試合の入り方、守備について修正を図った

【鹿島vs広島プレビュー】鹿島はペドロ・ジュニオールが先発復帰の見込み…広島はリーグ戦は6試合負けなしと調子上向き

鹿島は負傷離脱していたペドロ・ジュニオールが前節に復帰。ここまで7得点のFWの存在は優勝へ向けて追い風となるはず [写真]=J.LEAGUE

■鹿島アントラーズ 試合の入り方、守備について修正を図った

リーグ前節はアウェイで鳥栖に0-1で敗れたものの、故障離脱していたP・ジュニオールが後半途中から出場。7得点を挙げているブラジル人アタッカーの戦線復帰は朗報だろう。ホームでの公式戦は10試合連続で勝利中と地の利を生かせている。広島とのホーム時の過去通算対戦成績は15勝4分9敗。リーグ前回対戦は43分までに中村充孝が1得点、レアンドロが2得点を挙げて3-1で勝利している。

【プラス材料】
 リーグ前節はアウェイの鳥栖戦に0-1で敗れ、公式戦の連勝は5でストップした。尾を引きそうな敗戦だったが、幸いにも国際Aマッチウィークのため、リーグ戦が中断。この2週間を利用して、大岩剛監督は試合の入り方、守備について修正を図ってきた。

 さらに、左第5中足骨を骨折し、鳥栖戦の後半で復帰したペドロ・ジュニオールがホーム広島戦で復帰後、初先発する見込み。「中断期間でフィジカル的にも、技術的にもしっかり高めることができた。100%の状態で臨むことができる」と万全の状態を整えた。

 ペドロ・ジュニオール本人は「Jリーグ優勝を味わったことがない。クラブの歴史に名前を刻みたい。そういう思いはあるけど、優勝するためにはやれることは日々のやるべきことに集中すること」と話す。助っ人の言葉を、広島戦でチームが実行できれば、勝ち点3に近づける。

【マイナス材料】
 エース金崎夢生が累積警告で出場停止。チーム得点王の不在は、ゴールそのものだけではなく、ゴールに至る過程にも影響を及ぼすだろう。

 また、日本代表に参加していた植田直通は不出場でチームに帰還。練習の強度が低い代表練習で、どこまでコンディションを維持できているか不透明な部分ではある。同じく日本代表の昌子源はハイチ戦でフル出場したが、3失点を喫した。試合後にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督から叱責を受けるなど、少なからずショックを受けている様子。揺れる心を、しっかりと鹿島に置き、広島戦に向けられるか。センターバック2人の心身の状態が整わなければ、落ち着いた展開は望めない。

文:totoONE編集部

■サンフレッチェ広島 残留争いの直接対決は2勝3分の負けなし

【プラス材料】
 リーグ前節の札幌戦に1-1で引き分け、リーグ戦は6試合負けなし。残留争いの直接対決シリーズ5試合を2勝3分と負けなしで乗り切った。失点も最近6試合で3失点は神戸の2失点に次いでリーグ2位。安定した守備力を背景に、勝ち点を着実に積み上げている。

 また、アンデルソンが7試合ぶりにゴール(PK)を決めて2けた得点を記録し、表情も明るくなった。先週末にフルコートで行われた30分×3本の紅白戦では、ロペスやフェリペ・シウバ、パトリックといった前線の選手たちが揃ってゴールを決め、コンディションの向上を証明。けがで長期離脱していた宮吉拓実や林卓人も30分だけの時間限定ながら実戦トレーニングに復帰し、今後の戦力として十分に期待できる状態にあることを示した。

【マイナス材料】
 安定を見せ始めた守備とは対照的に、攻撃の内容はなかなか向上していかない。特に前節の札幌戦では有効なクロスがほとんど入らず、明白に成功したサイド攻撃は後半の柏好文の決定的シュートを導いたシーンを除けば、ほとんどなかった。

 パトリックは「自分の存在を生かすためにも、もっとクロスを」と求め、ヤン・ヨンソン監督も攻撃の出来については改善の必要性を感じている。トレーニングでも様々な形やメンバーの入れ替えにもチャレンジしているが、劇的な改善が見られるかどうか。

 その改善のために森﨑和幸の先発の可能性も高まっていたが、彼は右ひざ内側側副じん帯を痛めて離脱。一時は戦列に戻っていた佐々木翔も再離脱を余儀なくされており、戦力の層としても難しい状況にある。

文:紫熊倶楽部 中野和也


「この2週間を利用して、大岩剛監督は試合の入り方、守備について修正を図ってきた」と記すサッカーキングのプレビューである。
大岩監督になって試合には勝ってきたが、試合の入り方には不安があった。
そこにメスを入れて修正を図ったとあれば鬼に金棒と言えよう。
ホームの地の利を得て、ゲーム序盤から勢いを増すこととなろう。
また、PJの復帰でブラジル人トリオが揃う。
攻撃的な特性を生かしゴールを奪うのだ。
楽しみな一戦である。

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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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