FC東京戦コメント・報道

2017明治安田生命J1リーグ 第18節


鹿島アントラーズ:大岩 剛
選手にも言ったが、タイトなスケジュールの中で非常に素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。彼らに感服している。試合内容云々よりも、彼らのタフさに驚き、嬉しく思っている。

Q.アウェイでの3連戦というのは通常ではあり得ない日程だと思うが、どのようなモチベーションを持って送り出したのか?

A.小笠原がG大阪戦の前に言ったのだが、「このような日程を言い訳にしない。タイトなスケジュールでも試合に勝ち続けることで評価を上げよう」と。その一言に集約されていると思う。その言葉で、G大阪戦とFC東京戦への準備をしてきた。自分が何かを言う前に、選手たちはモチベーションをもって、そういう気持ちになってくれた。それだけで十分だと感じている。

Q.遠藤選手がリーグ戦でキャプテンマークを巻いたが?

A.今日の試合に限ってはキャプテンマークに意味はない。チーム内で小笠原がキャプテンであることは決まっていて、彼が試合に出ない場合は副キャプテンである遠藤か昌子がマークを巻くことが決まっている。その流れの中で遠藤がキャプテンマークを巻いた。遠藤については右サイドハーフに入って時間を作って、逆サイドへの展開といういつものプレーをしてほしいという話をした。

Q.選手交代について、どのような考えで行ったのか?意図とポジション変更の理由は?

A.リードされている状況だったので、状況を変えようと思った。攻撃的なメッセージを選手に伝えたつもり。選手たちがくみ取ってやってくれて、後半は相手を押し込むことができたので評価している。

Q.ボランチに入れた選手が見慣れなかったが?

A.ボランチに入れたわけではない。システム論になってしまうが、攻守においてどういうことをしてほしいかを選手に伝えている。4-1-4-1なのか4-1-3-2なのか、数字にすればそうなると思うが、ケアしてほしいことを伝えてピッチに送り出した。

Q.2失点を喫したが、守備についてどう考えているか?

A.守備に関してはあまり心配していない。一定の評価はしている。メンバーを代えながらタイトなスケジュールでやっている関係で、意思のズレは感じた。そこは少しずつ修正しないといけない。うちの堅守速攻というカラーはもちろんだが、もっと得点に固執してもいい、攻撃的にやってもいいと思っている。バランスを取るのはもちろんだが、もっとアグレッシブに、リスクを冒してでも攻撃的に行ってもいいと感じている。

Q.三竿健斗選手をずっと起用している意図と評価は?

A.彼に関して言えば、個人的に攻守両面において高評価をしている。やってほしいことを彼なりに解釈して表現できる、相手に対して対応を変えていける、そういう能力を持っていると思う。ここ数試合やっているが、徐々に高いパフォーマンスになっていると思う。ポジション争いは他の選手同様に激しいし、彼のポジションには経験豊富な選手がいる。その争いの中でもっと成長していけると思う。

Q.タイトなスケジュールで、今後もさらに暑くなるが、夏をどう乗り切るか?

A.ありきたりだが、総力戦だと選手にも言っている。常にポジション争いをしながら、チーム力を上げながらやっていく。夏場に弱いとも言われているアントラーズがもっとタフに、もっと強くなるために総力戦でやっていきたい。



【ペドロ ジュニオール】
シュートの感触は非常に良かったし、同点ゴールを決められたことは非常に嬉しい。自分自身もチームメイトの特長を把握できて、急に調子が良くなったわけではない。チームとしての機能性が良くなっていることが結果として出ている。今は自分が点を取っているけど、そうでない選手も取れるようになる。個人ではなく、チームとしての成熟が大きいと思う。

【伊東 幸敏】
大伍くんとはやりたいことがはっきり分かっていたと思うし、やりやすさを感じていた。自分は連戦でも全部途中出場で、疲れている感覚はない。活性化させないと何の助けにもならない。良い崩しはできていたかもしれないけど、結果が出ていないので悔しい。

【山本 脩斗】
1-2になってからも諦めずに追い付けたのは良かったけど、勝ち切ることができなかった。2失点を反省しなければいけない。次はまた大会が変わるけど、連戦は良い雰囲気で戦えている。チーム全員で勝利を目指したい。

【西 大伍】
日程については、このくらいは普通だと思う。影響もあまりないと思う。みんながピッチ上で感じる中で戦い方を変える部分はあるけど、戦い方は一つじゃないし、変化できるようになるのが良いと思う。聖真はボランチというよりもトップ下に入った。攻める、ギアを上げるというメッセージを感じた。みんなも当然、そういう気持ちでプレーした。

【遠藤 康】
いらない失点だった。前半の最後に集中力が切れてしまって、アントラーズらしくなかった。リーグ戦は中断するけど、次は天皇杯とセビージャ戦がある。チームとしてのやり方、精度をもっと上げていかないといけない。

J1 第18節 FC東京戦


本日行われたJ1 第18節 FC東京戦は2-2で引き分けに終わりました。

第18節
2017年7月8日(土)19:03KO 味スタ

[ 大岩 剛監督 ]
選手にも言いましたけど、このタイトなスケジュールのなかで非常にすばらしいパフォーマンスをしてくれて、彼らのタフさに感服しています。ゲーム内容うんぬんよりも彼らのタフさに驚き、そしてうれしく思っています。

--中2日のアウェイ3連戦。あまりあり得ないと思いますが、どのように選手たちをまとめたのか?
小笠原(満男)が前節のG大阪戦の前に選手に言ったんですけど、こういうタイトな試合を言い訳にしない。むしろこういうタイトな試合に勝ち続けることで自分たちの評価を上げよう、と。その一言に集約されているんじゃないかと思います。選手自身もその言葉で前節のG大阪、今日のFC東京戦に向けて準備をしてきましたし、私がなにかを言う前に選手のなかでそういうモチベーション、そういう気持ちになれただけで十分じゃないかなという気がしています。

--遠藤 康選手がリーグ戦では初めてキャプテンマークを巻きました。遠藤選手にはどんな言葉をかけて託したのでしょうか?
今日の試合に限っては、キャプテンマークに意味はありません。チームのなかで小笠原がキャプテンということは決定していて、試合に出なければ副キャプテンである遠藤もしくは昌子(源)が着けると決まっているので、その中で遠藤が今日はキャプテンマークを巻く、ということでした。今日の試合に限って言えば、右サイドハーフに入ってもらったわけですけど、しっかり時間をつくってくれということ、あとは逆サイドへの展開。普段やっていることを、今日もやってほしいということは伝えました。

第18節
2017年7月8日(土)19:03KO 味スタ

[ 遠藤 康 ]
失点はいらない失点でしたし、前半の最後のほうで集中力が切れた感じだった。ウチらしくないかな、と思いました。天皇杯とセビージャ戦があるので、負けないように(したい)。チームとしてのやり方と精度をもっともっと上げていけば、こういう試合でも勝てたのでは、と思います。

完全に個人技みたいな感じでしたけど、ペドロ(ジュニオール)がボールを持ったらみんなが動き出してドリブルできるスペースができた。みんなが止まらないで動いて、ああいうのをもっともっと増やしていけば、もっと圧倒できた試合にできたかなと思います。

[ ペドロ ジュニオール ]
シュートするときはいい感触がありました。同点ゴールを決められたことはうれしく思っています。チームが僕の特長を理解するようになったし、僕自身も仲間や攻撃陣のいろいろな特長を把握するようになりました。僕個人が急によくなったわけではなくて、チームの機能性がよくなっている影響が出ていると思います。

いまは僕が得点を取る状況になっていますけど、取れていない人もシーズンのなかで取れるようになると思います。あくまでも個人ではなく、チームとしての成熟やお互いを理解できるようになった影響が大きいと思います。

ペドロ・ジュニオールと橋本拳人が2得点ずつで両者痛み分け
中2日の3連戦が続く首位・鹿島だが、ここまでリーグ戦5連勝を記録。勢いを持って、敵地・味の素スタジアムに乗り込んできた。

対するFC東京は、現在泥沼のリーグ戦3連敗中。さらにエースの大久保 嘉人に加えて、前節・C大阪戦で主将の森重 真人が負傷し戦線離脱してしまった。手負いの状態で迎えた首位との対決。今季開幕戦では敵地で勝利している相手だが、苦戦が予想された。

試合は開始早々からホームのFC東京が縦に速い攻撃で相手ゴールに迫っていく。チーム状況は完全に自分たちに分がない中、積極性では負けないよう果敢にプレーしていく。

しかし実際に敵のゴール前を騒がしくしたのは、鹿島のほうだった。9分、右サイドからのクロスに反応した金崎 夢生が右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上に飛んだ。

すると16分、鹿島は自陣深くからボールを繋いでいくと、ドリブルで前に運んだレアンドロが右サイドに展開。高い位置でパスを受けた遠藤 康がタメを作り、遠藤を追い越すようにオーバーラップしてきた西 大伍にパス。西は速い弾道のクロスをニアサイドに送ると、そこに飛び込んできた金崎がシュート。一度、GK林 彰洋に防がれるも、弾いたボールをペドロ ジュニオールがヘディングで押し込み、鹿島が先制を果たした。

1点ビハインドとなったFC東京だが、徐々にプレーはパワーダウン。攻撃の場面ではピーター ウタカの簡単なボールロストも散見され、リズムが生まれなかった。ただ35分、37分と立て続けにチャンスを作ると、流れが変わる。そして44分、パスを繋いで相手を押し込むと、左サイドバックの太田 宏介がゴール前に送ったアーリークロスに、この日右サイドハーフで先発していた橋本 拳人が飛び込み、頭で同点弾を決めてみせた。

後半、同点に追い付いたFC東京が、その勢いそのままに加勢する。47分、鹿島の中盤の連係ミスからボールが永井 謙佑に入ると、前に抜け出したピーター ウタカにスルーパス。ピーター ウタカはDFと1対1になったが、右サイドからゴール前に走り込んでいた橋本を見逃さず、冷静にパス。最後は橋本が右足でシュートをゴールに流し込み、この日2点目を挙げた。

さらにFC東京は攻め立てる。54分、速攻からピーター ウタカ、永井と渡り、三たび橋本がゴール前になだれ込んだが、永井からのパスはギリギリのところで触れなかった。

後半は沈黙が続いていた鹿島だが、68分の金崎、72分の遠藤のシュートで少しずつリズムを取り戻す。すると76分、ペナルティエリアの左角でボールを持ったペドロ ジュニオールが右足を一閃。これが逆サイドネットにきれいに決まり、再びスコアは同点になった。

試合は一気に殴り合いの様相に。オープンな展開の連続となり、両ゴール前が騒がしくなっていく。鹿島は80分、81分とエースの金崎に絶好機が訪れたが、これをいずれも外してしまう。

FC東京もさらに鹿島ゴールを襲う。89分、途中出場の田邉 草民がミドルシュートを放つも、ポスト左外へ。さらに90分、こちらも途中出場の中島 翔哉がペナルティエリア内で絶好機を得たが、右足のシュートは曽ヶ端 準のグッドセーブに阻まれた。

結局、両者ともに勝ち越し点は決められず。試合は痛み分けとなり、柏を下したC大阪が首位に浮上し、鹿島は2位に後退した。

[ 文:西川 結城 ]

【FC東京 vs 鹿島】ペドロが試合を動かす!
2017年7月8日(土)



首位の鹿島は16分、ペドロ ジュニオール(写真)がゴールを決めて先制する。ペドロ ジュニオールは今季6点目のゴールとなった。

鹿島、P・ジュニオール弾で追い付くも首位陥落…FC東京とドローで連勝は「5」でストップ
17/7/8 21:02


FC東京とドローの鹿島アントラーズの連勝は5でストップ

[7.8 J1第18節 FC東京2-2鹿島 味スタ]

 J1リーグは8日に第18節を開催し、味の素スタジアムでは9位FC東京と首位の鹿島アントラーズが対戦。前半を1-1で折り返した試合は、後半2分にMF橋本拳人のゴールでFC東京が勝ち越すが、同31分にFWペドロ・ジュニオールの得点で鹿島が追い付く。その後、スコアは動かずに試合は2-2のドローに終わり、FC東京は連敗を「3」でストップさせ、一方の鹿島の連勝は「5」でストップ。勝ち点1の上積みに終わった鹿島は、柏に勝利したC大阪に首位の座を明け渡した。

 リーグ戦3連敗中のホームFC東京は2日に行われた第17節C大阪戦(●1-3)から先発2人を入れ替え、MF米本拓司とDF丸山祐市を先発起用。一方、5連勝中のアウェー鹿島は5日のG大阪戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、MFレアンドロ、MF永木亮太らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半16分に先制に成功したのはアウェーの鹿島だった。自陣でルーズボールを拾ったレアンドロが、左サイドからドリブルで運んで右サイドのMF遠藤康に展開。オーバーラップしたDF西大伍が遠藤からパスを呼び込み、ダイレクトで送ったクロスをFW金崎夢生がヘディングで合わせたシュートはGK林彰洋に阻まれたものの、こぼれ球をFWペドロ・ジュニオールがヘッドで押し込んでスコアを1-0とした。

 1点を先行されたFC東京は、鹿島にボールを保持される時間が長く、ボールを奪ってもなかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く。前半35分にはFWピーター・ウタカの鮮やかな落としを受けたMF高萩洋次郎の鋭いスルーパスに反応したMF東慶悟がシュートまで持ち込むが、西にスライディングでブロックされてしまう。追加点を狙う鹿島は同38分、GK曽ヶ端準のフィードに反応して丸山を豪快に置き去りにしたP・ジュニオールがPA内まで進入し、右足から強烈なシュートを放つも好反応を見せた林に阻まれてしまった。

 すると、このまま前半終了かと思われた同44分にFC東京に同点ゴールが生まれる。左サイドでボールを受けたDF太田宏介のクロスに飛び込んだMF橋本拳人が合わせると、曽ヶ端に触れたボールはゴールマウスに収まり、試合を振り出しに戻した。

 前半を1-1で折り返した試合は、後半2分にFC東京が勝ち越しに成功する。相手のミスからボールを奪ったFW永井謙佑のスルーパスから左サイドに抜け出したウタカが、逆サイドからフリーで走り込んだ橋本を見逃さずにラストパス。橋本は落ち着いて右足シュートでネットを揺らし、スコアを2-1とした。

 逆転を許した鹿島は後半17分にMF永木亮太に代えてDF伊東幸敏がピッチへと送り込まれた。すると同31分、左サイドのL・シルバからマイナスのボールを受けたP・ジュニオールが、右足の鮮やかなシュートでネットを揺らし、鹿島が同点に追い付く。試合を振り出しに戻した鹿島は同32分に遠藤に代えてMF土居聖真を投入し、一気に逆転を狙う。一方のFC東京は同33分、永井に代えてMF中島翔哉をピッチへと送り込んだ。

 その後もFC東京がFW前田遼一とMF田邉草民、鹿島がFW鈴木優磨とカードを切って勝ち越しゴールを狙うが、後半45分の中島の決定的なシュートが曽ヶ端に弾き出されるなどスコアは動かず。2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)

5戦6発と量産中!! 鹿島P・ジュニオール「僕自身が急に良くなったわけじゃない」
17/7/9 00:59


2得点を奪った鹿島アントラーズFWペドロ・ジュニオール

[7.8 J1第18節 FC東京2-2鹿島 味スタ]

 直近4試合で4ゴールと好調な鹿島アントラーズFWペドロ・ジュニオールは、この日も2ゴールを奪って、チームに勝ち点をもたらした。

 まずは前半16分、右サイドからDF西大伍が送ったクロスをFW金崎夢生が放ったヘディングシュートはGK林彰洋に阻まれるが、こぼれ球にすぐさま反応したP・ジュニオールがヘッドで押し込んで先制点を記録。さらにFC東京に逆転を許して迎えた後半31分には、左サイドのMFレオ・シルバからマイナスのボールを受けると、右足の鮮やなシュートをネットに突き刺して同点ゴールを奪取した。

 今季、神戸から鹿島に加入した点取り屋は、第14節まで1得点だったものの、第15節からの5試合で6発とゴールを量産中。しかし、「僕自身が急に良くなったわけじゃないよ」と答える。

「チームが僕の特長を理解してくれているし、僕自身も仲間とチームの攻撃時の特長を把握できるようになった。サッカーは個人ではなくチームスポーツなので、チームというものが非常に重要だと思います」

 チームにフィットすることでゴールという結果がついてきたと強調する点取り屋は、「今後も仲間の信頼を勝ち得るために高いパフォーマンスを維持したいし、僕自身も自信を持ってプレーしていきたい」とさらなる爆発を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

【鹿島】「仲間が僕を…」5戦6発のP・ジュニオールがノッている理由
羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)
2017年07月08日


ゴールパフォーマンスについても回顧。


鈴木優磨の正面で「クリロナポーズ」をやってみせるP・ジュニオール。 (C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ18節]FC東京2-2 鹿島/2017年7月8日/味の素スタジアム

 FC東京の面々が一瞬足を止めた、その隙をペドロ・ジュニオールは逃さなかった――。直近のリーグ戦5試合で6ゴール目と絶好調のブラジリアンは、中2日とタイトな日程のなかで迎えた試合でも疲れ知らず。存在感を放ってみせた。

 立ち上がりこそ相手の出足の素早い守備に苦戦したものの、それでも個人技で果敢に仕掛け続けると、13分に右サイドを打開してチャンスを演出。これが呼び水となってチームの攻撃が活性化し、16分にも右サイドから得点機を作る。このチャンスで西大伍のクロスに合わせた金崎夢生のヘッドはGKに弾かれたが、最後は流れてきたルーズボールをP・ジュニオールが押し込んだ。

 後半開始早々の47分にチームは橋本拳人にこの日2点目を決められて、逆転されてしまう。しかし、76分に再びP・ジュニオールは相手DF陣が足を止めたタイミングを逃さずにペナルティエリア内左から、「良い感触があった」という見事な弧を描くシュートを沈めてみせた。

 2点目を決めた直後に披露したクリスチアーノ・ロナウドポーズを含めて、まさに千両役者というべき活躍ぶり。本人は、「チームが僕の動きを理解してくれるようになった」と好調の要因を語る。

「僕自身もチームの戦術や仲間の特徴を理解できてきた。だから、僕個人が急に良くなったというわけではない。チームとしての機能性が上がっている証拠。結果として僕が点を取っているけど、個人ではなく共通理解が深まっていることが大きいね」

 個人ではなくチーム力の向上を強調したP・ジュニオールは、前節の交代時に怒りを露わにしていたシーンを触れられ、「あれはピッチで貢献できなかったということへの悔しさ。だから監督と僕の仲に問題があるわけじゃない。交代した選手への敬意を欠いた」と反省を口にしてもいる。

 その大岩剛監督が、今節後の記者会見で「もっとリスクを冒して攻めてもいい」と、堅守速攻重視の“鹿島スタイル”からの変化を口にしたことを聞かれると、「攻撃的な監督という印象があるし、特に問題はない。僕たちは小さいクラブじゃないから優勝を目指している。そのなかで臨機応変にやれたらいいね」と落ち着いた口ぶりで語った。

 また、「やりたくてやった」というゴールセレブレーションについて記者から「(鈴木)優磨選手も同じポーズをしているが?」という質問が飛ぶと、「あれはみんな優磨のものだと思っているけど、僕がリーグ戦で最初にやっていた。だから真似をしているのはあっち」とハニカミながら答えた。

 終始落ち着いた表情で、質問に答えるその振る舞いから好調さを伺わせたP・ジュニオール。『夏場に弱い鹿島』のイメージを吹き飛ばす活躍ぶりは、実に頼もしいかぎりだ。

取材:羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島FWペドロ・ジュニオール、2ゴールの活躍も「個人ではなくチーム」を強調

2ゴールを挙げたペドロ・ジュニオール (C) Getty Images for DAZN
(C) Getty Images for DAZN


2017/07/09 0:01:17

明治安田生命J1リーグ第18節、FC東京対鹿島アントラーズは2-2で引き分け。試合後、鹿島のFWペドロ・ジュニオールが2ゴールを振り返った。

明治安田生命J1リーグ第18節、FC東京対鹿島アントラーズが7月8日に味の素スタジアムで行われた。試合は2-2で引き分け。試合後、鹿島のFWペドロ・ジュニオールが2ゴールを振り返った。

「2点ゴールを決められたことは非常にうれしく思っています」と率直な喜びを表すと、「チームが僕の特徴を理解するようになりましたし、僕自身も仲間とチームのいろんな特徴を把握するようになった。僕自身が急に良くなったわけではなくて、チームとしての攻守にわたる機能性が良くなってきている。今現在は自分が得点を取るような状況になっていますが、まだ取れていない選手たちもシーズンの中で取れるようになると思います。個人ではなくて、チームスポーツなのでチームというものが非常に重要ではないかと思います」と、チームとして戦うことの重要性を説いた。

ゴールパフォーマンスについては「去年からやっていること。やはり選手というのはいろんな試合を見たり、いろんなパフォーマンスを見て真似したり、自分で編み出したりするもの。2点目のときにそうしたいという気分でやっただけです。僕がクリスティアーノ・ロナウド(の真似)をやって、(鈴木)優磨が僕の真似をしているということです。僕が先にやった」と得意げ。

「選手というのは監督が信頼しているかいないかによって、自信も変わってくるし、パフォーマンスにも影響する。監督が(ペドロは活躍すると)言ってくれて、このように活躍できたことは非常に良かった。今後も信頼を勝ち得るために高いパフォーマンスを維持していきたいと思います」と大岩剛監督との良好な関係を強調。「非常に攻撃が好きな監督だという印象は持っています。監督がそういうふうにしたいのであれば、そういうふうにしていかなくちゃいけない。我々は優勝を目指しているわけで、ときにはリスクを冒して攻撃に出ることも大事だと思います」と指揮官への忠誠心を語った。

鹿島DF西大伍「いろいろ考えながらやっている」…大岩監督の采配を信頼

大岩采配を信頼するDF西(C)Getty Images for DAZN
(C)Getty Images for DAZN


2017/07/09 0:20:53

明治安田生命J1リーグ第18節でFC東京と鹿島アントラーズが対戦。試合は2-2の引き分けに終わった。試合後、鹿島DF西大伍が試合を振り返った。

明治安田生命J1リーグ第18節が8日に行われ、味の素スタジアムではFC東京と鹿島アントラーズが対戦。試合は2-2のドローに終わり、鹿島の連勝は5で止まった。試合後、鹿島DF西大伍が試合を振り返った。

1-2で迎えた62分、大岩剛監督はMF永木亮太を下げ、DF伊東幸敏を投入した。伊東が右サイドバックとなり、西は中盤にポジションを変えた。西は、伊東の投入について「推進力というか、あれだけ走ってくれるので、そこをうまく使えれば」と、ポジティブに捉えている様子。自身が中盤にポジションを変えたことについても「そうやって使ってくれることは、すごいうれしい。もっと応えられればいい」と話した。

76分に追い付くと、大岩監督は77分、MF遠藤康を下げてMF土居聖真を投入する。この交代については、「聖真はボランチのように見えたけど、多分もう1個前だったと思う。『勝ちにいくぞ』という姿勢というか、メッセージを感じた。みんな、そういう気持ちでやったんじゃないですか」と振り返った。

大岩監督について聞かれると、「連戦でしたし、これからでしょうね。(監督が変わった直後は)みんな、誰がやろうと、頑張ると思う。(大岩監督の)色が出てくるのも、これからだと思います。剛さんが力を発揮するのも、これからかなと思うので」と回答。試合中に選手のポジションを変えることについては「ただ配置を変えるだけじゃ、そういうの(ポジティブな効果)は生まれないと思う。剛さんがいろいろ考えながらやっていると思います。ただ違うポジションに入れるだけじゃ、うまく回らないと思うので」と続けた。

また、これから暑い時期となるが、暑さ対策を聞くと「あんまりないです。僕は暑いの結構好きです。日頃から釣りで鍛えているので」と、答えた。

鹿島三日天下で首位陥落 ペドロ2発なんとかドロー
[2017年7月8日23時47分]


鹿島イレブンはドローに終わりうつむきながら引き揚げる(撮影・松本俊)


後半、鹿島FWペドロ・ジュニオール(左)は東京DF吉本と競り合って宙を舞う(撮影・松本俊)


<明治安田生命J1:東京2-2鹿島>◇第18節◇8日◇味スタ

 鹿島アントラーズが2-2でFC東京と引き分け、大岩剛(45)監督就任後に続いていた連勝が5で止まった。

 5日のガンバ大阪戦に勝って首位に立ったが三日天下で陥落。それでも中2日で続いたアウェー3連勝の最終戦で、勝ち点1を引き寄せた内容に、指揮官は「タイトなスケジュールの中で、選手が素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。本当に、彼らのタフさに感服しています」とたたえた。

 前半16分、自陣ゴール前からのパスワークで先制点を奪った。MFレアンドロ(24)がMFレオ・シルバ(31)とワンツーパス。DF2人に囲まれても粘って突破。大きく右サイドのMF遠藤康(29)に展開すると、タイミング良く追い越したDF西大伍(29)がスルーパスを倒れ込みながらクロス。ゴール前でFW金崎夢生(28)のヘッドがGKに阻まれたが、FWペドロ・ジュニオール(30)がこぼれ球を頭で決めた。

 だが、DF三竿健斗(21)が「立ち上がりや終了間際に失点しちゃいけない」と反省したように、同44分に左クロスを頭で合わされ同点。さらに後半2分にはレアンドロのパスミスを相手に奪われると、速攻を喫して勝ち越し点を許した。

 気温28度の暑さの中でも、攻める姿勢は前面に出した。同31分にはレオ・シルバのパスを左サイドで受けたペドロ・ジュニオールが右足を振り抜いた。シュートは豪快に逆サイドのネットに突き刺さった。直近出場5試合で6発とゴール量産に「チームが自分の特徴を理解してくれて、僕自身も理解してきている。チームとしての攻守の機能性は良くなっている」と手応えを得た2発だった。

 12日には、さらに中3日で天皇杯3回戦モンテディオ山形戦(NDスタ)を戦う。

鹿島3日天下も底力のドロー 監督「タフさに感服」
[2017年7月9日7時46分 紙面から]


前半、鹿島イレブンは先制ゴールを決めたFWペドロジュニオール(左)を囲んで喜ぶ(撮影・松本俊)

<明治安田生命J1:東京2-2鹿島>◇第18節◇8日◇味スタ

 鹿島アントラーズが2-2でFC東京に引き分け、首位から“三日天下”で陥落した。2日の柏戦、5日のG大阪戦を含め、中2日で続いた異例のアウェー3連戦。大岩監督は就任後の連勝が5で止まっても「タイトなスケジュールの中でも、選手は素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。彼らのタフさに感服しています」。90分間戦い抜いた姿勢に賛辞を贈った。

 前半16分にFWペドロ・ジュニオールが頭で押し込み先制するも、同44分、後半2分と失点し、逆転を許す苦しい展開。それでも同31分に再びペドロ・ジュニオールが右足で豪快な1発を決めて追いついた。「チームとしての攻守の機能性は良くなってきた」と、出場した直近5試合で6得点。貴重な2発で救った。

 チームは主将のMF小笠原がG大阪戦前に掲げた、タイトな試合を言い訳にせず、厳しい条件で勝つことで評価を上げるという目標で気持ちを高めた。DF昌子は「最低限の仕事はできたと思う。(5月の浦和戦で首位に立った時と同様)僕らは首位に立っても、次の試合で落ちてしまう。ちょっと、もったいない」。だが、大岩新体制後、6戦負けなし。王者の意地を示した勝ち点1だった。【鎌田直秀】

鹿島、FC東京とドローも首位陥落…連勝ストップで2位に後退

激しく競り合うFC東京・吉本(下)と鹿島・金崎(撮影・中井誠)

 明治安田J1第18節第1日(8日、FC東京2-2鹿島、味スタ)首位の鹿島はFC東京と2-2で引き分けて連勝が5で止まり、勝ち点37で2位に後退した。

 月光輝く東京の空。4万2979人の大観衆が、激闘に酔いしれた。5月31日の就任以降伸ばしてきた連勝が5で止まった大岩監督も、熱戦の末の結果に納得だ。

 「選手のタフさに驚き、うれしく思う。感服している」

 柏(2日)、G大阪(5日)、FC東京と中2日でのアウェー3連戦。7月の暑さの中でほとんど経験のない苛酷な日程だ。「前半から判断が遅く、足も重かった」と日本代表DF昌子。選手たちの動きは鈍く、先制しても2失点で逆転を許す厳しい内容。それでもFWペドロジュニオールが後半31分にこの試合2点目を決め、執念で同点に持ち込んだ。

 アウェー戦の連勝は8で止まり、三日天下で首位陥落。しかし連戦を無敗で乗り切った。指揮官は「私が何か言う前に、選手たちが『勝ち続ける』という気持ちになってくれただけで十分」。選手たちの成長という大きな収穫を得た。(一色伸裕)

2得点のFC東京MF橋本
「(3連敗中で)チームが苦しい中、自分が流れを変えたいと思っていた」


前半 競り合う、FC東京・室屋(左)と鹿島・金崎=味の素スタジアム(撮影・中井誠)


前半、ヘディングで競り合う鹿島・山本(奥)とFC東京・永井=味スタ


前半、先制ゴールを決める鹿島・ペドロジュニオール(中央)=味スタ


鹿島“三日天下”首位陥落も…指揮官は粘りのドロー評価
明治安田生命J1第18節 鹿島2―2FC東京 ( 2017年7月8日 味スタ )


<FC東京・鹿島>後半、ゴールを決めた鹿島・ペドロ・ジュニオール(中)は大岩監督と喜ぶ
Photo By スポニチ


 鹿島はFC東京と2―2で引き分け、首位から陥落した。大岩監督就任後から続いていた公式戦の連勝は6でストップ。MF遠藤は「前半の最後の方はちょっと集中力が切れていた。うちららしくはないかなと思った」と唇をかんだ。

 得点は2発とも絶好調のFWペドロ・ジュニオール。1―2の後半31分にはゴール左から右足で豪快な同点弾を決めた。「チームが僕の特長を理解するようになった」。ボールを持てば周囲が動いてスペースをつくる。好連係がリーグ戦5戦6発という結果につながっている。

 中2日で続いた敵地3連戦。5日のG大阪戦の前には、主将のMF小笠原が「勝ち続けることで自分たちの評価を上げよう」と日程の厳しさをモチベーションに変える声を上げ、チームの士気は高まった。大岩監督は「ゲームの内容より、彼らのタフさに驚き、うれしく思っている」と終盤までハードワークした選手をねぎらった。
[ 2017年7月9日 05:30 ]

【鹿島】2位陥落も称賛 7日間で敵地3連戦2勝1分け
2017年7月9日6時0分 スポーツ報知


首位から陥落した鹿島イレブン

 ◆明治安田生命J1リーグ 第18節 F東京2―2鹿島(8日・味の素スタジアム)

 鹿島がアウェー3連戦を2勝1分けで乗り切った。FWペドロ・ジュニオールの2得点でF東京と引き分けに持ち込んだ。

 Jリーグが日程を組む上で「試合間隔は中3日以上」「アウェーは2連戦まで」という2つの原則が破られた柏(2日・柏)、G大阪(5日・吹田S)とF東京戦。

 連勝は5で止まり首位からも陥落したが、大岩剛監督(45)は「タイトなスケジュールの中、試合内容うんぬんより素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手のタフさに驚き、うれしく思っています。感服しました」と選手を称賛した。DF昌子は「本当は今日も勝って(3連勝で)どうやったら鹿島に勝てんねんって言わせたかった。そうならなくて残念」と話した。

ペドロジュニオール2発 何とかドローも鹿島2位後退… 昌子「最低限の結果」

 前半、先制ゴールを決める鹿島・ペドロジュニオール(中央

 「明治安田生命J1、FC東京2-2鹿島」(8日、味の素スタジアム)
 酷暑の中での消耗戦。後半31分のFWペドロジュニオールのゴールで、鹿島は引き分けに持ち込んだ。三日天下で2位に後退。それでも日本代表DF昌子は「ちょっともったいない。でも最低限の結果」と評価した。
 2日に柏戦、5日にG大阪戦、この日のFC東京戦。1週間で、大阪移動を挟んでの、中2日アウェー3連戦の強行軍だった。G大阪戦前にMF小笠原が「タイトな試合に勝ち続けることで自分たちの価値を上げよう」と大号令。2勝1分けで乗り切り、大岩監督は「この言葉に集約されている」と目を細めた。
 今季8戦全勝だったアウェーで初めて引き分けた。大岩監督就任からの連勝も5で止まった。失ったものの代わりに、得たものもある。昌子は「この連戦で足りないものが分かった」と手応えを口にした。

鹿島引き分け 首位陥落
明治安田J1第18節第1日


FC東京ー鹿島 後半34分、突破を阻まれる鹿島・ペドロジュニオール(左)=味の素スタジアム、村田知宏撮影

明治安田J1第18節第1日(8日・味の素スタジアムほか=8試合)鹿島はFC東京と2-2で引き分け、連勝が5で止まった。通算成績は12勝1分け5敗、勝ち点37で順位を2位に下げ、首位を維持できなかった。鹿島の引き分けは今季初。FC東京は連敗が3でストップした。

鹿島は前半16分にペドロジュニオールのゴールで先制。だが、前半の終了間際、後半開始直後に連続失点し、逆転された。終盤の反撃でペドロジュニオールが再びゴールネットを揺らし、同点に追い付いた。


「守備に関してはあまり心配していない」と語る指揮官である。
「メンバーを代えながらタイトなスケジュールでやっている関係で、意思のズレは感じた」と言い、超過密日程による集中力の欠如が問題なのだろうと個人的には感じた。
またこの試合2ゴール、ここ5試合で6ゴールと調子を上げてきたPJは、「個人ではなく、チームとしての成熟が大きい」とただの個人的な好調ではなく、チームのパフォーマンスが上がったことを語る。
この謙虚さは鹿島に合っている助っ人ということを感じさせる。
そして、C.ロナウドのパフォーマンスについては、「優磨が僕の真似をしている」と面白い答えをしておる。
優磨も負けずにこのパフォーマンスを連発して欲しいところ。
また、西は「僕は暑いの結構好きです。日頃から釣りで鍛えているので」と釣りバカらしく語る。
釣果と共に成績も上げていきたい。
楽しみである。

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No title

東京戦勝てれば良かったが、この日程での2勝1分けは上出来

日程や対戦のタイミングを忖度してもらえるクラブと
理不尽ともいえる条件を突きつけられそれに抗うクラブと、果たしてどちらがより鍛えられるのか…
鹿島は今回の日程さえも糧にしていくと思う

No title

スンテ、植田不在で守りに不安がある中、しかも中2日アウェイ3連戦で勝ち点7は上出来。監督のコメントの通り讃えるべき結果だと思います。

泰然自若な監督のもとで、選手達自身でまとまっていったこと、小笠原だけでなく、西や遠藤のコメントみて、すごく頼もしくなってきたなと思います。
記事にもありましたが”原則”を2つも無視したあり得ない日程のお陰で選手はとても鍛えられましたね。結果論ですが、日程に感謝しなければいけないかもしれません 笑。

報知スポーツが日程について言及してくれたこと、記者会見で”あまりあり得ない日程”と質問をした記者がいた(同じ記者ですかね)のもちょっと嬉しかったです。今までは不都合なコメントは掲載されないケースが多かったと思いますので。

天皇杯のまたもアウェイ山形戦がミッドウィークにありますが、その後は期間が空くので、疲労回復と、戦術の浸透に当ててほしいと思います。
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