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CSに向けて勢いづきたい鹿島、年間勝点3位を確定させたい一戦

CSに向けて勢いづきたい鹿島、年間勝点3位を確定させたい一戦
前節、勝利を収めれば年間勝点3位を確定できた鹿島だったが、FC東京の前に完敗。リーグ戦におけるFC東京との対戦に限ると14試合ぶりとなる敗戦を喫し、明治安田チャンピオンシップへ弾みをつけるもくろみが外れてしまった。

下位の磐田、新潟に2連勝して復調の兆しが見えたと思われたが、大宮、FC東京に連敗。2ndステージの成績も、6勝2分7敗と黒星が先行するようになってしまった。

この結果、年間勝点4位の大宮が急接近。残り2節で勝点差は6。得失点差で16の大差がついているとはいえ、気を抜いていられない。すでにチャンピオンシップへの出場を決めている鹿島だが、年間勝点が4位に落ちるとチャンピオンシップ1回戦で大宮と戦わなければいけなくなる。余計な試合数を増やすことなく、チャンピオンシップに勢いをつけて向かうためにも、これ以上敗戦を重ねることは避けたいところだ。

しかしながら、前節のアウェイ戦からホームに戻って迎える相手は簡単ではない。このままいけばチャンピオンシップ準決勝で対戦する川崎Fが相手。「チャンピオンシップ前しょう戦」とも言える重要な対戦だ。どちらのチームにとっても、チャンピオンシップで対戦しそうな相手にプレッシャーを掛ける意味で、きっちり勝点3を奪っておきたいところだ。

さらに、鹿島が年間勝点3位を追われる立場なら、逆に川崎Fは2ndステージ優勝にわずかな望みを残して浦和を追い掛ける立場だ。こちらも勝点差は6。浦和がポイントを積み上げるか、川崎Fが勝てなかった時点で、浦和のステージ優勝が確定するが、得失点差は11。鹿島を追う大宮よりその差は少ない。そうした状況をどうとらえるかによって、試合の入り方も変わりそうだ。

直近の5試合はどちらも芳しくない。鹿島は2勝3敗と苦しんでおり、川崎Fも3勝2敗と終盤戦に来て星を落とすことが多くなっている。どちらも守備に対する不安を抱えていることが、不安定な戦いにつながっているようだ。

ただし、前節の戦いぶりは対照的。FC東京に完敗し、石井 正忠監督が「自分たちがやろうとしている前からプレスに行く形だったり、攻撃面で言えば相手陣内でテンポよくボールを動かす形というのが、FC東京さんの方が上回っていた」と振り返った鹿島に対し、川崎Fは広島に苦戦しながらも終盤にきっちり2得点を奪って勝ち切った。風間 八宏監督は「はじめにあんなにミスをするとは思っていませんでした」としながらも、「今日は敵を常に意識してゲームをしてくれたと思います。非常に良いゲームだったと思います」と評価している。

どちらのチームも多少のケガ人を抱える状況ではあるが、それはシーズン終盤戦に来れば付き物と言える。残り2節となったリーグ戦は、この1年間で培ってきたチームとしての戦い方が問われる2試合になりそうだ。

[ 文:田中 滋 ]


「「チャンピオンシップ前しょう戦」とも言える重要な対戦」と記すJリーグ公式の田中滋氏である。
CSでの対戦を見据え、お互いにどのような手を打つのか見物と言えよう。
今季の頂点を目指す上で避けられぬ激戦。
楽しみである。

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