セレッソ・山村、決勝ゴール
【C大阪 vs 鳥栖】勝利を収め、笑みを浮かべる決勝点をマークした山村
2017年3月18日(土)

スコアレスの拮抗した試合は迎えた70分、ゴール前のクロスに山村和也(写真中央) が頭で合わせてゴール!今季リーグ戦初勝利に大きく貢献した。
“FW”山村弾で先制、“DF”山村で逃げ切る!!C大阪が鳥栖完封、J1復帰後初勝利
17/3/18 16:52

C大阪が山村和也のゴールを守り抜き、今季初勝利を挙げた
[3.18 J1第4節 C大阪1-0鳥栖 金鳥スタ]
セレッソ大阪がホームでサガン鳥栖を1-0で下し、今季リーグ戦初勝利を挙げた。鳥栖は開幕戦以来の黒星。カリアリから期限付きで加入したばかりのFWビクトル・イバルボを先発出場させたが、今季初の完封負けを喫した。
C大阪をいきなりアクシデントが襲った。ここまで全3試合フル出場していたDF山下達也が左足を痛めてしまう。開始7分に早くも1人目の交代、MF木本恭生との交代を余儀なくされた。今季初めてベンチ入りしていた木本はJ1デビュー戦。そのままCBの位置に入った。
鳥栖の注目は15日に入団が発表になった元コロンビア代表FWビクトル・イバルボだ。前半10分過ぎにMFソウザに激しく体を当ててボールを奪うなど、気持ちの入ったプレーで会場を沸かせると、同16分には2トップの相方、FW豊田陽平とのワンツーでエリア内に入る。DFにチェックに遭い、シュートを打つことは出来なかったが、重戦車のような突破は存在感十分だった。
しかし得点はなかなか生まれない。C大阪はMF山村和也がFW杉本健勇と2トップを組み、両サイドのFW柿谷曜一朗、MF清武弘嗣ら強力攻撃陣が束になって鳥栖ゴールに迫るが、鳥栖の集中した守りに跳ね返され、シュートを枠に飛ばすことができなかった。
スコアレスで折り返した後半もなかなか得点が入らない。ただチャンスの数で上回るC大阪が徐々に鳥栖ゴールに迫りだす。後半25分、カウンターから杉本がエリア内に持ち込んでシュート。これはDFに当たって枠外に外れたが、これで得た左CKから先制点が生まれる。
逆サイドで拾った清武がクロスを入れ直すと、ファーサイドの木本がヘディングで折り返す。これにゴール中央で山村が体ごと押し込み、待望の先制点を記録した。昨季よりC大阪に在籍する山村は昨年J2で6ゴールを記録。しかしJ1でのゴールとなると、鹿島時代の13年10月27日の川崎F戦以来となった。
このあと、C大阪は山村が最終ラインに入る5バックシステムで守備を厚くし、逃げ切りを目指す。一方の鳥栖は疲れの見えたイバルボを後半11分に下げ、同19分にMF原川力に代えてMF小川佳純を投入。失点後の同29分にはMF福田晃斗に代えてFW趙東建を投入し、同点弾を奪いに行った。
しかし試合はこのまま1-0でC大阪が逃げ切って終了。3年ぶりにJ1を戦うC大阪は、14年10月22日以来のJ1での勝利を挙げた。公式戦は15日のルヴァン杯横浜FM戦に続く連勝となった。
(取材・文 児玉幸洋)
C大阪“MF”山村が”FW”で決勝点!“DF”で完封に貢献!!「来い来いと思っていた」
17/3/18 20:17

MF山村和也の決勝点でC大阪がJ1復帰後初勝利を挙げた
[3.18 J1第4節 C大阪1-0鳥栖 金鳥スタ]
文字通り攻守にわたる奮闘だった。スタメン表にはMFでの出場と記されている山村和也だが、試合が始まってみると、FW杉本健勇とともに最前線でプレー。前半からポストプレーで好機を演出すると、後半25分にはMF木本恭生の折り返しに体ごと飛び込み、決勝点を決めた。「ヤス(木本)がフリーで折り返してくれた。来い来いと思っていた。決めることができてよかった」。
そしてリードを奪ってからは、CBに入ってプレー。5バック気味に守る中央で鳥栖の猛攻を跳ね返し続けた。「勝ててよかった」と安堵した山村。「ユンさんも考えていると思ったのでしっかり準備はしていた」と無難にこなせたことを誇った。
尹晶煥監督もそんな山村のプレーを称える。「キャンプの時に攻撃の才能があると思った。興味深く見ていた」とFW起用の経緯を明かすと、「スピードは足りないが、運動量がある。勝っていれば守備で使えるし、我々にとってはいろんなろころで活用できるいい人材だと思っている」と評価していた。
(取材・文 児玉幸洋)
攻守に奮闘の山村和也「今年のセレッソは球際や運動力で相手に負けない」

決勝点を挙げた山村和也(写真左)[写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、セレッソ大阪とサガン鳥栖が対戦した。
ホームのC大阪は70分にCKの流れから、最後は山村和也が頭で押し込み先制する。この得点が決勝点となり、今季リーグ戦初勝利を挙げた。
試合後、決勝点の活躍でチームに勝利にもたらした山村がインタビューに応じている。
得点シーンについては「ヤス(木本恭生)がいいところに落としてくれたので、しっかりと入ることができて良かったです」と語り、「今年のセレッソは球際や運動力で相手に負けないということを意識してやっているので、そういうところを見せれたのは良かったなと思います」と今季初勝利となった一戦を振り返った。
C大阪・山村が決勝弾!「ヤスがいいところに落としてくれた」
明治安田J1第4節第1日(18日、C大阪1-0鳥栖、金鳥ス)C大阪はMF山村が値千金の決勝点。後半25分、中央でMF木本の折り返しを頭で押し込んだ。「勝ててよかったです。ヤス(木本)がいいところに落としてくれた」。本職はボランチだが、2トップの一角で先発。後半の終盤には3バックに入り、守備の要としても機能した。尹監督は「いろいろなところで活用できる、いい人材です」と賛辞を惜しまなかった。
決勝ゴールを決めたセレッソの山村である。
CKの流れからダイビングヘッドで決めた。
今季は根劇的なポジションで使われておるが、この試合はより攻撃的にFWとして先発した様子。
そして、自身のゴールで先制した後はCBに入り完封に貢献した。
指揮官は、「スピードは足りないが、運動量がある。勝っていれば守備で使えるし、我々にとってはいろんなろころで活用できるいい人材だと思っている」と高く評価する。
鹿島にて培った才能が、ここに来て開花した。
これからもセレッソにて爆発して欲しいところ。
楽しみにしておる。

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2017年3月18日(土)

スコアレスの拮抗した試合は迎えた70分、ゴール前のクロスに山村和也(写真中央) が頭で合わせてゴール!今季リーグ戦初勝利に大きく貢献した。
“FW”山村弾で先制、“DF”山村で逃げ切る!!C大阪が鳥栖完封、J1復帰後初勝利
17/3/18 16:52

C大阪が山村和也のゴールを守り抜き、今季初勝利を挙げた
[3.18 J1第4節 C大阪1-0鳥栖 金鳥スタ]
セレッソ大阪がホームでサガン鳥栖を1-0で下し、今季リーグ戦初勝利を挙げた。鳥栖は開幕戦以来の黒星。カリアリから期限付きで加入したばかりのFWビクトル・イバルボを先発出場させたが、今季初の完封負けを喫した。
C大阪をいきなりアクシデントが襲った。ここまで全3試合フル出場していたDF山下達也が左足を痛めてしまう。開始7分に早くも1人目の交代、MF木本恭生との交代を余儀なくされた。今季初めてベンチ入りしていた木本はJ1デビュー戦。そのままCBの位置に入った。
鳥栖の注目は15日に入団が発表になった元コロンビア代表FWビクトル・イバルボだ。前半10分過ぎにMFソウザに激しく体を当ててボールを奪うなど、気持ちの入ったプレーで会場を沸かせると、同16分には2トップの相方、FW豊田陽平とのワンツーでエリア内に入る。DFにチェックに遭い、シュートを打つことは出来なかったが、重戦車のような突破は存在感十分だった。
しかし得点はなかなか生まれない。C大阪はMF山村和也がFW杉本健勇と2トップを組み、両サイドのFW柿谷曜一朗、MF清武弘嗣ら強力攻撃陣が束になって鳥栖ゴールに迫るが、鳥栖の集中した守りに跳ね返され、シュートを枠に飛ばすことができなかった。
スコアレスで折り返した後半もなかなか得点が入らない。ただチャンスの数で上回るC大阪が徐々に鳥栖ゴールに迫りだす。後半25分、カウンターから杉本がエリア内に持ち込んでシュート。これはDFに当たって枠外に外れたが、これで得た左CKから先制点が生まれる。
逆サイドで拾った清武がクロスを入れ直すと、ファーサイドの木本がヘディングで折り返す。これにゴール中央で山村が体ごと押し込み、待望の先制点を記録した。昨季よりC大阪に在籍する山村は昨年J2で6ゴールを記録。しかしJ1でのゴールとなると、鹿島時代の13年10月27日の川崎F戦以来となった。
このあと、C大阪は山村が最終ラインに入る5バックシステムで守備を厚くし、逃げ切りを目指す。一方の鳥栖は疲れの見えたイバルボを後半11分に下げ、同19分にMF原川力に代えてMF小川佳純を投入。失点後の同29分にはMF福田晃斗に代えてFW趙東建を投入し、同点弾を奪いに行った。
しかし試合はこのまま1-0でC大阪が逃げ切って終了。3年ぶりにJ1を戦うC大阪は、14年10月22日以来のJ1での勝利を挙げた。公式戦は15日のルヴァン杯横浜FM戦に続く連勝となった。
(取材・文 児玉幸洋)
C大阪“MF”山村が”FW”で決勝点!“DF”で完封に貢献!!「来い来いと思っていた」
17/3/18 20:17

MF山村和也の決勝点でC大阪がJ1復帰後初勝利を挙げた
[3.18 J1第4節 C大阪1-0鳥栖 金鳥スタ]
文字通り攻守にわたる奮闘だった。スタメン表にはMFでの出場と記されている山村和也だが、試合が始まってみると、FW杉本健勇とともに最前線でプレー。前半からポストプレーで好機を演出すると、後半25分にはMF木本恭生の折り返しに体ごと飛び込み、決勝点を決めた。「ヤス(木本)がフリーで折り返してくれた。来い来いと思っていた。決めることができてよかった」。
そしてリードを奪ってからは、CBに入ってプレー。5バック気味に守る中央で鳥栖の猛攻を跳ね返し続けた。「勝ててよかった」と安堵した山村。「ユンさんも考えていると思ったのでしっかり準備はしていた」と無難にこなせたことを誇った。
尹晶煥監督もそんな山村のプレーを称える。「キャンプの時に攻撃の才能があると思った。興味深く見ていた」とFW起用の経緯を明かすと、「スピードは足りないが、運動量がある。勝っていれば守備で使えるし、我々にとってはいろんなろころで活用できるいい人材だと思っている」と評価していた。
(取材・文 児玉幸洋)
攻守に奮闘の山村和也「今年のセレッソは球際や運動力で相手に負けない」

決勝点を挙げた山村和也(写真左)[写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、セレッソ大阪とサガン鳥栖が対戦した。
ホームのC大阪は70分にCKの流れから、最後は山村和也が頭で押し込み先制する。この得点が決勝点となり、今季リーグ戦初勝利を挙げた。
試合後、決勝点の活躍でチームに勝利にもたらした山村がインタビューに応じている。
得点シーンについては「ヤス(木本恭生)がいいところに落としてくれたので、しっかりと入ることができて良かったです」と語り、「今年のセレッソは球際や運動力で相手に負けないということを意識してやっているので、そういうところを見せれたのは良かったなと思います」と今季初勝利となった一戦を振り返った。
C大阪・山村が決勝弾!「ヤスがいいところに落としてくれた」
明治安田J1第4節第1日(18日、C大阪1-0鳥栖、金鳥ス)C大阪はMF山村が値千金の決勝点。後半25分、中央でMF木本の折り返しを頭で押し込んだ。「勝ててよかったです。ヤス(木本)がいいところに落としてくれた」。本職はボランチだが、2トップの一角で先発。後半の終盤には3バックに入り、守備の要としても機能した。尹監督は「いろいろなところで活用できる、いい人材です」と賛辞を惜しまなかった。
決勝ゴールを決めたセレッソの山村である。
CKの流れからダイビングヘッドで決めた。
今季は根劇的なポジションで使われておるが、この試合はより攻撃的にFWとして先発した様子。
そして、自身のゴールで先制した後はCBに入り完封に貢献した。
指揮官は、「スピードは足りないが、運動量がある。勝っていれば守備で使えるし、我々にとってはいろんなろころで活用できるいい人材だと思っている」と高く評価する。
鹿島にて培った才能が、ここに来て開花した。
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No title
山村がヒーローになると嬉しい!
セレ生え抜きの逆輸入組に不遇な目にあいつつ、
生きる場所を見出しては真摯に努力する男!
高校時代、守備が安定しないチームのため
FWからDFにポジションを変えた国見のキャプテン!
開花したユーティリティ性、4月の対戦、最も脅威
セレ生え抜きの逆輸入組に不遇な目にあいつつ、
生きる場所を見出しては真摯に努力する男!
高校時代、守備が安定しないチームのため
FWからDFにポジションを変えた国見のキャプテン!
開花したユーティリティ性、4月の対戦、最も脅威
こういうマルチポジションのできるプレーヤーはチームに1人いると貴重ですね
混戦の中でのナイスゴールでした。尹監督の目利きはたいしたものですね。
ゲーム終盤、最終ラインの人数を増やすのはよくある手ですが、そこにCBをこなす山村が入るなんて、反則的です。相手のパワープレイ対策には抜群の効果があるでしょうね。4/8のセレッソとの対戦、とても楽しみです。
ゲーム終盤、最終ラインの人数を増やすのはよくある手ですが、そこにCBをこなす山村が入るなんて、反則的です。相手のパワープレイ対策には抜群の効果があるでしょうね。4/8のセレッソとの対戦、とても楽しみです。