苦しい状況で一致団結できるのが鹿島アントラーズでもある

不安材料の多い鹿島。一致団結し、“完全アウェイ”で好結果を
昨季、クラブワールドカップ決勝を経験した鹿島にとって、その舞台にもう一度挑戦するのは悲願となった。しかし、そのためにはアジアタイトルを獲得しなければならない。アジアの頂点に立つことは今季最大の目標である。

過去、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)における鹿島の歴史は、ノックアウトステージ初戦で敗れることを繰り返してきた。現行のレギュレーションとは違いグループステージが終わると準々決勝だった2008年はアデレードに敗れてしまい、ラウンド16は一発勝負だった2009年はFCソウルと2-2の激戦を演じPK戦の末に敗れ、2010年には浦項に0-1で惜敗、2011年にはFCソウルに0-3で完敗し、4年連続ノックアウトステージ初戦で敗れる歴史が続いてきた。

久しぶりにACLに参戦した2015年はグループステージで敗退。ホーム&アウェイで戦うことになる現行のレギュレーションでは初挑戦となる。

今季、ACLではアウェイで1勝2敗。敗れた試合はいずれも前半に先手を奪われ、余計なパワーを使う展開となってしまった。また、明治安田J1ではホームで2連敗。ここでも前半の早い段階で失点している。石井 正忠監督もリーグ前節・川崎F戦後の会見で、「前半の早い時間で失点してしまう。今日も20分より前だったと思うんですけど、そういう時間帯で失点してしまい、いつも後手に攻めなきゃいけないのが問題なんじゃないかと思います」と、早い時間での失点がゲームを難しくしていることを認めていた。だからこそ余計にアウェイでは慎重な戦いが求められる。具体的には「少し守備的になるのか、それとももうちょっとプレッシャーの掛け方を変えるのか、その辺は相手の力を見ないといけない」と石井監督。少しラインを下げて相手を待ち受けるのか、それとも前からプレッシャーを掛ける方針は変えず、その掛け方に修正を加えるのか。試合までの短い時間で対応を統一する必要があるだろう。

広州は街の中心に大きなスタジアムがあり、5万人ほどの大観衆が後押ししてくる。2年前に対戦したときも圧倒的な雰囲気がスタジアムに充満し、広州恒大がボールを持つだけで「ワァー!」という大歓声が響いた。あそこまでアウェイであることを強く感じさせるスタジアムは、アジアの中でも限られた場所だけだろう。

その意味では、2年前にあのスタジアムで敗れたものの3-4の熱戦を演じた経験を持つことは大きい。独特の雰囲気に気おされたり、のまれたりすることなくプレーできるはずだ。

ただ、この試合に合わせて調整を続けてきた植田 直通が間に合わず、遠征に不参加。町田 浩樹も川崎F戦で右膝前十字靭帯損傷の大ケガを負ってしまった。センターバックのレギュラーは昌子 源しかいない緊急事態に見舞われている。

しかし、苦しい状況で一致団結できるのが鹿島アントラーズでもある。全員が力を合わせて戦い、悲願のアジア制覇に向けてまずは広州から良い結果を持ち帰りたい。

[ 文:田中 滋 ]


「アウェイでは慎重な戦いが求められる」と記すJリーグ公式の田中滋氏である。
ホームの声援を受けて攻撃に出てくるであろう広州恒大に対して、どのように対応するのか注目となる。
ラインを下げて待ち受けるのか、前線からのプレスを強めるのか、取る戦術で試合展開は大きく変わる。
石井監督はどのような選択をするのであろうか。
負傷者が続出し、メンバー選考も難しくなっておるこの危機的状況をどう乗り切るか、チームの総合力が試される。
結束で乗り切りたい。
注目の一戦である。

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2015のアウェイ戦を振り替えると、前半の早い時間で小笠原から梅鉢に交替していたんですね。当時の大黒柱を欠く中での3-4の惜敗。今回も出場の可能性のある梅鉢に期待します。
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