上り調子の鬼木フロンターレを迎える、手負いの鹿島

上り調子の鬼木フロンターレを迎える、手負いの鹿島
前々節で首位に立った鹿島だが、足下を固めることはできなかった。前節は神戸の勢いに気おされると、14分までに2失点。レギュラーセンターバックの植田 直通を欠くというマイナス面はあったものの、チーム全体の動きが重く、相手の圧力に対抗できるだけのものを示せなかった。後半は相手を自陣にくぎ付けにしてゴールを狙ったが、終了間際に1点を返すだけにとどまり、わずか1試合での首位陥落となってしまった。

一方、川崎Fは前節に磐田を下して今季初のリーグ戦連勝を飾り、戦いぶりも安定してきた。小林 悠のスルーパスを呼び込んだ阿部 浩之が先制点を挙げると、後半アディショナルタイムにはチョン ソンリョンのゴールキックへの対応を相手が誤り、それを見逃さなかった長谷川 竜也がヘディングシュートでダメ押しの追加点。公式戦3試合連続無失点という結果を見ても分かるように、守備の安定感を軸にゴールを狙うことができるようになってきた。1ヵ月ほど離脱していた大島 僚太の復帰と合わせて成績が出るようになったことも、川崎Fにとってはプラス材料。上位進出へ反撃に移る態勢が整ったと言えるだろう。

逆に、鹿島はケガ人が続出している。右大腿部裏に張りを訴えた植田が今節も欠場の見込みであることに加え、神戸戦で遠藤 康とレオ シルバが負傷交代。それぞれ中長期の離脱が見込まれるため、石井 正忠監督は苦しい選手起用を強いられることになりそうだ。少し前の川崎Fがそうであったように、ケガ人が出たのであれば、それまで出場機会がなかった選手の奮起が期待される。

昨季、鹿島と川崎Fはリーグ戦2試合に加えて、明治安田チャンピオンシップ準決勝、天皇杯決勝の計4試合で対戦した。結果は鹿島の2勝1分1敗。リーグ戦はほぼ互角の戦いだったが、タイトルを懸けた戦いではいずれも鹿島が勝利した。特にチャンピオンシップでの戦いは、引き分け以上で川崎Fの決勝進出が決まるという状況の中で、1-0の完封勝利。川崎Fにとっては常に目の上のたんこぶとして存在してきたのが鹿島だった。

しかし、川崎Fは今季より鹿島でプロ生活をスタートさせた鬼木 達監督が就任。華麗なサッカーを維持しつつ、勝負強さも少しずつ身に付けつつある。昨季の8月27日に行われた2nd第10節・横浜FM戦以来引き分けがない鹿島とは対照的に、リーグ戦でもAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも負けない試合を展開できているところがその証左だろう。

この試合後、5月23日にはお互いにACLラウンド16の第1戦をアウェイで戦うことになっている。川崎Fが鹿島と同組だったムアントンと、鹿島が川崎Fと同組だった広州恒大と対戦。大事な一戦に向けて弾みをつけ、アウェイに向かいたいとお互いに思っているはずだ。

[ 文:田中 滋 ]


「苦しい選手起用を強いられることになりそうだ」と記すJリーグ公式の田中滋氏である。
植田は神戸戦に続き欠場、ヤスとレオ・シルバは神戸戦にて負傷退場し、長期離脱となった。
この危機的状況をどう乗り切るのかに注目が集まる。
ここまで出場機会に恵まれなかった選手がベールを脱ぐこととなろう。
高いパフォーマンスでチームの危機を救うのだ。
楽しみにしておる。

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No title

この状況を乗り越えてこそ…
ピンチはチャンス。少なくとも控えだった選手にとって千載一遇の

ボランチの攻撃力、2列目のキープ力は代わりの選手には大きな期待はできません。
出る選手にあわせて戦術の調整が必要です。

短期的な戦力ダウンは必至ですが、長期で考えてプラスになるよう努めながら勝つしかないですね。
困難なミッションですが、それを成し遂げるのがアントラーズです。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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