浦和・興梠、得点王への道筋
【浦和 vs 川崎F】 ウォーミングアップコラム:“みんなのために”わがままに!興梠慎三、得点王への道筋
2017年11月28日(火)

今シーズン、興梠慎三(写真)は開幕からコンスタントにゴールを決め続けている。Jリーグでは32試合に出場して30得点をマークし、少し前までは得点王争いでトップに立っていた。だが、ライバルの杉本健勇が26日の神戸戦で2得点を決めて先頭に出て、現在はその杉本を2ゴール差で追いかける立場となっている。
もっとも、本人は得点王というタイトルにたいして興味を持っていない。「個人のことよりチームで優勝した方がうれしい」といったコメントは過去に幾度も聞かされたものだが、実際に興梠のプレーはまさに“チームプレーヤー”そのものだ。自分でゴールを狙える位置でボールを受けても、より良いポジションに味方がいれば躊躇なくパスを出す。
「もちろん自分が3点を取ればたぶんチームも勝つと思うけど、自分のために点を取るとかじゃなくて、チームのために取りにいっているので。自分のゴールは結果として自分のゴールになっているだけで」
ゴールを決めにいくのは、あくまでチームのためだ。その姿勢は一貫している。チームのためになるのなら、泥に塗れることも厭わない。すべてのプレーはチームの勝利のためにある。だからこそ、時に選手に厳しい浦和のサポーターを瞬く間に魅了し、深く愛されるようになったのだ。
ただ、今だけは、自分のためにプレーしても誰も怒らないだろう。リーグ戦はあと2試合残っているが、仮に2連勝しても順位は現在の7位から上がることはない。今シーズンはリーグ王者になれる可能性も、来年のACL出場権を手にできる可能性も残っていない。
ここからはもう、わがままにやってもいいのではないか。いや、むしろ、もう少しわがままにプレーすべきと言ってもいい。なぜなら、得点王のタイトルは本人以上に周囲が望んでいるものだからだ。柏木陽介は「慎三を得点王にするのが目標」と公言しているが、それはチームメートの総意でもある。サポーターもこれまでチームのために戦ってきてくれた自慢のエースが栄誉に輝くことを願っているはずだ。
“みんなのために”得点王になる。それならなんとも興梠らしいではないか。そのためにはまず川崎F戦でゴールを決め、頂点に向かってラストスパートをかけたい。
文:神谷正明(浦和担当)
明治安田生命J1リーグ 第33節
11月29日(水)19:30KO 埼玉
浦和レッズ vs 川崎フロンターレ
川崎戦に向けて浦和の興梠をピックアップするJ’sGOALの神谷氏である。
今季は得点王をひた走っておったが、この終盤戦に来てゴールが遠ざかり、セレッソの杉本健勇に抜かれてしまった。
神谷氏は、興梠の特長である・フォアザチームを捨ててでも、自分のため・わがままにやって良いと記す。
確かに、チームには優勝の可能性もACL出場権もない。
となれば、勝利を二の次として個人タイトルに、となる。
それがライターにまで染みついた浦和というクラブの文化なのであろう。
これには賛同しかねる。
とはいえ、勝利に固執しない文化が根付いておっては致し方のないところ。
興梠の得点王のため、ゴールを量産する戦術にて敗戦してしまうのであろうか。
それは、興梠自身は望んでおらぬのではなかろうか。
また、アジア王者として、みっともない姿を晒すのであろうか。
注目したい。

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2017年11月28日(火)

今シーズン、興梠慎三(写真)は開幕からコンスタントにゴールを決め続けている。Jリーグでは32試合に出場して30得点をマークし、少し前までは得点王争いでトップに立っていた。だが、ライバルの杉本健勇が26日の神戸戦で2得点を決めて先頭に出て、現在はその杉本を2ゴール差で追いかける立場となっている。
もっとも、本人は得点王というタイトルにたいして興味を持っていない。「個人のことよりチームで優勝した方がうれしい」といったコメントは過去に幾度も聞かされたものだが、実際に興梠のプレーはまさに“チームプレーヤー”そのものだ。自分でゴールを狙える位置でボールを受けても、より良いポジションに味方がいれば躊躇なくパスを出す。
「もちろん自分が3点を取ればたぶんチームも勝つと思うけど、自分のために点を取るとかじゃなくて、チームのために取りにいっているので。自分のゴールは結果として自分のゴールになっているだけで」
ゴールを決めにいくのは、あくまでチームのためだ。その姿勢は一貫している。チームのためになるのなら、泥に塗れることも厭わない。すべてのプレーはチームの勝利のためにある。だからこそ、時に選手に厳しい浦和のサポーターを瞬く間に魅了し、深く愛されるようになったのだ。
ただ、今だけは、自分のためにプレーしても誰も怒らないだろう。リーグ戦はあと2試合残っているが、仮に2連勝しても順位は現在の7位から上がることはない。今シーズンはリーグ王者になれる可能性も、来年のACL出場権を手にできる可能性も残っていない。
ここからはもう、わがままにやってもいいのではないか。いや、むしろ、もう少しわがままにプレーすべきと言ってもいい。なぜなら、得点王のタイトルは本人以上に周囲が望んでいるものだからだ。柏木陽介は「慎三を得点王にするのが目標」と公言しているが、それはチームメートの総意でもある。サポーターもこれまでチームのために戦ってきてくれた自慢のエースが栄誉に輝くことを願っているはずだ。
“みんなのために”得点王になる。それならなんとも興梠らしいではないか。そのためにはまず川崎F戦でゴールを決め、頂点に向かってラストスパートをかけたい。
文:神谷正明(浦和担当)
明治安田生命J1リーグ 第33節
11月29日(水)19:30KO 埼玉
浦和レッズ vs 川崎フロンターレ
川崎戦に向けて浦和の興梠をピックアップするJ’sGOALの神谷氏である。
今季は得点王をひた走っておったが、この終盤戦に来てゴールが遠ざかり、セレッソの杉本健勇に抜かれてしまった。
神谷氏は、興梠の特長である・フォアザチームを捨ててでも、自分のため・わがままにやって良いと記す。
確かに、チームには優勝の可能性もACL出場権もない。
となれば、勝利を二の次として個人タイトルに、となる。
それがライターにまで染みついた浦和というクラブの文化なのであろう。
これには賛同しかねる。
とはいえ、勝利に固執しない文化が根付いておっては致し方のないところ。
興梠の得点王のため、ゴールを量産する戦術にて敗戦してしまうのであろうか。
それは、興梠自身は望んでおらぬのではなかろうか。
また、アジア王者として、みっともない姿を晒すのであろうか。
注目したい。

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No title
浦和には何も期待していない。ベスメンで来るわけも無く,メンバー落として川崎に勝てるわけも無く。引き分けすら無理。川崎の最終戦は大宮です。川崎の2連勝はほぼ確実。川崎の動向は無視。ジュビロに勝つしかない。引き分けは何の意味もなさない。負け覚悟でガンガン攻めるしか無い。開き直って思いっきりやるしかない。悔いの残らないように・・・・。頑張れアントラーズ!
No title
30点も取ってないのに・・・
No title
どこぞの先発予想に慎三の名前がありません。
浦和さんに鹿島優勝のアシストを考えてもらう必要はありませんが、慎三に得点王を狙わせてやってもらいたい。
5-3で川崎が勝ってもいいから、慎三にハットトリックを決めてもらいたい。
浦和さんに鹿島優勝のアシストを考えてもらう必要はありませんが、慎三に得点王を狙わせてやってもらいたい。
5-3で川崎が勝ってもいいから、慎三にハットトリックを決めてもらいたい。
No title
浦和も日程を考えるとサブ中心になるのはある意味当然ですが、得点王がかかる以上途中出場はあるでしょうね。
鹿島の選手たちは磐田戦に集中するために敢えて明日の試合は見ないのかな?(私は見ますけど)
正直優勝できればいつ決まってもいいと思いますが、磐田戦落としての自滅V逸は今後にも差し支えます。
やっぱり磐田戦勝利はマストですね。
鹿島の選手たちは磐田戦に集中するために敢えて明日の試合は見ないのかな?(私は見ますけど)
正直優勝できればいつ決まってもいいと思いますが、磐田戦落としての自滅V逸は今後にも差し支えます。
やっぱり磐田戦勝利はマストですね。
コウロギの季節は終わった。明日の浦和対川崎戦は見ない。川崎の勝つシーンをワザワザ見たくない。てか仕事で見たくても見れないと思う。磐田戦のことしか頭にない。