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無敗にもおごることのない常勝軍団のオーラをまとい、神戸のホームに乗り込む

大岩アントラーズの無敗を止めるため、神戸が取り組みたい修正と向上
前節・柏戦に敗れ、再起を期す暫定10位の神戸のホームに、監督交代後、8戦して7勝1分と上昇気流をつかむ同2位・鹿島が乗り込む一戦だ。

神戸は前節、今季初の逆転負けを喫した。開始わずか5分にCKの流れから三原 雅俊が右足でのシュートを決めるなど、攻撃姿勢を打ち出し、アグレッシブな試合の入りを実現。ところが、徐々にペースを柏に握られ、後半早々に同点弾を決められると、一人退場になってから二つの失点を重ねて1-3の敗戦を喫した。このリーグ後半戦は、明治安田J1第18節・仙台戦(3-0)、前々節・大宮戦(3-1)とホーム連戦で連勝スタートするなど、巻き返しへの良い流れをつかんでいたものの、足踏みする結果に終わっている。

今節・鹿島戦まで中3日と時間は短いが、攻守に組織的に戦う部分をもう一度整備したいところだ。柏戦の後半早々に喫した失点は、前線のプレスを外され、ドリブルで運ばれた末にスペースを突かれた形だったが、これは対柏戦の中で要警戒していた部分。修正のポイントは、プレッシングとブロックディフェンスのタイミングをピッチ上で共有すること。前線から追うなら最終ラインをしっかり上げ、守備ブロックを敷くなら釣り出されない冷静さの共有は不可欠。今節で対峙する鹿島もボール回しは巧みなだけに、再度、守備組織をコンパクトに保つことを意識し、90分を粘り強く戦いたい。

また、攻撃面ではルーカス ポドルスキとの連係向上を進めたい。コンディションを高めている最中だが、2トップの一角を務めている神戸の新背番号10もまた、スペースへのフリーランでボールを引き出すことは不可欠だろう。その一方で、彼が作り出す前線の“タメ”の継続的な利用も必須だ。柏戦では速攻と遅攻の判断にズレが見られており、10番自身のプレー面の向上に加え、彼に周囲が生かされる攻撃の形のレベルアップを図りながら、チームとしてできる“現状のベスト”を探りたい。

一方の鹿島は、大岩 剛監督が就任して以降、8戦して7勝1分と無敗ロードを突き進んでいる。第18節・FC東京戦に2-2と引き分けて連勝こそストップしたものの、前々節・甲府戦を3-0で勝利し、崩れることなく前半戦終盤からの戦いぶりを持続させた。得点の量産態勢に入っていたペドロ ジュニオールが負傷で離脱するというアクシデントが発生しても勝負強さは変わらず、濃霧のため苦しい試合を強いられた前節・仙台戦でも2-0と勝ち切っている。無敗にもおごることのない常勝軍団のオーラをまとい、神戸のホームに乗り込むことになりそうだ。

両雄は第11節で鹿島のホームで対戦。この試合では高橋 秀人をアンカーに据え、小笠原 満男らボランチをインサイドハーフが徹底マークする戦術で臨んだ神戸に軍配が上がっている。後半戦巻き返しへの再起を遂げたい神戸と、首位獲りへ無敗街道を継続させたい鹿島。真夏の暑さが包み込むノエビアスタジアム神戸で、互いの勝利への耐久力が問われる一戦になりそうだ。

[ 文:小野 慶太 ]


「無敗にもおごることのない常勝軍団のオーラをまとい、神戸のホームに乗り込む」と記すJリーグ公式の小野氏によるプレビューである。
大岩監督になって無敗を続ける鹿島に最高の賛辞を贈っておる。
常にチャレンジャーである姿勢を崩さず、勝利を渇望する鹿島は、このアウェイの戦いでも驕ることはない。
特に、今回に相手である神戸には、ホームで痛い敗戦を喫した。
植田の負傷欠場し、また、ヤスとレオ・シルバが負傷により途中交代したため、メンバーを組むことが難しかった。
それを理由にはしたくないが、敗れた悔しさは大きなものであった。
その雪辱というのではないが、同じ轍は踏めぬところ。
強力な助っ人外国人を封じ、勝利を掴み取りたい。
強い気持ちで挑むのだ。
楽しみな一戦である。

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狂おしいほどの愛。
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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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