新兵器投入
鹿島J&ACL制覇へ“足首固め”
今年からチーム全体に取り入れられたアンクルフォースで鍛える増田(右)
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鹿島が新兵器を導入した。足首を強化する「アンクルフォース」という器具で、昨季導入した「パワープレート」に続く秘密兵器第2弾。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場で過密日程となる今季を乗り切る切り札だ。
アンクルフォースは、昨年9月から一部の選手が使用していたが、今季から全員に使用が義務付けられた。米国でしか入手できない特殊な高ゲタ風の器具で、ゴムチューブの力を利用して筋力強化を図る。オリヴェイラ監督がサントス監督時代の06年にクラブの倉庫で発見。ブラジル代表FWロビーニョも使用した。
アレックス理学療法士は「太腿とふくらはぎの強化は当たり前だが、足首はおろそかにされている」と言う。「動きだしもキックも足首を使う。疲労が蓄積したとき、いかにコンディションを維持できるかは、足首の強化にかかっている」と説明。体全体にエネルギーの波を伝え、筋肉の収縮を活性化する振動マシン「パワープレート」に続く秘密兵器で、鹿島がアジア王者に駆け上がる。
[ 2008年02月11日付 紙面記事 ]
今季も秘密兵器を用意しておったとは我等も驚きである。
我等は我等の手法で挑戦するのだ。
それは科学的方法である。
選手を買い集めることだけがACLチャレンジの方法ではないのだ。
どんなに選手を札束で集めようとも、ピッチに立つのは11人であることは紛れもない真実である。
科学的に11人を強化すれば自ずから勝利の方が頭を下げてやってくるであろう。
正義の超人こそが悪を倒すのである。