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金崎欠場でチャンスを与えられる選手の奮起に期待だ

キーマンを欠く両者。不在を感じさせないのはどちらだ

好調対決となった鹿島vs柏。3連勝を達成するのはどちらか

前節、湘南から3得点を奪う圧勝を収めた鹿島が柏と対戦する。2位につける鹿島は攻守の歯車がかみ合うようになってきた。開幕当初は決定力不足に悩まされ、守備の堅さを武器に手堅く勝点を積み重ねてきたが、JリーグヤマザキナビスコカップグループステージAグループ第3節の名古屋戦での3得点を皮切りに、続く明治安田J1 1st第6節の広島戦も4−1と大量得点で退けた。名古屋戦以降、公式戦3試合連続で3得点以上を挙げており、その進歩が目覚ましい。

ただし、今節はMF金崎 夢生が警告の累積により出場停止。前節は2得点に絡むなど、攻撃の中心的役割を果たしていただけに、彼を欠くことは痛い。それでも、2試合連続得点中のMF土居 聖真、公式戦4試合連続得点を相手選手のオウンゴールによって阻まれてしまったMFカイオなど、攻撃陣は多彩な顔触れがそろう。今季の公式戦でいまだにゴールがないFW赤? 秀平ら、金崎欠場でチャンスを与えられる選手の奮起に期待だ。

昨季、柏には明治安田J1 1st第6節で1−3の勝利を挙げており、明治安田J1 2nd第14節でも、FW鈴木 優磨がアディショナルタイムに決勝点を決める劇的な幕切れで3−2と勝どきを上げている。昨季2勝しただけでなく、リーグ戦通算対戦成績でも24勝5分11敗と勝率6割を誇る相性の良い相手だ。

とはいえ、柏も勢いでは負けていない。シーズン序盤こそつまずいたが、下平 隆宏監督がチームを引き継いで以降、調子は上向いており、公式戦4連勝と息を吹き返してきた。複数失点が続いた守備も安定感が増しており、この4試合で喫した失点はわずかに2。相手の良さを消しながらチャンスをうかがう戦いが、チーム全体で共有できている。

しかし、鹿島が金崎を欠くのと同様に、柏もエースストライカーであるFWディエゴ オリヴェイラが出場停止。互いに攻撃の中心選手がいない中での戦いとなる。さらに柏は、MF大谷 秀和が前節のG大阪戦で負傷交代するアクシデントに見舞われた。ピッチの中央で攻守にわたって存在感を発揮していただけに、その欠場は痛い。

どちらが試合の主導権を握るのか興味深いところだ。柏は、ボランチがセンターバックの間に下りて3人でビルドアップしていく。2トップの鹿島にとっては前線からパスの出どころを制限したいが、数的不利を補う何かしらの方策が必要だろう。ただ、柏もビルドアップの途中でパスミスが出る場面が散見されており、まだまだ理想の形には届いていない。

筑波大在籍時から柏とは数多くの試合をこなしてきた赤?は「柏は基本的にうまい選手が多い」と警戒していた。どちらも、ラインを高くしてコンパクトな布陣を保ちながらアグレッシブにボールを奪いにいくスタイルを模索している。中盤での激しい攻防が期待できそうだ。

[ 文:田中 滋 ]



チンチロリン


「攻守の歯車がかみ合うようになってきた」と記すJリーグ公式の田中滋氏である。
リーグ戦は堅守で勝ち点を積み重ねてきたが、ここにきて夢生を軸に聖真やカイオが躍動し攻撃も力を発揮してきた。
しかしながら、この柏戦は中心選手である夢生を出場停止で欠くこととなる。
これは苦しい戦いとなろう。
代わりに出場が予想される赤?は、今季未だ無得点とセンターFWとしては物足りない。
この不安を払拭する活躍を期待したいところ。
この試合、赤?にゴールが産まれるか否かが注目のポイントとなる。
赤?の躍動を楽しみにしておる。


チンチロリン

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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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