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名古屋戦報道

鹿島連続完封!伊野波には課題も/J1

<J1:鹿島4−0名古屋>◇第14節◇28日◇瑞穂陸

 鹿島DF伊野波雅彦(22)にとって課題と収穫の2戦連続完封勝利になった。序盤に自陣ゴール前で1対1の場面を止めるなど強さを見せつけたが、前半37分に名古屋FW玉田のドリブルに対し、タックルで足を引っかけてしまいPKを献上。玉田がPKを失敗して事なきを得たが「(自分に)運があっただけ。そういう(PKをもらいに来る)スタイルの選手と分かっているはずなのに」と反省。ただ後半36分に左足首痛で交代するまで安定したパフォーマンスも見せ「少しずつミスもなくなってきている」と前を向いた。チームスタッフによると7月2日のナビスコ杯清水戦の出場は五分五分の状況だという。


 [2008年6月28日23時44分]


鹿島MF小笠原30メートル弾/J1



前半28分、鹿島MF小笠原がロングシュートを決める

<J1:鹿島4−0名古屋>◇第14節◇28日◇瑞穂陸

 鹿島が新旧代表コンビのスーパープレーで2位名古屋に4−0で圧勝した。1点をリードして迎えた前半28分、MF小笠原満男(29)が利き足とは逆足の左足で約30メートルのロングシュートで2点目。後半ロスタイムにはDF内田篤人(20)が約70メートルのドリブルで4点目をアシストした。W杯アジア最終予選の対戦国決定から一夜明けた試合で猛アピール。この日、柏に1−2で敗れた首位浦和に、勝ち点1差と肉薄した。


 新旧代表が個人技で度肝を抜いた。先陣を切ったのはMF小笠原。前半28分、ハーフウエーラインを越えた位置から左足を鋭く振り抜いた。30メートルのロングシュートは糸を引くような弾道で、代表GK楢崎の横っ跳びをかわし、ゴール左上隅へ吸い込まれた。


 左右両足を自在に使いこなせるが、利き足とは逆足で約30メートルの長距離を射止めるのは至難の業。ルーキー時代から成長を見守ってきた鈴木満取締役強化部長でさえ「満男のあの距離の左足ミドルは記憶にない」。それでも本人は「誰もプレッシャーに来てなかったから。枠に行くように打っただけ」と平然と言った。


 後半ロスタイムには内田が現日本代表の神髄を見せつけた。「子どものころはファンだった」という名古屋ストイコビッチ監督が見守る相手ベンチ前付近でパスカット。2人のマークを一気に抜き去った。両親は元陸上選手というサラブレッドは「4、5メートルより200メートルとか距離が長い方がいい」という自慢の加速力で相手ゴール前まで70メートルを独走。ペナルティーエリア内での切り返しで3人目のマークを抜き去り、正確なクロスで4点目をアシストした。「高校時代はあれぐらいの距離は走っていた」と笑顔だった。


 27日に日本代表のW杯最終予選の対戦相手が決まった。9カ月の長丁場で過酷な移動もある。代表チームにはこれまで以上に層の厚さと、多様性が求められる。約2年間代表から遠ざかっている小笠原も「どんな相手でも簡単ではない。W杯予選は厳しい戦いなのだから」と思いを募らせた。岡田ジャパンで定位置を確保している内田も個人技のレベルアップの必要性を痛感している。「最終予選はヘェ〜コラ戦えないからね」と独特の口調ながらも気を引き締めた。


 最終予選は組織力だけでは対抗できない場面も出てくる。この日見せた2人の個人技は、今後の岡田ジャパンに必要な武器になりそうだ。【広重竜太郎】

 [2008年6月29日9時3分 紙面から]


鹿島が来た来たぁ〜首位浦和に1差3位浮上

2008.6.29 05:02



2点目を決めて満面笑みの小笠原(40番)。鹿島が乗ってきた(撮影・白鳥恵)【フォト】

 J1第14節第1日(28日、国立競技場ほか=6試合)走って、走って、止まると思ったらDF2人を振り切って、まだ走る。3−0で突入した後半ロスタイム。自陣でボールを持った鹿島の日本代表DF内田が、右サイドを70メートル独走ドリブル。中央のFWマルキーニョスにパスして、ダメ押しゴールを演出した。


 「トラップして前があいていた。スピードなら勝てると思った」。W杯3次予選最終戦・バーレーン戦(22日)で泥臭い決勝点を挙げ、岡田ジャパンを1位通過に導いた20歳は「アシスト? やっぱりいいね」と“本職”での活躍に笑顔。オリベイラ監督も「肉おごるぞ!!」と上機嫌だ。


 前半4分でマルキーニョスが先制し、同28分にMF小笠原が30メートル弾。後半34分には途中出場のダニーロが豪快ミドル弾。日本代表GK楢崎もお手上げだった。


 「結果を出さないと、ベンチにも入れなくなる」とU−23日本代表のDF伊野波はチーム内の競争原理を説明した。7月上旬にMF中田浩が復帰し、新外国人のMFマルシーニョも加入する。首位・浦和とは勝ち点1差と肉薄。上昇気流に乗った昨季王者に、定位置が見えてきた。

(峯岸弘行)


代表で進化!内田70m独走アシスト



<名古屋・鹿島>前半、競り合う鹿島・内田(中央)と名古屋・深井。左は小笠原

Photo By 共同


 W杯アジア3次予選のために中断していたJ1が28日、本格的に再開した。昨季王者の鹿島はアウェーで2位の名古屋と対戦し、4―0で快勝。日本代表DF内田篤人(20)は後半ロスタイムに自陣から70メートルをドリブルで独走し、FWマルキーニョス(32)のゴールをアシストするなど、随所で日本代表で成長したプレーを披露してチームに貢献した。チームも25日の大分戦に続いて2連勝。順位も暫定ながら3位に浮上した。


 鹿島のワンダーボーイが魅せた。3―0の後半ロスタイムだ。自陣右サイドで相手のボールをパスカットした内田は、50メートル5秒台後半の俊足を飛ばしてゴールライン際まで約70メートルを独走。相手DFを体でうまくブロックすると、最後はマイナスのクロスで走り込んできたFWマルキーニョスのゴールをアシストした。「試合前のミーティングで相手はマイナスクロスが弱いと監督が言ってたんで、良かったです」。狙い通りのプレーに納得の表情を浮かべた。


 代表効果がそのままプレーに表れた。昨季までは敵陣深くまで攻め込んでのマイナスクロスはほとんど上げたことはなく、早めのクロスばかりが目立った。だが、代表に定着し、22日のバーレーン戦では決勝弾を決めるなど徐々にレベルアップ。本人は「代表から持ち帰った要素?そうですね。でも、それは周りが判断すること」とけむに巻いたが、日本代表では右サイドのMF中村からも何度かアドバイスを受けており、まさにこの日の試合がさらなる進化への第一歩でもあった。


 27日にはW杯最終予選の組み合わせが決定。内田は「どこと当たっても厳しい相手には変わりない」と話し、さらに「もうワンランク上げないといけない」とさらなる飛躍を誓った。


 普段の練習から常に全力で臨み、飽くなき向上心を持つ内田。前半42分には今季初の警告をもらい「フェアプレー賞を狙っていたんだけどね」とおどけた20歳が、日本代表の右サイド、そして鹿島を支えていく。

[ 2008年06月29日 ]


鹿島・小笠原、30メートル弾!…J1第14節

 ◆J1第14節 名古屋0―4鹿島(28日・瑞穂陸上競技場) J1昨季王者の鹿島が名古屋に4―0で快勝し、暫定3位に浮上した。日本代表の岡田武史監督(51)がアジア最終予選の切り札として注目しているMF小笠原満男(29)が前半28分、左足でワールドクラスの30メートル弾を決めるなど攻守でチームの2連勝に貢献した。浦和は柏に1―2で敗れたが、同勝ち点の名古屋も敗れたために首位を守った。


 ゴールした瞬間、小笠原は弾むボールをジッと見つめていた。「距離はあったけど、打ってみるもんですね。狙って打ったら、入りましたよ」。チームメートに抱きつかれ、ようやく笑みを浮かべた。本人も、その美しい弾道に見とれていた。


 ワールドクラスの一撃だった。前半28分、DF内田からパスを受け、前を向いた。ゴールまで約30メートル。「相手も引いていたし、相手DFもプレッシャーにこなかった。強く打てば…」。迷わず左足を振り上げた。ライナー性のボールはシュート回転しながらゴール前で急降下。クロスバー付近に当たって、ゴール内に大きく弾んだ。


 01年12月16日の天皇杯鳥栖戦で約50メートル弾、06年2月18日の日本代表のフィンランド戦では約60メートルゴールを決めた。丸太のような太ももから放たれるキックは、最長(制止した状態から)「70メートルくらい」(小笠原)だという。ロングキックにたけているGK並みの数値。この日は利き足と逆の左足で、その威力と正確無比のコントロールを証明した。


 ミドルレンジからシュートを打たない選手が多い岡田ジャパンにとって、このシュート力は武器になることは間違いない。チームは4得点、完封の快勝で暫定3位に浮上。首位浦和との勝ち点差も1に縮めた。「もうちょっと試合を支配したかったけど、内容は良くなっている」と小笠原。衝撃ゴールで、チームを優勝戦線に引き上げた。

(2008年6月29日12時00分  スポーツ報知)


攻守ガッチリ、らしさ戻る

2008/06/29(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁

快進撃を続けている名古屋に対し、鹿島が王者の意地を見せた。前節終了まで、名古屋は浦和と勝ち点で並び2位。勝ち点4差で追う鹿島にとって、絶対にたたいておきたい相手から、4得点の完勝劇に「攻守がかみ合って、久々にこういう試合ができた」と青木は胸を張った。


上位対決らしく、前半のホイッスル直後から激しくぶつかり合った両者。その中で一枚上回ったのは鹿島だった。前半4分に右スローインから田代が競ったこぼれ球をマルキーニョスが決めて先制。これで流れをつかむと、ロングボールでは復調してきた田代が制空権を奪い取り、中盤でもテンポ良く細かいパスをつなぐ鹿島らしいサッカーを展開した。

28分には流れの中から小笠原が、見事なミドルシュートを決め追加点を奪い、理想の展開に持ち込んだ。「内容としては前(大分戦)より良かった。同じような展開でカウンターから追加点は取れたし、意思統一ができてきている」と小笠原。

後半に入り、素晴らしかったのは守備。押し込まれながらも、最後まで集中力を切らさなかった。岩政が「内容より勝負を分けるのはゴール前。ゴール前の力関係、集中力になってくる」と話すように、崩されかけても体を張った守備、曽ケ端のファインセーブで2試合連続シャットアウト勝ちした。

これで、リーグ戦再開後2連勝。首位の浦和も敗れ、勝ち点1差に肉薄した。「中断明けで、いい結果できている」と岩政。鹿島が序盤戦の勢いを取り戻してきた。


内田がビッグプレー

2008/06/29(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁

試合終了直前のロスタイム。自陣でボールを持ったDF内田篤人が、猛然とドリブルを始めた。「相手が止まってたし、相手が3トップにしてて、絶対、空くと思っていた。


スピードなら勝てるかなと思って」。そのまま約70?を1人で走り、最後はマルキーニョスへ絶妙なラストパスを送り4点目をおぜん立て。「ロッカーで監督がすごい喜んでくれた」と、ビッグプレーでスタンドを沸かせた。

鹿島だけでなく、代表でも顔となりつつある20歳。「ピッチで成長した姿を見せたい」と話していたことを問われると、「どうかな」と照れ笑い。今後は「まだ2つ勝っただけ。(勝負は)これからじゃない」と最後は口元を引き締めた。


打ってみるもんですね 小笠原

2008/06/29(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁

(約30?のミドルシュートを決めた)鹿島・MF小笠原満男「プレッシャーがきてなかったし、打ったら入った。打ってみるもんですね」 


J1、速攻 鹿島抜けた もがいて光明 4得点

2008年6月29日11時6分

(28日、鹿島4―0名古屋)

 「肉だ、肉。みんなで食べに行くぞ」

 試合後の控室。普段は冷静沈着で鳴らす鹿島のオリベイラ監督の叫び声は、廊下まで響き渡った。「(昨季の)優勝した時と同じくらい興奮していた」とは内田。意味深い勝利だった。押し込まれても効率よく攻め、スコアは完勝だった。


 先制点は、名古屋の緻密(ちみつ)な守備網を避けたからこそ生まれた。中盤省略。田代への単純なロングボールで相手を押し下げ、左CK、右奥のスローインと立て続けの好機。そのスローインからのこぼれ球がマルキーニョスの足元へ。ゴール左めがけて右足を振り抜いた。2点目は自陣からの速攻。左から右、中央と長いパスで球を運び、相手が戻りきる前に、小笠原が30メートル近いシュートで仕上げた。


 雨にぬれた芝でパスの精度は落ちる。名古屋の組織守備は堅い。「球を持ったら、とにかく速く球を前に運ぼうと心がけた」と本山。そんな状況に応じたプレーこそ、今季の鹿島に欠けていたものだ。細かくきれいなつなぎにこだわるあまり、自ら攻め手を遅くしていたリーグ中断前の姿はこの夜、消えていた。


 中断期間で心身をリフレッシュし、話し合いを重ね、もがいていたチームが一皮むけたか。同僚にも自分にも厳しい主将の小笠原がぼそり。「少しずつ、少しずつ良くなっている」。昨季王者にとって分岐点となる90分間かもしれない。(中川文如)


強烈ミドルの小笠原主将か快足突破の内田篤人かという選択の中で、日本代表に絡めずチーム内競争にスポットを当てたサンスポの視点が良かったと言えよう。

レギュラーに半歩届いておらぬイノパンのコメントと復帰のユダ、新規加入のマルシーニョとこれからの鹿島を報じておる。

その伊野波は、ニッカン速報によると左足首痛とのこと。

これは痛い。

レギュラー獲得を目指す伊野波はもちろんのことであるが、大岩、後藤、金古、ユダとCBに負傷者が名を連ねておるところにイノパンが加わってしまってはコマが足りなくなってしまう。

ナビスコ杯は何とかチューヤンでやり繰りすることとなろう。

元々オリヴェイラ監督からリージョン毎にターンオーバーを行うと聞いておるので、チューヤンだけでなく絶好調のダニーロの先発や興梠の起用、そして新人の修人も出番があるやも知れぬ。

まさにチーム内競争は更に激化である。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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