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湘南戦コメント・報道

2016Jリーグヤマザキナビスコカップ グループステージ 第5節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半は前からのプレッシャーが非常にいい形だった。守備の一瞬の隙を突かれて同点とされた。後半は相手の中へのワンツーに対して、対応が遅れるケースが多かった。そこを修正できずに、ゲームが進んでしまった。交代で追加点をねらいたかったが、そこができなかった。最後は、交代するタイミングが遅れてしまい、同点に追いつかれ、さらに1点を奪われてしまった。選手は90分タフに戦ってくれたが、最後の采配のところでチームを勝たせることができなかった。グループステージ敗退となってしまい、サポーターに申し訳なく思う。

Q 最後の采配が遅れたというが、迷ったところがあったのか?

A ゲームが良くない状態で進んでいったときに、いつもなら選手のなかで修正できる部分もある。しかし、そこがうまくいかないなか、最後は岳を入れて中盤の守備を締めようと考えたが、少し遅れてしまった。

Q 前半は圧倒するかに思えたが、後半は逆になってしまった。その原因は?

A どんなゲームプランで臨んできたかもあると思う。後半、かなりアグレッシブに、外から中への攻撃を数多くやってきた。その対応が遅れてしまった。攻撃面でも、自分たちでボールを奪われてしまう場面が多くなり、後半は、守備の時間が増えてしまった。

Q 監督としてナビスコカップのグループステージから戦うのは初めてになるが、難しさを感じるところはあるか?

A 最初の2試合は本来のポジションではなかったり、試合経験が少ない選手を起用することもあり、実際にどの程度できるかということはあったが、そこもこちらの準備の問題。選手は持っている力を出してくれた。Jリーグとナビスコカップを並行して戦う難しさは確かにあったが、チーム全体としては非常に積み重なっているものを感じている。しかし、結果がすべて。勝ちきることができなかったのは、自分の力。





【小池 裕太】
試合が始まる前は大丈夫だったけど、試合が始まって今まで味わったことのない感じで、いつも以上に緊張した。石井監督からは最初から100%でいけと言われていた。悔いはない。緊張も少しあったが、この試合を機に成長して、また試合に出られたらと思う。

【土居 聖真】
(2失点目までは)しっかり耐えていたので、もう1点を自分のところで取れていれば楽に試合を進められたと思う。自分の得点力をもっともっと改善していかないといけないと思う。前の選手が敵陣内でもう少し時間を作れれば良かった。簡単に失うことが多かった。ゲームの流れを読むという点で、もう少しできたと思う。チーム全員に責任がある。

【永木 亮太】
(前半は)プレッシャーがかかっていたので、全体的に後半も前半と同じようにできなかったことが敗因。うまくFWの選手を動かせなかったり、ボールの失い方が後半のいけなかったところ。DFラインから押し上げて前からプレッシャーをかけられれば良かった。(ゴールは)相手のファーストタッチがうしろ気味になると思っていた。自分のストロングポイント。今日は全体的に良くなかったし、変なボールの失い方が多かった。最後で集中が切れた。

【杉本 太郎】
ゴール周辺でもっと仕事をしないといけなかった。勝たなきゃいけない試合。大事なタイトルを1つ失ってしまった。申し訳ないと思う。その責任は大きい。

【昌子 源】
2回リードして逆転されたのはDFとして申し訳ない。追加点がとれないからといって受け身になると厳しくなる。相手を受けてしまい自陣でのプレーが多くなり、苦しくなってこういう結果になってしまった。一番最悪なパターン。これが続くようではダメ。チーム全体で意識して、しっかりやっていきたい。お互いにいいたいことをいい合って、いい方向に持っていきたい。

ナビスコカップ グループステージ第5節 湘南戦


本日行われたナビスコカップ グループステージ第5節 湘南戦は2-3で負けを喫しました。

ヤマザキナビスコカップ グループステージ 第5節
2016年5月18日(水)19:03KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
今日のゲーム内容ですけども、前半は前からプレッシャーに行く形で非常に良かったと思いますけども、守備の本当に一瞬の隙を突かれてしまって、前半のうちに同点に追い付かれてしまいました。(その後、勝越して)後半に入ってから、かなり守備の対応のところで、湘南さんのワンツーに対して対応が遅れるケースが多くて、そこをなかなか修正できずにゲームが進んでしまいました。交代メンバーを入れて、リードしていたのでまずは追加点を取る形を取りたかったんですけど、それができませんでした。あとは最後、これは私自身の問題で交代するタイミングが遅れて(87分に)同点に追い付かれてしまって、さらに最後、1点を奪われて負けてしまいました。選手にも言いましたけど、選手は本当に90分タフに戦ってくれましたけども、私自身がチームを勝たせることができませんでした。最後の采配のところが遅れてしまった。そこが今日の最大の敗因だと思います。グループステージを勝ち上がることが、もうほかの結果も含めるとできなくなってしまったと思うので、応援してくれているサポーターの皆さんには本当に申し訳なく思っています。

−−最後の采配が遅れてしまったということですが、交代で悩まれた部分があったのでしょうか?
当然、ゲームが良くない状態で進んでいたときに、普段であればある程度、選手の中で修正できて、どうにか対応できるんじゃないかと思っていたんですけど、そこがうまくいかない中、最後で言うと(柴崎)岳を入れて中盤の守備のところを締めてもらおうと思ったんですけど、そこのタイミングがちょっと遅れてしまいました。

−−前半の主導権の持ち方を見ると、圧倒するのかと思いましたが、後半は逆に押し込まれて足も止まっていたように見えました。その辺はいかがでしょうか?
そうですね。湘南さんがどういうゲームプランで来ていたのか、というのもあると思うんですけど、後半はかなりアグレッシブに、特に外から中への攻撃をやってきたので、その辺の対応が遅れてしまったのが最大の原因だと思います。あと、攻撃面でも自分たちで(ボールを)奪われてしまう状況が増えてきてしまって、そこで守備の時間が多くなってしまったと思います。前半は非常に、自分たちがボールを保持する時間が長かったので、守備の時間はかなり少なかったんですけど、相手陣内でボールを収める時間が少なくなったことで、守備の時間が多くなり、崩される数が多くなったと思います。

−−グループステージから戦うのは、石井監督は初めてだと思います。コンディションや練習で見ている選手の力量が、試合の中で違ったりとか、どのあたりに難しさを感じましたか?
最初の2戦は、本来のポジションではないポジションでやってもらったりとか、Jリーグで試合経験の少ない選手が出場したり、ということがあったので、先ほどおっしゃったような実際の試合でどれだけできるのかという差は、確かにあったんじゃないかと思います。でも、そこもこっちの準備の部分だったと思うので、選手はその時に持っている力は出してくれたと思っています。そういう点では、連戦でJリーグとナビスコカップを並行してやっていくという難しさも感じましたけど、チーム全体としてはすごく積み重なっている部分も見えていたので、そういう点では良かったと思うんですけど、全ては結果ですので。やっぱりそういうところで勝ち切るというところは、僕自身の力(がもっと必要)なんじゃないかと思っています。

ヤマザキナビスコカップ グループステージ 第5節
2016年5月18日(水)19:03KO カシマ

[ 永木 亮太 ]
−−前半は思い通りに進められたと思うが?
そうですね。プレッシャーが掛かっていた。全体的に、後半も同じことができなかったのが敗因じゃないかと思います。

−−後半にそれをできなかった理由は?
うまくFWの選手を動かせなかったりだとか、ボールの失い方が(原因で)前で起点を作れなかったので、そこが今日の後半のいけなかったところだと思います。あとは、ディフェンスラインからしっかり押し上げて、自分たちももう少し前でプレッシャーを掛ければ良かったんじゃないかと思います。

−−自身の得点については?
あれは自分の良さでもあるので。(相手が)ファーストタッチを少し後ろ気味にトラップするだろうなと思っていたので、(後方から狙って奪った)あれは自分のストロングポイントです。相手は新しい選手だったので特徴は分からなかったですけど、どの選手が相手でもあれはやっていきたいと思います。

[ 土居 聖真 ]
同点になったのは何分ですか?87分?いやぁ……。そこまでは後ろの人が耐えていたので、もう1点自分のところで取れていれば、もっと楽に試合を進められたと思うんで、自分の得点力をもっともっと改善していかなくてはいけないと思います。

−−相手が交代選手を入れてから、湘南がボールを持つ時間が長くなってしまったが?
ギリギリまでやらせてなかったと思いますし、確かに流れは点差上もそうなってしまったのかもしれないですけど、もうちょっと前めの選手が、FWやサイドハーフが、敵陣内でボールを持つ時間を増やさないといけなかった。自分もやろうとしたんですけど、簡単に失う場面が多かったので、なんとかサイドで1回起点を作って、しっかり回そうとしたんですけど、チームとしてはなかなか難しくなってしまった。簡単なところで失う場面が多かったので、ゲームの流れを読むところは自分も含めてもうちょっとなんとかできたんじゃないかと思います。

−−これでJリーグヤマザキナビスコカップの敗退が決まってしまいました。
チーム全員に責任はありますし、まず2連敗から始まったのは反省すべきところ。チーム全員で招いた結果かと思います。

−−すぐにリーグ戦が待っているが?
そうですね。リーグ戦も落とせないんで、しっかり反省するしかないかなと思います。

はつらつとした好ゲーム。采配が的中した湘南が逆転勝利

終盤、ほぼ手にしていたと思われた勝点3が、ホームチームからするりと落ちてしまった。

リーグ戦から中3日の連戦ということもあり、鹿島が先発を6人、湘南は8人を入れ替えて臨んだ。それでも、出場機会を得た選手がはつらつとしたプレーを見せ、互いにチームコンセプトを感じさせる好ゲームとなった。

まず先手を奪ったのは鹿島。11分、敵陣でボールを失った後、湘南のビルドアップに素早く襲い掛かったのは古巣対決だった永木 亮太。下田 北斗からボールを奪うとそのまま自身でゴールにたたき込み、先制点を奪った。

その後も、ボールに食い付く湘南をうまく利用してペースをつかむ。しかし、18分に湘南が得意のカウンターからゴールを奪う。鹿島のスローインを素早く囲んで奪うと、齊藤 未月が前線の大竹 洋平にクサビを入れる。さらに大竹から鹿島のディフェンスラインを抜け出した大槻 周平にパスがつながると、追いすがるブエノを尻目に大槻が豪快にゴールに突き刺し、湘南が同点に追い付く。

同点に追い付かれ、グループステージ突破のためには勝たなければいけない鹿島に焦りが見えるかと思われたが、ペースを渡さない。26分、初先発の小池 裕太が左サイドのCKからファーサイドへ大きなボールを蹴る。「GKは出てこられない位置なので、折り返しを狙って」というキックを鈴木 優磨が折り返すと、混戦から土居 聖真が押し込み、再び鹿島がリードを奪った。

後半、二度目のリードを奪った鹿島が優位に試合を進めていくかと思われたが、交代選手のパフォーマンスが大きく試合を左右する。鹿島の石井 正忠監督が「交代メンバーを入れて、リードしていたのでまずは追加点を取りたかった」と、さらに1点を奪いに行く采配を見せたものの、逆にボールを失う回数が増え、湘南が試合を支配するようになっていく。

すると、87分に大竹からスルーパスを受けた長谷川 アーリアジャスールが、同点弾をたたき込む。さらに、勢いに乗る湘南は鹿島を攻め立て、アディショナルタイムに入った94分、鹿島のCKの流れからカウンターに移ると、右サイドを抜け出した長谷川から中央に走り込んだ端戸 仁へクロス。端戸が思い切りよく左足を振り抜くと、土壇場に逆転ゴールが生まれた。

長谷川が同点弾、端戸が逆転弾と、途中出場の2選手がいずれも活躍した湘南。鋭い采配を見せた? 貴裁監督は「今日は本当に1点取られても追い付き、また取られても逆転できたことは、今年初めてですし、何より交代選手の3人を含めて、われわれのスタイルの幅を広げるというか、オプションを作れたという意味でも、非常にみんなよく頑張ってくれた」とコメント。特に、2得点に絡む活躍を見せた長谷川については「アーリアに預けたら飛び出しやすくなる、そういったリズムがチームの中に出てきていた。今日はほぼノーミスの感じでやってくれたと思いますし、ああいう選手が攻撃に1つ絡むことで、われわれの、推進力がある選手がより生かされる展開になったと思う」と称賛した。

これで湘南はAグループ3位へ順位を上げた。一方の鹿島はグループステージ敗退が決定した。

[ 文:田中 滋 ]

【鹿島 vs 湘南】古巣からの先制ゴール!
2016年5月18日(水)



永木亮太が古巣相手に先制ゴールを決め、鹿島が先制!

早くも連覇消滅…前回王者・鹿島は2試合残してGL敗退が決定
16/5/18 21:08

[5.18 ナビスコ杯グループリーグ第5節 鹿島2-3湘南 カシマ]

 前回王者のグループリーグ敗退が決まった。鹿島アントラーズはホームで湘南ベルマーレと対戦し、2-3の逆転負け。1勝3敗の勝ち点3のまま残り2節となったが、首位大宮が勝ち点11、2位神戸が勝ち点10にまで伸ばしたため、連勝しても勝ち点で届かず、決勝トーナメント進出の可能性が消滅した。

 鹿島は前半11分、高い位置でボールを奪ったMF永木亮太がそのままPA内に持ち込み、右足でゴール左隅に流し込む先制点。今季、湘南から完全移籍で加入した背番号6が古巣相手に移籍後公式戦初ゴールをマークした。湘南も同18分にカウンターからFW大竹洋平のロングフィードに反応したFW大槻周平が左足ミドルを叩き込み、1-1の同点に追いつくが、鹿島がすぐさま勝ち越しに成功する。

 起点となったのは流通経済大2年で特別指定選手のDF小池裕太だ。この日、左サイドバックで先発デビューを果たすと、前半26分、左CKのキッカーを務め、左足でゴール前に上げたボールのこぼれ球をFW土居聖真が押し込んだ。

 前半42分にもFWジネイのスルーパスに抜け出した土居が決定機を迎えるが、右足のシュートはGKタンドウ・ベラピがセーブ。2-1で折り返した後半も試合の主導権を握り、後半13分にはDF西大伍の右クロスからフリーのMF鈴木優磨がダイビングヘッドで合わせたが、枠を捉え切れなかった。

 湘南も後半25分、ワンツーで左サイドを突破した途中出場のMF長谷川アーリアジャスールがPA内へ切れ込み、マイナスの折り返しをフリーの大竹が左足で合わせたが、クロスバーの上へ。絶好の同点機を逃したが、試合終了間際の後半42分、大竹のスルーパスに抜け出した長谷川が左足でゴールに流し込んだ。

 スペイン2部サラゴサから今年3月に加入した長谷川の移籍後初ゴールで2-2の同点に追いつくと、さらに後半アディショナルタイム、カウンターから長谷川が右サイドを駆け上がり、ゴール前にクロス。ファーサイドから途中出場のFW端戸仁が走り込み、左足で劇的な決勝点を叩き込んだ。

 試合後のインタビューでは「自陣から駆け上がって、乳酸がたまっていたけど、最後は技術というよりは気持ちで押し込んだ」と得点シーンを振り返った端戸は今季、横浜FMから完全移籍で加入。移籍後初ゴールが横浜FM時代の13年4月13日のJ1川崎F戦以来、約3年ぶりの得点となった。湘南は2勝1分1敗の勝ち点7に伸ばし、A組3位に浮上。決勝トーナメント進出に望みをつないでいる。

【ナビスコ杯】サポーターから激しい叱責! 前回王者・鹿島が湘南に逆転負けで敗退決定…
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年05月18日


逆転勝利の湘南は3位に浮上し、残り2戦でGS突破に望み。

 ヤマザキナビスコカップは5月18日、グループステージ5節の6試合が行なわれ、Aグループの鹿島対湘南は、湘南が3-2で逆転勝利を収め、グループステージ突破に望みをつないだ。一方敗れた前回王者の鹿島は勝点3に止まり、早くも敗退が決定した。

 試合巧者の鹿島らしからぬ試合だった。

 2-1でリードして迎えた87分、湘南の大竹にCBふたりの間をスルーパスで通され、抜け出した長谷川にワンタッチで流し込まれ同点とされると、悪い流れを最後まで止めることができなかった。90+4分にはカウンターを許し、ドリブルで持ち上がった長谷川のクロスから端戸に決勝ゴールを叩き込まれた。

 前半こそ永木、土居のゴールでリードした鹿島だったが、後半は湘南の走力を活かした怒涛の攻撃に翻弄された。4戦を終えて、1勝3敗の勝点3。残り2試合を全勝しても2位の神戸に及ばず、昨季は優勝の栄冠に輝いたチームの敗退が早くも決定した。

 試合終了後、挨拶をする選手たちには温かい拍手も送られたが、ゴール裏に陣取るサポーターからは激しい叱責の言葉も飛んだ。うつむきながらロッカールームへと消えていった選手たち……。リーグ戦での巻き返しで名誉を挽回するしかない。

グループA順位表
順位 チーム 勝点
1位  大宮  11
2位  神戸  10
3位  湘南  7
4位  甲府  5
5位  磐田  4
6位  鹿島  3
7位 名古屋  1

鹿島 ナビスコ杯連覇ならず…本拠逆転負けでまさかの予選L敗退
ナビスコ杯予選リーグA組 鹿島2―3湘南 (5月18日 カシマ)

 ナビスコ杯は各地で予選リーグ第5節の6試合が行われ、A組の大宮は磐田に1―0で競り勝ち、勝ち点を11に伸ばして首位を守った。神戸は甲府を2―0で下し、同10で2位。昨年覇者の鹿島は湘南に2―3で逆転負けし、3敗目を喫して敗退が決まった。B組の新潟は柏を2―1で破り、2勝目。鳥栖―川崎Fは引き分けた。

 鹿島がJ1最下位の湘南にホームで黒星。終盤に2失点して逆転負けした。直前のリーグ戦から先発6人を入れ替えて臨み、同点に追いつかれた1分後の後半43分に主力のMF柴崎を投入。石井監督は「岳(柴崎)を入れて中盤の守備を締めてもらおうと思ったが、タイミングが遅れた」とうなだれた。前半11分に古巣から移籍後、初得点を奪ったMF永木は「最後に集中力が切れた」と沈痛な表情。スタジアムは怒号と大ブーイングに包まれた。
[ 2016年5月19日 05:30 ]

【鹿島】大会連覇早くも消滅…湘南に逆転負けでグループステージ敗退決定
2016年5月19日6時0分 スポーツ報知

 ◆ナビスコ杯グループステージ第5節 ▽A組 鹿島2─3湘南(18日・カシマスタジアム)

 連覇を狙ったA組の鹿島はホームで湘南に2―3で逆転負けを喫し、グループステージ敗退が決まった。同組の大宮は磐田に競り勝ち、勝ち点を11に伸ばして首位を守った。神戸は甲府を2―0で下し、同10で2位。B組の新潟は柏を2―1で破り、2勝目を挙げた。

 鹿島の大会2連覇が早々に消えた。2試合残しての1次リーグ敗退決定。試合後、本拠地はブーイングに包まれ、選手は深々と頭を下げた。石井監督は会見で「チームを勝たせることができなかった。最後の采配が遅れた。今日の最大の敗因」とし、「サポーターの皆さんには申し訳なく思っています」と陳謝した。

 指揮官が悔やむのは3枚目の交代カードを切るタイミングだ。MF柴崎を投入したのは後半43分。2―2の同点とされた直後だった。だが、その前から湘南の攻撃を受ける時間が続いており、決壊の時は確実に近づいていた。「普段のメンバーなら、選手の中で修正できている。どうにかなるかな」と迷う中でゴールネットを揺らされ、後半ロスタイムには敗退を決定づける逆転ゴールを許した。

 1次リーグ4試合で3敗目。この日はU―23日本代表のフランス遠征に参加しているDF植田らが欠場するなどハンデはあったが、「すべては結果なので。そういうところで勝ちきるっていう(ことを実現する)のが、僕の力だと思う」と同監督。残りリーグ戦、天皇杯の2冠にすべてをかけるしかない。

J1 鹿島、決勝T逃す 湘南に2-3
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第5節(18日・カシマスタジアムほか=6試合)A組の鹿島は湘南に2-3で逆転負けを喫し、通算成績1勝3敗、勝ち点3で6位とし2試合を残して1次リーグ敗退が決まった。A組首位の大宮は磐田を下し勝ち点11、2位の神戸は甲府に勝利し、同10。鹿島は2勝しても勝ち点で上位2チームを上回ることができず、連覇の道が絶たれた。

鹿島は前半11分に永木、同26分には土居がゴールを挙げたが、後半終盤に2点を失った。

■選手交代が遅れた 鹿島・石井監督
後半は湘南のワンツーに対し対応が遅れ、修正できないままゲームが進んでしまった。選手交代のタイミングが遅れたのが最大の敗因。1次リーグを勝ち上がることができなくなり、申し訳ない。

■鹿島・永木
前半でできていたことが、後半できなかったのが敗因。うまくFWを動かせればよかった。(得点場面は)自分の良さを出せた。

■鹿島・小池
攻撃面では縦への突破などができたが、守備は足りない部分が多かった。

■鹿島・山本
落ち着いて前線でボールをキープできなかった。(1次リーグ敗退は)残念だし悔しい。



チンチロリン


「全体的に後半も前半と同じようにできなかったことが敗因」と分析する永木である。
先発フル出場し、先制点を決めた永木としては、悔しさもあろうが、ここで冷静にコメントできるところが頼もしい。
また、石井監督としては、交代のカードを切るタイミングが遅れた旨を述べておる。
相手に圧される時間帯に、耐えられる手を打ちきれなかったことは報知も報じておる。
修正点は見えておると言えよう。
ナビスコ杯の敗退は無念ではあるが、この経験を糧としたい。
若き太郎や小池くんは良き経験を積んだ。
この試合が未来への布石となることを願っておる。


チンチロリン

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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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