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勝敗のポイントは「鹿島が勇敢にプレッシャーをかけられるか」

岡田武史氏がCSを展望、勝敗のポイントは「鹿島が勇敢にプレッシャーをかけられるか」
 明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップ決勝の第1戦が11月29日(火)、第2戦が12月3日(土)に行われる。

 年間勝ち点1位の浦和レッズと、準決勝で川崎フロンターレに勝利した年間勝ち点3位の鹿島アントラーズが対戦する。スカパー!では2試合をともに生中継。第2戦では元日本代表監督でFC今治オーナー、日本サッカー協会副会長の岡田武史氏が解説を務める。

 23日の準決勝終了後に取材に応じた岡田氏に決勝の展望をうかがうと、「浦和は特殊な戦い方で、前線に5枚並べてくる。ほとんどのチームはそれを怖れ、両アウトサイドを下げたり、5、6枚のDFラインで対応します。でもそれは浦和の思うつぼ。鹿島は相手バックラインへ勇敢にプレッシャーをかけて、浦和が前線に5枚を並べても、DFラインは4枚で対応する勇気があるか。ラインを下げてしまえば厳しいと思います。後ろで受けるのではなく、ボールの出どころを抑えるという考え方がいいでしょうね。浦和も勝負強くなりましたが、鹿島ほど徹底されてはいない。スキはあるので、鹿島にもチャンスは十分にあると思います」とコメント。鹿島が積極的に守備へ出られるかを勝敗のポイントに挙げた。

 一方の浦和については、「アウェーでの1戦目を落とすと、ホームの2戦目ではいろいろな意味で焦りも生じると思います。だから1戦目も落としたくない」と分析。自身も横浜F・マリノス指揮官時代の2004年に浦和とのチャンピオンシップを戦っているが、「ホーム戦を1-0で勝ち、2試合目を0-1で落としたけど、PKで勝った。あの時も2戦目は浦和のサポーターが多く、退場者がいてこちらが1人少なかったけど、『絶対点を取る』『PK戦にさせてはいけない』といったプレッシャーは相手にあったかなと。だから第1戦も、落としていいということないし、最初から引き分け狙いもありえないので、これまで通りの戦い方で入ると思います」と話し、自身の経験も踏まえ、カシマスタジアムで行われる第1戦で、浦和は特別なことはしてこないと予想している。

 勝敗のポイントには鹿島のダブルボランチを指名。「ダブルボランチまで柏木(陽介)について下がってしまうと終わり。チーム全体としてコンパクトさを保ちつつ、どれだけプレッシャーをかけられるかが勝負だと思います。第1戦は鹿島がホームで勝っておきたいところなので、川崎戦よりもアグレッシブに前へ出ていくのではないでしょうか。そのためにもコンパクトさが必要です」と、積極的な戦いをするためにもダブルボランチの位置がポイントになるとしている。

 岡田氏が個人的に注目しているポイントを尋ねると、「浦和の特殊な戦い方にどのチームも打開策が作れないことに、皆さんもじれてきていると思います。その術を見せてくれるチームが出てほしいので、鹿島がどういう戦い方をするのかに期待しています」と。年間勝ち点3位チームの浦和攻略に期待する一方で、2戦合わせての勝敗予想について問うと「川崎が上がってきたほうが浦和攻略としては可能性を感じていました。1戦目が引き分けで、2戦目が浦和ですかね」と、浦和が年間王者の座につくとみている。

 岡田氏は12月3日(土)に開催されるCS決勝・第2戦の浦和vs鹿島を生中継するスカパー!で解説を務める。


CSの展望を語る元日本代表監督の岡田武史氏である。
「浦和は特殊な戦い方で、前線に5枚並べてくる。ほとんどのチームはそれを怖れ、両アウトサイドを下げたり、5、6枚のDFラインで対応します。でもそれは浦和の思うつぼ。鹿島は相手バックラインへ勇敢にプレッシャーをかけて、浦和が前線に5枚を並べても、DFラインは4枚で対応する勇気があるか。ラインを下げてしまえば厳しいと思います。後ろで受けるのではなく、ボールの出どころを抑えるという考え方がいいでしょうね。浦和も勝負強くなりましたが、鹿島ほど徹底されてはいない。スキはあるので、鹿島にもチャンスは十分にあると思います」と語る。
経験豊富な岡田氏は、浦和の戦術に対して、解法を持っていそうである。
それは、鹿島の石井監督にも言えること。
今の鹿島は、浦和の特殊システムに対して苦手意識はない。
それは、昨日のコメントにも表れておる。
「決勝の2試合に関しては、特別なことはやらなくてもいいんじゃないかと思っています」という言葉から、特別な準備が不用なこともわかる。
鹿島は、「浦和の特殊な戦い方にどのチームも打開策が作れないことに、皆さんもじれてきていると思います。その術を見せてくれるチームが出てほしいので、鹿島がどういう戦い方をするのかに期待しています」と言う岡田氏の期待に応えてくれよう。
岡田氏を含む多くのメディアが浦和有利の予想を立てる下馬評をひっくり返して、世間の話題をさらうのだ。
楽しみである。

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