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一致団結した戦いに期待だ

【鹿島 vs 鳥栖】 ウォーミングアップコラム:最初の応援は、相手チームへのファーストコンタクト
2017年4月29日(土)



今季リーグ戦のホームゲームで、鹿島アントラーズは1勝3敗と1回しか勝てていない。しかも奪った得点も横浜FM戦でマークした鈴木優磨のヘディングシュートの1点のみ。ホームスタジアムに集まったサポーターを落胆させ続けてきた。
それもあってかゴールデンウィークに開催される試合にもかかわらずチケット販売枚数はそれほど伸びていない。いまの状況だと入場者が2万人を超えるのは難しいかもしれない。
少し寂しい状況とも言えるが、サポーターにすれば無理からぬ反応だろう。せっかくの楽しいゴールデンウィークに負ける可能性が高い試合を見に行く気持ちにはなるはずがない。選手会長の昌子源(写真)は「ホームで勝ててないことは、絶対にサポーターのせいにはできない。僕らが応援に見合った活躍ができてない。選手会長として、ホームの連敗については余計に考えることがある」と責任を感じていた。

昌子はつねづね「サポーターが俺らに与える勢いは半端じゃない」と繰り返してきた選手だ。CBというゴールを守る大事なポジションだからこそ、背中を押してくれるサポーターの声援は身にしみて感じるという。
「サポーターが俺らに与える力は結構すごい。それを信じてる人もいるだろうし、信じていない人もいるだろうけど、ほんまに普段は出ない一歩が出るようになる」
そして、応援に対してはCBならではの考えを持っていた。
「応援は、僕らで言うところのファーストコンタクト。最初にガツンと行っておけば相手は嫌がる。最初の声量、最初の勢いはサポーターの勢いだけじゃなく、俺らに与える勢いも半端じゃない」
相手FWに好き勝手にプレーさせないために、CBはファーストコンタクトを大事にする。そこで優位に立てれば、一気に試合のペースを掴むことができる。「それは応援も一緒だと思う」という。

応援にとってのファーストコンタクトとは、すなわち、試合前GKがピッチに姿を現したときの声量のことだ。観客席からGK以外の選手の姿を認めるのは難しいかもしれないが、スタンドの下のアップゾーンで汗を流しているため、出てきたGKたちにどんな声がけがされているのかハッキリ聞こえている。
「ピッチに出てるのはソガさんとスンテだけかもしれないけど、俺らにも聞こえてます。そこで、僕らが『今日の応援はすげー』となったら…」
フィールドプレーヤーより先にゴールキーパーがピッチの上に出てくるのは、どちらのチームも同じだろう。そこでサポーターが声を合わせてエールを送るのも同じ。だからこそ、そこで相手の声をかき消すくらいの声が聞こえてきたら、選手は意気に感じることだろう。
「明日の試合は是が非でも勝ちたい。スタジアムに来なかった人に『来ればよかった』と思わせる試合をしたい」
ホーム通算800得点についても、あと2得点で足踏みが続いている。一致団結した戦いに期待だ。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第9節
4月30日(日)16:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs サガン鳥栖


源について取材したJ’sGOALの田中滋氏である。
サポーターの声についてコメントを引き出した。
「ピッチに出てるのはソガさんとスンテだけかもしれないけど、俺らにも聞こえてます。そこで、僕らが『今日の応援はすげー』となったら…」と言う。
サポーターの声は我らが思う以上に選手に届いておる。
ここまでホームにて勝てておらぬのは、12番目の選手の責任とも言い換えられよう。
明日の鳥栖戦は、サポーターの声援にて勝利に導きたい。
選手に力を与えるのだ。
重要な戦いである。

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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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