清水戦コメント

2017明治安田生命J1リーグ 第4節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
まずは本当に、勝ち点3を取れてホッとしている。前半は自分たちのボールの動かし方や判断が遅くなってしまい、効果的な攻撃ができない時間が続いてしまった。2失点を喫してからエンジンがかかったような試合になってしまった。選手たちが最後の最後まで戦ってくれて逆転できたが、こういう試合は避けたい。何度もできるような展開ではないので、避けないといけない。ただ、0-2から(スコアを)ひっくり返した選手の働きには感謝したい。アウェイに足を運んでくれたサポーターの皆さんのおかげでもあると思う。

Q.2失点してからのゲームプランは?

A.前半から、敵陣でボールを速く動かせばチャンスはできると思っていた。一度、清水の最終ラインを押し下げた形から、生まれたスペースを使うことを意識していた。2失点を喫した後にはそのプレーの精度が良くなったと思う。敵陣の深いエリアにボールを運ぶことがポイントで、2失点を喫した後はそれができたと思う。

Q.前半にエンジンがかからない試合が続いているが、その要因は?

A.選手とも少し話したが、連戦の中、自分たちからアクションを起こして攻め合いになるよりも、安定した形のほうが重要ではないか、勝つためにはそれが重要なのではないかという意識が強く働いてしまっているように感じる。前半からボールを保持して優位に試合を進めたいと思っているが、縦に急いだりパスミスが多くなったりしていることで、自分たちからボールを手放している場面が多いので、リズムが悪くなっている。コンディション的には疲れはあると思うが、試合をやってみないと分からない部分、試合の展開次第の部分もある。自分たちのボール保持をもっとやっていかないといけない。

Q.セットプレーについて、清水の守り方に対しての攻略法が成功したのか?

A.キックの質とゴール前の選手の入るタイミングがしっかりと合ったと思う。





【鈴木 優磨】
勝てたことは良かったけど、修正点が多い試合だった。ただ、こういう試合で勝ち切るか負けてしまうかは、全然違うと思う。とにかく勝てて良かった。

【植田 直通】
0-2からひっくり返せたことは今後に向けても強みになると思うけど、失点は悔しい。自分のミスで取られたので、絶対に取り返してやろうと思っていた。

【伊東 幸敏】
日本平でプロとして初めてプレーした。自分のアシストがなくても、チームが勝てれば良い。試合内容は反省しなければいけない。

【昌子 源】
あのような展開になってから、「行くぞ」と思うのでは遅いし、最初からやらないといけない。ただ、大事なのは内容よりも勝利。勝って中断期間に入れるのは大きい。

【永木 亮太】
前半はスペースがなく、相手が引いて守ってくることは分かっていた。その中で、攻撃のアイデアが足りなかったと思う。スペースができてから3点を取ることができた。難しい相手だったけど、勝ち切ることができて良かった。

【クォン スンテ】
2失点を喫してしまったけど、チームメイトが点を取ってくれると信じていた。足を取られやすいピッチコンディションであることを意識してプレーしていた。勝つことができて良かった。

清水戦


本日行われたJ1 第4節 清水エスパルス戦は3-2で勝利しました。

第4節
2017年3月18日(土)14:03KO アイスタ

[ 石井 正忠監督 ]
勝点3を取れて本当にほっとしています。前半は、ボールの動かし方や判断が遅くなってしまって、自分たちで効果的に攻撃することができなかった。それが続いてしまって、2失点してからエンジンが掛かったような試合になってしまいました。最後の最後まで選手がしっかり戦ってくれて、逆転することはできましたが、なかなか何度もできない展開ですし、こういう戦い方は避けなければいけないと思います。ただ、0-2の状況からひっくり返した選手たちの働きには本当に感謝したいですし、アウェイの地に足を運んでくださったサポーターの皆さんのおかげでもあると思います。

--2失点したところから、清水のどんなところを突いて逆転しようと考えていましたか?
前半から相手陣内でボールを速く動かせば、チャンスはできるだろうと感じていて、一度エスパルスのDFを押し下げた形から、できたスペースを使うというところは、90分を通して意識していた部分です。そこの精度が良くなったというところだと思います。相手の深い陣内にボールを運ぶということがポイントになったと思うので、そこが2失点してからできたということが良かったと思っています。

第4節
2017年3月18日(土)14:03KO アイスタ

[ 植田 直通 ]
2失点したことはすごく悔しいですし、自分も絡んでしまったので、すごく悔しいですけど、0-2からひっくり返したというのは、このチームの力を見せられたと思うので、これはまた強みになってくると思います。

--自身の得点シーンは?
自分が失点していたので、絶対に取り返してやろうという気持ちでいましたし、本当に良いボールが入ってきて、僕は触るだけでした。良いキッカーがそろっているので、良い入り方をすればちゃんとボールが来る。またこれを続けていきたいです。

--2枚のストーンを越えたところでというのは、狙っていたんですか?
そうですね。始まる前から言っていたことですし、あそこを狙えとみんなで意識していたので、しっかりと入れたかなと思います。

--Jリーグでの得点は2年ぶりですが……。
もうつかんだという気持ちはあるので、今年はかなり取れるかなと思います。

[ 永木 亮太 ]
難しいし、タフな試合でしたが、ああやって後半に3点取れるのが鹿島の力なので、そういう力を見せられて勝てたことは良かったと思います。

--0-2になって、逆に清水が変化したというのはありましたか?
はい。相手が引いたので、セカンドボールも拾えるようになったし、攻撃に厚みができたことで、自分たちの思うようなサッカーができ始めて、そういう中でファウルをもらってセットプレーとかで点が取れるようになったので、相手が引いてくれて助かったなというのはありますね。

逆にうちは、2点取られても後ろは慌てていなかったし、攻め急いでもいなかったので、なんとかいけるんじゃないかなという雰囲気はピッチ内にありました。

0-2からの逆転劇。鹿島が勝負強さ見せつけ3連勝
守備の堅さを誇る両チームの対戦は、意外にも点の取り合いになった。立ち上がりは、「自分たちからアクションを起こして打ち合いになるよりも、安定した形が勝つために重要じゃないかという意識が強く働いてしまっているのかなと感じている」と石井 正忠監督が話すように、淡泊な攻撃だった鹿島と、後ろでしっかりと守る清水という構図で時間が過ぎた。

ゲームが動いたのは41分。六反 勇治が自陣から大きく蹴り出したボールを、鄭 大世が競り勝ち、こぼれたボールに走り込んだのは金子 翔太。植田 直通のクリアにもひるまず突っ込むと、ボールは前に転がり、「思い切り振り抜いたら、良いコースに飛んでくれた」(金子)とGKクォン スンテの左肩を抜いてゴールを決めた。

後半に入ってからも、先制ゴールを決めた金子のシュートがポストに当たるなど、決定機を作り出していたのは清水の方だった。すると71分、鄭大世が中盤で持ち込み、ゴール前に上げる。こぼれたところを金子が拾うと、粘って白崎 凌兵にラストパス。白崎がGKの位置を確認しながら、左足で冷静に流し込んだ。

清水の2点リード。勝利の瞬間が近づいたかに見えたが、それは逆に鹿島の攻撃のスイッチを入れたに過ぎなかった。

直後の74分、鹿島が右サイドからFKのチャンス。遠藤 康が左足で蹴ったボールはファーに飛ぶと、六反は飛び出す判断を下す。しかし、曲がらずストレートに伸びたボールに触ることができず、植田の頭が先に触る。ボールはそのままゴールに飛び込み、鹿島が1点を返した。

清水は失点直後に選手全員で円陣を組み、鄭 大世が「絶対に守り切る」と意思統一を図ったものの、追加点からわずか3分後の失点は、清水にとって1点リードという感覚すら忘れさせ、追い込まれたような状況に陥った。その失点から5分後、左サイドの永木 亮太がゴール前に放り込んだ先には、すでに鈴木 優磨がジャンプを開始していた。高い打点から振り下ろしたヘディングは、六反をはじいてゴールに吸い込まれ、これで公式戦3試合連続ゴール。試合は振り出しに戻った。

鄭 大世が「去年はJ2だったから1点を返されても耐えることができたが、J1の上位クラスには難しくなるということが分かっていたし、鹿島はそういう勢いのあるチーム」と言うように、一度鹿島についた勢いを止めることはできなかった。

85分、鹿島の右CK。遠藤がショートコーナーの折り返しを受けると、クロスがゴール正面で混戦状態に。そこで途中出場の金崎 夢生がワントラップから右足で流し込み、ついに鹿島が逆転。清水はパワープレーで一縷の望みにかけたが、一度傾いた流れを引き戻すまでには至らなかった。

終盤から大逆転劇を演じた石井監督は、「最後の最後まで選手が戦って逆転することができたが、こういう試合は避けたいし、何度もできない展開だと思う」と振り返る。鹿島としては、勝負強さをあらためて見せつける展開で3連勝。逆に清水は連勝が「2」で止まり、開幕からホーム2連敗となった。

[ 文:田中 芳樹 ]

【清水 vs 鹿島】同点弾はまたこの男
2017年3月18日(土)



鈴木優磨(写真)は79分に同点となるゴールを挙げた。鈴木は2試合連続となるゴール。

【清水 vs 鹿島】今シーズン初ゴールは値千金の逆転弾!
2017年3月18日(土)



金崎夢生(#33)は65分に途中出場を果たすと、85分に逆転ゴールを挙げ、チームの勝利に大きく貢献した。金崎は今シーズン初ゴール。

勝者のメンタリティ、ここにあり! 鹿島が2点ビハインドを跳ね返し清水に逆転勝利
17/3/18 16:15


逆転ゴールを決めた金崎夢生のもとにチームメイトが駆け寄る

[3.18 J1第4節 清水2-3鹿島 アイスタ]

 J1リーグは18日、第4節を行った。IAIスタジアム日本平では清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦し、壮絶な打ち合いの末に3-2で鹿島が逆転勝利した。

 『オプタ』によると、J1所属チームで一番黒星を喫している相手との対戦となった鹿島は前半17分、右サイドのスローインからFW鈴木優磨が丁寧に落とし、MF遠藤康が左足ミドルシュートも枠の上。同38分には、右サイドのDF伊東幸敏が上げたクロスの流れからFWペドロ・ジュニオールが横へ相手DFを剥がし、右足シュート。相手に当たったボールにDF山本脩斗が反応するも左足シュートは飛び出したGK六反勇治のブロックに阻まれた。

 押し込まれる時間帯が続いた清水だが、ワンチャンスをいかしてスコアを動かす。前半41分、GK六反のフィードからFW鄭大世が競り勝ち、ヘディングでゴー前につなぐ。すると、DF植田直通のクリアボールが至近距離でMF金子翔太に当たって、GKと1対1となり、金子が豪快に右足シュートを突き刺し、先制に成功した。

 1点ビハインドの鹿島は後半開始から山本に代えてDF西大伍をピッチに送り込み、右サイドの裏のスペースを突いて攻め立てるもなかなかチャンスを作れない。同20分には、ペドロを下げてFW金崎夢生を入れ、攻撃を活性化させた。

 清水は後半23分、MF野津田岳人が最終ラインの背後に浮き球パスを送り、左サイドの松原が抜け出すとPA左からグラウンダーのクロスを送る。これはGKクォン・スンテが弾かれ、これに詰めた金子の右足シュートは右ポストを叩いた。それでも同26分、鄭大世がPA手前からクロスを送ると、ゴール前でこぼれたボールを金子がタメを作って、ラストパス。後方から走り込んだMF白崎凌兵が左足で流し込み、リードを2点に広げた。

 しかし、ここから鹿島の怒涛の反撃が始まる。まずは後半29分、右サイド深くでFKを獲得し、遠藤がゴール前に蹴り込んだボールをDF植田直通が頭で合わせ、1点を返す。直後にMF小笠原満男に代えてMFレオ・シルバを投入すると、同34分には、左サイドからMF永木亮太が絶妙なクロスを供給し、ファーサイドのFW鈴木優磨がヘディングシュートを決め、2-2と同点。鈴木の公式戦3試合連続ゴールで試合を振り出しに戻した。

 さらに鹿島は後半40分、右サイドの遠藤が右足でクロスを上げると、西がスルーし、金崎が胸トラップから素早く右足を振り抜き、逆転。その後、清水に反撃を許さず、鹿島が王者のメンタリティで3-2と逆転勝利をおさめた。

鹿島が怒涛の3得点で鮮やかな逆転勝利…金崎の決勝弾で清水を下す

金崎の決勝点で鹿島が逆転勝利を収めた [写真]=Getty Images

 2017明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦した。

 試合は41分に動く。植田直通のクリアボールが金子翔太に当たると、こぼれ球を拾った金子が右足を振り抜き、ホームの清水が先制に成功する。

 後半に入り71分には先制点を決めた金子のラストパスに、走り込んだ白崎凌兵が落ち着いてゴールへ流し込み、清水が追加点を挙げる。2点を追いかける鹿島は直後の74分、遠藤康のFKに植田が頭で合わせて1点を返すと、79分には永木亮太のクロスに鈴木優磨が打点の高いヘディングでネットを揺らし、鹿島がわずか6分間で同点に追いつく。さらに85分には遠藤のクロスに最後は途中出場の金崎夢生が蹴り込み、鹿島がついに逆転に成功する。

 試合は2-3で終了。鹿島が2点差をひっくり返す逆転劇で、リーグ戦3連勝を飾った。

 次節、清水は敵地でジュビロ磐田との静岡ダービー、鹿島はアウェイで大宮アルディージャとの一戦に臨む。

【スコア】
清水エスパルス 2-3 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 41分 金子翔太(清水)
2-0 71分 白崎凌兵(清水)
2-1 74分 植田直通(鹿島)
2-2 79分 鈴木優磨(鹿島)
2-3 85分 金崎夢生(鹿島)

公式戦3戦連発の鈴木優磨「絶対負けるわけにはいかなかった」

同点弾を決めた鈴木優磨 [写真]=Getty Images

 2017明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦した。

 清水に2点のリードを許した鹿島だったが、74分に植田直通が1点を返すと、79分には鈴木優磨が同点弾。さらに85分、途中出場の金崎夢生が決勝点を挙げ、見事な逆転勝利を飾った。

 試合後、同点ゴールを決めた鈴木がインタビューに応じている。

 得点シーンについては「金崎選手が入ってきたのでサイドに流れてもらって、自分が中央にいようと意識していたので、いいボールが来ました」と振り返った。

「絶対負けるわけにはいかなかったので、勝てて良かったですけど、修正点が多い試合でした。次の試合も頑張るので、応援よろしくお願いします」とファン・サポーターへメッセージを送っている。

逆転勝利の鹿島、代表DF植田がミス挽回の反撃弾「絶対に取り返そうと」

ヘディングシュートでゴールを決めた鹿島DF植田直通 [写真]=Getty Images for DAZN

 明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦。敵地に乗り込んだ鹿島は2点ビハインドを負ったが、74分から85分までの12分間で3ゴールを挙げ、3-2と逆転勝利を収めた。

 反撃の狼煙を上げるゴールを決めたのは、鹿島の日本代表DF植田直通だった。74分、遠藤康のFKに反応して打点の高いヘディングシュートを決め、1-2と詰め寄った。

 試合後、植田が心境を明かした。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 植田は「0-2からひっくり返せたことは今後に向けても強みになると思うけど、失点は悔しい」とコメント。同選手は41分、自身のクリアミスを発端に清水の金子翔太に先制ゴールを奪われた。自らのゴールでミスを挽回する形となり、「自分のミスで取られたので、絶対に取り返してやろうと思っていた」と、公式戦2試合連続となる得点を振り返っている。

 鹿島はJ1第4節を終えて3勝1敗。3月の公式戦4試合を全勝で終えた。次節は4月1日、大宮アルディージャとアウェイで対戦する。

公式戦3戦連発の鹿島FW鈴木優磨、逆転勝利に「絶対に負けるわけにはいかなかった」

同点ゴールを決めたFW鈴木(C)Getty Images
(C)Getty Images


2017/03/18 19:40:37

明治安田生命J1リーグ第4節で清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦。試合は鹿島が3-2で逆転勝利を飾り、リーグ戦3連勝を飾った。試合後、チーム2点目のゴールを決めた鹿島FW鈴木優磨がフラッシュインタビューに応じた。

明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、IAIスタジアム日本平では清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦した。試合は鹿島が3-2で逆転勝利を飾り、リーグ戦3連勝を飾った。試合後、チーム2点目のゴールを決めた鹿島FW鈴木優磨がフラッシュインタビューに応じた。

先発出場の鈴木は79分にMF永木亮太のアーリークロスをヘディングシュートで決めた。「(65分に交代で)金崎(夢生)選手が入ってきて、サイドに流れてもらった。自分が中にいようと意識していたのですが、(左サイドの永木から)いいボールが来ました」と公式戦3試合連続ゴールとなった得点を振り返った。

逆転勝利について聞かれると「2点取られる前に試合を決められたら良かったですけど、修正点が多かったです」と反省しきり。最後にサポーターへのメッセージを求められると「絶対に負けるわけにはいかなかったんで、勝って良かったですけど、修正点が多いので、次の試合も頑張ります」と答えた。

【J1速報】鹿島が11分間で怒涛の3ゴール!劇的な逆転劇で清水を下し、リーグ3連勝
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年03月18日


植田が追撃弾、鈴木が同点弾、そして金崎が!


途中出場で決勝点を挙げた金崎。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ4節]清水2-3鹿島/3月18日/アイスタ

 J1リーグ4節の清水対鹿島戦が3月18日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、鹿島が3-2で劇的な逆転勝利を収めた。鹿島はこれでリーグ3連勝、清水は連勝が2でストップした。

 立ち上がりは鹿島ペースで進んだ。ポゼッション率で勝るアウェーチームは、最終ラインから丁寧にパスをつないで清水を押し込む。中盤の遠藤康や土居聖真がボールを収めて起点になり、SBの山本脩斗、伊東幸敏が高い位置に進出した。

 37分には永木亮太のロングフィードを受けた伊東がクロスを供給。最後はこぼれ球に詰めた山本がシュートを放ったが、GK六反勇治のファインセーブに阻まれた。

 対する清水は攻撃こそ単発だったが、守備は極めて高い集中力を維持した。鹿島のサイド攻撃で押し込まれても、中央を固めてクロスを撥ね返す。そうして迎えた41分、まさにワンチャンスを生かして先制に成功した。

 GK六反のロングフィードを鄭大世がフリック。これを鹿島のDF植田直通がクリアミスし、ルーズボールを拾った金子翔太がGKとの1対1を制した。

 鹿島は前半終了間際にセットプレーの流れから鈴木優磨が決定機を迎えたが、シュートはまたもGK六反のファインセーブに阻まれ、そのままハーフタイムに突入した。

 ビハインドを背負った鹿島は、後半開始から山本に代えて西大伍を投入する。ゲームコントロール能力に長けた西を入れたことで、左サイドからの組み立てが精度を増した。

 61分には、その左サイドでのビルドアップから小笠原満男がサイドチェンジを入れ、右サイドを上がった伊東へ展開。伊東がボールキープから遠藤へとつなぎ、遠藤が左足でシュートを放ったが、惜しくも枠を外れた。

 しかし、鹿島が前がかりになって徐々に中盤にスペースが空き始めると、清水の攻撃にもリズムが生まれ始める。

 63分に右クロスに合わせた鄭が決定的なヘディングシュート。さらに67分には松原后のオーバーラップで左サイドの裏を取り、クロスのこぼれ球を拾った金子が決定的なシュートを放った。いずれもゴールにはならなかったが、その良い流れのなか迎えた70分、鋭利なカウンターから追加点が生まれた。

 左サイドでボールを持った鄭が中央へパス。これはDFに当たるも、こぼれ球を拾った金子がエリア内でキープして時間を作り、走り込んできた白崎のフィニッシュにつなげた。スコアは2-0。清水に大きな2点目が入った。

 だが、ここから鹿島が怒涛の反撃を見せる。まずは74分、遠藤のFKに植田がヘッドで合わせて1点を返す。さらに79分には、永木のクロスを鈴木がヘッドで沈めて同点に。わずか5分間でゲームを振り出しに戻した。

 勢いに乗った鹿島は、まだまだ攻撃の手を緩めない。83分には土居が金崎夢生との連係でエリア内に侵入し、最後はレオ・シルバがシュート。これはDFにクリアされたが、直後のショートCKで遠藤がクロスを供給すると、中央の金崎が1トラップからボレーを沈めて逆転に成功した。

 結局、そのまま試合は終了。鹿島が3-2で勝利を収めた。74分に挙げた植田の追撃弾から、85分の金崎による決勝点までは、わずか11分。まさに怒涛の猛攻で王者の底力を見せつけた。

【鹿島】鈴木優磨が止まらない! 劇的な逆転勝利に導く同点ヘッドで“不敗神話”を更新
サッカーダイジェスト編集部
2017年03月18日


「自分は中にいようと意識して、良いボールが来ました」


貴重な同点弾を決めた鈴木。14日のACLブリスベン・ロアー戦に続く先発起用に、またもやゴールという結果で応えてみせた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ4節]清水2-3鹿島/3月18日/アイスタ

 鈴木優磨が決めれば鹿島は負けない――“不敗神話”を持つ背番号9が、またもや勝利を呼び込む活躍を見せた。

【鹿島|詳細データ付】もはやハリルも無視できない!? 鈴木優磨がゴールすれば「勝率100パーセント」

 清水とのアウェーゲーム、鹿島は2点を先行される苦しい展開だったが、まずは植田直通が1点を返すと、その5分後、試合を振り出しに戻すゴールが生まれる。

 79分、左サイドから永木亮太の長いボールが供給されると、中でスタンバイする鈴木が得意のヘッドで合わせてネットを揺らした。

「金崎選手が(途中出場で)入ってきて、サイドに流れてもらって、自分は中にいようと意識して、良いボールが来ました」

 鈴木のゴールで同点とした鹿島はその後、金崎の逆転弾で試合をひっくり返し、勝点3を掴み取ってみせた。

 鈴木は「2点取られる前に試合を決められれば良かった」「修正点はまだ多い」と課題を口にするが、自身は絶好調をキープ。3月10日のJ1横浜戦、4日後のACLのブリスベン・ロアー戦に続き、これで公式戦3試合連続ゴール。先発にこだわり続ける男は、清水戦でもスタメンに抜擢され、そして結果を出してみせた。

 抜群の決定力と勝負強さを誇る鈴木のさらなる飛躍が楽しみだ。

【鹿島】やられたら、やり返す――植田直通が遂行した2つのミッションとは?
サッカーダイジェスト編集部
2017年03月18日


「絶対に取り返してやろうと思っていた」


自らのミスで失点を許したが、持ち前の空中戦の強さで1ゴールを記録した植田。終盤の鬼気迫るディフェンスなど、攻守に際立つ活躍ぶりだった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ4節]清水2-3鹿島/3月18日/アイスタ

 3-0で完勝した4日前のACL3節・ブリスベン・ロアー戦でも、CKのチャンスにチーム2点目となるゴールを決めている。それだけに良いイメージはあったのかもしれない。

 0-2で迎えた74分、遠藤康のFKをヘッドで叩き込む。頭ひとつ抜け出した、対空時間の長い力強いヘディングシュートだった。

 植田直通のこのゴールが反撃の号砲となり、鹿島はその後、鈴木優磨と金崎夢生がネットを揺らし、2点差をひっくり返す劇的な逆転勝利を収めた。

 クラブの公式HPで、植田は次のように試合を振り返っている。

「0-2からひっくり返せたことは今後に向けても強みになると思うけど、失点は悔しい。自分のミスで取られたので、絶対に取り返してやろうと思っていた」

 やられたら、やり返す――。たしかに最初の失点は植田のミスからだった。クリアボールが相手に当たり、そのまま持ち込まれて先制点を奪われた。

 DFとして失点の責任を痛感していたに違いない。どんなに頑張っても、相手の得点は取り消せない。仮りを返せるとしたら、これ以上の失点を許さず、そして自分がゴールを決めるしかない。このふたつのミッションを、植田は完璧に遂行してみせた。
 
 持ち前の空中戦の強さで今季リーグ初得点を挙げ、終盤の相手のパワープレーに対しては、身体を張って弾き返す。日本代表にも定着しつつある22歳のCBは、攻守に際立つパフォーマンスで、敵地での貴重な勝点3を手繰り寄せた。


「2点取られても後ろは慌てていなかったし、攻め急いでもいなかったので、なんとかいけるんじゃないかなという雰囲気はピッチ内にありました」と言う永木である。
これはチーム成熟を表していよう。
昨季末のCSからCWCを経験したクラブの経験値がものを言った試合である。
精神的な強さを身に付けた鹿島は、容易なことでは動揺せぬ。
これからも劣勢をはね除けて勝利を積み重ねていく。
楽しみである。

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夢生がイエローをもらった場面で一気にチーム全体の闘志に火がついた印象ですね。荒くれ者達に負ける訳にはいきません。

ポイントは優磨の2点目でしょうか。あの状況でゴールにねじ込めるフォワード、相手はたまったもんじゃないでしょう。鹿島の9番、いよいよ本物です。

鄭大世のような鹿島を分かってる選手が増えてくると清水もかなり手強い存在になりそう
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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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