夏に弱い鹿島のイメージ払拭へ
鹿島、暑さ対策は万全?夏に弱いイメージ払拭へ
[2017年8月25日16時50分]

練習中に給水を行う鹿島FW金崎(中央)ら選手たち(撮影・鎌田直秀)

練習中に話す鹿島DF昌子(右)と植田(中央)。左はMG中村(撮影・鎌田直秀)
鹿島アントラーズの暑さ対策は万全? 25日、茨城・鹿嶋市内で行われたセレッソ大阪戦(26日、ヤンマー)前日練習では、セットプレーの連係確認などを行った。
全国的な猛暑は、鹿嶋市でも例外なし。練習後、生まれも育ちもプロ生活も鹿嶋一筋38年のGK曽ケ端準(38)が「ここは鹿嶋じゃない。ヤバイね。暑すぎでしょ」と苦笑いするほどだ。
気象庁によると、鹿嶋市内の最高気温は34・2度。24日も34度を記録。J1本拠の都市で、札幌、仙台に次いで3番目に8月の平均最高気温が低い(29・5度)鹿嶋では極めて異例の暑さ続き。北海道出身のDF西大伍(29)は「北海道に帰りたいよ~」となげいたが、夏場に弱いと言われている鹿島にとっては、大阪の暑さに慣れる最高の天候となったかもしれない。大阪・堺市出身のMF中村充孝(26)は「オレは寒いより暑い方が好き」。FW金崎夢生(28)も報道陣に「みんなも暑いから体調には気をつけてね」と涼しげにねぎらった。
93年のJリーグ開幕以降、鹿島の昨季までのリーグ戦月別成績は以下の通り。
2月 1勝0分け0敗(勝率100%)
3月 43勝12分け19敗(勝率58・1%)
4月 67勝14分け31敗(勝率59・8%)
5月 48勝11分け43敗(勝率47・1%)
6月 33勝5分け11敗(勝率67・3%)
7月 48勝15分け28敗(勝率52・7%)
8月 57勝12分け40敗(勝率52・3%)
9月 54勝17分け24敗(勝率56・8%)
10月 37勝12分け33敗(勝率45・1%)
11月 57勝11分け20敗(勝率64・8%)
12月 7勝2分け4敗(勝率53/8%)
長年強化に携わってきた鹿島の鈴木満常務取締役(60)も「うちは夏に弱いからなあ。たぶん、鹿嶋が涼しいからかもしれない。昔、京都(西京極)で暑い中で、やられた記憶があるよ」。だが、数字上はそうでもない。むしろ、5月と10月が勝率5割を切っている。
日本代表DF植田直通(22)は「一応、九州男児なので、暑さに免疫はある。水分補給だったり、当たり前のことが出来れば問題ない。うちはアイス風呂などやっていますし、日々の積み重ねが大切だと思う」。日本代表に初選出されたセレッソ大阪FW杉本健勇(24)との“代表対決”にも注目は集まるが「向こうは今すごい調子が良くて、どんなプレーにも自信を持っていると思うが、局面になれば負けない強さを自分が持っていると思う。相手が誰であろうと譲れない」と力強い。
試合当日26日の大阪市の最高気温予想は33度と、ここ2日間の鹿嶋よりわずかながら低い。直射日光がないぶん、動きやすさを感じることも出来るかもしれない。夏に弱い鹿島のイメージ払拭(ふっしょく)へ。鹿島には熱い男たちが、国内20冠目を狙っている。【鎌田直秀】
セレッソ戦に向けた前日練習を取材したニッカンスポーツの鎌田記者である。
記録的な猛暑が全国を襲い、鹿嶋もその例に漏れなかったため選手は口々に暑さについて語った。
ここまでの猛暑は鹿嶋では珍しい。
例年は涼しい中で練習出来るものである。
そのせいもあってか、夏場は負けておる印象が強い。
鈴木満常務強化部長も、「うちは夏に弱いからなあ。たぶん、鹿嶋が涼しいからかもしれない。昔、京都(西京極)で暑い中で、やられた記憶があるよ」と言う。
柳沢が移籍した2008年の京都のアウェイを差しておるのであろうか。
このシーズンは、結果的に二桁得点を記録し、ベストイレブンにも選出される柳沢敦の活躍で、競り負けてしまった。
悔しい思い出である。
明日のヤンマースタジアム長居も暑くなるであろう。
9年前のようなことは繰り返すわけには行かぬ。
夏に弱いイメージを払拭する勝利を期待したい。

にほんブログ村

鹿島アントラーズ ブログランキングへ
[2017年8月25日16時50分]

練習中に給水を行う鹿島FW金崎(中央)ら選手たち(撮影・鎌田直秀)

練習中に話す鹿島DF昌子(右)と植田(中央)。左はMG中村(撮影・鎌田直秀)
鹿島アントラーズの暑さ対策は万全? 25日、茨城・鹿嶋市内で行われたセレッソ大阪戦(26日、ヤンマー)前日練習では、セットプレーの連係確認などを行った。
全国的な猛暑は、鹿嶋市でも例外なし。練習後、生まれも育ちもプロ生活も鹿嶋一筋38年のGK曽ケ端準(38)が「ここは鹿嶋じゃない。ヤバイね。暑すぎでしょ」と苦笑いするほどだ。
気象庁によると、鹿嶋市内の最高気温は34・2度。24日も34度を記録。J1本拠の都市で、札幌、仙台に次いで3番目に8月の平均最高気温が低い(29・5度)鹿嶋では極めて異例の暑さ続き。北海道出身のDF西大伍(29)は「北海道に帰りたいよ~」となげいたが、夏場に弱いと言われている鹿島にとっては、大阪の暑さに慣れる最高の天候となったかもしれない。大阪・堺市出身のMF中村充孝(26)は「オレは寒いより暑い方が好き」。FW金崎夢生(28)も報道陣に「みんなも暑いから体調には気をつけてね」と涼しげにねぎらった。
93年のJリーグ開幕以降、鹿島の昨季までのリーグ戦月別成績は以下の通り。
2月 1勝0分け0敗(勝率100%)
3月 43勝12分け19敗(勝率58・1%)
4月 67勝14分け31敗(勝率59・8%)
5月 48勝11分け43敗(勝率47・1%)
6月 33勝5分け11敗(勝率67・3%)
7月 48勝15分け28敗(勝率52・7%)
8月 57勝12分け40敗(勝率52・3%)
9月 54勝17分け24敗(勝率56・8%)
10月 37勝12分け33敗(勝率45・1%)
11月 57勝11分け20敗(勝率64・8%)
12月 7勝2分け4敗(勝率53/8%)
長年強化に携わってきた鹿島の鈴木満常務取締役(60)も「うちは夏に弱いからなあ。たぶん、鹿嶋が涼しいからかもしれない。昔、京都(西京極)で暑い中で、やられた記憶があるよ」。だが、数字上はそうでもない。むしろ、5月と10月が勝率5割を切っている。
日本代表DF植田直通(22)は「一応、九州男児なので、暑さに免疫はある。水分補給だったり、当たり前のことが出来れば問題ない。うちはアイス風呂などやっていますし、日々の積み重ねが大切だと思う」。日本代表に初選出されたセレッソ大阪FW杉本健勇(24)との“代表対決”にも注目は集まるが「向こうは今すごい調子が良くて、どんなプレーにも自信を持っていると思うが、局面になれば負けない強さを自分が持っていると思う。相手が誰であろうと譲れない」と力強い。
試合当日26日の大阪市の最高気温予想は33度と、ここ2日間の鹿嶋よりわずかながら低い。直射日光がないぶん、動きやすさを感じることも出来るかもしれない。夏に弱い鹿島のイメージ払拭(ふっしょく)へ。鹿島には熱い男たちが、国内20冠目を狙っている。【鎌田直秀】
セレッソ戦に向けた前日練習を取材したニッカンスポーツの鎌田記者である。
記録的な猛暑が全国を襲い、鹿嶋もその例に漏れなかったため選手は口々に暑さについて語った。
ここまでの猛暑は鹿嶋では珍しい。
例年は涼しい中で練習出来るものである。
そのせいもあってか、夏場は負けておる印象が強い。
鈴木満常務強化部長も、「うちは夏に弱いからなあ。たぶん、鹿嶋が涼しいからかもしれない。昔、京都(西京極)で暑い中で、やられた記憶があるよ」と言う。
柳沢が移籍した2008年の京都のアウェイを差しておるのであろうか。
このシーズンは、結果的に二桁得点を記録し、ベストイレブンにも選出される柳沢敦の活躍で、競り負けてしまった。
悔しい思い出である。
明日のヤンマースタジアム長居も暑くなるであろう。
9年前のようなことは繰り返すわけには行かぬ。
夏に弱いイメージを払拭する勝利を期待したい。

にほんブログ村

鹿島アントラーズ ブログランキングへ
コメントの投稿
小瀬あたりも暑さで鬼門の
イメージ
大阪も出張で行くと川が
多いせいか湿気がきつい。
選手大変だけどがんばって
欲しい。
イメージ
大阪も出張で行くと川が
多いせいか湿気がきつい。
選手大変だけどがんばって
欲しい。
真夏の長居は全勝中
夏に弱いとかセレッソへの苦手意識だとか、いろいろ書き立てられますが自分は
97年のステージ優勝を筆頭に夏場(7,8月)の長居は良い印象しかありません。
それもそのはずで、先ほど調べたらナビスコも含めて今のところ4戦全勝でした。
明日もしっかり勝ちきってくれることでしょう。
97年のステージ優勝を筆頭に夏場(7,8月)の長居は良い印象しかありません。
それもそのはずで、先ほど調べたらナビスコも含めて今のところ4戦全勝でした。
明日もしっかり勝ちきってくれることでしょう。