日本代表・植田直通、新たなセンターバック像を切り開いていきたい
麻也&森重の牙城を崩したい植田「新たなセンターバック像を切り開きたい」
17/3/27 00:55

タイ戦に向けて調整する日本代表DF植田直通(鹿島)
いつまでも控えに甘んじているつもりはない。DF吉田麻也とDF森重真人が君臨する日本代表のセンターバックにおいて、DF植田直通(鹿島)はその定位置を奪いにいく決意をあらためて口にした。
「経験で片付けられることが多いポジションだとは思うけど、僕は気にしない」と、現状を“経験”の差に求めることなく、「タイプ的にも僕は違う。新たなセンターバック像を切り開いていきたい。今出ている選手2人のいいところはすべて吸収して、超えていきたい」と言い切った。
15年1月のアジア杯に追加招集され、日本代表初選出。ハリルジャパンでも昨年9月のW杯アジア最終予選で追加招集され、その後は毎回招集されている。これまでベンチ入り9試合、ベンチ外2試合。A代表デビューへの道は険しいが、いずれは切り崩していかなければならない牙城だ。
28日のW杯アジア最終予選ではホームでタイと対戦する。今季のACLでは2月28日の第2節でタイのムアントン・ユナイテッドと敵地で対戦し、1-2で敗れる悔しさを味わった。ムアントンには“タイのメッシ”と呼ばれるMFチャナティップをはじめ、タイ代表選手が数多く在籍。この日はミーティングでタイ代表の映像もチェックし、「この前、出ていた選手もかなりいた。戦い方はあまり変わらないと思う。僕の知っている特徴を伝えたり、練習の中でもそうしていければいいと思う」と、クラブでの経験を代表に還元するつもりだ。
クラブでは着実に経験を積んでいる。昨年12月のクラブW杯ではアジア勢初の決勝進出を果たし、決勝ではレアル・マドリー(スペイン)と延長戦までもつれ込む激闘を演じた。“世界”の経験を積むことで、代表に対しても「どんどん強まっていく思いがあるし、『早く出ないと』という危機感も持っている」と、その胸中を明かす。
23日のUAE戦(2-0)では同じリオ五輪世代であるFW久保裕也がA代表初ゴールを記録。「ポジションは違えど、五輪世代で一緒にやってきた仲間。ああやって先に(試合に)出ているところも悔しさを感じるし、負けていられないという思いでやっている」と、悔しさを隠すことなく、静かに闘志を燃やした。
noyahoo>(取材・文 佐藤亜希子)
ムアントンとACLで対戦した鹿島DF植田直通、タイについて「特徴は知っている」《ロシアW杯アジア最終予選》
2017.03.26 23:00 Sun

photo (c) CWS Brains, LTD.
▽ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は26日、埼玉スタジアム2002でトレーニングを実施した。
▽練習終了後、DF植田直通(鹿島アントラーズ)がミックスゾーンでメディア陣のインタビューに応対。AFCチャンピオンズリーグで対戦したムアントン・ユナイテッドを参考に、タイ戦への対策を語った。
◆DF植田直通(鹿島アントラーズ)
──タイについての情報などは入っているのか
「今日は映像などを見たりしました」
──タイの特徴は
「鹿島でムアントンとやった時も代表選手がたくさんいて、この前出ていた選手も今日見た映像にかなりいたので、戦い方はあまり変わらないかなと思います。特徴などは僕も知っているので、そういったものを伝えたり、練習で対策をしていけたらと思います」
──この間のサウジアラビアとの試合では左サイドを使っての攻撃が多かったですが
「今回は出場停止の選手がいるようなんですが、小さいけどかなりドリブルが得意な選手もいますし、そういった所の対応が重要かなと思います」
──出場したら経験が活きるのでは
「そうですね。経験を活かせたらと思います」
──そろそろ代表でも出場したいと思いますが
「選ばれるだけではいけないので、しっかりと準備したいと思います」
──自分と今出ている選手との差はどこに感じているのか
「経験で片付けられることが多いポジションだと思いますけど、そういったことは僕は気にしていません。タイプ的にも僕は違うと思うので、新たなセンターバック像を切り開いていきたいです。今出ている選手が2人いますが、2人の良いところを全て吸収したいと思いますし、吸収して超えていきたいと思います」
──超えていくためには右足のキックなどは有効では
「今日もゲームをやりましたが、どんどんフィードであったり、パスのところなどをやっていきたいと思います」
──監督からは何か言われたりは
「自分の良さをどんどん出していけとは言われますし、もっと強く行かないといけないなと思います」
──12月の経験からどんどん出たい欲があると思うが
「どんどん強まっているのもありますし、早く出ないとという危機感も持っています。しっかり準備したいです」
──昌子選手は出るなら2人で出たいと言っていましたが
「鹿島でやっていますし、一緒に出ることがあればすごく良いことだと思いますし、自分的にモチベーションも上がります。それを叶えるために準備をするだけです」
──前の試合で久保選手が結果を出したことに刺激は
「ポジションは違いますけど、オリンピック世代として一緒にやってきたので、ああやって出てというところに悔しさも感じますし、負けていられないなという気持ちです」
植田、国際Aマッチ初出場へ危機感「いい準備をして早く出たい」
W杯アジア最終予選B組 日本―タイ ( 2017年3月28日 埼玉 )

危機感を持って練習に臨む植田
Photo By スポニチ
日本代表のDF植田は国際Aマッチ初出場へ「早く出ないと、という危機感を持っている。いい準備をしたい」と強い思いを口にした。
練習後のジョギングでは本田と並んで会話するなど、積極的にコミュニケーションを図っている。「(森重や吉田とは)タイプ的にも違うので、新たなセンターバック像を切り開いていきたい。今出ている選手のいいところを吸収して超えていきたい」と気合を入れた。
[ 2017年3月27日 05:30 ]
インタビューに応じた日本代表の植田直通である。
タイ戦に向けて意気込みを語る。
ACL・ムアントン戦での経験を活かしたいと言う。
とはいえ、招集はされるも出場機会のないことに危機感を抱いておる。
才能は認められておるものの、起用に躊躇されるということは、何かが足りぬというのであろうか。
吉田麻也や森重とは異なるCB像を世に示し、躍動する姿が見たいところ。
期待しておる。

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タイ戦に向けて調整する日本代表DF植田直通(鹿島)
いつまでも控えに甘んじているつもりはない。DF吉田麻也とDF森重真人が君臨する日本代表のセンターバックにおいて、DF植田直通(鹿島)はその定位置を奪いにいく決意をあらためて口にした。
「経験で片付けられることが多いポジションだとは思うけど、僕は気にしない」と、現状を“経験”の差に求めることなく、「タイプ的にも僕は違う。新たなセンターバック像を切り開いていきたい。今出ている選手2人のいいところはすべて吸収して、超えていきたい」と言い切った。
15年1月のアジア杯に追加招集され、日本代表初選出。ハリルジャパンでも昨年9月のW杯アジア最終予選で追加招集され、その後は毎回招集されている。これまでベンチ入り9試合、ベンチ外2試合。A代表デビューへの道は険しいが、いずれは切り崩していかなければならない牙城だ。
28日のW杯アジア最終予選ではホームでタイと対戦する。今季のACLでは2月28日の第2節でタイのムアントン・ユナイテッドと敵地で対戦し、1-2で敗れる悔しさを味わった。ムアントンには“タイのメッシ”と呼ばれるMFチャナティップをはじめ、タイ代表選手が数多く在籍。この日はミーティングでタイ代表の映像もチェックし、「この前、出ていた選手もかなりいた。戦い方はあまり変わらないと思う。僕の知っている特徴を伝えたり、練習の中でもそうしていければいいと思う」と、クラブでの経験を代表に還元するつもりだ。
クラブでは着実に経験を積んでいる。昨年12月のクラブW杯ではアジア勢初の決勝進出を果たし、決勝ではレアル・マドリー(スペイン)と延長戦までもつれ込む激闘を演じた。“世界”の経験を積むことで、代表に対しても「どんどん強まっていく思いがあるし、『早く出ないと』という危機感も持っている」と、その胸中を明かす。
23日のUAE戦(2-0)では同じリオ五輪世代であるFW久保裕也がA代表初ゴールを記録。「ポジションは違えど、五輪世代で一緒にやってきた仲間。ああやって先に(試合に)出ているところも悔しさを感じるし、負けていられないという思いでやっている」と、悔しさを隠すことなく、静かに闘志を燃やした。
noyahoo>(取材・文 佐藤亜希子)
ムアントンとACLで対戦した鹿島DF植田直通、タイについて「特徴は知っている」《ロシアW杯アジア最終予選》
2017.03.26 23:00 Sun

photo (c) CWS Brains, LTD.
▽ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は26日、埼玉スタジアム2002でトレーニングを実施した。
▽練習終了後、DF植田直通(鹿島アントラーズ)がミックスゾーンでメディア陣のインタビューに応対。AFCチャンピオンズリーグで対戦したムアントン・ユナイテッドを参考に、タイ戦への対策を語った。
◆DF植田直通(鹿島アントラーズ)
──タイについての情報などは入っているのか
「今日は映像などを見たりしました」
──タイの特徴は
「鹿島でムアントンとやった時も代表選手がたくさんいて、この前出ていた選手も今日見た映像にかなりいたので、戦い方はあまり変わらないかなと思います。特徴などは僕も知っているので、そういったものを伝えたり、練習で対策をしていけたらと思います」
──この間のサウジアラビアとの試合では左サイドを使っての攻撃が多かったですが
「今回は出場停止の選手がいるようなんですが、小さいけどかなりドリブルが得意な選手もいますし、そういった所の対応が重要かなと思います」
──出場したら経験が活きるのでは
「そうですね。経験を活かせたらと思います」
──そろそろ代表でも出場したいと思いますが
「選ばれるだけではいけないので、しっかりと準備したいと思います」
──自分と今出ている選手との差はどこに感じているのか
「経験で片付けられることが多いポジションだと思いますけど、そういったことは僕は気にしていません。タイプ的にも僕は違うと思うので、新たなセンターバック像を切り開いていきたいです。今出ている選手が2人いますが、2人の良いところを全て吸収したいと思いますし、吸収して超えていきたいと思います」
──超えていくためには右足のキックなどは有効では
「今日もゲームをやりましたが、どんどんフィードであったり、パスのところなどをやっていきたいと思います」
──監督からは何か言われたりは
「自分の良さをどんどん出していけとは言われますし、もっと強く行かないといけないなと思います」
──12月の経験からどんどん出たい欲があると思うが
「どんどん強まっているのもありますし、早く出ないとという危機感も持っています。しっかり準備したいです」
──昌子選手は出るなら2人で出たいと言っていましたが
「鹿島でやっていますし、一緒に出ることがあればすごく良いことだと思いますし、自分的にモチベーションも上がります。それを叶えるために準備をするだけです」
──前の試合で久保選手が結果を出したことに刺激は
「ポジションは違いますけど、オリンピック世代として一緒にやってきたので、ああやって出てというところに悔しさも感じますし、負けていられないなという気持ちです」
植田、国際Aマッチ初出場へ危機感「いい準備をして早く出たい」
W杯アジア最終予選B組 日本―タイ ( 2017年3月28日 埼玉 )

危機感を持って練習に臨む植田
Photo By スポニチ
日本代表のDF植田は国際Aマッチ初出場へ「早く出ないと、という危機感を持っている。いい準備をしたい」と強い思いを口にした。
練習後のジョギングでは本田と並んで会話するなど、積極的にコミュニケーションを図っている。「(森重や吉田とは)タイプ的にも違うので、新たなセンターバック像を切り開いていきたい。今出ている選手のいいところを吸収して超えていきたい」と気合を入れた。
[ 2017年3月27日 05:30 ]
インタビューに応じた日本代表の植田直通である。
タイ戦に向けて意気込みを語る。
ACL・ムアントン戦での経験を活かしたいと言う。
とはいえ、招集はされるも出場機会のないことに危機感を抱いておる。
才能は認められておるものの、起用に躊躇されるということは、何かが足りぬというのであろうか。
吉田麻也や森重とは異なるCB像を世に示し、躍動する姿が見たいところ。
期待しておる。

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コメントの投稿
短い時間でも良いので、今の時点で
J最高で世界でも屈指と思える
我らのセンターバックコンビを
使ってもらいたかった。
J最高で世界でも屈指と思える
我らのセンターバックコンビを
使ってもらいたかった。
No title
昨日のタイ、ムアントンの選手8人が先発とのこと。
ムアントンには外国籍の選手もいたが、ほぼタイ代表と同じということでしょうか。
5月の対戦では是非とも勝利して欲しいものです。
そして、きのうの試合、経験を買ってできれば昌子・植田を使って欲しかった。負けてしまったから厳しいか・・・・。
ムアントンには外国籍の選手もいたが、ほぼタイ代表と同じということでしょうか。
5月の対戦では是非とも勝利して欲しいものです。
そして、きのうの試合、経験を買ってできれば昌子・植田を使って欲しかった。負けてしまったから厳しいか・・・・。