FC東京戦コメント・報道

2017明治安田生命J1リーグ 第1節


鹿島アントラーズ:石井 正忠
開幕戦、多くの方がスタジアムに来て選手を応援してくれたが、悔しい負け方をしてしまった。前半は、なかなか相手の深いところにボールを運ぶことができず、少し耐える形になった。後半は相手のペースも少し落ちるという予想のなか、自分たちがボールを持てる時間が多くなった。そこで多くのチャンスを作ったが、決めきることができず、負けてしまい残念だ。中2日でACLの試合があるので、切り替えていきたい。

Q. 西選手と三竿選手を交代して、さらに山本選手とサイドを入れ替えたが、その意図は?

A. 大伍の足の状態で問題があったので、そこは前半から気にしていた。その影響で交代することになった。サブに同じようなメンバーが入っている場合、同じ交代をすることは今後も考えられる。



【クォン スンテ】
勝ちたかったが、残念な結果で悔しい。(失点の場面は)シュートを打たれたとき、思ったよりもボールスピードが速かった。キャッチでミスをするよりはパンチングで強くはじこうとした。判断ミスだった。しっかりキャッチできていれば問題なかった。これをきっかけにより良い判断ができるようにしていきたい。

【昌子 源】
楽な時間帯で、もう少し押し込めた印象。シュートを打たないことには入らない。そこは伝えたい。僕たちDF陣は、前線の選手を信じて、常に0失点を意識したい。全勝を掲げてきて、いきなり負けてしまったが、これで優勝できなくなったわけではない。最低限、戦う姿勢を見せないといけない。すぐACLになるので、切り替えたい。

【三竿 雄斗】
悔しいです。(失点の場面は)コーナーキックにできればと思ったが、ボールがすべって勢いがあった。こぼれ球がくるとは何となく分かって詰めていた。もったいなかった。精神的にきついけど、切り替えて準備をしてチームに貢献したい。

【土居 聖真】
1点を取れれば楽になった試合だった。チームとして、早めに点を取れるようにすることが大事。後半は引かれてスペースがなかった。FWよりも2列目より後ろの選手たちがシュートをもっと打つべきだと思った。試合後にそのへんは話し合いが必要だと思う。すぐに次の試合が来るので、そこに向けてやっていきたい。

【西 大伍】
あまりプレーしていてワクワクする感じではなかった。相手がうまくそう持っていっていたのかもしれない。後半は相手が落ちたので、チャンスが来ると思っていたが。簡単につないで、サイドを崩したりできればよかった。

FC東京戦


本日行われたFC東京戦は0-1で負けを喫しました。

第1節
2017年2月25日(土)14:04KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
今日の開幕戦、多くの方がカシマスタジアムを訪れて選手を応援してくれましたけれども、その中で悔しい負け方をしてしまいました。前半は、なかなか相手の深いところにボールを運ぶことができず、耐えた前半だったかなという感じだった。後半は相手のペースも少しは落ちてくるんじゃないかという予想の中、相手が引いたのか、自分たちがボールを持てる時間が多くなって、多くのチャンスを作れたんですけど、そこで決め切ることができませんでした。それで負けてしまって非常に残念です。私たちのチームはすぐにACLがありますので、中2日ですけどそこに切り替えていきたいなと思います。

--西 大伍選手の交代の意図をお願いします。
大伍の足の部分で問題がありました。そこは前半から気にしていた部分で、代える形にしました。

--今後も山本 脩斗選手が右に入ることはあり得ますか?
控えにそういう選手が入っているときは、脩斗が右に入って(三竿)雄斗が左に入ることになると思います。

第1節
2017年2月25日(土)14:04KO カシマ

[ 西 大伍 ]
足は2日前くらいの練習で痛めていた。試合はやっていてワクワクする感じはなかった。相手がそういう展開にうまく持っていったのかもしれない。後半になって相手は落ちたのでチャンスはあると思った。これから相手のいろんなやり方に対応していければ成長していけると思う。この敗戦は重くはない。「開幕感」もあんまりないので。ACLに行くかどうかはこれからの判断になると思います。

[ 昌子 源 ]
堅い試合になると思っていました。お互いに守備が持ち味のチーム。両チームに言えることだけど、もっと決定機を作らないといけなかった。負けているのにゴールキックにヘディングで競らないとか、僕らとしては非常にストレスのたまる試合だった。FW陣にはもっとシュートを打ってほしい。打てば何かが起きるかもしれないし、打たなければ何も起こらない。(中島)翔哉にシュートまで行かれたのは反省しなければいけないけれど、あれもシュートを打ったからこそ。これで全勝はなくなった。開幕の大事さはみんな分かっている。戦う姿勢を見せられなかった。

大型補強のFC東京が粘り強い戦いで鹿島を撃破
開幕戦という独特の緊張感が漂う中でのキックオフは、互いに激しく中盤でぶつかり合うことから始まった。クォン スンテ、レオ シルバ、ペドロ ジュニオールの新加入3人を先発させた鹿島に対して、FC東京は林 彰洋、太田 宏介、髙萩 洋次郎、永井 謙佑、大久保 嘉人と5人の新加入選手を試合開始からピッチに送り込んだ。

サイドを起点に攻撃を仕掛けたい鹿島は、右から遠藤 康、左から土居 聖真を起点に攻撃を仕掛けようとする。しかし、FC東京の守備意識も高く、得意のサイド攻撃で相手を押し込むことができない。2トップの金崎 夢生とペドロ ジュニオールも森重 真人と丸山 祐市に抑えられてしまい、攻撃の起点を作れない時間が続く。

FC東京に目を移すと、攻撃面の構築は開幕戦ということもあり理想形に到達するのはこれから。7分、相手のクリアを拾ったところから大久保 嘉人が強烈なシュートを放ったものの、クォン スンテのセーブに遭いゴールならず。40分には髙萩のゲームメイクから室屋 成のクロスに永井が飛び込んだもののボールに触ることができず、前半はスコアレスで終えた。

後半になると鹿島がアクセルを踏み、相手陣内で攻撃する時間を増やしていく。54分にはレオ シルバがカウンターを作り出し、3対2の数的優位な状況を生み出したが、土居から金崎へのパスはオフサイド。59分にはペドロ ジュニオールが高い位置でボールを奪い、土居とのパス交換でペナルティエリア内からシュートを放つも、これは林がはじき出してゴールを許さない。続く63分にはペドロ ジュニオールのクロスに金崎が飛び込んだが合わせることができず、決定力を欠く。しかし、シュート2本で終わっていた前半とは違った攻撃を見せていた。

ところが、ゴールを決められないまま時計の針が進んでいくと、FC東京も中島 翔哉を入れてカウンターからチャンスを作っていく。すると82分、左サイドからカットインした中島がシュートを放つと、強烈な弾道がクォン スンテを襲う。「思ったよりボールのスピードが速かった」と感じたクォン スンテはとっさにキャッチングからパンチングに対応を変えると、それが戻ってきていた三竿 雄斗の足に当たり、オウンゴールでFC東京が先制点を奪う。

さらに攻撃のギアを上げて1点を奪いに行った鹿島だったが、FC東京の堅い守りを崩すことができず、リーグ戦では2007年以来となるカシマスタジアムでの勝利をFC東京に譲った。

「多くの方がカシマスタジアムを訪れて選手を応援してくれましたけれども、その中で悔しい負け方をしてしまいました」

そう言って悔しさを露わにした石井 正忠監督。

「私たちのチームはすぐにACLがありますので、中2日ですけどそこに切り替えていきたいなと思います」

就任以来、鹿島に対して2連勝を飾った篠田 善之監督は「何より勝点3を取れたことが良かった。この勝利でチームはひとつ前進した」と新シーズンのスタートに手応えを感じていた。

[ 文:田中 滋 ]

中島翔哉のミドルがOG誘発!大久保嘉人ら新戦力5人先発のFC東京が王者・鹿島を撃破
17/2/25 15:55

[2.25 J1第1節 鹿島0-1FC東京 カシマ]

 2017シーズンのJ1リーグが25日、開幕し、昨季王者の鹿島アントラーズはホームでFC東京と対戦した。試合は0-0の拮抗した展開が続いたが、後半37分にFC東京がオウンゴールで先制すると、これが決勝点となり、1-0で王者を撃破。最高の形で白星発進を切った。

 鹿島は21日のACL蔚山現代戦(2-0)から先発5人を変更。DF西大伍、MF小笠原満男、MF遠藤康、MF土居聖真、FWペドロ・ジュニオールが18日の富士ゼロックススーパー杯・浦和戦(3-2)以来、公式戦2試合ぶりの先発となった。
 今オフに大型補強を敢行したFC東京はFW大久保嘉人、MF永井謙佑、MF高萩洋次郎、DF太田宏介、GK林彰洋の新戦力5人が先発。システムは4-2-3-1で、高萩はMF橋本拳人とダブルボランチを組み、2列目は右からMF河野広貴、MF東慶悟、永井。大久保が1トップを務めた。

 序盤から積極的に攻め込んだのはアウェーのFC東京だった。前半4分、右サイドバックのDF室屋成が右足でミドルシュート。同7分にはゴール前のこぼれ球を拾った東がフリーの大久保嘉につなぎ、PA内右の角度のない位置から右足を振り抜いたが、惜しくもゴールとはならなかった。

 その後は徐々にホームの鹿島も押し返していくが、両チームともに決定機をなかなかつくれず、試合は膠着状態が続く。FC東京は敵陣で何度もファウルを誘い、FKのチャンスを獲得するが、得点にはつながらず。前半37分、高萩のミドルシュートもGKクォン・スンテにキャッチされ、前半は互いに見せ場少なく、スコアレスで折り返した。

 後半11分に鹿島ベンチが動く。西に代えてDF三竿雄斗を投入。三竿雄は左サイドバックに入り、DF山本脩斗が右サイドバックに移った。FC東京は後半14分、太田の右CKからゴール前の浮き球を永井がつなぎ、大久保が右足でシュート。至近距離からの決定的な場面だったが、ボールはクロスバーを越え、先制点とはならなかった。

 鹿島も直後の後半14分に決定機。ペドロが土居とワンツーの形でPA内に切れ込み、右足を振り抜いたが、林のビッグセーブに阻まれる。互いにチャンスを生かせず、FC東京は後半19分、河野に代えてMF中島翔哉を投入。中島は左サイドハーフの位置に入り、永井が右に回った。

 鹿島は後半23分から小笠原に代わってMF永木亮太がピッチに入った。互いに選手交代を行い、局面の打開を図るが、ゴールが遠い。鹿島は後半31分、最後の交代カードで遠藤に代えてFW鈴木優磨を投入。鈴木はそのまま右サイドハーフに入った。一方のFC東京は同33分、東に代えてFW前田遼一を投入。前田と大久保嘉の2トップに変更した。

 すると後半37分、ついに均衡が破れる。FC東京は中島が左サイドから中に切れ込み、右足でミドルシュート。目前でワンバウンドしたボールをクォン・スンテが前に弾き、これが三竿雄に当たってそのままゴールマウスに吸い込まれた。痛恨のオウンゴールで先制を許した鹿島。最後の反撃も及ばず、そのまま0-1で敗れ、連覇を目指すシーズンは黒星スタートとなった。

(取材・文 西山紘平)

【J1速報】鹿島がまさかの黒星スタート。新加入DFのオウンゴールでFC東京に0-1
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年02月25日


均衡が破れたのは82分、中島のミドルから…。


金崎(33番)は不発。FC東京のタイトな守備に封じられた。写真:田中研治

[J1リーグ開幕戦]鹿島0-1FC東京/2月25日/カシマ

 J1の開幕戦が25日、各地で行なわれた。昨季王者の鹿島は、ホームでFC東京と対戦し、0-1で敗れた。

 鹿島は従来通りの4-4-2を採用し、GKにはクォン・スンテ。最終ラインは左から山本脩斗、昌子源、植田直通、西大伍。小笠原満男とレオ・シルバが2ボランチを組み、左MFに土居聖真、右MFに遠藤康。2トップに金崎夢生とペドロ・ジュニオールが入った。

 一方のFC東京は4-2-3-1を採用。GK林彰洋、最終ラインは左から太田宏介、丸山祐市、森重真人、室屋成。2ボランチに橋本拳人、髙萩洋次郎が入り、2列目は左から永井謙佑、東慶悟、河野広貴。そして1トップには大久保嘉人を据えた。

 両チームともに守備意識が高く、前半は手堅い展開が続いた。鹿島は2ボランチの小笠原とL・シルバからの配球で攻撃を組み立てる。一方のFC東京は、SBの室屋が果敢にオーバーラップして右から崩しにかかった。

 試合はまさに一進一退の攻防と言える展開で、前半終盤まで推移。次第に運動量に勝るFC東京の攻撃シーンが目立つようになったが、太田や室屋のクロスが中央に合わずにゴールを奪うまでには至らない。

 すると鹿島は42分、相手セットプレーからのカウンターでP・ジュニオールが抜群のスピードを披露。一気に相手ペナルティエリア内まで持ち込んだが、DFに阻まれてチャンスを逃した。

 鹿島はその後、何度かセットプレーを迎えたが、決定的な場面は作れない。前半はそのまま0-0で終了した。

 後半に入ると、56分に西に代わって三竿雄がピッチへ。三竿雄が左SBに入り、山本が右SBにスライドした。

 59分、FC東京がビッグチャンスを迎える。太田のCKをニアですらし、永井がつないでファーの大久保がシュート。決定的な場面だったが、大久保のシュートはゴール上に外れた。

 その直後、鹿島がチャンスを作る。土居のスルーパスでペナルティエリア内に侵入したP・ジュニオールが右足を振り抜く。しかし、このシュートは、GK林のファインセーブに阻まれた。

 63分にFC東京が攻撃のテコ入れとして、河野に代えて中島翔哉を投入。その中島が東との連係で左サイドを崩したが、クロスはDFにブロックされた。

 鹿島は68分にふたり目の交代。小笠原を下げて永木亮太を投入する。さらに75分、遠藤に代えて鈴木優磨を入れ、交代枠を使い切った。

 対するFC東京は78分に東に代えて前田遼一をピッチに送り込む。前田が1トップに入り、大久保がトップ下に下がった。

 ついに82分、試合が動く。先制したのはFC東京だ。左サイドから持ち込んだ中島がシュート。これはGKにセーブされたが、こぼれ球が鹿島DF三竿雄に当たってゴールに吸い込まれた。

 1点をリードされた鹿島はなんとか追いつこうと攻撃の手を強めたが、FC東京の守備を最後まで崩せず。そのまま0-1でタイムアップの笛が鳴り、鹿島が開幕戦を落とした。

 ゼロックス・スーパーカップ、ACLと連勝を飾っていた鹿島は、今季公式戦で初の黒星。一方のFC東京は開幕戦をものにして幸先の良いスタートを切った。

【J1採点&寸評】鹿島 0-1 FC東京|マン・オブ・ザ・マッチは“超”ビッグセーブの林。注目の大久保、髙萩、L・シルバは…
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2017年02月25日


鹿島――クォン・スンテがあそこで防いでいれば…。


【警告】鹿島=小笠原(61分) FC東京=永井(89分)
【退場】鹿島=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】林彰洋(FC東京)


[J1第1節]鹿島0-1FC東京/2月25日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
パスミスが目立った後半の戦いぶりはいただけない。得点源の金崎が抑え込まれてしまったのも敗因のひとつだろう。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5
失点につながったパンチングが悔やまれた。あそこさえ防いでいればおそらく負けていなかっただけに、評価はかなり厳しいものに。

DF
3 昌子 源 6
最後まで大崩れせず、根気よく守った。植田との連係も悪くなく、大久保、前田らを上手く封じていた。

5 植田直通 5.5
前半は大久保を自由にさせず、後半も安定した守備。ただ、0-1で迎えた85分のボレーシュートはせめて枠に飛ばしてほしかった。

16 山本脩斗 6
前半は左SBとして大久保や河野の動きに戸惑うことなく、及第点の働き。西が交代後は右に移って中島や永井と好バトルを展開した。

22 西 大伍 5.5(56分OUT)
対面した永井に裏をとられず、機を見たオーバーラップでアクセント。とはいえ、残念ながら大きなインパクトは残せなかった。

MF
4 レオ・シルバ 5.5
肝心な局面でパスミスが多く、後半は不安定な出来。前半のパフォーマンスは悪くなかったが、やや失望感が上回った。

8 土居聖真 5.5
左サイドを献身的にカバーし、攻守両面で地味ながらも効いていた。だが、後半に入ってボールになかなか絡めなくなった点はマイナスだろう。

25 遠藤 康 5(76分OUT)
FC東京の守備網を打ち破れず、不完全燃焼。得意のパスも精度を欠き、スムーズな攻撃を展開できなかった。

40 小笠原満男 5.5 (68分OUT)
押し込まれる時間帯でも慌てず、巧みなボール捌きと的確な潰しでチームを引き締めた。後半に入って守備の強度が下がった印象で、結果的に及第点を下回る採点に。

鹿島――金崎はシュートチャンスに恵まれなかった。


小笠原は無念の途中交代。黒星スタートのチームを立て直せるか。写真:田中研治

FW
7 ペドロ・ジュニオール 5.5
前線でタメを作れる技術はさすがのひと言。しかし、59分の絶好機を決められず、ヒーローになり損ねた。

33 金崎夢生 5
前半はまったくといっていいほど仕事ができなかった。後半はやや持ち直したとはいえ、シュートチャンスには恵まれなかった。

交代出場
DF
15 三竿雄斗 5(56分IN)
73分には崩しの局面で丁寧なボール捌きが光った。だが、集中を欠く場面もありオウンゴールに関与。安定感という意味では物足りなかった。

MF
6 永木亮太 6(68分IN)
小笠原に代わりキャプテンマークを巻き、中盤の底で守備に尽力。L・シルバをフォローするような形でビルドアップにも加わった。

FW
9 鈴木優磨 ‐(76分IN)
思うようにボールを受けられずフラストレーションを溜めるシーンも。本人もこの日の出来には満足していないだろう。

監督
石井正忠 5
リードされてから変化をもたらすことができなかった。不運な部分もあったとはいえ、ホーム開幕戦での黒星は痛恨だ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

FC東京――称賛すべきは林のビッグセーブ。

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
07年から勝てていなかったカシマスタジアムで勝利。鉄壁の守備で無失点に抑え、鹿島のお株を奪う試合巧者ぶりが光った。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 7 MAN OF THE MATCH
称賛すべきは59分のビッグセーブ。P・ジュニオールのシュートをストップしてチームに勢いをもたらした点で、MOMに相応しい。

DF
2 室屋 成 6.5
迫力満点のスライディングタックルをかますなど気合い十分。ライン際で金崎を押し出した33分の守りも印象深い。

3 森重真人 7
最終ラインを統率しながら、ビルドアップにも顔を出す“幅の広さ”は相変わらず。対人の強さも健在だった。


5 丸山祐市 7
金崎を挑発するようなディフェンスで鹿島を苛立たせた印象。クールなスタンスでフィジカルの強さをアピールしていた。

6 太田宏介 6.5
何度かあったFKやCKのチャンスをモノにできなかったのは残念。それでも、下を向くことなく最後まで走り抜くスタミナは素晴らしかった。

MF
8 髙萩洋次郎 6.5
シンプルなプレーでチームに落ち着きをもたらした。決定的な仕事こそなかったものの、嫌らしい位置取りでピンチの芽を摘んだ。

15 永井謙佑 6
自慢のスピードが生きる場面が少なく、40分には室屋のクロスに頭で合わせられなかった。ただ、守備での大きな貢献は見逃せない。

17 河野広貴 5.5(63分OUT)
パスの狙いどころは良かったが、なかなかチャンスに結び付けられなかった。体力をやや消耗した後半も大きな存在感を示せず……。

37 橋本拳人 6.5
右膝の怪我も癒え、コンディションは良好。髙萩との良いバランスを取りながら、セカンドボールを拾いまくっていた。

38 東 慶悟 5.5(78分OUT)
トップ下のポジションに捉われず、豊富な運動量で広範囲をカバー。後半も精力的にゴールへと迫ったが、78分に途中交代を余儀なくされた。

FC東京――中島はオウンゴールを誘発して勝利の立役者に。

FW
13 大久保嘉人 5.5
7分に至近距離から放ったシュートは惜しくも枠外。59分の決定機もふかしてしまい、FC東京でのリーグ初戦を勝利で飾れなかった。

交代出場
MF
23 中島翔哉 6.5(63分IN)
得意のドリブルでチャンスを作り、終盤の82分には思い切りの良いミドルでオウンゴールを誘発。勝利の立役者のひとりだろう。

FW
20 前田遼一 ‐(78分IN)
大久保のマークを分散した意味で良い動きをしていた。前線からのプレッシングをさぼらず、チームの勝利のために走った。

監督
篠田善之 6.5
結果的に中島の投入は当たった。攻撃面の連係に課題を残すも、開幕戦での白星は何にも代えがたい収穫だ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島クォン・スンテ「判断ミス」不運OGで黒星発進
[2017年2月25日19時15分]


開幕黒星スタートとなりサポーターに頭を下げる鹿島イレブン(撮影・鈴木みどり)


開幕戦を飾れず勝利に沸く東京イレブンを背にがっくりする鹿島FW鈴木(撮影・小沢裕)


<明治安田生命J1:鹿島0-1東京>◇第1節◇25日◇カシマ

 昨季J1と天皇杯を制し、クラブW杯でも準優勝した鹿島アントラーズが、ホームでFC東京相手に0-1。不運のオウンゴールで黒星スタートをきった。

 相手に決定機を何度か許しても、DF昌子源(24)を中心に体を張った守備を継続した。だが、後半37分、相手のミドルシュートをGKクォン・スンテが防いだものの、途中出場DF三竿雄斗(25)がクリアミス。「(ゴールの)右側に蹴ってCKにしようと思ったけれど、ボールが滑ってしまった。1つの場面で勝ち点3を失ってしまったので悔しい」。昨季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制し、今季新加入のクォン・スンテも「シュートを打たれた時に、思ったよりもボールが速かった。最初はキャッチのつもりだったが、相手も見えていたので大きくはじこうと思った。それが判断ミスだった」と悔やんだ。

 攻撃陣もシュートを6本しか打てず、無得点に終わった。後半14分にはMF土居聖真(24)のパスを受けたFWペドロ・ジュニオール(30)がGKと1対1となったが、右足シュートは好セーブに阻まれた。石井正忠監督(50)は「開幕戦に多くの方が来てくれたのに、悔しい負けかたをしてしまった。後半は相手が引いた中で自分たちがボールを持てる時間が多かったが、決めきることができなかった。すぐにACLの試合があるので、そこに切り替えていきたい」。中2日で迎えるACLの敵地ムアントン(タイ)戦を見据えた。【鎌田直秀】

世界2位鹿島、J9位東京に● 昌子ストレスたまる
[2017年2月26日9時50分 紙面から]


後半、鹿島MF小笠原(左)はドリブル突破する東京FW大久保嘉を止めに行きファウルとなる(撮影・小沢裕)

<明治安田生命J1:鹿島0-1東京>◇第1節◇25日◇カシマ

 昨季J1と天皇杯を制しクラブW杯準優勝の鹿島アントラーズは、オウンゴールで黒星発進となった。後半37分、GKクォン・スンテが相手シュートを防いだが、こぼれ球を途中出場したDF三竿雄が左足でクリアミス。「(ゴールの)右側に蹴ってCKにしようと思ったけれど、ボールが滑った。1つの場面で勝ち点3を失ったので悔しい」と肩を落とした。

 18日の富士ゼロックス・スーパー杯浦和戦、21日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)第1戦蔚山(韓国)戦に比べ、積極性も欠いた。DFリーダーで新選手会長の昌子は、無得点に終わった攻撃陣の奮起にも期待。「シュートを打たないと入らないし、GKからのロングフィードを競らないとか、ストレスのたまる試合」。28日にはACLの敵地ムアントン(タイ)戦。「リーグも、これで優勝がなくなったわけではない。ACLもある」と前を向いた。

王者・鹿島、攻めあぐね早くも土…ACLへ指揮官「すぐ切り替える」

後半37分、痛恨のオウンゴールを献上した鹿島の三竿雄(右)

 明治安田J1第1節第1日(25日、鹿島0-1FC東京、カシマ)昨季王者に早くも土がついた。公式戦2連勝と勢いをつけて迎えたはずのリーグ開幕戦で放ったシュートは6本だけ。DF西は「やっていてわくわくする感じがなかった」。後半に入り、ボールを支配するところまではプラン通り。しかしゴール前を固める相手を攻めあぐねた。全タイトル奪取を目標に中2日でアジア・チャンピオンズリーグのムアントン(タイ)戦がある。石井監督は「すぐ切り替えていきたい」と悔しさをかみ殺した。


試合に負け、うなだれる鹿島の選手=カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)

昨季王者が黒星発進…鹿島“一瞬の隙”OGで決勝点献上
明治安田生命J1開幕戦 鹿島0―1FC東京(2017年2月25日 カシマ)


開幕戦でFC東京に敗れガックリの鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 その瞬間、鹿島のホームスタジアムは異様なほどに静まりかえった。0―0で迎えた後半37分、痛恨のオウンゴールで失点。昨季王者がまさかの黒星発進だ。MF永木は「向こうが狙っている形で入れられてしまった。最初だったので勝ちたかったけど、切り替えるしかない」と必死に前を向いた。

 勝負を分けたのは一瞬の隙だった。MF中島にミドルシュートを打たれた場面について、DF昌子は「2人で行けていたら」とシュート体勢に持ち込ませたカバーの薄さを指摘。さらに、GK権純泰(クォンスンテ)も「(中島の)シュートが思ったよりも速かったのと、グラウンドの状況でバウンドが良くなかった。パンチングのコントロールがうまくできなかった」と反省。クリアしようとしながらネットに押し込んでしまったDF三竿雄は「一つのシーンで全てが台無しになった」と肩を落とした。

 前半は相手の戦況を見極めながら静かに耐え、後半に正確無比な攻撃で仕留めるのがいつものスタイル。だが、後半に入っても攻撃の迫力は影を潜めた。シュート数は前半が2本、後半が4本。MF土居は「後半は引かれた状態が多くてスペースがなかった。FWというより2列目以降の選手がシュートを打つべきだった」と修正しきれなかったことを悔やんだ。

 開幕は白星で飾れなかったが、07年には黒星スタートからリーグを制している。28日には中2日でACL第2戦のアウェー・ムアントン(タイ)戦が待つ。全タイトル奪取へ、下を向いている暇はない。

 ≪鹿島 屈辱の零敗≫昨季年間王者・鹿島が0―1敗戦。開幕戦での完封負けは07年川崎F戦(●0―1)12年仙台戦(●0―1)に続き3度目。鹿島の完封負けは昨年11月29日・浦和とのCS第1戦(●0―1)以来11試合ぶり。
[ 2017年2月26日 05:30 ]

【鹿島】まさか2年ぶり黒星発進…オウンゴール献上DF三竿雄「台なしにしてしまった」
2017年2月26日7時0分 スポーツ報知


後半37分、鹿島・三竿雄(左から3人目)が痛恨のオウンゴールを献上

 ◆明治安田生命J1リーグ 第1節 横浜M3―2浦和(25日・日産スタジアム)

 鹿島は2年ぶりの開幕黒星スタートとなった。後半37分、GKクォン・スンテがはじいたボールをDF三竿雄がクリアしきれず、オウンゴールで決勝点を献上。三竿雄は「1つの失点で台なしにしてしまった。CKに逃げようとした。もったいなかった」と振り返った。

 攻撃では主にカウンターからゴールを狙ったが、FWペドロ・ジュニオールらが好機を生かせなかった。J1王者として迎える今季。MF土居は「打倒・鹿島で来る。鹿島に対してアクションを起こしてくる試合が多くなる」とし、それをはね返すために「先手を取ること」を課題に挙げた。DF昌子は「前線にはもっとシュートを打って欲しい」と、シュート6本に終わった攻撃陣に要求を出した。

昨季王者・鹿島まさかの黒星発進…石井監督「切り替える」

 前半、反則の判定に抗議する金崎(左)と小笠原(手前)ら鹿島イレブン

 「明治安田生命J1、鹿島0-1FC東京」(25日、カシマサッカースタジアム)
 明治安田生命Jリーグは、J1・8試合で25年目のシーズンが開幕。昨季覇者の鹿島は元日本代表FW大久保嘉人(34)が加入した昨季年間9位のFC東京に敗れ黒星発進となった。
 鹿島に早くも土がついた。公式戦2連勝で迎えた開幕戦。放ったシュートは6本だけで、DF西は「やっていてわくわくする感じがなかった。相手がうまく守ったということだと思う」と歯がゆそうに話した。
 後半に入り、ボールを支配するところまではプラン通り。しかしゴール前を固める相手を攻めあぐね、決定機は少なかった。中2日でアジア・チャンピオンズリーグのムアントン(タイ)戦があり、石井監督は「すぐ切り替えていきたい」と悔しさを押し殺した。

鹿島、終始支配も攻撃陣不発

鹿島-FC東京 後半38分、鹿島・鈴木(左)の突破がFC東京・高萩に阻まれる=カシマスタジアム、村田知宏撮影

王者・鹿島は試練のスタートとなった。攻撃陣が精彩を欠き、後半37分にオウンゴールを献上。6年ぶりに本拠地で迎えた開幕戦で不本意な敗戦に、石井監督は「悔しい負け方」と無念さをにじませた。

両チーム無得点のまま迎えた試合終盤。相手のミドルシュートをGK権純泰がパンチングで防ぐも、帰陣した三竿雄に当たり、自陣のゴールネットを揺らしてしまった。権純泰は「思ったよりボールが速かった。もっと強くはじいていれば」と残念がった。

得点さえ決まっていれば負ける試合ではなかった。試合を終始支配していたのは鹿島。センターバックの昌子は「前でボールを奪えていた」と組織的な守備が機能し、相手に好機らしい好機を与えていなかった。

ただ、効果的な攻撃が仕掛けられない。「相手が引き気味でスペースがなかった」と土居。人数をかけてゴール前を守るFC東京にシュートはわずか6本。後半31分、直近の公式戦で2戦2発と好調の鈴木を投入してゴールをこじ開けようとしたが、時間が短すぎた。

積極的な補強で攻撃力が増した鹿島に対し、守備を固める相手は増えるだろう。相手は王者相手に果敢に攻めてくることも予想され、この日のオウンゴールは相手が遠目から積極的に狙ったシュートからだった。鹿島は敵陣でボールを保持する時間が増えても、ゴールを決める意識をもっと高めなければ、リーグ戦で苦戦するのは必至だ。

「FW陣が点を取るまで僕らはゼロで抑えていく」と昌子。守備陣が示す覚悟に攻撃陣が応えた先に、連覇への道のりは見えてくる。  (藤崎徹)


「FW陣にはもっとシュートを打ってほしい」と言う源、「FWよりも2列目より後ろの選手たちがシュートをもっと打つべき」と言う聖真に象徴されるように、シュートの少ない試合であった。
西が「ワクワクする感じではなかった」というのも、そういう部分が大きかったのではなかろうか。
もうちょっと強引に行っても良い部分があったのやもしれぬ。
とはいえ、それもこういった結果から言えること。
数多くあったCKから決まっておれば、試合結果は変わっておった。
石井監督の言うように、気持ちを切り替えて次の試合に臨む。
次戦の勝利を期待しておる。

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高い授業料にはなったけど、コミュニケーションをとって解決しようとしているので、昨年の終盤のように引きずらないだろうと思ってます。

連戦になるので、疲労も溜まるだろうけど、みんな意識が高いので連携も深まりそうですね。

No title

西村さんは鹿島嫌いですからね。ジャッジが酷いとは思いませんでしたが,判定はやや東京寄りに
感じました。
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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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