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サッカーダイジェスト 蔚山戦寸評

【ACL採点&寸評】鹿島×蔚山|MOMは1G1Aの金崎。新加入GKクォン・スンテもビッグセーブ連発!
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年02月21日


無失点に抑えたクォン・スンテはMOM級の活躍ぶり。


【得点】鹿=金崎(64分)、鈴木(82分)
【警告】鹿=中村(8分)、レアンドロ(24分)


[ACL1節]鹿島 2-0 蔚山/2月21日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
 浦和に勝利したゼロックスから、スタメン6人を入れ替え。もっとも、フィールドプレーヤーの新戦力はレアンドロのみで、全体的に連係面で大きな問題はなかったが、前半はカウンター時の決定力が不足し、スコアレスに終わる。

 64分にセットプレーから金崎が決めてからは、守りに入ることなく攻め続け、ノッている男、鈴木が82分に追加点。守備面ではクォン・スンテを中心に盤石の守りを見せ、文句なしの完封勝利を収めた。

【選手採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 7
33分の決定的なヘディングシュートを素早い反応でストップし、65分の至近距離からのシュートもセーブ。足もとの処理も冷静で、ハイボールのキャッチも安定。長短のフィードも正確で、MOMの金崎と並ぶ活躍ぶりだった。

DF
3 昌子 源 6
カットされることもあったが、最終ラインから意図のあるパスを供給。守備では、サイドに引っ張り出されても、慌てずに対応。中央でも植田と強固な壁を築いた。

5 植田直通 6.5
戻りながらの難しい態勢でも、確実に相手の攻撃をブロック。エアバトルでも抜群の強さを見せ、自慢のフィードで前線の選手を走らせた。

16 山本脩斗 6
15分にはCKからヘディングシュートを放ったが、決め切れず。相手の攻撃をスローダウンさせる攻守の切り替えの速さは相変わらずだった。

24 伊東幸敏 6.5(86分OUT)
エリア内では素早い寄せで自由にシュートを打たせないなど、要所を締めた守備で堅守に貢献。機を見た攻撃参加からの正確なクロスは、いつも通りのクオリティだった。55分のCKのこぼれ球を左足で狙ったシュートは、枠に飛ばしたかった。

MF
4 レオ・シルバ 6.5
精力的なプレスバックで、ピンチになりそうな場面でボール奪取。球際の強さは両チーム通じて屈指だった。攻撃では、狭いエリアでも苦もなく前を向いてチャンスを演出。29分の高位置からの直接FKは壁に阻まれた。

6 永木亮太 6.5
攻撃を加速させる配球が光る。L・シルバとはお互いにバランスを見ながら、持ち前のエネルギッシュなプレーで攻守をつないだ。CKで金崎のゴールをアシスト。

11 レアンドロ 5.5(64分OUT)
やや空回り気味か。自ら局面を打開しようとするが、思うように抜ききれず。周囲との連動性も今ひとつで、ゴール前での思い切りの良さに欠けていた。前半終了間際の絶好機はシュートを打ってほしかった。

13 中村充孝 6(64分OUT)
前半の早い時間帯に背後からのチャージでイエロー。それでもプレーがおとなしくはならず、2トップと有機的な絡みを披露した。

2トップが躍動。1得点・1アシストの金崎がMOM。


先制点を挙げた金崎は、鈴木の追加点もアシスト。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)


Jリーグ開幕前の7試合で7ゴール。鈴木はまさに絶好調だ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)


FW
9 鈴木優磨 7
満を持してスタメン出場。ここまで6戦6発の男は、常に戦う姿勢を見せ、攻撃を活性化。36分のチャンスも決められなかったが、82分の決定機は狙いすましたシュートでネットを揺らす。これで7戦7発。指揮官の期待に応えた。

MAN OF THE MATCH
33 金崎夢生 7.5
CKにヘッドで合わせ、値千金の決勝ゴール! 味方が攻め上がるためのスペースを作るフリーランニングや、左サイドからの鋭いクロスで見せ場を作る。労を惜しまないディフェンスでもチームを助けた。自身の頭上を越す鮮やかなパスで鈴木の追加点をお膳立て。

交代出場
MF
8 土居聖真 6(64分IN)
カットインからの逆サイドへのミドルパスなど、攻撃に広がりをもたらす。積極的にプレーに絡み、攻撃のリズムを良くした。

MF
25 遠藤 康 6(64分IN)
75分にはニアゾーンに侵入し、逆サイドを狙った惜しいシュート。限られた時間内でも決定機を演出するのはさすが。

DF
22 西 大伍 ―(86分IN)
伊東に代わり、右SBで出場。プレータイムはわずかだったが、ミスなく終えて、クローザー役を問題なく全うした。

監督
石井正忠 6.5
難しい初戦で見事に勝点3をゲット。先制後は両翼を一気に二枚替えし、攻撃の勢いをキープ。鈴木の追加点につなげて2-0とする、貫禄ある戦いぶりだった。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。



サッカーダイジェストの広島氏による蔚山戦の寸評である。
完封勝利に総じて非常に高い評価が与えられておる。
その中で、夢生に最高評点とMOMが与えられた。
先制点のみならず、鹿島の攻撃は夢生が牽引していたことは明らか。
この評価当然と言えよう。
また、スンテと優磨にも非常に高い評点が与えられておる。
スンテは風格さえ感じさせる安定感でクリーンシートを記録した。
優磨は追加点もさることながら、多くのチャンスを作り出し、決めるだけというシーンを演出した。
FWとしての成長を感じさせられる。
攻守が噛み合い、大きな勝利を掴み取った。
この調子を維持し、アジアと国内タイトルの両獲りを狙いたい。
楽しみである。

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スンテルサールの前半の神セーブがなければ負けていたかもしれない
本当にスンテの加入は大きかった
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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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