夢生と裕葵を代表に

記者が日本代表入りを期待するのは鹿島FW金崎 試合をコントロールできる家長と18歳のドリブラー安部も楽しみ

幼いころにフットサルの経験があり、足下の技術が高い金崎

 【No Ball,No Life】10日、日本代表は国際親善試合、ハイチ戦(日産)に臨む。ニュージーランド戦(6日)や来月の欧州遠征など来年のW杯ロシア大会までの9カ月間に行われる試合すべてが、選手たちにとって試金石となる。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)はハイチ戦で経験の少ない選手を試す考えを示しているが、欧州遠征でも今回と異なるメンバーを招集する意向を持っているようだ。

 ファン、サポーターも「●●を呼んでほしい」とお気に入りの選手のメンバー入りを願っている人も多いだろうが、記者が代表入りを期待するのがJ1鹿島FW金崎夢生(28)だ。昨年8月の湘南戦で交代を不服に思い、ベンチで石井正忠監督(当時)の握手を拒否。造反騒動を起こした。ハリルホジッチ監督は「彼の態度は受け入れがたい」と事実上の無期限の追放を言い渡し、以来、招へいが見送られてきた。

 金崎は問題直後に石井監督に謝罪。鹿島のエースとして昨年のJリーグ優勝に貢献し、今季も首位を走るチームを牽引(けんいん)している。ハリルホジッチ監督も「ゴールへ向かう姿勢がいい」と評価はしており、ここ最近の代表戦ではバックアップメンバーとしてリストに名前が入ってくるようになっている。

 海外の選手が嫌がる裏への抜けだしや大柄なDFを背負ってのポストプレーもできる。幼い頃からフットサルをやってきていたこともあり、足下の技術もある。湘南戦では間違った方向に出てしまったが、負けん気の強さ、勝利への執着心、闘争心をむきだしにする金崎の性格はほかの日本選手にはないものであり、ハリルホジッチ監督が必要としているもの。規律を重んじる指揮官だけに、これまではJリーグで“執行猶予”として様子をみてきたが、その猶予もまもなく終了してくれる、と個人的には期待をしている。

 代表に招集してほしい選手はまだいる。MF家長昭博(31)=川崎=とFW安部裕葵(18)=鹿島=だ。家長は「走れない」「守備ができない」と批判されてきたが、試合をコントロールできる選手。マジョルカ(スペイン)時代もテクニックはチームでもトップレベル。ミカエル・ラウドルップ監督(当時)は「アキはゲームに緩急をつけられる貴重な選手」と感心していた。

家長のような存在が一人いるだけで戦術の幅が広がることは間違いない。

 一方の安部は試合途中で“切り札”として使える選手。まだ18歳と若いが、物おじしない性格で、大舞台でもやれるだろう。独特のリズムのドリブルは切れ味十分で相手DFからしてみたら、疲れているときに入ってきてほしくないタイプ選手。スペースがなくても切り込め、自らスペースも作れる。年代別の代表経験も乏しいが、A代表で見たい存在だ。

 11月、12月と代表の強化試合は続く。ハリルホジッチ監督がどのような選手を呼び、最終的に選ぶのか。その選考が楽しみだ。(一色伸裕)


鹿島・安部(右)


夢生と裕葵らを日本代表に推すサンスポの一色記者である。
代表キャップのある夢生は、8月の活躍を考慮すれば、招集されて然りの選手である。
一色記者が記すように、裏への抜けだしや大柄なDFを背負ってのポストプレイが出来、足下の技術も確かなもの。
そして、何よりも勝利に貢献するメンタルは今の代表に必要なのではなかろうか。
また、裕葵については、「物怖じしない性格」と評し、高く評価しておる。
ここまで年代別代表に常に名が挙がってきた選手ではないが、鹿島にて、そして高卒ルーキーとしてここまでやれておるところを観れば、期待が高まるのも頷ける。
ロシアW杯に向け、日本代表はチーム力を更に高めていく段階となる。
力のあるプレイヤーを招集し、活かして欲しいと強く思う。
その中に夢生と裕葵が名を連ねて欲しい。
期待しておる。

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