甲府戦はどんな展開になっても敗れるわけにはいかない

甲府は「らしさ」と「変化」を見せ、王者を討つ
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は3勝1分のスタートだったJリーグ代表4クラブ(鹿島、浦和、川崎F、G大阪)だが、明治安田J1第1節を挟んで迎えたACLグループステージ第2節は1勝1分2敗と悔しい負越し。ACLを戦う名誉と責任は過密になるスケジュールの上にあり、ここからが正念場の始まりとなる。

アウェイでムアントンとのACL第2節を戦った鹿島は、FKを直接決められて先制されるも、今季神戸から加入したペドロ ジュニオールのゴールで追い付き、逆転の可能性を十分に感じさせた。しかし、PK失敗などでチャンスをつかみ切れずに、後半アディショナルタイムの失点により2-1で敗れた。これで今季の公式戦は2勝2敗で、現在はJ1第1節のFC東京戦から2連敗中。FC東京戦から6人を入れ替えるターンオーバーを行ってムアントンに敗れただけに、甲府戦はどんな展開になっても敗れるわけにはいかない。タイ遠征に帯同しなかった金崎 夢生、小笠原 満男、西 大伍を中心に、リーグ戦のメンバーが鹿島のストロングポイントを取り戻すことができるかどうかが注目点になる。

吉田 達磨新監督を迎えた甲府は、今節がホーム開幕戦。G大阪(アウェイでの第1節/1-1)、鹿島、浦和(アウェイでの第3節)とACL組との試合が続くだけに厳しい結果も覚悟した序盤戦だが、G大阪戦では吉田監督の下で新たに取り組む、ボールを奪う、マイボールの時間を長くするという部分の変化を見せることができた。

昨季のJ1残留の救世主となったドゥドゥは、昨年11月末に受けた膝の手術のリハビリがようやく終わったばかりで戦力化はできていないが、仙台から新加入のウイルソンはシュートのうまさと機を見る賢さを発揮できている。昨季途中に柏へ移籍したクリスティアーノのように、アバウトなボールでも預ければ1人でシュートまで持ち込めるというタイプではないので、ウイルソンが前を向いてボールを持つ機会をいかに多く作れるかが鹿島戦の攻撃のカギになる。G大阪戦ではゴールを決めることはできなかったが、ゴールの隅に流し込むように打つシュートはさすがの感覚で、本人も「次は決める」と力強く話しており、甲府サポーターの期待は膨らむ。

監督が代わり、守備的な戦い方からボールを握る時間を増やす戦い方にかじを切った甲府だが、劇的に変わるわけではない。局面の精度にはまだまだ向上の余地があり、鹿島のようにカウンターがうまいチームを相手にすると、昨季以上にミスの代償としての失点リスクは大きくなる。大敗のリスクは常にあるが、それを覚悟の上で変わろうとしている。そして、大枠の戦術理解、連係では、G大阪相手に変化を見せて勝点1を持ち帰ったことで評価ができる。吉田監督は試合後に「(強豪の)G大阪相手に引き分けて悔しい思いができる」という趣旨の話をしており、後半のアディショナルタイムに同点ゴールを決められた悔しさはモチベーションの上乗せ。両サイドバックが積極的に攻撃参加してくる鹿島は中を閉めるだけでは対処できず、G大阪戦以上にウイングバックとストッパーの守備力が問われる。何度かサイドを破られることは織り込み済みで、GKと3枚のDFがチームを救う守備を見せてこその甲府らしさ。粘り強い守備から甲府の勝機が生まれてくるのか、鹿島がそれを許さず決め切るのかという点が見どころになるのではないだろうか。

[ 文:松尾 潤 ]


「局面の精度にはまだまだ向上の余地があり、鹿島のようにカウンターがうまいチームを相手にすると、昨季以上にミスの代償としての失点リスクは大きくなる」と記すJリーグ公式の松尾氏である。
甲府番の記者によるプレビューでは、甲府は新監督の戦術が浸透しきったわけではない様子。
とはいえ、開幕のガンバ戦ではアディショナルタイムまで勝ち越していたという強さを見せた。
誤審にも受け取れるファールにてFKを与えドローという結果となったが、堅守と攻撃が噛み合っており、怖い存在と言えよう。
鹿島としては、タイへの帯同を見送った夢生、満男、西の躍動に期待がかかる。
特に夢生が、今季リーグ戦での初ゴールを記録すれば、上昇気流に乗ろう。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみである。

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勝ちますよ。私が行きますから。明日仕事が終わったら甲府へ向かいます。一泊して参戦します。レッツゴー金崎!
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