて先制。後半23分にはカイオが追加点を挙げ、相手の反撃を1点にとどめた。

首位の浦和は最下位の甲府を2-0で退けた。3連勝で開幕から8戦負けなしとし、勝ち点を20に伸ばした。甲府は6連敗。2位のG大阪は宇佐美の6試合連続ゴールで松本を1-0で下し、6連勝で同19とした。FC東京は新潟に1-0で競り勝ち、勝ち点17で3位に浮上した。


源一色の各紙である。
今季初ゴールは停滞した試合を一変させた一発であった。
しかしながら、源本人はアディショナルタイムの失点にを悔やんでおる。
この向上心は源の良さの一つである。
更に成長していくことであろう。
また、その源へボールを送った岳にスポットを当てたのはニッカンである。
「セットプレーからのアシストは、日本人の月間最多タイ記録となる3度目。過去に遠藤や中村、小笠原ら日本の名手がマークした数字に次代を担う男が追いついた」とのこと。
岳のセットプレイの精度は磨きがかかり、大きな武器となっておる。
それは素晴らしい事。
とはいえ、ニッカンの「鹿島のキッカーは90年代から小笠原が不動だった」という報には異論を唱えたい。
当時の鹿島にはビスマルクがおり、満男が蹴ることはまれであった。
鹿島のレジェンドに対して、敬意を欠く報道は止めて欲しいと願う。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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