サッカーダイジェスト 柏戦寸評

【J1採点&寸評】柏2-3鹿島|勝敗を分けた個の力。MOMは反撃の狼煙を上げた鹿島のエース
多田哲平(サッカーダイジェスト)
2017年07月02日


柏――中村はセービングでのミスが目立った。


【警告】柏=伊東(42分) 鹿島=土居(90+1分)、伊東(90+4分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】金崎夢生(鹿島)


[J1リーグ17節]柏2-3鹿島/7月2日(日)/柏

【チーム採点・寸評】
柏 5.5
緊張感のある展開のなか、全員が球際に激しく寄せて相手に流れを渡さず1点リードで前半を折り返す。しかし後半は要所で勝負弱さを見せて3失点。リーグ戦11試合ぶりの敗戦を喫した。

【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 4.5
この日は、らしくないセービングミスが目立った。失点はいずれも防げたもので、とりわけFKの目測を見誤ったのは痛恨だった。

DF
4 中谷進之介 5.5
前半は、ポジションチェンジを繰り返す相手の2トップから目を離さずに対応。しかし後半は金崎の力強いポストプレーに後手を踏んだ。さらにP・ジュニオールにエリア内に侵入を許し、失点にも関与。

5 中山雄太 5.5
球際に激しくぶつかり、相手の2トップに対抗。完全に封じ込んでいた前半から一転、後半は徐々にトーンダウンし、マークが緩くなった。

13 小池龍太 5.5
対面した中村との1対1はほとんど負けなかった。さらに62分にはサイドを駆け上がりアシストを記録と攻守に奮闘。パフォーマンスは悪くなかっただけに72分にP・ジュニオールにシュートを許したのが悔やまれる。

22 輪湖直樹 5
セットプレーなどでCBコンビが攻め上がった時のカバーリングは見事。ただそれ以外で、見せ場は少なく相手FWに力負けしていた印象だった。

MF
7 大谷秀和 6
冷静に右足を振り抜き先制点を奪取。さらに幅広く動き回り、ルーズボールをことごとく回収するなど存在感は大きかった。

8 武富孝介 5.5(74分 OUT)
中盤から前線まで精力的に動き回り、ビルドアップに絡んだ。しかしシュート0本と物足りない出来に。

14 伊東純也 5.5
山本とのマッチアップは見応え十分。ただし、かわし切れないシーンも多く、決定的な仕事はできなかった。

17 手塚康平 6(82分OUT)
正確なパスでチャンスを演出するだけでなく、素早くボールホルダーを囲い込み守備でも奮闘。中盤の主導権を相手に握らせなかった。

19 中川寛斗 5(62分OUT)
度々決定機に顔を出すも、決めきれず。懸命なプレッシングも外される場面が少なくなく、対策に遭った。

柏――クリスティアーノは1得点・1アシストと好パフォーマンス。

FW
9 クリスティアーノ 6.5
パワフルなドリブルで攻撃の基準点として君臨。24分に大谷の先制点をお膳立てすると、62分には追加点を奪取。決定機にはいつもこのブラジル人FWの姿があった。

交代出場
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5(64分IN)
自慢の推進力を生かして攻撃を活性化。流れを変えたものの、シュートチャンスは1回で無得点と監督の期待に応えられず。

FW
10 大津祐樹 5(74分 IN)
左サイドハーフで出場すると、果敢にゴール前に飛び出し得点を狙った。しかしシュートをふかす印象のほうが強く残った。

MF
6 小林祐介 -(82分IN)
リーグ戦11試合ぶりの出場。時にバランスを崩して攻め上がったりと積極性は見せたが、これと言って目立った働きはなかった。

監督
下平隆宏 5
62分に追加点を奪い同点とすると、すかさずD・オリヴェイラを投入し、攻勢を強める。しかし逆に3失点目を喫してからは、打開策を欠いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島――期待値を考えれば、昌子は及第点には届かない。

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
失点シーンでは連係に綻びが見られたが、攻撃陣の圧倒的な個人技が光った。守備で課題が浮き彫りになったものの、ギリギリの戦いを勝ち切ったのは何より大きい。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5(49分 OUT)
正面に来たミドルシュートなどをキャッチし切れず、取りこぼす場面が見られた。47分に相手と交錯して無念の途中交代。

DF
3 昌子 源 5.5
キャプテンマークを巻いて出場。最終ラインをうまく統率し、1対1でも強さを見せたが、カバーリングが遅れがちだったのが気になった。期待値を考えれば及第点には届かず。

16 山本脩斗 6
伊東のスピードに苦戦。下がり目のポジションを取らざるを得ず、攻撃参加の機会は限られた。とはいえ決定的な仕事はさせなかった点は評価に値。

20 三竿健斗 5.5
主戦場のボランチではなくCBで先発出場。やや迷いが見られ、クリスティアーノのパワーに押され気味に。度々シュートチャンスを作られた。

22 西 大伍 6
右サイドでスタートすると、後半途中から左サイドに。どちらのサイドでも常に攻守のバランスに気を遣い、落ち着いてプレーしていた。

MF
4 レオ・シルバ 6
決定的な仕事はなかったが、90分間高い集中力を維持。ボールロストはほとんどなく、安定したパフォーマンスを披露した。

6 永木亮太 6
守備面では、バイタルエリアを空ける稚拙さも見られた。しかし、57分のFKでは、直接ゴールに吸い込まれるラッキーな形で追加点を決めた。

11 レアンドロ 5(84分OUT)
独特のリズムでプレー。流れを変え得る存在だったものの、この日はそれが裏目に。パスが合わずにピッチ上でひとり浮いていた。39分のシュートチャンスもモノにできなかった。

13 中村充孝 5(74分OUT)
積極的にスペースに顔を出してパスを交換しながら、攻撃にテンポを生んだ。しかし、ドリブル突破は少なく、存在感は薄かった。

鹿島――個の力を見せつけた2トップは高評価。


金崎が強烈なショットを叩き込む。この1点が流れを大きく変えた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

FW
7 ペドロ・ジュニオール 6.5
多彩な動きでボールを引き出したが、なかなかボールを収められず。それでも72分にキレ味鋭いドリブル突破から右足を振り抜き決勝ゴールをゲット。大仕事を果たした。

MAN OF THE MATCH
33 金崎夢生 7
前半は抑え込まれたものの、後半は気迫漲るポストワークで反撃を促した。54分には強烈なミドルシュートを叩き込み同点ゴールを奪取。特大のプレゼンスで流れを変えた。

交代出場
GK
21 曽ヶ端準 6(49分IN)
クォン・スンテの負傷を受け、後半途中に出場。失点を喫したのはマイナス要素だが、試合終盤に声を張り上げ守備陣を引き締めた。

MF
8 土居聖真 6(74分 IN)
目立ったプレーこそなかったが、絶えず走り回り、攻撃にも守備にも顔を出して貢献。無難に役割をこなした。

DF
24 伊東幸敏 -(84分IN)
右SBで出場し、対面した大津に対応。何度かマークを外す場面が見られピンチを迎えた。失点には至らなかったものの課題が残った。

監督
大岩 剛 5.5
GKが負傷するアクシデントにも落ち着いて対処。とはいえ流れを変えるような決定的な采配はなく、選手の頑張りに助けられた印象が強かった。

取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの多田記者による柏戦の寸評である。
その中で夢生に最高評価とMOMを与えておる。
やはりあの同点弾はエースの風格と存在感を魅せてくれた、
素晴らしい。
そして、PJもにも高い評点が付けられておる。
決勝点の個人技はスタジアムを歓喜の渦に巻き込んだ。
2TOPのゴールで逆転勝利は素晴らしい結果と言えよう。
これからも多くのゴールを積み重ねて欲しい。
楽しみにしておる。

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No title

GK退場のハンデを乗り越えて緊張感のある死闘を制した事考えると、採点厳し目ですね。
昌子、レオ、永木と監督はプラス0.5と思います。
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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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