ユダ、リハビリに専念
中田浩のキリン杯代表召集断念…岡田監督「誤算だらけ」
日本サッカー協会は15日、24日のコートジボワール戦(豊田)、27日のパラグアイ戦(埼玉)と続くキリン杯の日本代表を発表する。岡田武史監督(51)は14日、期待を寄せていたスイスリーグ・バーゼルのMF中田浩二(28)の招集を断念した。
「ダメだって。そういう(出場できる)レベルじゃない」と、岡田監督はスタッフ会議後に説明した。7月から鹿島に復帰する中田浩は前日(13日)に帰国し、先月8日に手術した右ひざを検査。その結果、復帰に時間を要すると診断され、6月のW杯3次予選4試合にも間に合わない見込みとなった。
ブンデスリーガ・フランクフルトの元日本代表MF稲本潤一(28)についても、岡田監督は「前から(左足を)手術するといっていた」と話し、治療に専念させる方針。「誤算だらけ」と思わず本音ももれた。
一方、10日の名古屋戦で古傷の右ひざを悪化させた神戸のFW大久保嘉人(25)が軽傷と判明したことには「絶対ダメだと思ったけど。よかったね」とほっとした表情を浮かべていた。
★キリン杯出場のパラグアイは国内組が中心
国際親善試合、キリン杯に出場するパラグアイ代表のメンバーが13日発表され、国内でプレーする選手主体のメンバー構成となった。攻撃の中心を担う欧州組のサンタクルス(ブラックバーン)やカルドソ(ベンフィカ)は含まれなかった。
パラグアイは22日にコートジボワール、27日に日本と対戦する。
大誤算!中田も稲本もW杯予選絶望
岡田ジャパンが思わぬ誤算に頭を抱えた。今季限りでスイス1部バーゼルを退団して鹿島に復帰するDF中田浩二(28)が14日、痛めている右ひざの検査の結果、6月のW杯アジア3次予選への出場が絶望的であることが判明した。さらに古傷の左足腓(ひ)骨の治療のため帰国しているフランクフルトMF稲本潤一(28)の招集も断念。日本代表の岡田武史監督(51)はメンバー再考を余儀なくされる事態に追い込まれた。
15日に行われるキリン杯の日本代表メンバー発表の直前になって、岡田監督の望みは絶たれた。4月に右ひざ半月板の手術を受けたDF中田に対し、日本協会は14日に検査を受けさせたが、状態は予想以上に悪かった。岡田監督は日本代表に合流させてリハビリさせる計画を打ち出していたが「ダメだった。検査したら、全くそういうレベルじゃない」と構想はもろくも崩れた。
中田は今季最終戦だった10日のヤングボーイズ戦での復帰を目指し、今月上旬に練習を再開。そこで痛みが再発していた。患部に水がたまっていることも判明。全治までの期間などは判明していないが、当面は鹿島でリハビリを続ける見通しとなった。
MF稲本は04年のイングランド戦で骨折した左足腓骨のケアのために帰国。埋め込まれているボルトの除去手術を受ける可能性もあるが、岡田監督は「前から手術するということだったから」と説明。中田、稲本の6月の招集に関して「無理」と断言した。
2人の完全離脱に加え、オシムジャパンから不動のボランチだった浦和のMF鈴木もへんとう炎による体調不良から復帰したばかり。守備を重視する指揮官にとって、ボランチが手薄になったのは大きな痛手だ。「誤算だらけ。いつも予定通りにいくことはない。週末(の試合)でケガをすることがあるかもしれないし」。不安を抱えたまま、指揮官はキリン杯を迎えることになった。
[ 2008年05月15日 ]
浩二、稲本キリン杯&W杯アジア予選招集断念…岡田監督「誤算だらけ」
日本代表・岡田武史監督(51)は14日、東京・文京区のJFAハウスでスタッフ会議を行い、15日に発表するキリン杯(24、27日)、W杯アジア3次予選4連戦(6月)のメンバー選考を行った。MF中村俊輔(29)=セルティック=ら3人の欧州組が初参戦し、岡田ジャパンは再編成されるが、その一方で、7月に鹿島に復帰する中田浩二(28)=バーゼル=は右ひざの故障、稲本潤一(28)=フランクフルト=は左ひ骨ボルト除去手術のため不参加が決定。指揮官は「誤算だらけ」という状況で背水の陣に臨む。
チーム再編に「誤算」が生じた。メンバー発表を翌日に控えたこの日、約2時間のスタッフ会議を終えた岡田監督は「メンバーは決まった」と疲れた表情で話した。
W杯アジア3次予選第2戦バーレーン戦(3月26日)で惨敗を喫した後、指揮官は「オレ流」を宣言。メンバーを一新することを示唆した。実際に、俊輔、MF長谷部誠(24)=ヴォルフスブルク=、そして、サンテティエンヌ移籍が内定しているMF松井大輔(27)=ルマン=と3人の欧州組の招集を決定。さらに、中田浩、稲本の参戦を熱望していたが、ともに体調不良で招集を断念した。
「中田はダメだ。そういう(試合出場)レベルではないと報告を受けた。稲本は(ボルト除去)手術がある。2人とも6月(W杯3次予選4連戦)は無理」と岡田監督は肩を落とした。この日、中田は都内で日本協会の医療スタッフのもと精密検査を受診。早期の復帰は不可能という診断結果を指揮官は伝え聞いていた。
中田、稲本に関し、岡田監督は、5月のキリン杯は回避させ、6月のW杯予選にぶっつけ本番で起用するプランを温めていたが、あえなく断念。誤算が生じたため、15日に発表されるメンバーは「多め」の25人前後。岡田監督の悩みは深いが、W杯予選4連戦に誤算は許されない。
(2008年5月15日06時01分 スポーツ報知)
ユダ代表招集の続報である。
試合に出るどころではなく鹿島でリハビリを行うとのこと。
これはとんだ誤算である。
誤算は岡田氏にとってではなく、獲得した我等、そしてレギュラーを奪おうというユダにとっても大いなるものであったであろう。
昨日も書いたように我等にとってはすぐにでも欲しい戦力ではないためまあ、我慢できる範囲であるが、今後の生活のかかるユダにとっては苦しいのでは無かろうか。
しかしながらユダにとって大きな怪我からの復帰は初めてではないことであるし、ここは万全の体調を取り戻し、我等の力となってくれることを望もうではないか。
我等としては、本当に鹿島と契約するのかどうかの方が心配なのである。