暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる
【C大阪vs鹿島プレビュー】C大阪は杉本健勇が直近7試合で計8得点と躍動…鹿島はセンターバックコンビが日本代表へ
■セレッソ大阪 前回対戦は粘り強い守備を見せて1-0で勝利
【プラス材料】
首位鹿島との上位直接対決を前に、山口蛍と共に、杉本健勇が、ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦、サウジアラビア戦に臨む日本代表に選出された。
杉本は今季J1で14得点を叩き出して躍進のチームを牽引。最近では5試合連続得点を含め、7月以降のリーグ7試合で計8得点を量産している。初代表への壮行試合となる今回も、ホーム5戦連発となるゴールに期待が高まる。
チームとしては、アウェイ2連戦で1分1敗と勝ち切れなかったが、1-1に終わったリーグ前節の磐田戦で体を張ったディフェンスを随所に発揮し、今季のベースとなる守備力も戻りつつある。
強敵、鹿島には前回対戦で1-0と勝利。粘り強い守備を見せて勝ち点3を奪取した。首位との上位決戦を、今季リーグ9勝3分の無敗のホームで迎えられるのはプラス材料だ。
【マイナス材料】
前回の鹿島戦でゴールを決め勝利の立役者となった山村和也が負傷離脱中。古巣対決を楽しみにしていたマルチローラーの不在は痛い。今季チーム2番目の8得点を決めている24番の穴をいかに埋めるかは、大きな課題だ。
リカルド・サントス、澤上竜二のFW陣は、前節の磐田戦で得点に絡めなかっただけに、彼らの出来も、チームのカギを握る。
守備面では、前節も終盤のセットプレーから同点弾を献上するなど、失点が続く現状は改善すべき点の1つ。鹿島は後半もペースが落ちず、隙を見逃さない強敵であるだけに、チーム全体の組織的なディフェンスを90分続けることができるか、尹晶煥監督の采配も当然重要となる。
鹿島には近年ホーム4連敗中。その流れをストップし、鹿島を乗り越えない限り、タイトルロードは見えてこない。
文:totoONE編集部
■鹿島アントラーズ GKクォン・スンテがベンチ入りする可能性も
リーグ第22節で川崎に1-3で敗れたチームは前節、13位の清水と対戦した。ホームでの一戦は2-0で勝利。17分にレアンドロが自身5得点目、87分に金崎夢生が自身9得点目を決めた。セカンドボールをよく拾い、相手のシュートを4本に封じ込める内容だった。ここまで38得点を記録しているが、うち約47.4%を占める18得点は61分以降に決めたもの。終盤に勝負強さが発揮される。C大阪との前回対戦は46分に失点し、0-1で敗れている。
【プラス材料】
リーグ前節の清水戦では、大岩剛監督就任後の不敗記録がストップした直後の試合だったが、2-0で勝利し、首位をキープした。
1位、2位の直接対決となるアウェイC大阪戦では、メンバーを代えずに臨む見込みだ。土居聖真は「途中で交代されてもいいから、最初から飛ばしていく」と話し、序盤から主導権を握る考え。左親指付け根の関節脱臼で戦列を離れていたクォン・スンテがベンチ入りする可能性もある。チームの雰囲気を前向きに変えられるGKの帯同は勝ち点3奪取の後押しにもなる。
また、日本代表に選出された昌子源と植田直通のセンターバックコンビは、日本代表の名に恥じないプレーを、と士気を高く保っている。
【マイナス材料】
今週の序盤は夏とは思えない涼しさで、調整にも苦慮した。試合当日は30度以上に上がる夏日が予想されており、暑さへの対応が勝敗のカギを握ると見られる。
もともと鹿嶋市近郊には別荘地帯があり、避暑地として活用する人も多い。気温がそこまで上がらないため、気温が上がる8月のチーム戦績は過去を振り返っても良くない。ただ、練習後にはアイスバスで連日体のケアを行い、試合3日前からは鹿嶋市内の気温も高くなった。選手は「暑いねー」「このなかで試合やったら死んじゃう」と笑顔交じりに言いつつも、暑さのなかでプレーするシミュレーションを行えた。
「先のことは考えずに、この試合に集中したい」と昌子源。暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる。
文:totoONE編集部
「暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる」と記すサッカーキングのプレビューである。
先週から続いた冷夏は週の前半までで、ここ数日の熱波は鹿嶋に於いても「暑いねー」「このなかで試合やったら死んじゃう」とのコメントとなった。
ただ、これは暑い大阪での試合の良い予習になったのではなかろうか。
夏に弱いとはいわせぬ。
熱気に包まれたスタジアムにて熱戦を繰り広げようではないか。
楽しみな一戦である。

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■セレッソ大阪 前回対戦は粘り強い守備を見せて1-0で勝利
【プラス材料】
首位鹿島との上位直接対決を前に、山口蛍と共に、杉本健勇が、ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦、サウジアラビア戦に臨む日本代表に選出された。
杉本は今季J1で14得点を叩き出して躍進のチームを牽引。最近では5試合連続得点を含め、7月以降のリーグ7試合で計8得点を量産している。初代表への壮行試合となる今回も、ホーム5戦連発となるゴールに期待が高まる。
チームとしては、アウェイ2連戦で1分1敗と勝ち切れなかったが、1-1に終わったリーグ前節の磐田戦で体を張ったディフェンスを随所に発揮し、今季のベースとなる守備力も戻りつつある。
強敵、鹿島には前回対戦で1-0と勝利。粘り強い守備を見せて勝ち点3を奪取した。首位との上位決戦を、今季リーグ9勝3分の無敗のホームで迎えられるのはプラス材料だ。
【マイナス材料】
前回の鹿島戦でゴールを決め勝利の立役者となった山村和也が負傷離脱中。古巣対決を楽しみにしていたマルチローラーの不在は痛い。今季チーム2番目の8得点を決めている24番の穴をいかに埋めるかは、大きな課題だ。
リカルド・サントス、澤上竜二のFW陣は、前節の磐田戦で得点に絡めなかっただけに、彼らの出来も、チームのカギを握る。
守備面では、前節も終盤のセットプレーから同点弾を献上するなど、失点が続く現状は改善すべき点の1つ。鹿島は後半もペースが落ちず、隙を見逃さない強敵であるだけに、チーム全体の組織的なディフェンスを90分続けることができるか、尹晶煥監督の采配も当然重要となる。
鹿島には近年ホーム4連敗中。その流れをストップし、鹿島を乗り越えない限り、タイトルロードは見えてこない。
文:totoONE編集部
■鹿島アントラーズ GKクォン・スンテがベンチ入りする可能性も
リーグ第22節で川崎に1-3で敗れたチームは前節、13位の清水と対戦した。ホームでの一戦は2-0で勝利。17分にレアンドロが自身5得点目、87分に金崎夢生が自身9得点目を決めた。セカンドボールをよく拾い、相手のシュートを4本に封じ込める内容だった。ここまで38得点を記録しているが、うち約47.4%を占める18得点は61分以降に決めたもの。終盤に勝負強さが発揮される。C大阪との前回対戦は46分に失点し、0-1で敗れている。
【プラス材料】
リーグ前節の清水戦では、大岩剛監督就任後の不敗記録がストップした直後の試合だったが、2-0で勝利し、首位をキープした。
1位、2位の直接対決となるアウェイC大阪戦では、メンバーを代えずに臨む見込みだ。土居聖真は「途中で交代されてもいいから、最初から飛ばしていく」と話し、序盤から主導権を握る考え。左親指付け根の関節脱臼で戦列を離れていたクォン・スンテがベンチ入りする可能性もある。チームの雰囲気を前向きに変えられるGKの帯同は勝ち点3奪取の後押しにもなる。
また、日本代表に選出された昌子源と植田直通のセンターバックコンビは、日本代表の名に恥じないプレーを、と士気を高く保っている。
【マイナス材料】
今週の序盤は夏とは思えない涼しさで、調整にも苦慮した。試合当日は30度以上に上がる夏日が予想されており、暑さへの対応が勝敗のカギを握ると見られる。
もともと鹿嶋市近郊には別荘地帯があり、避暑地として活用する人も多い。気温がそこまで上がらないため、気温が上がる8月のチーム戦績は過去を振り返っても良くない。ただ、練習後にはアイスバスで連日体のケアを行い、試合3日前からは鹿嶋市内の気温も高くなった。選手は「暑いねー」「このなかで試合やったら死んじゃう」と笑顔交じりに言いつつも、暑さのなかでプレーするシミュレーションを行えた。
「先のことは考えずに、この試合に集中したい」と昌子源。暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる。
文:totoONE編集部
「暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる」と記すサッカーキングのプレビューである。
先週から続いた冷夏は週の前半までで、ここ数日の熱波は鹿嶋に於いても「暑いねー」「このなかで試合やったら死んじゃう」とのコメントとなった。
ただ、これは暑い大阪での試合の良い予習になったのではなかろうか。
夏に弱いとはいわせぬ。
熱気に包まれたスタジアムにて熱戦を繰り広げようではないか。
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