クォン・スンテ、安定より挑戦を選択

鹿島・権純泰 韓国“全冠”32歳GK 安定より挑戦を選択

鹿島に加入した権純泰
Photo By スポニチ


 家族も代理人もファンも、耳を疑った。そして皆、聞いたという。

 「なぜ全てを失う可能性があるのに行くの?」

 GK権純泰(クォン・スンテ)は、昨季まで韓国の強豪・全北で不動の正守護神だった。14年から3季連続でKリーグのベストイレブンに選出。在籍中はKリーグで3度の優勝を味わい、昨季はACL制覇も経験した。年は32歳。若くはない。全北とは今季の契約も残っていた。残れば正GKの座は安泰だった。それでも完全移籍を選んだ。「全北で獲れるもの(タイトル)は全て獲った。ずっといることもできたけど安定を求めるのが嫌だった」から。妊娠中の愛妻を母国に残し、決断から約1週間後には鹿島の新体制会見でフラッシュを浴びていた。

 全北時代の愛称は元オランダ代表GKファンデルサールに掛けて「スンテルサール」。根っから明るい性格だ。寮ではGK小泉やFW鈴木らに付き合ってもらい、一日に1〜2時間を割いて日本語を猛勉強中。「鹿島のチーム、ピープル、みんな好きです」。当初は全く話せなかったが、加入から約2週間後には片言で会話できるまで成長した。もちろん実力も折り紙付き。安定したセーブ力、敏しょう性、フィードの正確性と三拍子そろっている。古川GKコーチも「総合的に見てレベルは凄く高い」と太鼓判を押す。

 心機一転。異国の地で、曽ケ端という絶対的な守護神が君臨し続けてきたクラブで、未知の道を歩みだした。この先には周囲をもっと驚かせる結果がきっと待っている。

 ◆権純泰(クォン・スンテ)1984年9月11日生まれ、韓国坡州市出身の32歳。06年に全北入りし、11、12年の尚州尚武移籍を経て13年に全北に復帰。Kリーグ通算220試合出場。国際Aマッチ2試合出場。1メートル84、85キロ。利き足は右。既婚。
[ 2017年2月15日 10:30 ]


クォン・スンテの鹿島移籍について報じるスポニチである。
家族も代理人も、そして全北現代のサポーターも驚いたこの決断に対し、「全北で獲れるもの(タイトル)は全て獲った。ずっといることもできたけど安定を求めるのが嫌だった」と語る。
一つのクラブでやりきり、海外チャレンジへの気持ちを抑えられなくなった、そして最高の環境とオファーを鹿島が用意したということであろう。
多くのものを捨て、憂いを立って来た鹿島にて、獲れるもをを全て獲ろう。
期待しておる。

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No title

最初は曽ヶ端の出場が多くなるでしょうけど腐らずに頑張ってほしい。必ず鹿島の正ゴールキーパーになれる。曽ヶ端と切磋琢磨して頑張ってほしい。

No title

今年はACL優勝の可能性が高い。ただしあくまでも可能性。3連覇した頃は実力的に優勝してもおかしくないメンバーが揃っていた。2010年などは予選リーグ全勝だったがトーナメントでころっと負けている。実力通りいかないのが一発勝負の恐いところ。2007年の最終戦に浦和が降格の決まった横浜FCに零封で負けるなんて誰も予想しなかった。当時の浦和は現在より強かったはず。それでも負けた。勝負事はやってみなけりゃわからない。実力があっても戦力が整っていても負けるときは負ける。運を味方に引き込むことが必要。それは誰か?ずばり私はレアンドロだと思っている。日本人は生真面目でいざとなると思い切ったことができない。そこへ行くと外国人は思いきりがよく不利な局面を打開できる力をもっている。カイオがそうだった。マルキもそうだった。強いチームには必ず優れた外国人がいる。昨年の鹿島は例外中の例外。先発全員が日本人でレアルを追い込むなんて通常あり得ない。柴崎は去ったがそのメンバーにレオシルバ・PJ・スンテ・レアンドロが加わった。時間はかかるだろうがフィットしたら多分鹿島は無敵になるだろう。敵は怪我のみ。

頂点を取っても常に挑戦し続ける…この姿勢は人としても若手のお手本になる
真面目で勉強熱心、若手に気軽に接する気さくな性格も好感が持てる
鹿島で世界一と、新たな家族。2つの宝物を手にしてほしい
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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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