右サイドは誰に
内田、五輪まで首位キープを置き土産だ…鹿島
北京五輪代表の鹿島DF内田篤人(20)が15日、2連勝での北京出発を誓った。16日の京都戦を前に「このまま最後まで首位でいたい。もちろん、五輪でチームを離れる前も全部勝つつもりです」と宣言。五輪代表合宿などでチームを離脱するまで残り2試合。連勝での首位キープを置き土産に、北京へと飛び立つ決意をみせた。
心配の種がある。06年鹿島入団以降、内田が欠場した公式戦は19試合で8勝3分け8敗と勝率・421。出場した試合の・656と比べ、2割以上も下がる。北京五輪参加中に最大4試合を欠場する可能性があり、離脱前2試合で2位浦和との差をなるべく引き離したいところ。京都へ移籍したFW柳沢との対戦も「楽しみ」と内田。勝利を呼ぶ男が、まずは京都戦で首位固めを狙う。
(2008年7月16日06時02分 スポーツ報知)
篤人不在時の勝率が.421とは残念な数字である。
代役には奮起してもらわねばならぬ。
イノパンが務めるのか、チューヤンか、はたまた笠井健太や當間が大抜擢されるのか。
もしくは新井場を右にまわして石神を起用するのかユダなのか。
オプションは尽きぬ。
個人的には本職である笠井健太に奮起を促したいところである。
しかしながら、練習試合でチェックした限りまだまだ育成段階に思える。
好調の新井場を動かすことは考えにくく、イノパンまたはチューヤンに落ち着くこととなろう。
とはいえ、再開後に結果を出し続けているダニーロをスタメンに据えるのであれば、石神の起用も面白い。
ダニーロとのコンビネーションは絶妙である。
新井場とはタイプが異なる為、戦術オプションも広がるであろう。
なんにせよ監督の決断に従うのみである。
誰が出ても鹿島は鹿島であると、改めて思い知らしめようぞ。
家定は白き碁石を胸に息を引き取った。