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鹿島と川崎、両チームは戦国時代が続いたJ1で頭一つ抜けた感があります

【岩政大樹 オン・ザ・ピッチ】Jの未来を懸けた優勝争い


2017年10月28日10時0分 スポーツ報知

 川崎が鹿島を捉えました。「捉えました」と言っても両チームにはまだ勝ち点2の差があるわけですが、この差はあってないようなものです。特に、2位の川崎が得失点差で上回る今回のようなケースでは、どちらも「引き分けすら許されない」というプレッシャーのもとで戦わなくてはならないので、条件は同じになったと言えます。こういう場合、両チームが4連勝で終えることはほとんどないので、ここからは自分たち次第、勝ち切っていったチームが戴冠するでしょう。

 川崎の勢いは本物でしょう。優勝を果たす時のそれを感じます。リーグ終盤のこの時期に勢いをもたらすのは、シーズンのこの時期まで苦しんだ選手たちの活躍です。

 シーズンとは、進んでいく中でだんだんとチャンスを生かせた選手とそうでない選手に色分けされていくもの。比較的心地よくシーズンを過ごした者もそうでない者も当然ながらいるのです。

 それぞれの選手の気持ちは本人だけでなく、毎日のトレーニングを共にするチームメートたちはみんな感じています。だから、苦しいシーズンを過ごした選手が我慢強く日々を取り組んだ先に、終盤の試合でゴールを挙げたりすると、一気にスタメンとサブの垣根を通り越してチームが一丸となるのです。川崎の森谷選手や三好選手の最近のゴールは、1つのゴールという価値を超えて、チームに勢いをもたらしているように思います。

 一方の鹿島は、いよいよ本領を発揮する舞台が整ったと言えます。僕が鹿島入団前に憧れたのは窮地での強さでした。ギリギリの戦いは鹿島にとっては望むもの。終盤の強さを見せてくれるでしょう。

 鹿島と川崎。両チームは戦国時代が続いたJ1で頭一つ抜けた感があります。今年のリーグタイトルは来年以降にも大きく影響をしていきそうな、そんな未来をも懸けたタイトルレースになりそうです。(東京ユナイテッド、元日本代表DF)


Jリーグ優勝争いについて記す報知新聞の岩政大樹である。
冷静に、そして平坦に状況を見ておる。
川崎の勢いは素直に認めざるを得ない。
本日の報道によると、怪我人も復帰してきており、更に追い風と言って良かろう。
それに対して、岩政は鹿島の「窮地での強さ」を挙げる。
「ギリギリの戦いは鹿島にとっては望むもの」と評する。
憧れて入団し、中の空気を存分に吸って三連覇に貢献した経験が語る言葉は重い。
鹿島の力を存分に発揮し、勝ちきってタイトルを目指す。
信じておる。



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No title

鹿島の失速は審判に泣かされている影響がありますが、川崎の勢いは本物です。

でも自力優勝できるのは鹿島だけ。
優勝したとき、勝ち点差のある余裕の逃げ切りより、ギリギリの争いのほうが経験値になるのは間違いなし。

天皇杯が終わってしまった(終わらせられた?)いまとなっては、残るはリーグ戦4試合のみ。
全てが終わった時に笑っているのは川崎(と審判団)でなく、鹿島ファミリーです。

シルバーコレクター

今年のカップ戦は、セレッソ対川崎とどちらも3大タイトルを取ったことのないチームが決勝であたります。
準優勝はセレッソが3回、川崎が7回ですから、どちらが勝っても悲願の初優勝。
まあ、思いはシルバーコレクター川崎の方が強いでしょう。
毎試合鬼木監督が鬼のような形相で試合を指揮しており、私も行けそうに思います。

ただしリーグ戦は別。
これは譲れません。
前任の石井さんが1年目でJカップ、2年目でリーグと天皇杯を取っており、
大岩監督には、リーグタイトルだけは死守して欲しいです。

ちなみに鹿島も準優勝は7回(川崎と同じ)経験しています。
準優勝回数の最高は浦和の10回(優勝は5回)です。

川崎は確かに強い!が、いつも川崎の夢を打ち砕いたのは鹿島!!今年も鹿島が優勝!
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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