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試合開始から終了の笛がなるまで目が離せない激戦になることは間違いない

『1』に迫るか、『7』に広がるか。C大阪、命運を懸けた大一番
2位のC大阪がホームに首位の鹿島を迎える一戦。C大阪としては、勝てば勝点差を『1』に縮め、負ければその差は『7』に広がる、まさに今季のリーグ戦の命運を分ける大一番だ。

明治安田J1第18節を終えた時点では首位に立っていたC大阪だが、以降は第19節・G大阪戦、第21節・清水戦で立て続けに逆転負けを喫するなど、調子が下降気味。その2試合はそれぞれ3失点を喫し、守備に綻びも見られた。前節の磐田戦でも、前半に杉本 健勇のゴラッソで先制するも、86分に追い付かれ、勝点2を失う結果になった。それでも、磐田戦で見せた選手たちの奮闘ぶりは目を見張るものがあり、復調の気配を示したことも事実。それだけに、ホームで迎える今節の重要度は増す。昨季のリーグ王者であり、現在首位に立つ鹿島を倒して勝点3を得ることができれば、9月の戦いに向けて一気に士気は高まるだろう。

前回、県立カシマサッカースタジアムで行われた両チームの対戦では、古巣戦となった山村 和也が決勝点を挙げ、C大阪が1-0で勝利した。今節、その山村をケガで欠くことはC大阪にとって痛いが、いまのチームには、現在得点ランク2位につける杉本がいる。7、8月のリーグ戦で7試合8得点と絶好調の杉本は、ホームでの浦和戦(第22節)や、アウェイでのG大阪戦(第19節)など、大観衆で埋まったビッグマッチでも結果を残しており、大舞台に強い選手としての評価も高まってきた。「負けられない一戦」(杉本)と言い切る今節。桜のエースストライカーからゴールは生まれるか。そのプレーぶりに注目したい。

一方の鹿島は、前々節はアウェイで川崎Fに1-3と完敗。大岩 剛監督の就任以来9試合続けていたリーグ戦無敗記録がストップした。それでも、立て直しを図って臨んだ前節・清水戦では2-0と危なげなく相手を退け、川崎F戦での敗戦を払拭する完勝を収めた。盤石の首位固めとなった試合後は、大岩監督も「選手たちが前半から非常にアグレッシブにアクションを起こして、攻撃も守備も非常にアグレッシブに最後までプレーしてくれた」と選手たちを称えた。

C大阪の杉本と同様、鹿島もエースの金崎 夢生が、ここ数試合得点を重ねており、好調をキープしている。今節も、追いすがるC大阪を打ち落とす一撃をお見舞いすべく、牙を研いでいるはず。チームとしても、第6節にホームで喫した敗戦の借りを返すべく、ヤンマースタジアム長居に乗り込んでくるだろう。

現在、リーグ戦は首位の鹿島から5位の横浜FMまで勝点5差の中に5チームがひしめいており、今後のリーグ戦全体を占う上でも、その勝敗が非常に大きな意味を持つこの一戦。鹿島の独走を阻止すべく挑むC大阪がホームで意地を見せるか、はたまた鹿島が首位の貫禄で2位のC大阪を蹴散らすか。試合開始から終了の笛がなるまで目が離せない激戦になることは間違いない。

[ 文:小田 尚史 ]


「今後のリーグ戦全体を占う上でも、その勝敗が非常に大きな意味を持つこの一戦」と記すJリーグ公式の小田氏によるプレビューである。
首位の鹿島から5位までが勝ち点差5の中に犇めいており、首都の攻防戦は非常の重要なものとなる。
セレッソ番の小田氏としては、この試合の勝敗如何によって、勝ち点差が1に迫るのか7に開くのかと「命運を分ける大一番」と記す。
それは鹿島にとっても同じ事、ここで優勝争いのライバルを一つ破ることが出来るかどうかは、今季の結果に大きく影響を及ぼそう。
高いモチベーションで挑むこととなる。
ホームでの戦いでは、山村の一発に涙を飲んだ。
この試合では、決定機の数では鹿島が上回っておっただけに悔しい結果であったと言えよう。
そういった意味でも、屈辱を晴らすチャンスが巡ってきた。
必ずや勝ち点を持ち帰ってきてくれると信じておる。
首位と2位の攻防戦、注目の大一番である。

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