FC2ブログ

アデレード第1戦のポジティブ記事

鹿島 本拠でドロー 苦戦で学習、敵地に望み
2008年9月18日11時17分
(17日、鹿島1―1アデレード)
 何とも拍子抜けのオウンゴールに鹿島は救われた。右の内田が中央のマルキーニョスめがけて送ったクロスは、制球が乱れ、背走する相手DFのもとへ。しかし相手も球扱いを誤った。左足に当たった球は力なく転がり、ゴール左隅ぎりぎりに収まった。

 「いやあ、たまたま」と苦笑いの内田。得点はこれだけだ。では、第2戦へ展望が開けない引き分けかというと、そうでもない気がする。

 前半はアデレードの術中にはまった。相手MFとDFが張る2層の網は組織的。屈強な体で球際を制された。ことごとく攻撃を受け止められ、速攻を食らう。クロスを頭で決められた失点は、クロスを上げた選手にもゴールした選手にも対応が遅れた。

 が、この45分間で鹿島は学習する。「サイドに人数をかければ、相手の守備組織がほころぶとわかった」と青木。FWが左右に張り出し、小笠原のサイドチェンジを起点に辛抱強く揺さぶって好機を増やした。終了間際にはダニーロとマルキーニョスのパス交換で左を崩し、佐々木へ決定的なクロスが入った。

 アウェーゴール方式。1週間後の敵地で0―0なら敗退が決まる。数字上は不利だ。それでも小笠原は、勝てなかった後にしては珍しく笑った。「敵地で点を取らなければいけなくなった。楽しみです」。今季の鹿島は駆け引きが苦手な分、腹をくくって攻めた時は強い。苦境も、逆に持ち味を引き出すかもしれない。
(中川文如)

【後藤健生コラム】ACL再開。引き分けも、チーム力は鹿島が上
攻めの工夫さえすれば、アウェイ勝利も見えてくる

AFCチャンピオンズリーグのノックアウトステージが開幕。時差の関係から最初の試合となった鹿島アントラーズ対アデレード・ユナイテッドのファーストレグは1-1の引き分けに終わった。

鹿島は、90分間にわたって攻め込みながら、得点は前半ロスタイムのオウンゴールによる1点だけ。内田篤人が右から入れたグラウンダーのパスがDFのコーンスウェイトに当ってコースが変わり、ゴール左下隅に転がり込んだ幸運なものだった。アウェイのアデレードは、ゴール前で人数をかけて守り、ロングボールを前線に入れて、前がキープしている間にボランチのディエゴとドッドが絡むというもの。明らかにアウェイ用の戦い方だ。一方、ホームの鹿島も、相手にアウェイゴールを許すのを嫌ってか、荒れたピッチのコンディションを考慮してか、慎重な立ち上がり。慎重に後方でパスをつなぎながらロングボールを使って打開を図ったが、なかなか決定的なチャンスは生まれない。

鹿島にとって、いちばん怖かったのは、相手の大きさ(高さ+重さ)だったはずだ。

とくに、立ち上がりにフルパワーを使って攻め込まれると厳しい状態に追い込まれる。単に大きさに苦しむだけではなく、筋肉量の多い相手が、立ち上がりのフレッシュな時間帯に無酸素運動に近い状態でフルパワーできた場合、日本の選手は劣勢に立たされるのだ。「立ち上がりに失点して、ゲームを失う」というのは、あらゆるレベルの国際試合で、僕たちはなんども経験してきた。だが、アデレードは、その大きさという武器をあまり使わずに、慎重な戦い方をしてきた。アウェイだから慎重に入ったつもりなのか? これで、鹿島は大いに助けられた。

パワーでは劣勢に立たされる鹿島だが、プレーの精度の高さ、あるいは緻密さといった部分では明らかにアデレードを上回っている。時間が経過するとともに、アデレードのミスパスを拾って鹿島がカウンターをしかける場面が増える。鹿島が、高い位置からプレッシャーをかけるようになると、さらに相手のミスを誘って鹿島がリズムを握る。鹿島は4バックだが、中盤を支配できたので、両サイドバックの内田(右)と新井場徹(左)は、次第に前目のポジションを取るようになり、ボランチの青木剛が最終ラインをサポートして3バックのような形に変化して、相手を押し込む。

しかし、攻めてはいるのだが、アデレードが自陣ペナルティーエリア周辺で人をかけて守っているため、鹿島は左右からゆっくりパスを回すものの、エリア内に進入できない。そんな状態が延々と続いた。鹿島のトップの興梠慎三もマルキーニョスも、トップに張っているタイプのFWではない。アデレードの選手がスペースを埋め尽くしたペナルティーエリア内でのプレーを嫌って、なかなか中央には飛び込んでいかない。それにも関わらず、2列目からエリア内に飛び込んでいく選手が少ないから、せっかく攻め上がった両サイドバックがクロスを上げても、中で合わせる選手が少なくなってしまう。

結局、チャンスになっても、最後はミドルシュートを狙うしかなくなり、相手DFにブロックされる、その繰り返しになってしまった。カウンターで先行され、幸運なオウンゴールで追いついた鹿島。後半に入ると、さらに相手ボールに対するプレッシャーをかけることで、ゲームを完全にコントロールしてしまう。トリッキーなパス交換に、アデレードの選手はついていけない。クロスやセットプレーから惜しいシュートが何本もアデレードのゴールを脅かす。だが、前半と同じようにゴール前で人数をかけることができなかった。ホームでの敗戦を怖れたのか、あるいは荒れたピッチに疲労を溜め込んだのか、鹿島が全力で攻めきったような場面はあまりなかった。不完全燃焼感があるまま、時計だけが進んだ。

ホームのファーストレグを引き分けてしまったのは、もちろん誤算ではあろう。

だが、「実力的には鹿島の方が上」ということは明らかになった。「大きな差」ではないが「明らかな差」はある。したがって、ホームで引き分けたとしても、アウェイでは点差に関係なく1-0でもいいから勝てばいいのだから、それほど難しいことではない。もちろん、本拠地に帰るアデレードはファーストレグと違って、攻めに出てくるだろう。パワーを前面に押し出したプレーをしてくるかもしれない。

だが、鹿島の選手も相手の力を知ることができた。ある程度、自信を持ってプレーできるだろうし、相手が攻めに出てきてくれれば、ホームの試合よりやりやすいかもしれない。どうやって、2列目の選手がゴール前に入り込むかなど、攻めの工夫さえできればゴールは奪える。また、アウェイといっても、気温が35度もあるような場所ではないし、10万人の観衆が集まるわけでもない。長時間移動はもちろん大きな負担になるが、時差もほとんどないので調整は難しくはないだろう。

ところで、カシマスタジアムでの試合では、レベルの低い主審(イ・ギヨン=韓国)の不安定なジャッジにも苛立たされた。両チームともやりにくかったことだろうが、アジアで戦うときは、つねに覚悟しておかなければならないことだ。しかし、鹿島の選手たちはまったく苛立ちを表情に出さず、落ち着いてプレーしていた。こういう気持ちがあれば、アウェイでも動じることなくプレーできるに違いない。

かつて、シドニー・オリンピックで泣いたアデレードの地からの朗報を待とう。


ネガティブな記事の多かったホーム・アデレード戦であるが、結果は良くはないが我等の自力を考慮すれば未来は明るいという記事も紹介しておきたい。
アジアと言うよりも豪州の巨漢にしてやられた部分の多かった試合であるが、第1戦で学習した分、第2戦は我等の方が有利である。
そして、負傷の小笠原に替わって出るであろう選手は秘密兵器としてアデレードの驚異となるであろう。
この苦しい状況を勝利という形で打破したい。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

カレンダー
11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク