岩政代表で吸収
岩政にオシムの教え!…岡田ジャパン12日再集合
オシム語録を胸に、代表レギュラーを狙うDF岩政
日本代表DF岩政大樹(26)=鹿島=が11日、ベンチ外となったタイ戦(6日・埼スタ)でイビチャ・オシム前日本代表監督(66)から直接アドバイスを受けたことを明らかにした。得意の語録で試合への注意点や代表選手としての心構え3か条を説いたという。東アジア選手権(17〜23日・中国)に向け、日本代表は12日、再集合するが、岩政はオシムの教えを胸に、代表デビューを目指す。
オシム語録を胸に代表デビューを狙う。「リーグ開幕(3月8日)前に、1分でもいいから代表で試合に出る。自分には東アジアでデビューするというテーマがある」中国での戦いを前に、岩政の目は明確な目標をとらえていた。
秘策を授かった。6日のタイ戦。ベンチ入りメンバーから外れ、貴賓室で観戦していた岩政は、隣の部屋のオシム前監督にあいさつに出向いた。すると、老将は握手とともに「君のことはよく知っているよ」と切り出し、続けて3つの貴重な助言をしたという。
〈1〉「たとえ試合に出てなくても、試合に入れ」ピッチに立てなくても、自分が試合に出ているつもりで、プレーをイメージしながら見ろ、という語録でのメッセージだ。
〈2〉「タイみたいな小さい相手を、DFはいつ何時も自由にさせてはいけない」と密着マークを指令。
〈3〉「削っていけ」反則覚悟のプレーで止めることも、時には必要だという意見を伝えられた。
今大会はDF坪井(浦和)が代表引退、センターバックも務めるMF阿部(浦和)が負傷で辞退したが、岡田監督はセンターバックを追加招集しなかった。フィジカルの強い韓国、中国、北朝鮮を相手にこそ、岩政の強さ、高さは発揮される。起用される要素は十分にそろっている。
「代表では呼ばれたからと言って、そう簡単には出られない。DF中沢さん(横浜M)とか、それは誰もが経験していること。いつかチャンスが来るまで、毎試合準備をしておきたい」。今大会で初タイトルを狙う岡田ジャパン。岩政はオシムの言葉を胸に、出陣態勢を整える。
(2008年2月12日06時02分 スポーツ報知)
代表効果でメディア露出である。
岩政自身もオシム前代表監督より助言を得、一つ前に進んだ模様。
攘夷も長州の小攘夷は退け薩摩は大攘夷を目指すのである。
学ぶべきところは吸収し飲み込んで大きくなってやろうではないか。