大宮戦コメント
2017明治安田生命J1リーグ 第5節


鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日の試合は再開初戦で、大宮は開幕4連敗後の一戦だった。準備をしていると聞いていたし、非常に厳しい戦いになると思っていた。前半からある程度は自分たちがボールを持って押し込む形ができていたし、チャンスも作れていたが、なかなか得点に結び付けることができなかった。試合内容としては少し厳しいものになってしまったが、後半も守備陣は焦れずにしっかりとボールをつなぐ形を保ちながらできていた。最後は相手の布陣が変わった中で押し込まれてしまったが、選手全員が集中力を保って失点せずに試合を終えたことは、非常に価値のある勝ち点3になったと思う。
Q.1点が欲しい場面でルーキーの安部選手を投入したが、狙いは?
A.彼は非常に動き出しが良く、ボールも収まる。個人で仕掛けられる選手なので、そこを期待した。自分も彼もそうだろうが、納得いくプレーはできなかったと思う。とはいえ、能力は非常に高いので、これをきっかけにチームの力になってもらいたい。期待している。
Q.ビジタースタンドが満席になっていたが
A.このスタジアムは非常に雰囲気が良くて好きだが、いつも多くのアントラーズサポーターの皆さんが足を運んでくれる。その声援がそれが最後の最後に得点につながったり、守備陣が跳ね返す力になると思う。本当に感謝している。この喜びを何度も味わってもらえるようにチーム一丸で頑張っていきたい。サポーターの皆さんに本当に感謝している。
Q.次節の相手はC大阪だが
A.まずはしっかりと相手の分析をした中で話をしないといけないが、自分たちはリーグ戦で連勝しているので、ホームでそれを伸ばせるように良い準備をしていきたい。


【土居 聖真】
得点の場面では良い形でボールを奪えて、パスが来ると信じて走った。GKに触られたけど、ゴールに入って良かった。2、3点取れていればもっと楽に試合を進められたと思うし、自分にもチャンスがあった。ゴールパフォーマンスは、試合前にやろうと話していた。
【曽ケ端 準】
チームとして勝利を求めてプレーした。しっかりと勝つことができて良かった。0-0の時間が長かったけど、我慢強くやろうと声をかけていた。相手はパワープレーもしてきたし、無失点に抑えることができて良かった。
【安部 裕葵】
緊張せずにピッチに入れた。周りがやりやすい環境を用意してくれた。チームが勝つことを意識して、そのために何をしなければいけないかを考えてプレーした。もう少しやれることはあったと思うけど(できなかったということが)自分の実力だと思う。
【植田 直通】
自分が決めなくてはいけない場面が2つくらいあった。悔しさが残る試合。チームが勝つことが一番なので、それを意識してプレーしていた。スコアレスでも焦りはなかった。攻撃陣が点を取ってくれると信じていた。
【西 大伍】
中断期間でコンディション調整をして、精神的にもリラックスできたと思う。これからもチームとして成長していきたい。ボランチに入ってからは、守ろうと思った。
【昌子 源】
良い形で試合を終えることができて良かった。集中力を切らすことなく、最後まで戦えたと思う。連勝を伸ばすことができるように、今日みたいに我慢強く戦っていきたい。
大宮戦

本日行われたJ1 第5節 大宮アルディージャ戦は1-0で勝利しました。
第5節
2017年4月1日(土)19:04KO NACK
[ 石井 正忠監督 ]
今日は中断明けの試合で、大宮さんは4連敗からの試合ということで、この試合に向けて非常に準備してきていると聞いていました。非常に厳しい戦いになると思っていました。内容的に前半から自分たちがボールを持って押し込む形はできていましたし、押し込むこともできたと思うんですけど、それをなかなか点に結び付けることができず、やはり試合内容としては厳しい内容となってしまいました。
後半も守備陣はじれずにしっかり自分たちでボールをつなぐ形をしながら、1点取れると落ち着くなという感じになりました。それでも最後は相手の布陣が変わった中、押し込む形になってしまいましたけど、選手全員集中力を保って失点せずに終えたということは、非常に今日は価値ある勝点3になったんじゃないかと思います。
--1点が欲しい場面で新人の安部 裕葵を入れましたが、どういう狙いだったのでしょうか?
彼は非常に動き出しがいいですし、ボールも収まる。あとは個人で仕掛けられる選手なので、そこを期待したんですけど、僕もそうですけど彼自身も納得いくプレーはできなかったんじゃないかと思います。でも非常に能力は高いので、これをきっかけにチームの力になってほしいと思っています。期待しています。
--アウェイのサポーターシートが満席だったと思います。サポーターに向けてメッセージをお願いします。
このスタジアムは非常に雰囲気が良くて僕は好きなスタジアムなんですけど、その中でもいつもこのスタジアムには鹿島のサポーターの皆さんが多く足を運んでくれます。その人たちの声援が最後の最後で得点につながったり、守備陣がはね返す力になってくれていると思っているので、非常にありがたいと思っています。感謝しています。こういう喜びをまた何度も味わってもらえるように頑張っていきたいと思います。サポーターの皆さん、本当に感謝しています。ありがとうございます。
--次節のC大阪戦に向けてコメントをお願いします。
しっかり相手を分析した中で話をしないといけないと思いますので、なかなか今の時点では難しいところがあると思うんですけど、今の時点では連勝していますし、今度はホームで戦えるので連勝を伸ばせるように、良い準備を1週間かけてやっていきたいと思います。
第5節
2017年4月1日(土)19:04KO NACK
[ 土居 聖真 ]
点を決められたのはよかったですけど、個人的にはまだ決められる場面が2点も3点もあったので、自分のところで決められればもっと楽な試合になっていた。
久々の得点でも、チームは勝っていたので、僕が決めようが決めまいが何も思っていなかった。そのうち決められるだろうと思っていました。
--珍しくパフォーマンスをやっていたが?
3人でやろうと決めていた。(三竿)健斗は忘れていたらしいんですけど、僕はやる気満々でした。昨日出発する前、練習が終わった後にやることを決めました。
[ 安部 裕葵 ]
緊張もせず入れたので、スタッフの皆さんも自分がやりやすい環境を作ってくれたので、すごいリフレッシュした気持ちでプレーできたので本当に良かったです。
--0-0の状況でしたが?
チームが勝つことを一番意識して、そのために自分が何をしないといけないのかを意識していて、ベストは自分が点を決めたりすることができたら良かったですけど、今日はチームが勝てたので本当によかったと思います。
--監督からの指示は?
「思い切ってやってこい」とそれだけでした。
--自分のプレーの出来栄えは?
もうちょっとやれることはあったのかなと思いますけど、それが今の実力なので。あとフィジカル的にも試合は練習とは全然違いますし、こういう環境に慣れるのも大事だと思ったので、いい経験ができたというか、いい経験で終わってしまったので、ゴールを決められればよかったと思います。
勝負強さ見せた鹿島が4連勝で2位浮上。大宮は開幕5連敗に
開幕4連敗を喫してしまった大宮と、開幕戦を落とした後の3連勝で持ち直した鹿島。ここまで明暗の分かれている両チームの対戦。大宮は長谷川 アーリアジャスールが先発に復帰し、和田 拓也、金澤 慎が今季初先発を果たすなど、守備に重点を置いたメンバーで臨んだ。
序盤は鹿島がサイドを中心に攻め、大宮が粘り強く対応しながらセーフティーにプレーする展開に。5分には鹿島が右サイドで裏を突き、グラウンダーのクロスを土居 聖真がシュートし、GK加藤 順大がセーブ。6分にはショートコーナーからペドロ ジュニオールがペナルティエリア内に進入したが、これも加藤 順大に防がれた。
その後もポゼッションでは鹿島が上回るものの、大宮が徐々に反撃を見せるようになる。12分には和田が左サイドの高い位置からペナルティエリア内に入った大前 元紀にスルーパス。直後の13分には右サイドバックの奥井 諒が高い位置まで進出してクロスを上げ、攻め上がった金澤がシュートまであと一歩に迫った。
鹿島も19分、遠藤 康の左CKに鈴木 優磨が頭で合わせてゴールを強襲したが、またしても加藤 順大がセーブ。さらに30分には中央をドリブルで持ち上がったペドロ ジュニオールがシュートを放ち、DFに当たったこぼれ球を遠藤がミドルシュートしたものの、枠の上へと外れていった。
一進一退の攻防の中、次のチャンスは大宮。カウンターから右サイドを江坂 任が抜け出し、対応に入った山本 脩斗を少し外して右足でシュートを放ったが、枠をとらえられず。そして36分には鹿島が遠藤のFKからチャンスをつかんだが、ポストに阻まれてゴールは生まれなかった。
45分には大前の右CKからドラガン ムルジャが決定的なヘディングを放ったが、これも枠には行かず。スコアレスのまま前半を終えた。
後半に入ると鹿島がポゼッションでの優位性を強めていく一方、なかなかシュートまでは持ち込めない。61分にはペドロ ジュニオールがペナルティエリア内で受けてシュートを放ったが、DFのアタックをかわし切れず、枠内に打つことができない。
堅実な守備を見せていた大宮だが、64分にアクシデント。守備時に奥井と接触した加藤 順大が負傷し、プレー続行が不可能に。代わって塩田 仁史が投入された。
この前後から、両チームの運動量の低下もあって全体的にオープンな展開になっていく。スペースが生まれ始めた中、鹿島は74分に18歳の安部 裕葵を投入。すると79分、安部のプレッシャーからボールを奪い、最後はスルーパスに抜け出した土居が先制点を奪った。
大宮は81分、ドラガン ムルジャに代えて清水 慎太郎を投入して挽回を図る。しかし清水にボールが入る回数は少なく、打開の糸口を見いだすことができない。岩上 祐三のロングスローや菊地 光将、河本 裕之を上げたパワープレーも功を奏さず、開幕5連敗。鹿島は4連勝で2位浮上に成功した。
[ 文:片村 光博 ]
【大宮 vs 鹿島】土居聖真、値千金の決勝ゴール!
2017年4月1日(土)

リーグ戦4連勝を目指す鹿島は、ここまで未勝利の大宮と対戦。
均衡が破れたのは79分。鈴木優磨のパスを受けた土居聖真が素早いトラップから狙いすましたシュート!
これがネットに吸い込まれ、鹿島が貴重なゴールを奪う!
試合は1-0で鹿島が勝利し、リーグ戦4連勝を完封で飾り、首位神戸と勝点12で並んだ。
【大宮 vs 鹿島】安部裕葵、Jデビュー!
2017年4月1日(土)

74分にペドロジュニオールに代わって投入されたのは、18歳のルーキー・安部裕葵。
投入直後にさっそくチャンスに絡み、相手DFのボールをブロックし決勝点につながるプレーに関わるなど、堂々としたプレーぶりでチームの勝利に貢献した。
土居聖真の決勝点で鹿島が4連勝!最下位大宮は泥沼開幕5連敗
17/4/1 21:44

MF土居聖真の決勝点で鹿島が4連勝
[4.1 J1第5節 大宮0-1鹿島 NACK]
J1リーグは1日、第5節を行い、鹿島アントラーズは敵地で大宮アルディージャと対戦し、1-0で勝利した。鹿島はMF土居聖真の今季初ゴールが決勝点となり、開幕黒星からの4連勝。大宮はクラブ史上初となる開幕5連敗を喫した。
最下位に低迷する大宮は前節の甲府戦(0-1)から先発4人を変更。DF菊地光将が2試合ぶり、MF長谷川アーリアジャスールが3試合ぶりに先発復帰。MF金澤慎とDF和田拓也は今季初スタメンとなった。
鹿島は前節の清水戦(3-2)から先発3人を変更。DF西大伍が4試合ぶり、MFレオ・シルバが2試合ぶりに先発に復帰したほか、GK曽ヶ端準が今季リーグ戦初先発となった。
鹿島が立ち上がりから主導権を握った。前半5分、右サイドを駆け上がったFWペドロ・ジュニオールのクロス。土居が左45度からシュートを放ったが、GK加藤順大が右手一本でかき出すファインセーブ。同19分にはMF遠藤康の左CKからファーサイドのDF植田直通がヘディングシュートを叩きつけたが、これもGK加藤のセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。
大宮はなかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いたが、前半33分、カウンターから長谷川のパスをFW大前元紀が右サイドのMF江坂任に展開。江坂がドリブル突破から右足を振り抜いたが、シュートは枠をとらえられず。その後も互いにセットプレーからのチャンスを生かせず、スコアレスで前半を折り返した。
後半4分、鹿島はペドロ・ジュニオールがカットインから遠藤にパスを出し、遠藤が約25mの位置から左足ミドルも、シュートはクロスバーを越える。その後は膠着状態が続いたが、後半18分、大宮にアクシデント。DF奥井諒と交錯したGK加藤が負傷交代となり、後半22分にGK塩田仁史を投入。同27分には金澤に代えてMF岩上祐三がピッチに送り込まれ、そのままボランチの位置に入った。
鹿島も交代のカードを切り、後半29分、ペドロ・ジュニオールに代えてFW安部裕葵を投入。瀬戸内高から加入した18歳の安部が記念すべきJデビューを果たした。同30分には左サイドを駆け上がったDF山本脩斗がPA内にパスを送り、安部がつないで土居が右足シュートも、GK塩田が足に当ててセーブ。鹿島はさらに攻勢を強め、その直後となる後半34分、ついに均衡が破れた。
安部が右足を伸ばして大宮DF河本裕之のパスコースを変えると、こぼれ球を収めたレオ・シルバがFW鈴木優磨にパス。鈴木が運んで相手を引きつけながらPA内にスルーパスを送ると、猛然と走り込んだ土居が右足シュートでゴールネットを揺らし、先制点を奪った。
対する大宮は後半36分に最後の交代カードを切り、FW清水慎太郎を投入。勝ち点を目指し、終了間際にも猛攻をかけたが最後までゴールは遠く、0-1で敗戦。今季4度目の無得点で、クラブワースト記録を更新する開幕5連敗を喫した。
(取材・文 佐藤亜希子)
鹿島、J1最速でアウェイ通算200勝に到達…今季の3試合は全勝

J1アウェイ通算200勝を達成した鹿島 [写真]=Getty Images for DAZN
4月1日に行われた明治安田生命J1リーグ第5節で、鹿島アントラーズは敵地で大宮アルディージャと対戦。MF土居聖真が決勝ゴールを挙げ、1-0と勝利を収めて4連勝を果たした。
同試合での勝利で、鹿島はJ1でのアウェイ通算200勝に到達。リーグ最速記録を打ち立てた。1993年のJリーグ創設以来、J1で戦い続ける同クラブのJ1通算成績は2017年4月1日時点で456勝111分け254敗となっている。
なお鹿島は今季、明治安田生命J1リーグ第5節を終えた時点でアウェイゲームを3度戦い、全勝を記録している。
鹿島の次節は8日、セレッソ大阪をホームに迎える。
鹿島、土居の今季初得点を守り抜き4連勝…大宮は泥沼の開幕5連敗

ドリブルでチャンスを作ったペドロ・ジュニオール [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第5節が1日に行われ、大宮アルディージャと鹿島アントラーズが対戦した。
開幕4連敗中の大宮は33分、江坂任がファーストシュートを放つ。直後の36分、鹿島はCKのチャンスを得ると小笠原満男のキックに植田直通が頭で合わせる。山本脩斗が左足で触れコースを変えるが、GK加藤順大の好セーブに阻まれた。
後半に入り79分、鹿島は大宮陣内でボールを奪いショートカウンターを発動。鈴木優磨のスルーパスに抜け出した土居聖真が決め、アウェイの鹿島が均衡を破る。
試合は0-1で終了。鹿島はリーグ戦4連勝を達成。一方の大宮はクラブ史上初の開幕5連敗となってしまった。
次節、大宮はホームでヴィッセル神戸と、鹿島はホームでセレッソ大阪と対戦する。
【スコア】
大宮アルディージャ 0-1 鹿島アントラーズ
【得点者】
0-1 79分 土居聖真(鹿島)
虎の子の1点を挙げた土居聖真「ここだと思って走り込みました」

決勝点を挙げた土居聖真 [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第5節が1日に行われ、大宮アルディージャと鹿島アントラーズが対戦した。
スコアレスで迎えた79分、相手陣内でボールを奪いショートカウンターを発動すると、鈴木優磨のスルーパスに抜け出した土居聖真がゴールに流し込む。土居の今季初得点が決勝点となり、鹿島が敵地で勝利を収め、リーグ戦4連勝を達成した。
試合後、勝利の立役者となった土居がインタビューに応じている。
「スペースが空いていたので、ここだと思って走り込みました」と得点シーンを振り返った土居は「やっと初ゴール取れたので、これをきっかけにどんどん取れればいいかなと思います」と続けた。
今後に向けては「ACLと続けて勝ち続けるだけなので。みんな勝ちにこだわる気持ちはすごい伝わってきているので、このまま続けるだけかなと思います」と意気込みを語っている。
鹿島が大宮の堅陣を突き破る「ウノゼロ」勝利。首位・神戸に勝点で並ぶ
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年04月01日
鈴木のラストパスから土居が今季初ゴール!

79分、鈴木のスルーパスから土居が流し込み決勝点。鹿島が4連勝を飾った。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)
[J1リーグ5節]大宮 0-1 鹿島/4月1日/NACK
試合巧者の鹿島が大宮の堅守を終盤の土居の決勝弾で突き破り、2節から4連勝を飾った。
試合は前半から鹿島がチャンスを作り出すものの、大宮がゴール前での身体を張ったディフェンスで粘り強く凌いでいく。
前半をスコアレスで折り返すと、鹿島は後半も前半同様に攻めきれない展開が続く。流れを失う恐れもある展開のなか、「しっかり焦れずに戦うことができた」とは石井監督。
指揮官がこう振り返った通り、終盤の79分に鹿島がついに均衡を破る。前線でのパスカットから鈴木優磨が縦に持ち出すと、左を走る土居聖真にスルーパス。パスはやや足もとに入ってしまったが、土居はワントラップ目でしっかりコントロールすると、右足でゴール右に流し込んだ。
先制した鹿島は、この1点を手堅く守り切り、2節以来負けなしの4連勝を飾った。2位・鹿島が勝点を12に伸ばし、浦和に敗れた首位・神戸に勝点で並んだ。
安部裕葵起用についてコメントした石井監督である。
「非常に動き出しが良く、ボールも収まる。個人で仕掛けられる選手」という評価であり、期待されておることが伝わってくる。
しかしながら、「僕もそうですけど彼自身も納得いくプレイはできなかったんじゃないかと思います」と厳しいデビューとなった。
安部裕葵本人は、「緊張せずにピッチに入れた」と大物感を醸し出しながらも、「それが今の実力なので」と自分のプレイを分析する。
この日がデビューとなった裕葵には、更なる成長でチームの軸となって行って欲しい。
期待しておる。

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鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日の試合は再開初戦で、大宮は開幕4連敗後の一戦だった。準備をしていると聞いていたし、非常に厳しい戦いになると思っていた。前半からある程度は自分たちがボールを持って押し込む形ができていたし、チャンスも作れていたが、なかなか得点に結び付けることができなかった。試合内容としては少し厳しいものになってしまったが、後半も守備陣は焦れずにしっかりとボールをつなぐ形を保ちながらできていた。最後は相手の布陣が変わった中で押し込まれてしまったが、選手全員が集中力を保って失点せずに試合を終えたことは、非常に価値のある勝ち点3になったと思う。
Q.1点が欲しい場面でルーキーの安部選手を投入したが、狙いは?
A.彼は非常に動き出しが良く、ボールも収まる。個人で仕掛けられる選手なので、そこを期待した。自分も彼もそうだろうが、納得いくプレーはできなかったと思う。とはいえ、能力は非常に高いので、これをきっかけにチームの力になってもらいたい。期待している。
Q.ビジタースタンドが満席になっていたが
A.このスタジアムは非常に雰囲気が良くて好きだが、いつも多くのアントラーズサポーターの皆さんが足を運んでくれる。その声援がそれが最後の最後に得点につながったり、守備陣が跳ね返す力になると思う。本当に感謝している。この喜びを何度も味わってもらえるようにチーム一丸で頑張っていきたい。サポーターの皆さんに本当に感謝している。
Q.次節の相手はC大阪だが
A.まずはしっかりと相手の分析をした中で話をしないといけないが、自分たちはリーグ戦で連勝しているので、ホームでそれを伸ばせるように良い準備をしていきたい。


【土居 聖真】
得点の場面では良い形でボールを奪えて、パスが来ると信じて走った。GKに触られたけど、ゴールに入って良かった。2、3点取れていればもっと楽に試合を進められたと思うし、自分にもチャンスがあった。ゴールパフォーマンスは、試合前にやろうと話していた。
【曽ケ端 準】
チームとして勝利を求めてプレーした。しっかりと勝つことができて良かった。0-0の時間が長かったけど、我慢強くやろうと声をかけていた。相手はパワープレーもしてきたし、無失点に抑えることができて良かった。
【安部 裕葵】
緊張せずにピッチに入れた。周りがやりやすい環境を用意してくれた。チームが勝つことを意識して、そのために何をしなければいけないかを考えてプレーした。もう少しやれることはあったと思うけど(できなかったということが)自分の実力だと思う。
【植田 直通】
自分が決めなくてはいけない場面が2つくらいあった。悔しさが残る試合。チームが勝つことが一番なので、それを意識してプレーしていた。スコアレスでも焦りはなかった。攻撃陣が点を取ってくれると信じていた。
【西 大伍】
中断期間でコンディション調整をして、精神的にもリラックスできたと思う。これからもチームとして成長していきたい。ボランチに入ってからは、守ろうと思った。
【昌子 源】
良い形で試合を終えることができて良かった。集中力を切らすことなく、最後まで戦えたと思う。連勝を伸ばすことができるように、今日みたいに我慢強く戦っていきたい。
大宮戦

本日行われたJ1 第5節 大宮アルディージャ戦は1-0で勝利しました。
第5節
2017年4月1日(土)19:04KO NACK
[ 石井 正忠監督 ]
今日は中断明けの試合で、大宮さんは4連敗からの試合ということで、この試合に向けて非常に準備してきていると聞いていました。非常に厳しい戦いになると思っていました。内容的に前半から自分たちがボールを持って押し込む形はできていましたし、押し込むこともできたと思うんですけど、それをなかなか点に結び付けることができず、やはり試合内容としては厳しい内容となってしまいました。
後半も守備陣はじれずにしっかり自分たちでボールをつなぐ形をしながら、1点取れると落ち着くなという感じになりました。それでも最後は相手の布陣が変わった中、押し込む形になってしまいましたけど、選手全員集中力を保って失点せずに終えたということは、非常に今日は価値ある勝点3になったんじゃないかと思います。
--1点が欲しい場面で新人の安部 裕葵を入れましたが、どういう狙いだったのでしょうか?
彼は非常に動き出しがいいですし、ボールも収まる。あとは個人で仕掛けられる選手なので、そこを期待したんですけど、僕もそうですけど彼自身も納得いくプレーはできなかったんじゃないかと思います。でも非常に能力は高いので、これをきっかけにチームの力になってほしいと思っています。期待しています。
--アウェイのサポーターシートが満席だったと思います。サポーターに向けてメッセージをお願いします。
このスタジアムは非常に雰囲気が良くて僕は好きなスタジアムなんですけど、その中でもいつもこのスタジアムには鹿島のサポーターの皆さんが多く足を運んでくれます。その人たちの声援が最後の最後で得点につながったり、守備陣がはね返す力になってくれていると思っているので、非常にありがたいと思っています。感謝しています。こういう喜びをまた何度も味わってもらえるように頑張っていきたいと思います。サポーターの皆さん、本当に感謝しています。ありがとうございます。
--次節のC大阪戦に向けてコメントをお願いします。
しっかり相手を分析した中で話をしないといけないと思いますので、なかなか今の時点では難しいところがあると思うんですけど、今の時点では連勝していますし、今度はホームで戦えるので連勝を伸ばせるように、良い準備を1週間かけてやっていきたいと思います。
第5節
2017年4月1日(土)19:04KO NACK
[ 土居 聖真 ]
点を決められたのはよかったですけど、個人的にはまだ決められる場面が2点も3点もあったので、自分のところで決められればもっと楽な試合になっていた。
久々の得点でも、チームは勝っていたので、僕が決めようが決めまいが何も思っていなかった。そのうち決められるだろうと思っていました。
--珍しくパフォーマンスをやっていたが?
3人でやろうと決めていた。(三竿)健斗は忘れていたらしいんですけど、僕はやる気満々でした。昨日出発する前、練習が終わった後にやることを決めました。
[ 安部 裕葵 ]
緊張もせず入れたので、スタッフの皆さんも自分がやりやすい環境を作ってくれたので、すごいリフレッシュした気持ちでプレーできたので本当に良かったです。
--0-0の状況でしたが?
チームが勝つことを一番意識して、そのために自分が何をしないといけないのかを意識していて、ベストは自分が点を決めたりすることができたら良かったですけど、今日はチームが勝てたので本当によかったと思います。
--監督からの指示は?
「思い切ってやってこい」とそれだけでした。
--自分のプレーの出来栄えは?
もうちょっとやれることはあったのかなと思いますけど、それが今の実力なので。あとフィジカル的にも試合は練習とは全然違いますし、こういう環境に慣れるのも大事だと思ったので、いい経験ができたというか、いい経験で終わってしまったので、ゴールを決められればよかったと思います。
勝負強さ見せた鹿島が4連勝で2位浮上。大宮は開幕5連敗に
開幕4連敗を喫してしまった大宮と、開幕戦を落とした後の3連勝で持ち直した鹿島。ここまで明暗の分かれている両チームの対戦。大宮は長谷川 アーリアジャスールが先発に復帰し、和田 拓也、金澤 慎が今季初先発を果たすなど、守備に重点を置いたメンバーで臨んだ。
序盤は鹿島がサイドを中心に攻め、大宮が粘り強く対応しながらセーフティーにプレーする展開に。5分には鹿島が右サイドで裏を突き、グラウンダーのクロスを土居 聖真がシュートし、GK加藤 順大がセーブ。6分にはショートコーナーからペドロ ジュニオールがペナルティエリア内に進入したが、これも加藤 順大に防がれた。
その後もポゼッションでは鹿島が上回るものの、大宮が徐々に反撃を見せるようになる。12分には和田が左サイドの高い位置からペナルティエリア内に入った大前 元紀にスルーパス。直後の13分には右サイドバックの奥井 諒が高い位置まで進出してクロスを上げ、攻め上がった金澤がシュートまであと一歩に迫った。
鹿島も19分、遠藤 康の左CKに鈴木 優磨が頭で合わせてゴールを強襲したが、またしても加藤 順大がセーブ。さらに30分には中央をドリブルで持ち上がったペドロ ジュニオールがシュートを放ち、DFに当たったこぼれ球を遠藤がミドルシュートしたものの、枠の上へと外れていった。
一進一退の攻防の中、次のチャンスは大宮。カウンターから右サイドを江坂 任が抜け出し、対応に入った山本 脩斗を少し外して右足でシュートを放ったが、枠をとらえられず。そして36分には鹿島が遠藤のFKからチャンスをつかんだが、ポストに阻まれてゴールは生まれなかった。
45分には大前の右CKからドラガン ムルジャが決定的なヘディングを放ったが、これも枠には行かず。スコアレスのまま前半を終えた。
後半に入ると鹿島がポゼッションでの優位性を強めていく一方、なかなかシュートまでは持ち込めない。61分にはペドロ ジュニオールがペナルティエリア内で受けてシュートを放ったが、DFのアタックをかわし切れず、枠内に打つことができない。
堅実な守備を見せていた大宮だが、64分にアクシデント。守備時に奥井と接触した加藤 順大が負傷し、プレー続行が不可能に。代わって塩田 仁史が投入された。
この前後から、両チームの運動量の低下もあって全体的にオープンな展開になっていく。スペースが生まれ始めた中、鹿島は74分に18歳の安部 裕葵を投入。すると79分、安部のプレッシャーからボールを奪い、最後はスルーパスに抜け出した土居が先制点を奪った。
大宮は81分、ドラガン ムルジャに代えて清水 慎太郎を投入して挽回を図る。しかし清水にボールが入る回数は少なく、打開の糸口を見いだすことができない。岩上 祐三のロングスローや菊地 光将、河本 裕之を上げたパワープレーも功を奏さず、開幕5連敗。鹿島は4連勝で2位浮上に成功した。
[ 文:片村 光博 ]
【大宮 vs 鹿島】土居聖真、値千金の決勝ゴール!
2017年4月1日(土)

リーグ戦4連勝を目指す鹿島は、ここまで未勝利の大宮と対戦。
均衡が破れたのは79分。鈴木優磨のパスを受けた土居聖真が素早いトラップから狙いすましたシュート!
これがネットに吸い込まれ、鹿島が貴重なゴールを奪う!
試合は1-0で鹿島が勝利し、リーグ戦4連勝を完封で飾り、首位神戸と勝点12で並んだ。
【大宮 vs 鹿島】安部裕葵、Jデビュー!
2017年4月1日(土)

74分にペドロジュニオールに代わって投入されたのは、18歳のルーキー・安部裕葵。
投入直後にさっそくチャンスに絡み、相手DFのボールをブロックし決勝点につながるプレーに関わるなど、堂々としたプレーぶりでチームの勝利に貢献した。
土居聖真の決勝点で鹿島が4連勝!最下位大宮は泥沼開幕5連敗
17/4/1 21:44

MF土居聖真の決勝点で鹿島が4連勝
[4.1 J1第5節 大宮0-1鹿島 NACK]
J1リーグは1日、第5節を行い、鹿島アントラーズは敵地で大宮アルディージャと対戦し、1-0で勝利した。鹿島はMF土居聖真の今季初ゴールが決勝点となり、開幕黒星からの4連勝。大宮はクラブ史上初となる開幕5連敗を喫した。
最下位に低迷する大宮は前節の甲府戦(0-1)から先発4人を変更。DF菊地光将が2試合ぶり、MF長谷川アーリアジャスールが3試合ぶりに先発復帰。MF金澤慎とDF和田拓也は今季初スタメンとなった。
鹿島は前節の清水戦(3-2)から先発3人を変更。DF西大伍が4試合ぶり、MFレオ・シルバが2試合ぶりに先発に復帰したほか、GK曽ヶ端準が今季リーグ戦初先発となった。
鹿島が立ち上がりから主導権を握った。前半5分、右サイドを駆け上がったFWペドロ・ジュニオールのクロス。土居が左45度からシュートを放ったが、GK加藤順大が右手一本でかき出すファインセーブ。同19分にはMF遠藤康の左CKからファーサイドのDF植田直通がヘディングシュートを叩きつけたが、これもGK加藤のセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。
大宮はなかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いたが、前半33分、カウンターから長谷川のパスをFW大前元紀が右サイドのMF江坂任に展開。江坂がドリブル突破から右足を振り抜いたが、シュートは枠をとらえられず。その後も互いにセットプレーからのチャンスを生かせず、スコアレスで前半を折り返した。
後半4分、鹿島はペドロ・ジュニオールがカットインから遠藤にパスを出し、遠藤が約25mの位置から左足ミドルも、シュートはクロスバーを越える。その後は膠着状態が続いたが、後半18分、大宮にアクシデント。DF奥井諒と交錯したGK加藤が負傷交代となり、後半22分にGK塩田仁史を投入。同27分には金澤に代えてMF岩上祐三がピッチに送り込まれ、そのままボランチの位置に入った。
鹿島も交代のカードを切り、後半29分、ペドロ・ジュニオールに代えてFW安部裕葵を投入。瀬戸内高から加入した18歳の安部が記念すべきJデビューを果たした。同30分には左サイドを駆け上がったDF山本脩斗がPA内にパスを送り、安部がつないで土居が右足シュートも、GK塩田が足に当ててセーブ。鹿島はさらに攻勢を強め、その直後となる後半34分、ついに均衡が破れた。
安部が右足を伸ばして大宮DF河本裕之のパスコースを変えると、こぼれ球を収めたレオ・シルバがFW鈴木優磨にパス。鈴木が運んで相手を引きつけながらPA内にスルーパスを送ると、猛然と走り込んだ土居が右足シュートでゴールネットを揺らし、先制点を奪った。
対する大宮は後半36分に最後の交代カードを切り、FW清水慎太郎を投入。勝ち点を目指し、終了間際にも猛攻をかけたが最後までゴールは遠く、0-1で敗戦。今季4度目の無得点で、クラブワースト記録を更新する開幕5連敗を喫した。
(取材・文 佐藤亜希子)
鹿島、J1最速でアウェイ通算200勝に到達…今季の3試合は全勝

J1アウェイ通算200勝を達成した鹿島 [写真]=Getty Images for DAZN
4月1日に行われた明治安田生命J1リーグ第5節で、鹿島アントラーズは敵地で大宮アルディージャと対戦。MF土居聖真が決勝ゴールを挙げ、1-0と勝利を収めて4連勝を果たした。
同試合での勝利で、鹿島はJ1でのアウェイ通算200勝に到達。リーグ最速記録を打ち立てた。1993年のJリーグ創設以来、J1で戦い続ける同クラブのJ1通算成績は2017年4月1日時点で456勝111分け254敗となっている。
なお鹿島は今季、明治安田生命J1リーグ第5節を終えた時点でアウェイゲームを3度戦い、全勝を記録している。
鹿島の次節は8日、セレッソ大阪をホームに迎える。
鹿島、土居の今季初得点を守り抜き4連勝…大宮は泥沼の開幕5連敗

ドリブルでチャンスを作ったペドロ・ジュニオール [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第5節が1日に行われ、大宮アルディージャと鹿島アントラーズが対戦した。
開幕4連敗中の大宮は33分、江坂任がファーストシュートを放つ。直後の36分、鹿島はCKのチャンスを得ると小笠原満男のキックに植田直通が頭で合わせる。山本脩斗が左足で触れコースを変えるが、GK加藤順大の好セーブに阻まれた。
後半に入り79分、鹿島は大宮陣内でボールを奪いショートカウンターを発動。鈴木優磨のスルーパスに抜け出した土居聖真が決め、アウェイの鹿島が均衡を破る。
試合は0-1で終了。鹿島はリーグ戦4連勝を達成。一方の大宮はクラブ史上初の開幕5連敗となってしまった。
次節、大宮はホームでヴィッセル神戸と、鹿島はホームでセレッソ大阪と対戦する。
【スコア】
大宮アルディージャ 0-1 鹿島アントラーズ
【得点者】
0-1 79分 土居聖真(鹿島)
虎の子の1点を挙げた土居聖真「ここだと思って走り込みました」

決勝点を挙げた土居聖真 [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第5節が1日に行われ、大宮アルディージャと鹿島アントラーズが対戦した。
スコアレスで迎えた79分、相手陣内でボールを奪いショートカウンターを発動すると、鈴木優磨のスルーパスに抜け出した土居聖真がゴールに流し込む。土居の今季初得点が決勝点となり、鹿島が敵地で勝利を収め、リーグ戦4連勝を達成した。
試合後、勝利の立役者となった土居がインタビューに応じている。
「スペースが空いていたので、ここだと思って走り込みました」と得点シーンを振り返った土居は「やっと初ゴール取れたので、これをきっかけにどんどん取れればいいかなと思います」と続けた。
今後に向けては「ACLと続けて勝ち続けるだけなので。みんな勝ちにこだわる気持ちはすごい伝わってきているので、このまま続けるだけかなと思います」と意気込みを語っている。
鹿島が大宮の堅陣を突き破る「ウノゼロ」勝利。首位・神戸に勝点で並ぶ
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年04月01日
鈴木のラストパスから土居が今季初ゴール!

79分、鈴木のスルーパスから土居が流し込み決勝点。鹿島が4連勝を飾った。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)
[J1リーグ5節]大宮 0-1 鹿島/4月1日/NACK
試合巧者の鹿島が大宮の堅守を終盤の土居の決勝弾で突き破り、2節から4連勝を飾った。
試合は前半から鹿島がチャンスを作り出すものの、大宮がゴール前での身体を張ったディフェンスで粘り強く凌いでいく。
前半をスコアレスで折り返すと、鹿島は後半も前半同様に攻めきれない展開が続く。流れを失う恐れもある展開のなか、「しっかり焦れずに戦うことができた」とは石井監督。
指揮官がこう振り返った通り、終盤の79分に鹿島がついに均衡を破る。前線でのパスカットから鈴木優磨が縦に持ち出すと、左を走る土居聖真にスルーパス。パスはやや足もとに入ってしまったが、土居はワントラップ目でしっかりコントロールすると、右足でゴール右に流し込んだ。
先制した鹿島は、この1点を手堅く守り切り、2節以来負けなしの4連勝を飾った。2位・鹿島が勝点を12に伸ばし、浦和に敗れた首位・神戸に勝点で並んだ。
安部裕葵起用についてコメントした石井監督である。
「非常に動き出しが良く、ボールも収まる。個人で仕掛けられる選手」という評価であり、期待されておることが伝わってくる。
しかしながら、「僕もそうですけど彼自身も納得いくプレイはできなかったんじゃないかと思います」と厳しいデビューとなった。
安部裕葵本人は、「緊張せずにピッチに入れた」と大物感を醸し出しながらも、「それが今の実力なので」と自分のプレイを分析する。
この日がデビューとなった裕葵には、更なる成長でチームの軸となって行って欲しい。
期待しておる。

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