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柏戦コメント・報道

2017明治安田生命J1リーグ 第33節


鹿島アントラーズ:大岩 剛
非常にいいゲームをしたが、最後の最後で決めきれず、残念な結果になってしまった。しっかり切り替えて次の試合の準備をしたい。

Q. 攻めていたが点が取れなかった。次の試合に向けての改善点は?
A. 映像を見て確認したいと思っている。もう少しサイドからの攻撃を増やすことによって、バリエーションを増やすことができたのではないかと考えている。

Q. 交代枠を1つ残したが、どんなイメージで点を取りたいと考えていたか?
A. 攻撃、守備のバランスをみて、カードを残した。伊東を入れることで幅を使った攻撃を狙い、中央でペドロのスピード、レアンドロとのコンビネーションからのゴールを期待していた。

Q. 選手から勝てば優勝というプレッシャーが感じられたか?
A. 選手にプレッシャーはかかっていなかったと感じている。



【昌子 源】
数多くのセットプレーがあって、サポーターの声援も聞こえていた。柏の守備が良かったという面はあると思う。優勝できると信じている。誰一人として疑っていない。最後まで貫いて戦う。

【西 大伍】
勝たなければいけない試合では、このような展開になることが多い。チャンスを決め切りたいと思っていた。次で勝つだけ。

【山本 脩斗】
チームとして、ホーム最終戦を勝って終えたかった。前から行くことができていたし、前半よりは後半の方が自分たちのペースだった。次でしっかりと勝たないといけない。勝つことだけを考えて臨みたい。

【伊東 幸敏】
プレッシャーを感じるような選手はいなかったと思う。前半から堅い内容だった。互いに勝ちたいという気持ちが出ていた試合。次は絶対に勝つ。

【土居 聖真】
サポーターの皆さんの声はもちろん聞こえていた。あと1試合が残っているので、しっかりと勝てるように準備をしていきたい。

【曽ケ端 準】
結果を求めて臨んだけど、勝ち点3を取れなかったので残念。前線の2人がすごく頑張って(相手のパスコースを)限定してくれたので、守備陣としては安定していた。危ない場面はなく、良い形での守備ができたと思う。まだ自分たちが首位。次に向けてやるべきことをやって、良い準備をして磐田戦に臨みたい。

【三竿 健斗】
前線の選手を信じて、失点しないことを考えてプレーしていた。前線から(パスコースを)制限してくれていたので、やりやすかった。球際でも戦っていて、みんなで守れていた。次に向けて、良い準備をして臨みたい。

柏レイソル戦


本日行われたJ1 第33節 柏レイソル戦は0-0のスコアレスドローに終わりました。

第33節
2017年11月26日(日)13:05KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
非常に良いゲームをしたんですけど、最後の最後、なかなか決め切れずに残念な終わり方でした。あとは次の試合にしっかり切り替えて準備したいなという気持ちでいます。

--1枚交代選手を残していましたけど、その理由は?
カードを残していたことはチームのバランスですね。攻撃においても守備においても、そういうところを見てそのまま行きました。攻撃について言えば伊東(幸敏)を入れることで幅を使った攻撃もそうですし、中央でペドロ(ジュニオール)のスピード、あとはレアンドロとのコンビネーション、そういうところを非常に期待して、攻撃のバリエーションを増やしたいなというふうに感じていました。

--勝てば優勝というプレッシャーが選手に何かしらの影響を与えていたところはありますか?
いや、プレッシャーは選手には掛かっていなかったと自分では感じています。

--次は古巣の磐田との対戦で大一番を迎えますが?
いま現在では想像でしかないんですけど、最終節ですし、非常に注目されるようなゲームになると思うので、それにしっかり準備をしたいと思います。個人的なところを皆さんが取り上げてくれたり、盛り上げてくれたり、そういうところは非常にうれしく思っています。そういうものもしっかり受け止めながらゲームの準備を進めたいと思います。

第33節
2017年11月26日(日)13:05KO カシマ

[ 曽ヶ端 準 ]
ゲームとしてはもちろん結果を求めてやったわけで、勝点3を取れなかったことは残念ですけど、前線の二人がすごくがんばって限定してくれて、後ろとしてはすごく安定したというか危ない場面はほとんどなく、僕自身の仕事もほとんどなかった。良い形の守備ができたと思いますし、ゴール前までも行ってチャンスもあったので、残念な結果ではありますけど、自分たちが首位。次に向けてやるべきことをやって、良い準備をして磐田戦に臨みたい。

[ 昌子 源 ]
次に僕らが勝てば優勝なのは変わりないので、そのために準備するだけだと思います。川崎Fがガンバに勝ったときと同様に、最終節で僕らは勝って決めるだけですし、良い準備をしたいと思います。

CKは多かったので、なかなかキッカーと僕らの意図が合わないところはありましたけど、今週1週間で話したら改善できると思う。どこが相手の狙い目なのかまた話をして、ジュビロ戦に向かいたいと思います。

中村航輔の牙城を崩せず、鹿島のリーグ連覇は持ち越しに
2009年の開幕戦以来のチケット完売となった県立カシマサッカースタジアムは、試合前から熱気にあふれていた。ゴール裏は上から下まで深紅に染まる。アウェイゴール裏の一部だけを黄色に染め上げた柏サポーターは違うだろうが、それ以外の大部分は鹿島が優勝する瞬間を見にスタジアムを訪れていたはずだ。なにしろホームスタジアムで鹿島が優勝を決めれば2007年の大逆転優勝以来のこと。しかし、対戦相手の柏もAFCチャンピオンズリーグ出場を考えると絶対に負けられない。両チームのゴール裏にいつも以上の力が入るのは当然のことだった。

ピッチの上も力のこもった展開となる。サイドハーフにクリスティアーノと伊東 純也という個の突破力に優れた選手を並べる柏がサイドから攻撃を仕掛けていくと、鹿島は高い位置から全体が連動した守備でそれを阻止する。しかし、完全に封じるのはどんなチームだろうと難しいもの。10分には伊東が右サイドの突破に成功したが、このときは昌子 源がうまくカバーしてゴールを許さない。32分にも細かいパス交換で再び伊東をフリーにすると、ゴール前まで快足を飛ばされる。だが、この場面では曽ヶ端 準が鋭くゴールから飛び出し、1対1では守れない相手をチーム全員で封じた。

鹿島も攻撃で惜しい場面を作っていた。29分には相手のクリアを土居 聖真が引っ掛けると、それを拾ったレアンドロがフワリと浮かせたループ気味のシュートでゴールを狙う。ただ、これは中村 航輔が横っ飛びでゴールマウスの外へはじき出す。前半45分は互いにスキを見せない戦いで0-0のまま折り返した。

後半になると鹿島がギアを上げる。相手陣内に柏を押し込みつつ、ボールを失ってもすぐに奪い返す展開に持ち込むと、59分には右CKから昌子がクロスバー直撃のヘディングシュートを見舞う。それ以外にもレアンドロや土居がゴールを狙うも、ことごとく中村が立ちふさがる。

67分にはレアンドロが足裏をうまく使ったボールコントロールで狭い局面を突破してゴールを狙ったが、ここも中村がニアサイドに飛んだシュートをはじき返す。圧倒的に攻め込んだ鹿島だが、ゴールネットを揺らせない展開が続いた。

後半からなかなか鹿島陣内に入れなくなった柏は、66分に中川 寛斗に代えて武富 孝介を投入し、状況に変化を加えようとする。対する鹿島も、77分にペドロ ジュニオール、84分に伊東 幸敏を入れて攻撃の活性化を狙ったが、両チームともに決定打を欠き、決定的なチャンスを作れないまま試合終了の笛が鳴る。

試合終了後に行われたホーム最終戦セレモニーでは、マイクの前に立った選手会長の昌子が「ここにいる誰もがホームで優勝を決めたかったと思います。ですが、僕らにはまだ優勝できるチャンスが残っています。次のアウェイ、必ず勝ちます」と宣言した。

[ 文:田中 滋 ]

首位・鹿島、柏とスコアレスドローで優勝決定ならず【速報:明治安田J1 第33節】

鹿島は柏を相手に苦戦を強いられ、スコアレスドローで試合を終了。優勝決定とはならなかった

【鹿島 vs 柏】バー直撃の惜しいヘッドを放った昌子
2017年11月26日(日)



鹿島の守備の要、昌子源は59分に右CKからヘディングシュートを放ったが、惜しくもクロスバー直撃してゴールならず。

【鹿島 vs 柏】シュート数で圧倒するも無得点
2017年11月26日(日)



ホームで優勝を狙う鹿島はシュート数で23-4と柏を圧倒。レアンドロの4本を筆頭に柏ゴールを再三脅かしたが、ゴールネットを揺らすことはできず。

【鹿島 vs 柏】優勝決定は持ち越し
2017年11月26日(日)



勝てばホームでリーグ優勝が決まる鹿島だったが、シュート23本の猛攻が実らず、スコアレスドロー。勝点1を得るにとどまり、優勝決定は持ち越しとなった。

鹿島の連覇決定はお預け…柏とドローで最速Vは29日に
17/11/26 14:55


鹿島の優勝決定は持ち越しとなった

[11.26 J1第33節 鹿島0-0柏 カシマ]

 J1第33節が26日、各地で行われ、鹿島アントラーズはホームで柏レイソルと0-0で引き分けた。勝てば2年連続9回目のリーグ優勝が決まる鹿島だったが、連覇決定はお預け。29日に行われる浦和対川崎F(埼玉)の試合で川崎Fが引き分け以下に終われば、その時点で鹿島の優勝が決まるが、川崎Fが勝てば、優勝争いの行方は最終節までもつれ込むことになる。

 勝てば連覇の決まる鹿島は前節の浦和戦(1-0)から先発に変更なし。ACL出場圏の3位C大阪と勝ち点2差の4位につける柏は前節の磐田戦(1-0)から先発2人を入れ替えた。MFキム・ボギョンが出場停止で、FWハモン・ロペスも12試合ぶりのベンチスタート。MF栗澤僚一とFWディエゴ・オリヴェイラが2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 優勝、あるいはACL出場権と、目指すところは違えど互いに負けられない一戦。アウェーの柏も積極的な入りを見せ、鋭いカウンターで鹿島ゴールに迫った。前半7分、左サイドをドリブルで駆け上がったFWクリスティアーノがスピードを生かしてDF植田直通を振り切り、ゴール前にクロス。これはDF山本脩斗が間一髪のところでクリアした。このプレーで獲得した左CK。クリスティアーノの鋭いキックにニアのDF中山雄太が飛び込んだが、わずかに届かなかった。

 鹿島も徐々に押し返すが、試合は膠着状態に。鹿島は前半18分、山本の横パスからMF遠藤康が左足でミドルシュートを放つが、枠外。同29分にはPA内左でキープしたFW土居聖真が落としたボールをMFレアンドロが右足で狙ったが、GK中村航輔のファインセーブに阻まれた。前半35分、遠藤の強烈な左足ミドルも中村がセーブ。前半は互いに見せ場少なく、スコアレスで折り返した。

 後半に入ると、一気に鹿島が攻勢に出る。後半11分、セカンドボールを拾ったMFレオ・シルバがPA手前中央から右足でミドルシュート。しかし、これも中村が右手1本で弾き出す。同13分にはセットプレーのこぼれ球を拾った山本がロングフィード。PA内左の遠藤が左足ダイレクトボレーで合わせたが、またしても中村のビッグセーブに阻まれた。同14分、レオ・シルバの右CKからDF昌子源が放ったヘディングシュートもクロスバーを直撃した。

 劣勢の柏は後半21分、MF中川寛斗に代えてFW武富孝介を投入するが、鹿島の流れは変わらない。同22分にはレアンドロが圧巻の個人技を披露。PA内でボールをキープし、3人の間を強引にこじ開けると、鋭い切り返しで2人をかわし、左足を振り抜いた。しかし、これも至近距離で中村がセーブ。一方的に攻め立てながら1点が遠かった。

 鹿島は後半32分に最初の交代カードを切り、土居に代えてFWペドロ・ジュニオールをピッチに送り込む。同40分には遠藤に代えてDF伊東幸敏を投入。1点を目指して攻め込んだが、最後まで柏ゴールをこじ開けることができず、0-0のスコアレスドローで優勝決定も持ち越しとなった。

(取材・文 西山紘平)

V争いは混沌と…昌子「鹿島の得意技で返されるわけにはいかない」
17/11/26 16:59


DF昌子源は最終節に気持ちを切り替えた

[11.26 J1第33節 鹿島0-0柏 カシマ]

 1点を取り切れなかった。シュート数は23本対4本。後半は一方的に攻め立て、再三、決定機を迎えながらGK中村航輔の牙城を破れなかった。勝てば2年連続9回目のリーグ優勝が決まった鹿島アントラーズはスコアレスドロー。連覇は持ち越しとなった。

「どれか一つ入ってくれたらという思いが届かなかったのかなと思う。次はその一つが届くようにしっかりやりたい」。そう唇を噛んだDF昌子源にもチャンスはあった。後半14分、MFレオ・シルバの右CKからヘディングシュート。しかし、惜しくもクロスバーを叩き、優勝決定弾とはならなかった。

 試合の観戦チケットは完売。3万6080人が詰めかけたホーム最終戦で優勝を決め切れず、試合直後はショックも隠せなかった。「負けたときは……」。思わずそう言い間違えるほどだったが、「引き分けたときは負けた雰囲気になっていたけど、次、勝てば優勝は変わらない」と、ミックスゾーンに姿を見せた昌子は気持ちを切り替えていた。

 29日には第33節残り1試合の浦和対川崎F(埼玉)が行われ、2位川崎Fが引き分け以下に終われば、その時点で鹿島の優勝が決まる。しかし、「(川崎Fが)勝つと思って準備するだけ。最終節、僕らが勝って決めるだけ」と、他力本願に頼るつもりはない。

 川崎Fが浦和に勝てば、勝ち点差2で最終節を迎えることになる。得失点差では川崎Fが上回っているため(現時点で鹿島+22、川崎F+33)、川崎Fが残り2試合に連勝した場合、鹿島は最終節(vs磐田)で引き分けても首位陥落となる。勝利が求められる最終節。「そう簡単に優勝させてくれないなと。一時は勝ち点8離れていたときもあったけど、結局こうなる。年間優勝は難しいなと」。そう本音も漏らした。

「(首位チームに)食らいついて最後に逆転するというのは、これまで鹿島がやってきた。鹿島の得意技で返されるわけにはいかない」。最後は勝って決める。連覇、そして国内タイトル通算20冠へ、王者の底力を見せつけるときだ。

(取材・文 西山紘平)

「全然疲れなかった」鹿島DF西、満員のサポに感謝も…
17/11/26 17:14


DF西大伍は満員のスタジアムに「疲れを感じなかった」とサポーターに感謝した

[11.26 J1第33節 鹿島0-0柏 カシマ]

 満員のサポーターに優勝をプレゼントすることはできなかった。チケット完売で3万6080人の大観衆で埋まったカシマスタジアム。勝てば2年連続9回目のリーグ優勝が決まる鹿島アントラーズだったが、ホーム最終戦で連覇を決めることはできなかった。

「これだけの雰囲気をつくってくれて、ホームで決めたかった」。GK曽ヶ端準がそう悔やめば、DF西大伍も「たくさんの人が来てくれて、僕は全然疲れなかった。ああいう雰囲気でできると、疲れを感じない」と感謝する。だからこそ、満員のサポーターの前で優勝を決めたかったとの後悔が募った。

 29日には第33節残り1試合の浦和対川崎F(埼玉)が行われ、川崎Fが引き分け以下に終われば、その時点で鹿島の優勝が決まる。しかし、川崎Fが浦和に勝てば、優勝争いは勝ち点2差で最終節までもつれ込む。

 鹿島の最終節はアウェーの磐田戦(ヤマハ)。試合後のホーム最終戦セレモニーで「この試合で決めたかった。みなさんの前で決めたかった」と悔しさをにじませた大岩剛監督は「ただ、もう1試合、自力で決める試合がある。もう一回、みなさんの力を借りて、磐田に絶対に勝ちます」と力強く宣言した。

(取材・文 西山紘平)

鹿島、満員のホームでJ1連覇決められず…優勝争いの行方は川崎の結果次第に

鹿島の優勝は川崎の結果次第となった [写真]= JL/Getty Images for DAZN

 明治安田生命J1リーグ第33節が26日に行われ、鹿島アントラーズと柏レイソルが対戦した。

 勝てばJ1連覇が決定する鹿島は前節と同じ11名。金崎夢生と土居聖真の2トップで臨む。柏は今夏加入したキム・ボギョンが出場停止。栗澤僚一が2試合ぶりのスタメンとなった。

 前線からチームが連動して積極的なプレスを掛ける鹿島に対し、柏は伊東純也を起点としたカウンターで得点を狙う。前半は両チームともに決定機はなくスコアレスで折り返す。

 後半に入り59分、CKから昌子が頭で合わせるが惜しくもクロスバーに阻まれる。さらにレアンドロや金崎らが幾度となくゴール前に攻め込むが、守護神・中村が好セーブを連発。ペドロ・ジュニオール、伊東幸敏を投入し、1点を目指したが最後まで得点を奪うことができずタイムアップ。

 この結果、29日に行われる第32節浦和対川崎の一戦で、2位川崎が引き分け以下に終わると、鹿島の2年連続9回目のJ1リーグ優勝が決定する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 0-0 柏レイソル

鹿島の"20冠"は持ち越し…後半に猛攻を仕掛けるも柏の守備を崩し切れずにドロー決着
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年11月26日


2位・川崎との勝点差は5に。29日の結果次第で…。


レアンドロはキレのあるドリブル突破を見せたが、最後のところで柏の守備陣に阻まれた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ33節]鹿島0-0柏/11月26日/カシマ

 J1リーグ33節の鹿島対柏が26日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、0-0の引き分けに終わった。

 前半は一進一退の展開だった。鹿島が金崎夢生のキープ力を生かして圧力をかければ、柏もクリスティアーノやディエゴ・オリヴェイラの個人能力で局面を打開にかかる。ともに迫力は十分で、どちらに点が入ってもおかしくない攻防が続いた。

 しかし、後半に入ると、徐々に鹿島が優勢に立つ。58分のCKでは昌子のヘッドがバーを叩き、65分にはレオ・シルバが惜しいミドルを放つ。66分にはレアンドロがドリブルで柏DFを翻弄し、エリア内でシュート。いずれもゴールにはならなかったが、立て続けにチャンスを作った。

 終盤には土居聖真に代えてペドロ・ジュニオールを投入して攻撃に手を加える。さらに84分には運動量のある伊東幸敏を投入してギアをさらに上げたが、GK中村航輔を中心とする柏の守備陣に阻まれ、最後のところを崩し切れなかった。

 結局、そのまま0-0で試合は終了。この結果、鹿島の優勝は持ち越しとなった。これで鹿島は勝点を71とし、2位の川崎との勝点差は5に。29日に行なわれる浦和対川崎で、川崎が引き分け以下に終われば、鹿島のリーグ連覇と国内タイトル”20冠”が決まる。

【J1採点&寸評】鹿島 0-0 柏|柏GK中村が好守連発! 鹿島はホーム最終戦で連覇を決められず…
サッカーダイジェスト編集部
2017年11月26日


鹿島――DFリーダーは今ひとつピリッとしない内容。


【警告】鹿島=昌子(73分)、三竿健(87分) 柏=D・オリヴェイラ(32分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村航輔(柏)


[J1リーグ第33節]鹿島 0-0 柏/11月26日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
前半はペースを掴む時間帯もあったが、なかなかフィニッシュに持ち込めない。ただ相手にボールを握られても、慌てずに対処。後半は50分過ぎから立て続けに決定機を迎えたものの、これをモノにできず。その後も攻め立てたが、柏の堅守の前に結局はノーゴール。満員のホーム最終戦で優勝を決められなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 6
31分、ドリブルで仕掛けてきた伊東には前に出てストップ。ピンチ自体は少なく、足元の処理も危なげなかった。

DF
22 西 大伍 5.5
開始早々、ビッグチャンスにつながる縦パスを供給。独特のテンポで相手をいなし、アクセントをもたらしたが、決定的な仕事には絡めなかった。

5 植田直通 6
的確な位置取りでパスコースを作り、ボールを出し入れ。相手FWとのスピード勝負でも負けなかった。

3 昌子 源 5.5
細かいミスでヒヤリとさせるなど、今ひとつピリッとしない内容。59分にはCKのチャンスにヘッドで合わせたが、これはバーに嫌われた。

16 山本脩斗 5.5
積極的に前に出て攻撃をサポート。しかし、本職の守備では対面の伊東とのマッチアップで苦しめられた。

MF
20 三竿健斗 5.5
無駄な時間をかけず中央から両サイドに展開も、イージーな横パスをかっさわれることも。攻撃面でやや物足りなかった印象。

4 レオ・シルバ 6
鋭い出足からのボール奪取や狙いを定めたプレスバックなど、前後にボリュームある守備。56分のコントロールショットは相手GKの好守に阻まれる。

25 遠藤 康 5.5(84分OUT)
サイドで起点となる働き。裏に飛び出す意識も高く、58分には決定的なボレーシュートを打ち込んだが、ネットは揺らせなかった。

11 レアンドロ 6
山本と息の合った連係で左サイドから崩しにかかる。狭いエリアでも高い技術を発揮し、29分、67分に中村を慌てさせる際どいシュートを放った。

鹿島――助っ人FWは期待に応えられず。


攻守に奮闘を見せたエース金崎だったが、優勝に導く働きは示せなかった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

FW
33 金崎夢生 6
敵陣の深い位置に果敢に侵入し、脅威を与える。力強く迷いのないプレーで前線を活性化し、高い位置からの守備も精力的だった。

8 土居聖真 5.5(77分OUT)
要所でプレーに絡むも、思うようにコントロールできず。スペースやギャップを突く動きは悪くなかったが……。63分の左足シュートは決めきれず。

交代出場
FW
7 ペドロ・ジュニオール -(77分IN)
土居に代わり、2トップの一角で投入される。勝負を決定づけるゴールを期待されたが、指揮官の期待には応えられなかった。

DF
24 伊東幸敏 -(84分IN)
西が2列目に上がり、自身は右SBでプレー。周囲とのつなぎの部分では問題なかったが、得意のクロスでは見せ場を作れなかった。

監督
大岩 剛 5.5
主導権を握る時間帯は長かったが、最後の場面で崩しきれずにドローに終わる。P・ジュニオール、伊東の投入も実らなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

柏――再三のピンチを防いだ中村がMOMだ。

【チーム採点・寸評】
柏 6
両サイドハーフを高めに配置し、3トップに近い形でアタックを仕掛けた。しかしパスミスが散見し、なかなかリズムを掴めず、伊東任せの攻撃が目立った。とはいえ多くの時間を押されながらも、無失点に抑えたことは評価できる。

【柏|採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
23 中村航輔 6.5
29分、レアンドロのシュートを横っ飛びでセーブすると、56分にはL・シルバの一撃もストップ――。そのほか再三のピンチを防ぎ、ゴールに鍵をかけた。

DF
2 鎌田次郎 6
リーグ戦2試合連続の先発出場。フィードが乱れる場面も見られたが、常にセーフティな選択で危険を回避。完封に貢献した。

5 中山雄太 6
後半はレアンドロのフェイントに翻弄され、金崎の抜け出しに対しても後手を踏んだ。とはいえ、紙一重のところで懸命に足を伸ばして失点を免れた。

13 小池龍太 6
機を見たオーバーラップで攻撃に厚みを加え、伊東との上質なコンビネーションで右サイドを突破。1対1の守備に不安も攻撃面で貢献した。

22 輪湖直樹 5.5
球際では身を挺して激しくブロックにいくも、ボールを奪うには至らず。やや安定感を欠いていた印象は拭えない。

MF
7 大谷秀和 5.5
時に最終ラインまで戻り、守備の強度向上にひと役買った。ただディフェンスでのタスクが多かった分、攻撃にはほとんど絡めなかった。

9 クリスティアーノ 5
対面の西の的確な対応に苦戦し、相手ゴールになかなか迫れなかった。またトラップ、パスでらしくない凡ミスが目についた。

14 伊東純也 6
持ち前の快足を飛ばして山本の背後を突き、度々エリア内に侵入。チームが守勢に回った終盤にはトーンダウンしたが、相手の脅威であったのは間違いない。

19 中川寛斗 5.5(66分OUT)
プレッシングが光った一方で、攻撃では足もとで受けることばかりに意識がいき過ぎ、裏への抜け出しはほとんどなく迫力に欠けた。後半途中に交代を告げられる。

28 栗澤僚一 6(90+1分OUT)
ベテランらしく老練されたポジショニングでチームのバランスを取った。目立ちはしなかったものの、無難に役目を果たした。

柏――D・オリヴェイラはゴール前で存在感を発揮できず…。厳しく評価した。

FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 4.5
前線を縦横無尽に動き回りパスを引き出したが、ゴール前では存在感が薄かった。シュートチャンスは数えるほどで、“沈黙”した。

交代出場
MF
8 武富孝介 5.5(66分IN)。
スペースに積極的に顔を出し、ボールを受けては果敢に仕掛け、攻撃を活性化。ただ決定的な仕事はできなかったのが残念だった。

MF
37 細貝 萌 -(90+1分IN)
流れを変えるには十分なプレータイムをもらったものの、最も期待されたゴールを奪うことはできず。チームを勝利に導けなかった。

監督
下平隆宏 5
D・オリヴェイラを先発起用も、効果は薄かった。R・ロペスら攻撃の駒を残したまま、終盤に細貝を入れて守備に回ったのは実に消極的な一手だった。

取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【鹿島】「年間優勝ってこんなに…」最終節を前に昌子源は何を思う?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年11月26日


追われる立場だが、このまま突っ走る覚悟で。


試合後のセレモニーでは、選手会長の昌子は「チームが勝てばいい、このファミリーが勝てばいい。その想いで、ジュビロ戦、必ず勝ちます」と力強く語った。写真:徳原隆元

[J1リーグ第33節]鹿島 0-0 柏/11月26日/県立カシマサッカースタジアム

 ホーム最終戦。チケットは完売。勝てばリーグ連覇、節目の20冠目を達成する。

 舞台は整った――しかし、鹿島は柏相手に0-0のスコアレスドロー。“勝点1”以外は何も手にできなかった。

 改めて、優勝する難しさについて昌子源は次のように語った。

「それは感じましたね。やっぱり、そう簡単に優勝させてくれない。一時は(2位と)勝点差が「8」離れたりもしたけど、結局はこういう展開になっている。年間優勝ってこんなに難しいんだって」

 それでも、まだ首位にいるのは事実。追われる立場ではあるが、このまま突っ走るつもりでいる。

「最後までくっついて、最後に逆転する。それは今まで鹿島がやってきたことでもある。それをそっくりそのまま、“鹿島の得意技”でやられるわけにはいかない。逃げ切る、という言い方が正しいのかな。逃げ切り優勝? まあ、優勝できればなんでもいいです」

 11月29日には、延期分の浦和対川崎がある。この試合で川崎が引き分け以下なら、その時点で鹿島のリーグ優勝が決まる。ただ昌子は“他力”を考えていない。

「(川崎が)勝つと思って準備をするだけ。最終節で僕らが勝って決める。良い準備をしたいです」

 鹿島の最終節は、アウェー磐田戦。前回対戦では0-3の完敗を喫している。そのリベンジも含め、最後はしっかりと勝ち切って、笑顔でシーズンを締め括りたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

連覇お預けの鹿島、大岩剛監督「選手たちにプレッシャーはなかった」

(C)Getty Images for DAZN

明治安田生命J1リーグ第33節、鹿島アントラーズ対柏レイソルは0-0で引き分け。試合後、鹿島の大岩剛監督が采配について語った。

明治安田生命J1リーグ第33節が26日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと柏レイソルが対戦した。試合は0-0で引き分け。試合後、鹿島の大岩剛監督がこの試合での采配について語った。
リーグ連覇の懸かった試合で無得点に終わったゲームに関し「プレッシャーは選手には掛かっていなかったと自分では感じています」と語る大岩監督は、「もう少しサイドからの攻撃を増やすことによって、バリエーションがもっと出たんじゃないかなと感じています。細かいところは映像を見て確認したいなと思いますけど」と分析する。
スコアレスで終盤を迎えながらも、交代カードを1枚残したまま試合終了を迎えた大岩監督。「カードを残していたのは、チームのバランスですね、攻撃においても、守備においても、バランスを見てそのまま行きました」と説明。

途中出場で起用したのは、FWペドロ・ジュニオールとDF伊東幸敏の2人。「攻撃について言えば、伊東を入れることで、幅を使った攻撃を期待しました。そして中央でペドロのスピード、レアンドロとのコンビネーション。そういうところで攻撃のバリエーションを増やしたいなと感じていました」と采配の意図を語った。
12月2日に控える最終節・ジュビロ磐田戦に向けては「非常に注目されるゲームになると思う」とし、「しっかり切り替えて1週間準備をしたいという気持ちでいます」と気合を入れていた。

「優勝すればなんでもいい」鹿島・昌子源、国内タイトル20冠へ野心むき出し

(C)Getty Images for DAZN

明治安田生命J1リーグ第33節、鹿島アントラーズ対柏レイソルは0-0で引き分け。試合後、鹿島のDF昌子源が連覇への思いを語った。

明治安田生命J1リーグ第33節が26日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと柏レイソルが対戦した。試合は0-0で引き分け。試合後、鹿島のDF昌子源が連覇への思いを語った。
勝てば優勝という大一番をスコアレスドローで終えた鹿島。29日に行われる浦和レッズと川崎フロンターレの一戦で、川崎Fが勝てなければ自動的に優勝が決まるが、「それは考えてないですね。最終節で僕らが勝って決めるだけです」と、昌子はあくまでも最終節での勝利を渇望する。
無得点に終わった攻撃については、「CKは多かったけど、キッカーの意図と僕らの意図がなかなか合わなかった。(西)大伍くんの上げたクロスを(山本)脩斗くんがヘディングするとか、そういう機会が今日はあまり多くなかった。もしかしたら、いつもの鹿島とは少し違ったかもしれない」と、優勝を意識しての硬さがあったと指摘した。

連覇お預けの鹿島、大岩剛監督「選手たちにプレッシャーはなかった」
「やっぱりそう簡単に優勝させてくれないなっていうのは思うし。一時は(勝ち点差が)8離れたりもしたけど、結局はこういう展開になっているし。本当に年間優勝って、こんなに難しいんだっていうのを感じました」とタイトル獲得の厳しさを痛感。「もちろん逆の立場やったら、最後までくっついて最後に逆転というのが、いままで鹿島のやってきたこと。それをそっくり返されるわけにはいかない。しっかり逃げ切って優勝したい。なんでも、優勝すればなんでもいいです」と強い気持ちを口にした。
鹿島は今季リーグ戦を制すれば、国内タイトル20冠を達成する。「トップに立ってそのまま逃げ切り優勝するわ、下におっても最後に食いつくわ、これほど嫌われるチームはないと思う。だから、とことん嫌われようやって。20冠達成して『なんなん?』って思われるぐらいがちょうどいい。そういうクラブになっていきたい」と野心的に語った。

鹿島・西大伍、リーグ優勝の難しさを口に「そう簡単じゃない」

Getty Images

鹿島アントラーズのDF西大伍が、柏レイソル戦を振り返った。
明治安田生命J1リーグ第33節が26日に行われ、首位の鹿島アントラーズが柏レイソルとスコアレスドローに終わった。西大伍が試合を振り返った。


勝てば優勝が決まる一戦だった鹿島は、前半立ち上がりから高い位置でプレスを掛けるなど、積極的な姿勢を見せる。しかし、最後まで得点を奪えず。無得点でタイムアップの笛を聞いた。西は「サイドをもうちょっと…。僕が空いている場面が結構あったので、そこを使いながらシンプルに回しても良かった」とこの試合の反省点を挙げた。
それでも鹿島は後半に猛攻を仕掛け、柏ゴールを何度も強襲。「前で奪う場面もいっぱいあったので。悪くはなかったというか、良いゲームだったとは思う」と、決して悲観する内容では無かったと西は振り返る。

この試合は「僕、全く疲れなかったんですよ。やっぱりああいう雰囲気の中でできると、いつもより疲れを感じないというか。そこ、太字で書いておいてください(笑)」とジョークを飛ばす余裕も見せた。
今節も自力で優勝するチャンスがあったが、お預けとなってしまった鹿島。西は「そう簡単じゃない」と、リーグ優勝の難しさを口にする。
29日に行われる浦和レッズvs川崎フロンターレで川崎Fが引き分け以下に終わればその時点でリーグ連覇が決定する。仮に川崎Fが勝利した場合でも、鹿島は12月2日に行われる最終節のジュビロ磐田戦で勝利すれば自力で優勝を達成できる。
次こそは「決めます」。クールに言い切った西の目は、すでに最終戦へと向けられていた。

鹿島GK曽ヶ端準、ホームで優勝決定逃すも「特別変わることはない」と平常心

(C)Getty Images for DAZN

ホームゲームでの優勝を逃した鹿島アントラーズ。しかし、GK曽ヶ端準は平常心を強調する。

明治安田生命J1リーグ第33節が26日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと柏レイソルが対戦した。試合はスコアレスドロー。鹿島はホーム最終戦で連覇達成とはならなかった。鹿島GK曽ヶ端準は試合後、柏戦を振り返った。
「勝ち点3を取れなかったことは残念」と語る曽ヶ端。この試合は無得点に終わったが、「前線の2人がすごく頑張って限定して、後ろとしてはすごく安定した。危ない場面もほとんどなく、僕自身の仕事もほとんどなくいい形の守備はできていた」と、前線の選手をねぎらう。
ホームスタジアムは満員御礼となった。曽ヶ端は「ピッチに入れば誰もが感じるものはある。素晴らしい雰囲気でゲームができましたね」と、サポーターに感謝を述べる。それだけに「やっぱりホームで決めたかった」と、ホームで優勝とならなかったことを悔しがった。

最終節は、アウェイでジュビロ磐田と対戦する。この1週間、特別な過ごし方を考えているのだろうか。その問いに曽ヶ端は「いや、特別変わることはない」と答える。プレッシャーはないのか。その問いにも「いや、全然。自分たちが首位にいるわけですし、自分たち次第なので」と回答。あくまでも「しっかり準備して臨むだけ」と強調した。

鹿島ドローでV持ち越し 最短29日/鹿-柏33節
[2017年11月26日15時26分]


鹿島対柏 スコアレスドローで優勝とならず厳しい表情で整列する鹿島イレブン(撮影・江口和貴)


鹿島対柏 前半、シュートを放つ鹿島FW土居(左)。右は柏DF中山(撮影・狩俣裕三)


<明治安田生命J1:鹿島0-0柏>◇第33節◇26日◇カシマ

 勝てば優勝の決まる首位鹿島だったが、GK中村航輔を中心とした柏の粘り強い守備を最後まで崩しきれず、引き分けに終わった。29日に2位川崎Fが浦和に引き分けるか、負けると鹿島の優勝が決まる。

 勝ってホームで優勝を決めたい鹿島は前半から攻勢に出る。前半29分にはFWレアンドロがペナルティーエリア内でループ気味のシュートを放ったが、GK中村にはじき出される。その後もFW金崎夢生やレアンドロにボールを集めて攻め込むも、なかなか中村の壁を崩すことができない。

 優勝の瞬間を見届けようと集まった3万人を超える鹿島サポーターの声援を背に、後半も攻撃の手を緩めない。しかし、後半11分にMFレオシルバが至近距離から放ったシュートも中村に横っ跳びでかきだされると、同22分にレアンドロがドリブルで3人をかわして狙ったボールもしっかりとブロックされ、得点には至らず。

 試合はそのままスコアレスで終了。鹿島はホーム最終戦で優勝を決めることができず、対する柏も3位以内に与えられるACL出場権獲得が遠のく、両者にとって痛い引き分けとなった。

鹿島昌子「優勝できると信じてる」最終節決着に闘志
[2017年11月26日17時5分]


引き分けに終わり、ホーム最終戦で優勝を飾ることができず、ぶぜんとした表情の鹿島イレブン(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:鹿島0-0柏>◇第33節◇26日◇カシマ

 引き分けに終わった鹿島アントラーズの大岩剛監督(45)は、試合後の会見でやや疲れた様子で「非常にいい試合でしたが、残念な終わり方でした。これから1週間、切り替えて次戦に向けて準備したい」と、切り出した。

 後半はFK、CKを連続して奪い、得点まであと1歩と迫ったが、ゴールを割れなかった。「映像で細かいところの確認が必要ですが、もっとサイドからの攻撃を増やすことで、バリエーションが出たと感じてます」。

 29日に2位川崎Fが浦和に引き分けるか、負けると鹿島の優勝が決まるが、当面は最終節の磐田戦を念頭に置く。「今は何も想像はできません」と、冷静に応じたが、古巣磐田との大一番が、優勝がかかる最終節となり、いや応なく注目される。「最終節ですし、注目される試合になります。皆さんは私の個人的なところを聞きたいと思いますが、そういうところを取り上げていただき、盛り上げてくださることはうれしく思っています」。大岩監督は、少しだけ表情を緩め、磐田の名波監督との最終節決着に闘志を見せた。

 鹿島は4月に磐田とホームで対戦し、0-3で完敗を喫している。DF昌子は「前回やられていますから、今度は相手のホームで借りを返すだけです。みんな、自分たちが優勝できると信じてますし、仲間を信じて最後の磐田戦に集中したい」と、ハキハキとした口調で磐田戦への思いを口にした。

鹿島ドローで“試合無しV”再浮上 本拠サポため息
[2017年11月27日8時2分 紙面から]


鹿島対柏 引き分けに終わり、座り込み悔しがる鹿島FW金崎(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:鹿島0-0柏>◇第33節◇26日◇カシマ

 首位鹿島アントラーズが0-0で柏レイソルに引き分け、2年連続9度目の優勝は持ち越しとなった。試合のない29日に、2位川崎フロンターレが浦和レッズに引き分けるか負ければ決まり、J1史上初の“試合なしV”の可能性が再浮上した。8月9日から首位に立ち、一時は2位と勝ち点8差をつけたが、12月2日のジュビロ磐田との最終戦までもつれれば重圧となりそうだ。セレッソ大阪は来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ(PO)に出場できる3位以内が確定した。

 後半48分23秒。勝てば優勝の状況の中、引き分けを告げるホイッスルが鳴り、鹿島の選手たちはうなだれた。09年以来のチケット完売で3万6080人をのみ込んだスタジアムの歓声もため息に変わった。大岩監督もMF小笠原主将もホーム最終戦セレモニーまでベンチから立ち上がれない。DF昌子は「全員がホームで勝って決めたかったから残念」。国内主要タイトル19冠すべてに関わってきた強化担当の鈴木常務取締役も「大敗した気分」と最高の決定舞台を逃したショックを隠しきれなかった。

 CK13本。シュート23本。後半14分にCKを頭で合わせるも、バーに阻まれた昌子は「どれか1つでも入ってくれればということが届かなかった」。ACLによる変則日程で、鹿島だけ3週間空いた大一番。同22分にドリブルやフェイントでDF3人をかわしたMFレアンドロがゴール前に3人がフリーでいるにもかかわらず、強引にシュートした場面も気迫の空回り。サポーターを前に昌子は「俺が守るとか、俺が点をとるとかじゃなく、このファミリーが勝てばいい。その思いでジュビロに勝ちます」と自戒を込めて約束した。

 2位の川崎Fとの勝ち点差は5。29日に川崎Fが引き分け以下なら優勝は決まるが、チームは磐田との最終戦に勝って決める思いで一致している。ここから川崎Fが連勝し、鹿島が敗れればV逸。昌子は「次はソガさん(GK曽ケ端)が決めても相手が(オウンゴールを)入れてくれてもいい。国内20冠を決めて、やっぱりまた鹿島か~と、とことん嫌われたい」。残り1戦にすべてを懸ける。【鎌田直秀】

鹿島のチームスポンサー・リクシル、社屋でPV大応援

鹿島応援パブリックビューイング=東京・大島

 明治安田J1第33節第1日(26日、鹿島0-0柏、カシマ)J1鹿島のチームスポンサーの住宅設備メーカー、LIXIL(リクシル)は26日、東京・大島の社屋でパブリック・ビューイングを実施した。優勝の瞬間を見届けようと社員やその家族ら約200人が、応援用Tシャツを着て大型スクリーンで観戦。シュートのたびに大歓声が上がったが、試合は引き分けに終わった。家族で参加した同社社員の高橋英二さんは「惜しい場面がたくさんありました。優勝は勝って決めてほしい」とリーグ制覇を心待ちにしていた。

鹿島Vお預け…柏とドロー 昌子「優勝する難しさ感じた」

ファウルを受けて倒れる鹿島・西(右)。勝って2連覇とはいかなかった (撮影・中井誠)

 明治安田J1第33節第1日(26日、鹿島0-0柏、カシマ)痛恨のスコアレスドロー。約3万6000人のサポーターの前で2連覇を決められなかった。日本代表DF昌子は右手で顔の汗をぬぐい、淡々とした表情を浮かべた。

 「優勝する難しさを感じた。そう簡単に優勝させてもらえない。ホームで決められずに悔しい」

 勝てば2年連続9度目のリーグVが決定する柏戦は、2009年以来の前売り券完売となった。前線からのプレスを徹底し、序盤から優勢に出たが詰めの精度を欠いた。後半は相手の3本に対し、17本のシュート。14分には右CKで昌子のヘディングシュートがクロスバーをたたくなど、ゴールは遠かった。

 29日の川崎-浦和で川崎が引き分け以下なら“自動V”となる。「(川崎が)勝つと思って準備するだけ」と昌子。5月の就任以降続いていたホーム連勝記録が9で止まった指揮官も「いいゲームだったが、攻守で精度を上げないといけない。しっかりと準備していきたい」。最終節(12月2日)の磐田戦をしっかりと見据えた。(一色伸裕)


後半、シュートを阻まれる鹿島・金崎(手前左)=カシマ


柏と引き分けに終わり、肩を落とす鹿島イレブン=カシマ


前半、競り合う鹿島・金崎、柏・中山=カシマスタジアム(撮影・蔵賢斗)


前半、攻め込む鹿島・金崎。右は柏・中山=カシマスタジアム(撮影・蔵賢斗)


前半 競り合う、鹿島・金崎(左)=カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


鹿島、最終戦決着へ!29日川崎F引き分け以下でVも“無視”
明治安田生命J1リーグ・第33節 鹿島0―0柏 ( 2017年11月26日 カシマ )


<鹿島・柏>前半、中山(左)に倒される金崎(中央
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1リーグは26日、第33節の8試合が行われ、首位の鹿島は柏に0―0で引き分けた。勝てば連覇の決まるホーム最終戦でシュート23本を放つも、スコアレスドロー。2位の川崎Fが29日の浦和戦で引き分け以下の場合は優勝が決まるが、12月2日の最終節・磐田戦での勝利しか視界にはない。大宮は甲府と引き分け、J2降格が決まった。

 連覇に懸ける思いが強すぎたのか。3週間ぶりの公式戦ゆえの難しさがあったのか。シュート数は23―4。柏の長所を消し、付け入る隙を与えない守備は光った。内容では上回った。それでもスコアは動かなかった。FW土居は“待った”がかかったタイトルへの思いを口にした。

 「そんなに簡単に優勝できない。どんな試合でも楽には勝てない。だからその分、優勝したときの喜びは大きい。しっかりみんなで苦労して(磐田戦で優勝を)決めたい」

 立ち上がりから、いつにも増して前線から激しくプレスをかけた。球際で激しく、ボールを奪い取り続けた。「全体が落ちついていて、凄く良かった試合」とGK曽ケ端も言う。ただ、柏もしぶとかった。手堅く守備を敷き続けられ、ゴール前でのスペースがない。鹿島は局面での力も入りすぎていた。

 コーナーキックは前後半で計13本。後半14分にこぼれ球に反応したDF昌子が放ったクロスバー直撃のヘディングを除き、多くは受け手と出し手の呼吸が合わなかった。ただ、それは「話し合いだけでも改善できる部分」と昌子。悲観する内容は一つもない。

 試合後のセレモニー。選手会長の昌子は、3万6080人の観客に向かって声を張り上げた。「“俺が守ってやる”とか、“俺が決めてやる”とかじゃなくて、“チームが勝てばいい”“このファミリーが勝てばいい”――、その思いで、ジュビロ戦に必ず勝ちます!」。29日の浦和―川崎F戦は視界にない。20冠目は、まだはっきりと見えている。

 ▼J1優勝争い 首位鹿島は柏戦に0―0の引き分けで優勝決定は持ち越しとなった。29日に2位川崎Fがアウェーの浦和戦に▲か○ならば、当日試合のない鹿島の優勝が決まる。川崎Fが●ならば優勝決定は最終節(12月2日)まで持ち越し。その場合は川崎Fが大宮戦に●、鹿島が磐田戦に▲か○で、川崎Fが逆転で初タイトル獲得。それ以外は鹿島の9度目のリーグ制覇となる。
[ 2017年11月27日 05:30 ]

手倉森コーチ、鹿島MF三竿健を高評価
2017年11月27日5時0分 スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ 第33節 鹿島0―0柏(26日・カシマスタジアム)

 日本代表の手倉森誠コーチ(50)が鹿島―柏戦を視察。

 12月のE―1東アジア選手権の日本代表招集に向け、鹿島MF三竿健を「リオ五輪(代表候補)の時から見ているが、相当伸びたね」と高評価。今月の欧州遠征は浦和から5人が選ばれたが、クラブW杯出場により選外に。「いろんな選手に経験を積ませてW杯につなげていきたい」と、新勢力の発掘を示唆した。

【鹿島】ホームでドロー また連覇お預け
2017年11月27日5時0分 スポーツ報知


鹿島・金崎(手前)がシュートを放つが、ブロックされる(後方は植田)

 ◆明治安田生命J1リーグ 第33節 鹿島0―0柏(26日・カシマスタジアム)

 連覇を狙う鹿島はホームで柏と0―0に終わり、優勝は持ち越し。この日、試合のなかった2位・川崎が29日の浦和戦(埼玉)に引き分け以下で、2年連続9度目のリーグ優勝が決まる。17位の大宮は今季のホーム最終戦で16位の甲府と0―0のドロー。1試合を残して3年ぶりのJ2降格が決まった。14位の清水はJ2降格が決まっている18位の新潟に2―3で逆転負けし、15位に転落。来季のJ1最後のイスを巡る争いは、15位の清水と16位の甲府に絞られた。

 今にも歓喜の瞬間が訪れそうだった。後半11分、MFレオ・シルバがドリブルでエリア内に進入し、右足シュート。その2分後にはMF遠藤が左足ボレーを放った。どちらも柏GK中村の好守に阻まれ、同14分のDF昌子のヘディングシュートはバーをたたいた。「最後の最後を決めきれず、残念な終わり方」と大岩剛監督(45)。勝てば優勝が決まる一戦で、決定打を欠いた。

 9度目の優勝に王手をかけたのが11月5日。川崎の引き分け以下で29日に決めても24日間、待たされることになる。強化責任者の鈴木満常務(60)は「間隔が空いた影響があった」と分析する。5日の浦和戦後、試合間隔が3週間も空いた。国際Aマッチによる中断に加え、浦和がACL決勝(18、25日)に進んだことで浦和戦が前倒しになった。2度の練習試合で調整したものの感覚は戻らず、鈴木常務は「攻撃の最後のところの連係、判断」を無得点の一因に挙げた。

 GK曽ケ端は「いつも通りなら点を取れて勝てていたかもしれない。いつも通りだったのか」と問題提起した。09年3月の浦和戦以来、8年ぶりに観戦チケットが完売。3万6080人が観客席を埋めた。選手も「全員がホームで決めてやろうと思っていた」(DF昌子)が、空転した。

 ただ、大岩監督が「非常に良いゲームだった」と指摘するように、悲観する必要はない。29日に川崎が浦和に引き分け以下で、延びても12月2日に磐田戦で鹿島が勝てば連覇が決まる。「チームが勝てばいい。ピッチでその姿勢を見せます。ラスト1試合、必ず勝って優勝しましょう」。選手会長の昌子がホーム最終戦のセレモニーで宣言した。惜しみない拍手が降り注いだ。(内田 知宏)

鹿島のリーグ優勝は持ち越し ホームで柏と0-0ドロー

スコアレスドローに終わり厳しい表情を見せる昌子(左端)と金崎(右端)=鹿島スタジアム(撮影・堀内翔)


前半、競り合う鹿島・金崎(左)と柏・中山=鹿島スタジアム(撮影・堀内翔)


前半、好セーブを見せたGK曽ヶ端=鹿島スタジアム(撮影・堀内翔)


 「明治安田生命J1、鹿島0-0柏」(26日、カシマサッカースタジアム)
 勝てば優勝が決まる鹿島は、終始攻勢に進めながら無得点に終わり引き分け。優勝は持ち越しとなった。29日に唯一第33節を行う浦和-川崎戦(埼玉)で川崎が引き分け以下になるか、鹿島が最終節の12月2日の磐田戦(ヤマハ)で勝てば優勝が決まる。
 ホーム最終戦を終えて選手会長のDF昌子があいさつ。「きょうの試合に誰も満足していません。だが、まだ僕らには優勝できるチャンスが残っています。ホームで決めたい思いがありましたが、次のアウェーで必ず勝ちます」と満員のサポーターに宣言した。


 鹿島-柏 後半、シュートを放つ鹿島・金崎(手前)=カシマ

鹿島ドローでV持ち越し…ホーム最終戦で決められず 23発のシュートは全て空砲

 リーグ優勝は持ち越しとなり、厳しい表情で場内を一周する昌子(中央)ら鹿島イレブン

 「明治安田生命J1、鹿島0-0柏」(26日、カシマサッカースタジアム)
 23本のシュートは、すべて空砲に終わった。試合開始と同時に果敢に攻めながら、1点が遠かった。勝てば連覇。迎えたホーム最終戦。8年ぶりに前売り段階でチケットが完売した中で、ホーム連勝が9で止まる引き分け。思いは届かず、持ち越しとなった。
 「全員が、ホームで決めたい思いがあった」。試合後のセレモニーで、選手会長のDF昌子が切ない思いを漏らした。後半14分、CKから放った自身のヘディングシュートはバーを直撃。「入ってくれという思いが届かなかった」と振り返った。この結果、鹿島の優勝条件は①29日の浦和-川崎戦で川崎が引き分け以下、②29日に川崎が勝った場合、12月2日の最終節で鹿島が磐田に勝つか、川崎が大宮に引き分け以下-となった。
 大岩監督にとって磐田・名波監督は清水商の同級生。「自力で決める試合がある。磐田に絶対勝ちます」と宣言。「きょうは硬さがあったかもしれない」と話す昌子も「次は届くようにしっかり練習したい」。最終節。勝って決める。

鹿島、連覇持ち越し 柏と0-0ドロー
2017年11月27日 紙面から


鹿島-柏肩 を落とす金崎(手前)ら鹿島イレブン=カシマスタジアムで(岩本旭人撮影)

◇J1第33節 鹿島0-0柏
 首位の鹿島は柏と0-0で引き分け、優勝決定は持ち越された。勝ち点は71。試合のない29日に、2試合を残す同66の2位川崎が浦和に引き分けるか負ければ、2年連続9度目の優勝が決まる。C大阪は神戸に3-1で逆転勝ちし、5連勝で3位以上を確定した。杉本が2ゴールし、22点で得点ランキング単独トップに立った。
 表情が渋い。苦虫をかみつぶしたようだった。首位の鹿島はホーム最終戦の勝利で優勝が決まる一戦だった。だが、結果はスコアレスドロー。試合後のセレモニーで主将の小笠原、エースの金崎は無念、悔しさを隠さず、怒気の色が浮かんだ。代表してあいさつした昌子は3万人以上のファンに誓った。
 「全員がホームで優勝を決めたかった思いはありましたが、(次の)アウェーで必ず勝ちます。オレが決めてやるとか、オレが止めてやるとかじゃなくて、チーム、ファミリーで勝つのが一番大事。その思いで必ず勝ちます」
 攻めに攻めた。シュートは柏の4本に対して、23本も浴びせた。大岩監督も「いい形で攻撃できていた。最後は決められず残念だが、ゲーム自体は良かった」と話した。ただ、力が入った。CKを13本も獲得。後半14分の左CKから日本代表DF昌子が放ったヘディングはバーにはじかれた。運にも見放された。
 ただ、有利な立場は変わらない。29日に2位の川崎が浦和に勝たなければ、優勝が決まる。最終節までもつれ込んでも、アウェー・磐田戦(12月2日)で白星を手にすれば自力で連覇を手にできる。昌子は「これが年間優勝の難しさ」と言いつつも、「仲間を信頼することを忘れずにやる」と締めた。この日の苦味を喜びの味に変える。その先に連覇、そしてクラブ20個目のタイトルが待つ。 (占部哲也)

J1鹿島、勝ち点3遠く 29日 川崎敗戦かドローでV
柏と0-0


鹿島-柏 試合後、サポーターにあいさつする鹿島イレブン=カシマスタジアム、村田知宏撮影

明治安田J1第33節第1日(26日・カシマスタジアムほか=8試合)首位鹿島は0-0で引き分け、優勝は持ち越された。通算成績は23勝2分け8敗、勝ち点71。同節最終日の29日に、2位川崎が浦和に引き分けるか負ければ、鹿島の2年連続9度目の優勝が決まる。

鹿島は手堅い守備から主導権を握り、後半は一方的に攻めた。しかし、柏の粘り強い守備を最後まで崩しきれず、今季2度目の引き分けに終わった。


結果について言葉を並べる監督・選手である。
ゴールレスドローという結果は望むものではなかった。
守備を固め攻める気のない相手をどう崩していくかは、この先も課題となって行こう。
また、西は「僕、全く疲れなかったんですよ。やっぱりああいう雰囲気の中でできると、いつもより疲れを感じないというか。そこ、太字で書いておいてください(笑)」語る。
大観衆の前でのプレイは気持ちあり方が異なる様子。
来季はこのように多くのサポーターが集まる試合を多くしていきたいところ。
また、この試合を視察した日本代表の手倉森コーチは、三竿健斗の成長に目を細める。
U-22日本代表を率いていた際は、健斗を招集して元にて指導した。
そのときは「遅い」と評しておった。
鹿島に移籍し2年研鑽し、大きく成長したことを伝わる。
まだ若い健斗は、更に大きくなってくれよう
楽しみである。

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サカダイのチーム採点、鹿島が5で柏が6ですか。。。

採点基準がよく分からないと感じるのは、自分だけでしょうか?

結局は試合勘が薄れてたってことでしょう。そして柏さんが良いチームだったお陰で試合勘は取り戻せたはず。次は問題ない!
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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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