サッカーダイジェスト 甲府戦寸評

【J1採点&寸評】甲府×鹿島|終了間際に鹿島のGKが大仕事!PKストップで勝利の立役者に
大島和人
2017年03月04日


甲府――立ち上がりにビッグプレーを見せたGK岡は…。


【警告】甲府=山本(15分)、新井(59分) 鹿島=植田(83分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】クォン・スンテ(鹿島)


[J1リーグ2節]甲府0-1鹿島/3月4日/中銀スタ

【チーム採点・寸評】
甲府 5.5
守備の位置取りはやや深かったが、スペースを急襲するカウンターに迫力があった。ただ終盤に得た幸運なPKは決められず。

【甲府|選手採点・寸評】
GK
23 岡 大生 6
2分に金崎との1対1をストップして試合の流れを引き戻し、好セーブもあっただけに失点が悔やまれる。

DF
8 新井涼平 5.5
自陣から敵陣に強いグラウンダーのくさびを入れる積極性は◎。ただ確実性を欠き、勢いを削ぐミスもあった。

4 山本英臣 6
危険なスペース、タイミングの察知能力をこの試合も発揮。奪ってからのロングフィードも正確だった。

5 新里 亮 5
GKの好守や仲間のカバーに助けられたとはいえ、序盤は鹿島の2トップに振り切られる場面が目立った。

16 松橋 優 6
早大の後輩・山本脩斗の攻め上がりを早いスライドで消していた。攻撃面では開幕戦に続いて意外性を発揮。

28 橋爪勇樹 5.5(88分OUT)
攻守のスピード感は出した。彼ひとりの責任ではないが、サイドの深いスペースを突かれる場面が多かった。

MF
15 兵働昭弘 5.5(75分OUT)
バランスを取りつつ、持ち味の配球力も見せた。ただこの働きを1シーズン通して出来るか?

40 小椋祥平 6
高いボール奪取力、一手目のフィードが光った。気持ちの入ったプレーは山本主将も試合後のコメントで絶賛。

14 田中佑昌 6
上下の往復運動は圧巻。守備に追われる展開でも、奪った次のスプリントを終盤まで欠かさなかった。

甲府――途中出場の道渕がPKを獲得。

FW
11 堀米勇輝 5.5(56分OUT)
あまり良い形で持てなかったが35分にウイルソンへ出したパスは彼らしい技術、閃きを感じた。

9 ウイルソン 5.5
スペースに流れてボールを運び、カウンターで大きな役割。ただしシュートコースが甘くPK失敗。

交代出場
FW
14 河本明人 5.5(56分IN)
勇気のある仕掛け、球際のコンタクトは見せたが、流れを変えるほどの打開力はなかった。

MF
20 黒木聖仁 6(75分IN)
ビハインドの展開だったがフレッシュな動いで中盤を活性化させて、攻撃のスイッチも入れていた。

MF
18 道渕諒平 6(88分OUT)
短いプレー時間ながら積極的にゴール前に進出してPKを獲得した。

監督
吉田達磨 6
5バックは不変だが、流動的な位置取りをチームに植え付け、積極的な守備にバージョンアップ中。

鹿島――GKクォン・スンテがビッグセーブでチームを救う。

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
ACLのタイ遠征から中3日という厳しい日程もあって甲府を攻めあぐね、終盤には相手にPKも献上。ともかく結果を得た。

【鹿島|選手採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 7
J1レベルのGKならば難なく止めるPKだったのかもしれないが、慌てず落ち着いて対応していた。

DF
24 伊東幸敏 6
守備面で安定感があり、フリーランニングも前後半を通して旺盛。オトリにされても献身的に動き続けた。

5 植田直通 6.5
縦に入ってくるボールに対する強さ、クロスへの的確な位置取りと集中力でピンチを未然に防いでいた。

3 昌子源 6
スペースに引っ張りだされた時の対応に若干の脆さはあったが、本当に危険なミスは無かった。

16 山本脩斗 6.5
攻撃面は不発だったものの、バイタルエリアの綻びをさり気なく埋める気配りが光った。

MF
40 小笠原満男 6.5
ここで甲府に前を向かれると危ない、ボールを動かされたら決定機になるという際の場面へ何度も顔を出していた。

4 レオシルバ 7
らしくないパスミスもあったが、ボックス・トゥ・ボックスの動きは流石。63分には右足のミドルで決勝点。

25 遠藤康 5.5(71分OUT)
中央のスペースに入った後にFWとの関係がスムーズでなく、左足の一振りを活かせなかった。

8 土居聖真 6(90+3分OUT)
タイトな対応を受けていたが、攻守でしっかり位置を取り、周りを助けていた。

鹿島――金崎は好調。シュート4本以外にも脅威に。


L・シルバが移籍後初得点。これが決勝点になった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

FW
7 ペドロジュニオール 5.5(85分OUT)
ボールを引き出す動きと技巧は◎。ただし強引さがこの試合は良い方向に出ず、フィニッシュの質も欠いた。

33 金崎夢生 6.5
その打開力は強烈。シュートを4本放っただけでなくトリッキーな「落とし」も見せ、甲府DFの脅威になった。

交代出場
FW
9 鈴木優磨 6(71分IN)
交代直後は右MFで起用され、永木の投入後はFWへ。攻撃面で彼の「らしさ」は出せなかった。

MF
6 永木亮太 -(85分IN)
28日のムアントン戦はフル出場。チームのターンオーバー活用もありこの試合は85分から。

MF
13 中村充孝 -(90+3分IN)
ウイルソンがPKを蹴る直前という「微妙な」時間にピッチへ入った。

監督
石井正忠 6
過酷な連戦をクリア。試合後の会見では「これからどんどん良くなっていく」という言葉を二度使った。

取材・文:大島和人(球技ライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの大島氏による甲府戦の評点である。
完封勝利に総じて評価が高い。
その中でもクォン・スンテとレオ・シルバに特に高い評価が与えられた。
試合を通じてほとんど出番のなかったスンテであるが、最後の最後に大きな仕事をした。
素晴らしい。
MOMも納得である。
また、レオ・シルバは、決勝ゴールとなる先制点を決めており、改めて重要な存在であることを示した。
「らしくないパスミス」と評されながらもこの採点は、それほどの活躍と言って良いということである。
また、ゴール・シュートの少なさから攻撃陣に少々辛い評価となっておる。
とはいえ、この試合では夢生とPJの連携が観られ攻撃の噛み合いを感じさせられた。
レオ・シルバのゴールも夢生とPJが絡んでのパスワークから生まれたものである。
今後更に熟成され、大いなる攻撃が観られるようになって行くであろう。
楽しみである。

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敵ながらマムシの祥平はさすが。
鹿島を相手にボールを刈り取り、拾いまくる選手はそんなにいない。

G大阪のパスサッカーには合わなかったが、堅守カウンター戦術にはまりしそう。

ドゥドゥが回復したら上位いじめしてくれるかも。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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