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J's悦っちゃんレポート

【ゼロックススーパーカップ直前練習レポート:2/27鹿島編】左足首負傷の岩政も27日に復帰。ゼロックス杯もベストメンバーで勝ちに行く鹿島。 [ J's GOAL ]

3月1日(土)ゼロックススーパーカップ 鹿島 vs 広島(13:35KICK OFF/国立)

 昨季のJ1・天皇杯王者、鹿島アントラーズの2008年シーズンは1月末に始まった。2月4〜15日には宮崎キャンプで徹底的に走りこみを行い、その後も地元・鹿嶋でじっくりと調整を続けてきた。オズワルドオリヴェイラ監督は「この時期は実戦をこなすよりも基礎体力作りが大事」と考えている様子。練習試合も宮崎合宿最終日のホンダロック戦(8−1で勝利)と24日の水戸ホーリーホック戦(3−0で勝利)の2試合しか組まなかった。これは他チームより圧倒的に少ないが、「鹿島のオフシーズンは毎年同じ。これからまたサッカーが始まるんだなという感じ」とベテラン・小笠原満男が話すなど、選手たちに違和感は全くないようだ。あくまで「鹿島流」で、彼らは新シーズンを迎えつつある。


 宮崎キャンプ中には、日本代表の東アジア選手権に参戦していた内田篤人、田代有三、岩政大樹の3人と、U−23日本代表アメリカ遠征に帯同していた伊野波雅彦と石神直哉の計5人がチームを離れていた。今週26日からやっとフルメンバーが揃ったところだ。このうち岩政は、左ひ骨筋健炎のため代表を途中離脱しリハビリを行っていたが、27日は全体練習に合流。45分間の紅白戦も消化した。「左足に不安はない」と本人も力強くコメントしており、3日後のくゼロックススーパーカップ・広島戦(3月1日、東京・国立)にも問題なく出場できそうだ。これは指揮官にとっても心強い要素といえるだろう。


 紅白戦は寒風吹きつける中で行われた。主力組のメンバーは曽ヶ端準、内田、岩政、大岩剛、新井場徹、小笠原、青木剛、野沢拓也、本山雅志、マルキーニョス、田代。つまり元旦の天皇杯決勝と全く同じ顔ぶれである。水戸戦で好調ぶりをアピールしたダニーロはサブ組だったが、「もしかして自分が控えに回されるんじゃないかと思っていた」田代も戦々恐々としていた。今季の鹿島は開幕前からチーム内にいい緊張感が漂っている。


 試合結果は新井場の1点を守った主力組が1−0で勝利。「昨年から積み上げてきたものがあるから連携面は問題ない」と決勝点を挙げた左サイドバックはこう強調していた。しかしながら、攻撃が噛み合わなかったり、簡単なところでボールを失ってサブ組の鋭いカウンターを食らうなど危ない場面も少なからずあった。オズワルドオリヴェイラ監督も内容に不満を抱いたようで、試合時間を当初予定していた35分から45分に延ばした。「みんなかなり体が重かった」本山も疲れを感じている様子。あと2日で疲れを取って試合にのぞむことが肝要だ。


 ゼロックススーパーカップは彼らにとって今季最初の重要なタイトルマッチ。「今回は一発勝負。目の前にあるタイトルは全力で獲りに行くのが鹿島の伝統。相手のことは関係なく、自分たちのサッカーをして勝ちたい」小笠原もキッパリ言い切った。開幕5試合未勝利という昨季のような最悪のスタートを繰り返さないためにも、まずは目先のタイトルをしっかりと獲ることに徹したい。

以上


【開幕直前!33クラブ別戦力分析レポート:鹿島】大型補強はなかったものの、けが人も少なく充実の陣容。12冠目、さらなるタイトルを目指して、今季はACLにも挑戦! [ J's GOAL ]

【今季のみどころ】

昨季はJ1と天皇杯優勝という素晴らしい結果を残した鹿島アントラーズ。だが、今季のオズワルド・オリヴェイラ監督はそれを上回る成績を狙っている。リーグ・天皇杯連覇はもちろんのこと、Jリーグヤマザキナビスコカップ、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の制覇にも挑む。「目の前にある試合は全部勝つのが鹿島の伝統」小笠原満男も話した通り、選手たちは全タイトルを総なめにすべく、闘争心を燃やしている。


まさに壮大なテーマを掲げる鹿島だが、今季はそれほど大掛かりな補強をしなかった。クラブの11冠全てを知る男・柳沢敦(京都)と長期リハビリ中だったファボン(サントス)がチームを去ったにも関わらずだ。新戦力ですぐ使えそうなのは伊野波雅彦と笠井健太くらい。ボランチが本職の中後雅喜をセンターバックでテストしたり、ダニーロをFW起用するなど、指揮官は現有戦力を最大限活用することで、JリーグとACLの過密日程を乗り切ろうとしているのだ。

それだけに、まずは中心選手たちの状態が気になるところ。昨季は開幕直前に野沢拓也が負傷。田代有三や柳沢などキーマンたちが次々と離脱し、最悪の序盤戦を強いられた。が、今季は主力どころの負傷者はなし。現時点で別メニューなのは右足関節ネンザの興梠慎三と右太もも肉離れの金古聖司だけだ。日本代表・中国遠征中に左ひ骨筋健炎に見舞われた岩政大樹も2月末には復帰している。1年前とは比べ物にならないほど充実した陣容で新シーズンを迎えられそうだ。


今季の大きな注目点として挙げられるのは「オズの魔法使い」といわれる指揮官が、若手をどれだけ育てられるかという点。特にFW陣は柳沢の穴を埋める存在が求められている。

興梠と佐々木の2人が独り立ちしなければ全タイトル制覇などありえない。彼らには奮起を期待したい。昨季まで試合に出たり出なかったりだった増田誓志、中後、石神直哉らもそろそろブレイクしていい頃。熾烈な競争が繰り広げられて初めて、鹿島は「真の常勝軍団」になれるのだ。


【注目の新戦力】

●DF  19 伊野波 雅彦

数少ない新戦力の中で、最も期待が大きいのがU-23日本代表の最終ラインを担う伊野波。センターバック、サイドバック、ボランチを器用にこなすユーティリティー性とフィジカルコンタクトの強さは過密日程のチームを大いに救うだろう。2月の宮崎キャンプの間に反町ジャパンのアメリカ遠征があり、完全にチームに溶け込めたとは言えないが、徐々に本来の実力を発揮するはずだ。

●DF  27 笠井 健太

自らブラジルに渡り、2005年にパウリスタとのプロ契約にこぎつけた右サイドバック・笠井も面白い存在だ。昨季までの鹿島は内田篤人が離脱した際、左の新井場徹を右に回すか、中後を使うことで穴を埋めてきた。が、そのやり方ではしばしば綻びが生じた。今季は内田が代表の活動で抜ける回数が増えると見られるだけに、どうしても本職の右サイドが必要だった。笠井は底抜けに明るい性格で周囲を盛り上げてくれる。そんな面もチームにはプラスになるだろう。


【開幕時の予想布陣】



2007年の2冠達成をリードした最強イレブンに対するオズワルド・オリヴェイラ監督の信頼は絶大だ。彼ら11人が今年もスタメンを飾ると見られる。昨季終盤、Jリーグ9連勝を達成した攻守両面のバランスは文句のつけようがなかった。今季は2月の宮崎キャンプ時に岩政、内田、田代が日本代表への招集で離脱したこともあって、その時ほどの安定感は見られないが、試合を重ねるにつれて感覚を取り戻していくはずだ。

チーム最大の自慢は中盤。昨夏にイタリア・メッシーナから復帰した小笠原が軸となり、野沢、本山が流動的にポジションを交換して攻撃をお膳立てする。彼らの連動性はJ1屈指のレベルだ。3人をサポートする守備的MF青木の状態も非常にいい。このブロックを崩すのは容易ではないだろう。田代とマルキーニョスのコンビも成熟しつつある。FW陣には2007年シーズン以上のゴール数が期待できそうだ。


2008.2.28 Reported by 元川悦子


【ゼロックススーパーカップ 鹿島 vs 広島】鹿島プレビュー:天皇杯決勝と全く同じイレブンで2008年初タイトルを獲りに行く鹿島。新シーズンのスタートを白星で飾れるか? [ J's GOAL ]

 2008年元日の天皇杯決勝。鹿島アントラーズは東京・国立競技場でサンフレッチェ広島に2−0で完勝し、新たな年の幕開けを飾っている。そして明日3月1日、彼らは同じ国立競技場で、同じ広島と新シーズン最初のタイトル「ゼロックススーパーカップ」を戦う。


 オズワルドオリヴェイラ監督が送り出すスタメンも2ヶ月前と全く同じ。GK曽ヶ端準、DF内田篤人、岩政大樹、大岩剛、新井場徹、MF小笠原満男、青木剛、野沢拓也、本山雅志、FWマルキーニョス、田代有三という昨季終盤で公式戦12連勝(天皇杯決勝を含む)を達成した面々だ。


 この2ヶ月の間に内田と田代は日本代表デビューを飾り、精神的にも大きく成長した。小笠原、本山らベテランもギリギリまで自分自身を追い込み、1年間走れる体を作ってきた。気がかりなのは、2月の日本代表中国遠征中に左ひ骨筋健炎に見舞われた岩政の状態だけ。だが、昨季、あれだけの闘志あふれるパフォーマンスを見せた男が多少のケガや試合勘の欠如でへこたれるわけがない。明日の一戦では元日の再現を期待していいだろう。


 2007年は2冠を獲った鹿島だが、2008年シーズンはさらなる飛躍を期している。J1・天皇杯連覇はもちろん、Jリーグヤマザキナビスコカップにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)と次なるタイトル獲得を目論んでいるのだ。今回のゼロックススーパーカップはその登竜門。ここでいい内容の勝利を挙げ、3月から始まるJリーグとACLの連戦に勢いをつけたいところだ。


 就任2年目となるオズワルドオリヴェイラ監督は1月末から新シーズンに向けたチーム作りをスタートさせたが、宮崎キャンプでもその後の鹿嶋でのトレーニングでもやっていたのはフィジカル強化。「ホントに走りばっかりでした」小笠原も苦笑したほどだ。テストマッチも2月15日の宮崎キャンプ最終日のホンダロック戦(8−1で勝利)と24日の水戸ホーリーホック戦(3−0で勝利)の2試合だけ。それだけ負担の大きなトレーニングを消化したのに、現在の離脱者は右足関節捻挫の興梠慎三と右太もも肉離れの金古聖司の2人だけ。開幕前から選手が揃わなかった昨季のことを考えれば、今年はかなり順調な仕上がりだといえる。


 とはいえ、選手たちの疲労は今、ピークに達している。27日の紅白戦を見ても全体に体が重かった。主力組の連携も今ひとつで、マルキーニョスと田代のFW陣にはゴールがなかった。「今日は横パスが多かったかな。代表組が戻ってきて間もなくて、前と後ろの連携も少なかった。ロングボールで田代に合わせる形も増やしていかないといけない」本山も攻撃のバリエーション不足を感じたようだ。それでも彼らには昨季を戦った確固たるベースがある。わずか2ヶ月でその基盤が揺らぐことはないはずだ。ゼロックススーパーカップという実戦を通して、鹿島らしい多彩な攻撃パターンを取り戻したい。


 中でも注目は、東アジア選手権3試合にフル出場した田代「代表に残りたいという気持ちが前にも増して強くなった。そのためにも鹿島でしっかりやることが大事。韓国戦では何もできなかった。クサビに入れても前を向けない。韓国の選手は体の使い方がうまかった。この経験を生かさないと意味がない」と新たな闘志が沸いてきたようだ。クラブ11冠を全て知る柳沢敦がチームを離れた今、彼はFWの大黒柱としての重責を担わなければならない。その第一歩を踏み出す得点を広島から奪いたいものだ。


 内田も攻撃の起点として大きな期待がかかる。思い起こせば、元日の広島戦で先制点を挙げたのは彼だった。あのゴールが岡田武史監督にインパクトを与え、日本代表レギュラー定着のきっかけになったといえる。まだ19歳だが、今までのように「単なる若手」とは周囲も見てくれない。日本を背負って立つ選手としてチームをリードするようなパフォーマンスを見せてほしい。


 彼らフレッシュな人材たちが活躍すれば、小笠原や本山、新井場、マルキーニョスらベテランも刺激を受けないはずがない。「目の前にある試合は全て勝つ。それは当たり前のこと。この試合でチームの和を高めていければいい」新井場も強調していた。選手個々のコンディションにばらつきがある中でも内容ある勝利にこだわる…。それこそが常勝軍団のあるべき姿だ。今回もまた彼らは意地とプライドを示してくれるだろう。


 燃えているのは主力選手だけではない。水戸戦で1.5列目に入り大ブレイクしたダニーロ、人生初のセンターバックに入った中後雅喜、新戦力の伊野波雅彦、笠井健太らも虎視眈々とチャンスをうかがっている。「今はダニーロが絶好調だから自分もいつどうなるか分からない」田代は危機感いっぱいだ。本山「(誓志)増田もゲームをコントロールできるようになってきたし、フナ(船山祐二)も練習から気合が入っている。ポジション争いは厳しい。自分は今年で 11年目だけどアドバンテージはないし、1年1年が勝負。しっかりやらないといけない」と本山も初心に帰っていた。その競争の厳しさを糧にできれば、自ずから広島戦勝利は見えてくるだろう。


「オズの魔法使い」の異名を取る オズワルドオリヴェイラ監督が昨季2冠を獲ったチームをどう進化させられるのか。指揮官の手腕も興味深い。ゼロックススーパーカップは今季の鹿島を左右する一戦になるだけに、より多くの人々に国立競技場へ足を運んでもらいたいものだ。

以上

2008.02.29 Reported by 元川悦子


今季も悦っちゃんのレポートで幕開けを感じる。

開幕前にゼロックス杯があるので少々早く感じるが、そうであってこそ常勝軍団である。

とはいえ、今季の我等は話題性に乏しいと言えよう。

開幕時のスタメンは昨季と変わらないと予想できる。

新戦力紹介が伊野波と健太であり、二人ともベンチ入りすら微妙な選手である。

伊野波は金古と健太は石神との戦いに勝利して初めてベンチに入れるであろう。

小澤、伊野波(金古)、健太(石神)、チューヤン(船山)、誓志(ヤス)、ダニーロ、よよ(興梠)

といった感じか。

だが、開幕のメンバーと最終節のメンバーが同じである可能性は低い。

何人かはスタメンに昇格するであろうし、何人かは弁違いへと追いやられるであろう。

昨季の例に取ると。

開幕のメンバーは以下の通り。

曽ケ端、篤人、岩政、ファボン、新井場、青木、チューヤン、本山、ダニーロ、敦、マルキーニョス

小澤、大岩、石神、誓志、吉澤、田代、興梠

そして最終節は、

曽ケ端、篤人、岩政、大岩、石神、青木、満男、本山、野沢、田代、マルキーニョス

小澤、大道、チューヤン、誓志、ヤス、敦、興梠

となり、出場停止の新井場・船山を考慮してもかなり変化していると言えよう。

今季はアジアの戦いもあり試合数が増える。

従って、ある程度のローテーションでサブ組にも出場機会が与えられると予想される。

また、北京五輪中も中断せずにリーグ戦が開催される為、篤人や伊野波はポジションを奪われる可能性を秘めておるのである。

先のことばかり考えても鬼が笑うだけであるので、当面のゼロックス杯と開幕戦に照準を合わせて戦いを挑みたい。

岩倉具視全権大使が洋行に出た。

留守を守るのは西郷隆盛その人である。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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