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優磨、シュートを打っていないので満足できていないです

【鹿島】決勝点をアシストも険しい表情の鈴木優磨が、バスに乗り込む直前に残した言葉
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年04月02日


「俺、たぶん、シュートゼロなんで」


狙いすましたスルーパスで土居の決勝点をアシストした鈴木だが、先発フル出場で“シュートゼロ”に反省を口にした。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ5節]大宮 0-1 鹿島/4月1日/NACK

 79分、レオ・シルバからパスを受けてドリブルで前に進むと、左サイドからゴール前に走り込む土居聖真の足もとにピタリとつける。

 狙いすましたスルーパスで土居の決勝点をアシストした鈴木優磨だが、その活躍についてコメントを求められても、表情は険しい。

「俺、たぶん、シュートゼロなんで。そこが反省点ですね」

 ここまでその高い得点力で評価を高めてきた男は、たしかにこの日は先発フル出場を果たしながら、1本もシュートを打てなかった。ラストパスを呼び込む動きはしていたが、思うようなボールが届かず、消化不良の内容に終わった。

 ただ一方で、チャンスメイクではポジティブな一面が見られた。土居へのアシストはもちろん、その前の74分、同じようなシチュエーションで、鈴木は右足のアウトサイドでペドロ・ジュニオールに完璧なスルーパスを通し、惜しい場面を作っている。

 右サイドに流れて、数的不利でも力強いドリブルで縦に突き抜ける。味方にスペースを空けるフリーランもこなす。

「プレーの幅が広がっているのは悪くないことだと思う。これからもっとその幅を広げられるようにしていきたい」

 鈴木本人も、“ゴール”だけでない部分で少なからず手応えを感じているのは間違いない。それでも、点取り屋としてのプライドが自らの仕事ぶりに合格点を与えない。

 バスに乗り込む直前にも、鈴木はこう言った。

「でもまあ、シュートを打っていないので、満足できていないです」

 このゴールへの強い執着心がある限り、背番号9の成長は止まることはない。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


優磨について取材したサッカーダイジェストの広島氏である。
アシストを記録し、勝利に貢献した優磨であるが、この大宮戦、シュート0に終え不満を述べる。
ストライカーたるものシュートが放てねば、ゴールは生まれぬ。
ここは、もっとシュートに繋がるプレイもしたかったことであろう。
しかしながら、この日の大宮守備陣は、守ることに気迫を放っておったことも事実と言えよう。
守り切るべく、FW二人から目を離すことはなかったように思う。
優磨もこれでは簡単なプレイは出来ぬところ。
その中で、アシスト以外にもPJへの好パスなどフットボーラーとしての幅を魅せた。
このあたり、昨季にはサイドのMFとして多く起用した石井さんの指導が表れておるのではなかろうか。
優磨は確実に成長しておる。
フリーランもアシストあるとなれば、ゴールもまた近づこう。
優磨の活躍を拝みにスタジアムに通う。
楽しみである。

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No title

優磨「ウォ~! ボール来た、来た来た来た~! オレが決めてやる!決めてやる!!決めてやる!!!」
菊地「チョ、チョ、待って、待って、待って~。」
という感じの写真ですなあ。

もちろん得点を期待してるけど
スルーパスがことごとく強く
流れてた頃を思うと、素晴らしい
プレーだったと思います。

ポジティブに考えれば、
ゴールでもアシストでもいいから
チームの主力として結果を
出さなければいけない立場に
なったということです。
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深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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