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前線がプレッシングをすることで、2列目、3列目にも刺激を与えられる

戸田和幸氏が鹿島対C大阪を総括…ターンオーバーの鹿島は「良い影響を出せなかった」

鹿島はターンオーバーが裏目に(C)Getty Images for DAZN
(C)Getty Images for DAZN


2017/04/09 8:56:49

明治安田生命J1リーグ第6節が4月8日に行われ、鹿島アントラーズとセレッソ大阪が対戦。試合は1-0でC大阪が勝利を収めた。試合後、DAZNで解説を務めた戸田和幸氏が試合を総括した。

明治安田生命J1リーグ第6節が4月8日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズとセレッソ大阪が対戦。試合は、MF山村和也が古巣相手にゴールを決め、1-0でC大阪の白星となった。試合後、DAZNで解説を務めた戸田和幸氏が試合を総括した。

試合終了直後、戸田氏は「(これまでの試合で得た経験を生かし)C大阪は、良い試合の入り方ができた。ただし、前節(2-0で勝利を収めた横浜F・マリノス戦)もそうだったが、後ろ(ディフェンスライン)を5枚にした結果、鹿島に勢いを与えてしまった。ゲームの終わらせ方を考えた方が良い」と指摘。C大阪は終盤、MF山村とMF関口訓充を下げ、DF山下達也とMF丸岡満を投入していた。さらに終盤のピッチを振り返り、「どれだけ人がそろっていても、ボールが飛んでくると何が起こるか分からない。リードされている鹿島はゴール前に当然、ボールを入れてくる。ボールを蹴らせない守備ができれば、C大阪はより安全だった」と分析した。

ただ、C大阪の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督にとって「この勝利は大きい」と話す。「チームの骨格もできてきた。浦和(レッズ)に負けた時は、それを利用して『自分たちは変わらないといけない』という方向に持っていったが、この勝利は『これを続けていけば良い』と持っていける」と説明した。

敗れた鹿島に関しては「中盤をガラッと変えたが、良い影響を出せなかった」と、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)をにらんだターンオーバーが、うまく機能しなかったと分析する。両チームの走行距離を比較し、「C大阪の118.39キロは多い方だが、それでも鹿島の107.52キロは少ない」と指摘。その原因として「前線からのプレッシングが、前半はほとんどなかった」と語り、「前線がプレッシングをすることで、2列目、3列目にも刺激を与えられる」と、改善点を挙げた。

なお、鹿島は12日にACLでブリスベン・ロアーと対戦するが、戸田氏は「守備を改善することでも、攻撃に良い影響を与えられるので、修正してほしい」と語った。


セレッソ戦を総括した戸田和幸である。
「前線からのプレッシングが、前半はほとんどなかった」と分析する。
実際にトラッキングデータを調べると、PJが9.666km、優磨が8.801kmと90分フル出場したにしては少々少ない。
この辺りに現在のチームの問題点があるのではなかろうか。
また、夢生の穴とも言い換えられる。
圧倒的なスプリントと運動量を誇る夢生がいないことで、このような事態になっておることが手に取るように分かる。
逆に夢生が復帰すれば、大きく改善されよう。
楽しみに待っておる。

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No title

一人少ない状態と同じですね。
メッシも8km代ですがやることはやりますから。
サブ組の必死さも感じませんでした。
走り回って生き生きとしたところを見せてほしいです。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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