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カイオ、いつかこの中のだれかが僕の仲間になることを期待しています

「いつか僕の仲間に」 鹿島MFカイオが鹿島高のトレーニングに“サプライズ参戦”
16/6/28 17:00



 鹿島アントラーズのMFカイオが6月某日、茨城県の強豪・鹿島高のトレーニングに“サプライズ参戦”した。放課後のグラウンド。基礎練習を終えた鹿島高サッカー部の選手たちの前に突如、カイオが姿を見せると、高校生たちは一様に驚きを隠せず、戸惑いながら拍手で地元のプロプレイヤーを迎えた。

「いい練習をしましょう」というカイオの挨拶で練習はスタート。爆発的なスピードを生み出すナイキのフットボールスパイク『マーキュリアル スーパーフライ V』を履いたカイオが高校生と一緒に行ったのはスピードに特化したトレーニングだった。

 1つ目のメニューはクイックネスと加速力を鍛えるもの。オフェンスの選手とパサーがゴールと平行に立ち、その間にディフェンスの選手が入ると、オフェンスの選手は限られた空間でフェイントをかけるなどしてマークを外し、パスを受けてシュートに持ち込んだ。

 カイオのフェイントの速さには、味方であるはずのパサーも騙され、パスを出せない場面もあったほど。カイオは「僕は攻撃の選手なので、できるだけDFの足元を見るようにしている。どこかで相手の重心が片足に乗るタイミングがあるので、常にそのタイミングを探している」と具体的なアドバイスを送り、ディフェンス側の選手に対しても「僕はあまり守備は好きではないけど、スピードには自信がある。だから、相手が動き出したり、仕掛けるのを待って、自分が追いかけるようにしている。ステップを踏みながら、相手のタイミングを待っている」と、守備の対応についてレクチャーした。

 2つ目のメニューでは、スプリント力とトップスピードにおけるプレーの正確性が求められた。ゴールから50mほど離れた両サイドにオフェンスの選手が立ち、ボールを持った選手がトップスピードでドリブルを仕掛け、もう一人がラストパスからシュートを打つというもの。ディフェンスの選手はオフェンスの選手より一歩下がった位置からスタートし、追いつけなくてもパスコースに回り込むなどして阻止を狙った。

 スピードの差が顕著に表れるメニューだったため、カイオに追いつけない選手ばかりだったが、その中でもカイオのプレーをマネしようとするなど工夫しながら練習をこなしていた。これにはカイオも「サッカーにはずる賢さも必要だし、相手との駆け引きを制した者が試合も制していく。マネをするという意識は大事」と感心し、プレー中の意識や精神面についても“金言”を授けた。

「いくらスピードで相手の前に出ることができたとしても、最後のラストパスやセンタリングを丁寧にやらないと、チームの勝利に結びつけることはできない。それを意識してもらえれば、必ずチームが勝つ確率は高まると思う。落ち着いてプレーすることも大事で、僕は周りの声が聞こえないぐらいの状況に自分の精神状態を持っていくことを心がけている」

 その後は3チームに分かれてハーフコートでミニゲームを行い、選手からの質問も受けたカイオ。「どんなキーパーが嫌いですか?」という質問には鹿島のチームメイトであるGK曽ヶ端準の名を挙げ、「曽ヶ端選手は点が取りにくいキーパーです」と答えた一方、「ただ、キーパーや相手の選手を苦手と思えば、それが自分のマイナスの要素になる。あくまで自分の強みを考えてプレーしてほしい」とエールを送っていた。

 最後には全員で集合写真も撮影。「ここにいる一人ひとりがプロを目指していると思うので、日々の努力や、楽しくサッカーをやることを忘れずに取り組んでいってほしい。あと、忘れてはいけないのは勉強。サッカーだけに集中しすぎて、勉強が疎かになってはいけないので、そこも力を入れてやってください」と、文武両道の大切さを説き、「いつかこの中のだれかが僕の仲間になることを期待しています」と白い歯をこぼした。

(取材・文 清水祐一)

プロとの違いを痛感…鹿島MFカイオとマッチアップした鹿島高DF中澤「全然無駄がない」
16/6/28 17:10



 抜群のスピードを武器に相手陣内を切り裂く鹿島アントラーズのMFカイオ(22)が6月某日、茨城県の強豪・鹿島高のトレーニングに“サプライズ参戦”した。スピードに特化したトレーニングでプロとしての違いを示すカイオに高校生は羨望の眼差しを送り、同時に刺激も受けていた。

「スピードと体の強さ」が持ち味と語り、トレーニング中も積極的にカイオとマッチアップしていたDF中澤幸也は「一つひとつのプレーに全然無駄がなくて、一瞬のスピードが全然違いました。僕たちとプレーしていても余裕を感じさせたし、次のプレーも考えている感じがしました」とプロとの差を痛感。それでも「とにかく集中して、つま先立ちでカイオ選手をしっかり見て、ちょっと間合いを取って対応しました」とプロ相手に臆せず挑んだ。

 カイオが鹿島に入団した1年目からファンだというFW植田航平は「一瞬のスピードの大切さや、トップスピードでのプレーの精度の低さを痛感しました。カイオ選手は一瞬のスピードだったり、長い距離のスピードだったりが全然違って、ついていけませんでした」とトレーニングを振り返り、「新人戦ではメンバーに入れたが、関東大会の予選からは入れていない。悔しい部分が大きいので、選手権予選までには最低でもベンチに入って、チームのために貢献したいです」と力強く語った。

 2人はナイキの新作スパイク『マーキュリアル スーパーフライ V』を履いてプレー。中澤は「すごく足にまとわりつくというか、フィット感があって、ボールも蹴りやすかったです。走りやすいし、スパイクの中でまったく足もズレない。横移動などでも動きやすかった」と語り、植田は「軽く当てるだけで勢いのあるボールを蹴ることができました。それにはビックリしました」と驚いたようだった。

(取材・文 清水祐一)

新たな“スピード”を得た鹿島MFカイオ、プロを目指す高校生に伝えたいこと
16/6/28 17:20



 抜群のスピードを武器に相手陣内を切り裂く鹿島アントラーズのMFカイオ(22)が6月某日、茨城県の強豪・鹿島高のトレーニングに“サプライズ参戦”した。スピードに特化したトレーニングでプロとしての違いを示すカイオに高校生は羨望の眼差しを送り、同時に刺激も受けていた。

 サンパウロの下部組織出身で、2011年に来日したカイオは千葉国際高で3年間プレー。14年に鹿島に入団すると、第3節の鳥栖戦に途中出場し、Jリーグデビューを果たした。ルーキーイヤーでリーグ戦30試合出場8得点を記録し、Jリーグベストヤングプレイヤー賞にも輝いた。昨季も32試合出場10得点と、鹿島の中心選手として活躍し続けるカイオ。高校生と一緒にトレーニングに励むその姿から、サッカーに対する考え方、メンタルも垣間見えた。

――最後は3チームに分かれてのミニゲームもありましたが、高校生と一緒にトレーニングをしてみて、いかがでしたか?
「非常に楽しかったです。一瞬、自分の高校時代がフラッシュバックしました。スピードタイプの選手だったり、パワータイプの選手だったり、能力の高い選手もいました。ただ、ミニゲームでは僕が入ったチームより、他のチームの方が強かったね(笑)。自分の高校時代より、今の高校生のほうがレベルは向上しているように思いました」

――高校生のときに100mを11秒で走っていたカイオ選手はスピードに自信を持っていると思いますが、日々のトレーニングで意識していることはありますか?
「特別にやっていることはありません。監督の要求に応えているだけです。僕は練習を本気でやっているので、そういった部分で練習の成果が自然に出ているのかなと思います。だから、自分で意識してやっているということは特にありません」

――トレーニング後のアドバイスで、『マネをすることが大事』とおっしゃっていました。
「プロサッカー選手となると、相手のいろいろな部分を見ないといけません。攻撃の部分だったり、守備の部分だったり、ドリブルだったり、フェイントだったり、シュートの打ち方だったり、いろいろありますが、僕は攻撃的な選手なので、攻撃の部分に重点を置いて見ています。だけど、マネをしたとしても、全部を使うわけではありません。引き出しを多く持っておけば、いろいろな状況に対応することができますし、瞬時の閃きで出るプレーもあります。例えば、ネイマール選手のプレーを映像で見ていたら、ピッチ上のDFの位置や相手との間合いによって、『この前、見た映像と同じ状況だ』と瞬間的に判断して、同じようなプレーが出ることもあります」

――『サッカー選手はみんな頭がいい』ともおっしゃっていました。具体的にどういうことでしょうか?
「今、プロでやっている選手は全員、頭がいいと僕は思っています。プロになるまでより、プロで居続けること、トップで居続けることのほうが難しいと思っています。頭を使っていろいろな方法で生き抜いていくことが重要です。プロというのは、高校時代より競争が何倍も激しくなります。そこでどうやって生き抜くのか。その中で生き抜いていける選手は頭がいい選手だと思います」

――高校生もスタメンの座をかけて競争しています。彼らが頭のいい選手になるためにはどうすればいいでしょうか?
「僕が高校からアントラーズに入ったとき、レベルの差は歴然でした。そこで『無理だ』という気持ちになってしまえば、何も手にすることはできなかったと思います。『ここで努力をしなければならない』と思えたからこそ、やっと今、レギュラーでプレーすることができるようになりましたし、チームの勝利に貢献するようなプレーができるようになったと思っています。

 日々の練習は嘘をつかないので、そういう努力を怠ってはいけません。日々、隣にいる人との競争で、隣の人の努力を上回らないといけません。それができてこそ、11人の先発メンバーに入ることもできます。だけど、11人だけが頑張ればいいというわけではありません。ベンチメンバーになったり、ベンチから外れたりしたときに、日々の練習をダラダラとこなすだけになっていたら、仮に試合で使われる機会が訪れたとしても、本来のパフォーマンスは発揮できないと思います。そうなれば信頼を失い、試合で使われない状況が続くでしょう。

 要はベンチ外、ベンチメンバーになったときこそ、『チャンスをもらった』と思えるかどうかです。そういうときは自分を強化するチャンスであり、『もう試合に出れない』という気持ちでやっていたら、自分が自分自身に一番嘘をついていることになります。11人の枠に入ろうとする強い意志と気持ちを持ち、努力を続けることが重要だと思います。自分自身に正直に本気で取り組めば、必ずその努力の成果が表れると信じて取り組んでほしいですね」

――カイオ選手がトップで居続けること、生き抜くための“相棒”となるマーキュリアルの新作『スーパーフライ V』を履いた印象はいかがですか?
「本当にカラフルで、カラーリング、デザインも気に入っています。履いてみると、フィット感があって、他のスパイクよりもしっかりとしたグリップ感があります。スピードもさらに出せそうな雰囲気がありますね」

――フィット感はサッカー選手にとってどれくらい重要ですか?
「フィット感はプレーに大きく影響してきます。(スパイクが)大きかったり、小さかったりすると走るのも難しくなります。普段の靴ではちょっと大きめのサイズを履いたりすることもあるかもしれませんが、スパイクや運動靴はフィット感が重要です。走るだけでなく、ポールタッチの感覚も変わってくるので非常に大事だと思っています」

――スパイクに求めるものや、こだわりはありますか?
「正直、僕はスパイクにこだわりはないですね(笑)。ナイキのスパイクはいつも素晴らしいので、毎回、感激しています。このスパイクは、履くより飾ったほうがいいのではないかと思うぐらい、本当に素晴らしい性能を持っています。だけど、いくらスパイクが良いものでも、選手自身が走る、努力する、諦めないという部分を常に持っておかないといけません。それをしっかり持った上で、スパイクに対してもプライドを持ってプレーすることが大事だと思います」

――新しい『マーキュリアル スーパーフライ V』とともに、残りのシーズンをどう過ごしたいですか?
「当然ながら、得点、勝利につなげないといけません。新しいパートナーを手にして、ゴールを量産できるようになればいいなと思います。数多くのゴールを決めてサポーターを喜ばせることができれば、僕もうれしいです。その先にあるタイトルを一つでも多く手にできればと思っています」

――最後にプロを目指す高校生にメッセージをお願いします。
「日々の練習を怠ってはいけないと伝えたいですね。高校生のときは、シュート練習でキーパーやゴールがない状況で練習することもあると思います。いろいろな練習を先生が考えてやっていると思うので、一つひとつの練習で手を抜かずに、自分で自分をごまかさないということを心がけてほしいです。もちろん、毎日の継続が難しいことは僕も分かっています。ただ、それを1日でも長く持続できれば、必ず自分の身になり、パフォーマンスにもつながり、プロの道へとつながっていきます。日々の練習を怠ってはいけないということは彼らには分かってほしいですね」

(取材・文 清水祐一)



チンチロリン


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鹿島高校の練習にサプライズ参加したカイオである。
驚きを隠せない高校生であったが、戸惑いながらも快く迎えたとのこと。
様々な練習をこなし、交流を図った様子。
最後には全員で集合写真も撮影も行っておる。
「ここにいる一人ひとりがプロを目指していると思うので、日々の努力や、楽しくサッカーをやることを忘れずに取り組んでいってほしい。あと、忘れてはいけないのは勉強。サッカーだけに集中しすぎて、勉強が疎かになってはいけないので、そこも力を入れてやってください」と金言を伝えた。
良い経験となったことであろう。
この高校生の中からプロとなる選手が現れるやもしれぬ。
また、そうでなかったとしても、この経験、言葉は必ずや役に立つ。
それから、このような行動をしているカイオがUAEにて他クラブとサインをしておるはずがない。
鹿島の勝利のために、日本サッカーのために躍動してくれるであろう。
楽しみにしておる。


チンチロリン

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カイオ選手の入団当初は、若干セルフィッシュなプレースタイルや、執拗な挑発に反応してしまうような、メンタル的な幼さが垣間見えた。ただ、最近のカイオ選手の発言からは、人間性も非常に高い選手に育ってきていると、本当に思う。本人の努力は勿論、鹿島アントラーズに入団したからこそ、プレーヤーとしても、人間としても物凄いスピードで成長していると感じた。

No title

鹿島高校といえばソガの母校。

サッカー部OBの現役選手なら北九州の左サイドコンビの石神、川島。

川島の同級生の後藤も復帰したし、今年はみんな元気です。

若者たち、先輩たちに続いてくれ。
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Fundamentalism

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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