鹿島――昌子復帰で守備を立て直せるか
【J1展望】鹿島×柏|守備のキーマンの“復帰”と“不在”がどう影響するか
サッカーダイジェスト編集部
2018年07月21日
鹿島――昌子復帰で守備を立て直せるか
故障者/鹿島=レアンドロ 柏=中村、中山、今井
出場停止/鹿島=なし 柏=なし
J1リーグ17節
鹿島アントラーズ - 柏レイソル
7月22日(日)/18:30/カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
今季成績(15節終了時):13位 勝点19 5勝4分6敗 15得点・19失点
【最新チーム事情】
●川俣が23日に、29歳の誕生日。
●前節・磐田戦で得点した遠藤、土居、安部の3人はいずれも今季J1初ゴール。
●その磐田戦で、町田が今季のJ1初先発を記録。
【担当記者の視点】
リーグ再開初戦の磐田戦は、激闘の末に引き分けに終わった。植田が移籍し、守備の要・昌子を不調で欠くなかで、犬飼、町田がCBに入ったが、やはり経験の浅さが見え、不安定な守りとなり、3失点。3得点の攻撃陣の頑張りに応えることができずに、大岩監督は「良い内容だったが、3失点で勝ちきれなかった」と複雑な表情を見せた。
今節の相手は柏。ともに順位は振るわないが、両者の対戦ではこれまで熱戦が繰り広げられてきた。もっとも、通算対戦成績は27勝9分17敗と大きく勝ち越しており、相性の良い相手でもある。
昌子も復帰が濃厚で、指揮官は「存在感のある選手。影響力もある。責任あるプレーをしてくれるはず」と守備のてこ入れ、完封勝利に期待を寄せる。
柏――中村は長期欠場の可能性も
柏レイソル
今季成績(16節終了時):12位 勝点20 6勝2分8敗 19得点・20失点
【最新チーム事情】
●前節のFC東京戦で中村が相手と接触し、担架で運ばれた。その後、脳震盪と診断され長期欠場の可能性も。
●20日の練習中には接触プレーで今井が意識を失う。中村同様、脳震盪と診断された。
●新戦力のナタンと高木は、コンディションやチームへのフィットの面で万全ではなく、今回は出場回避する可能性も。
●中央大のCB上島の来季加入内定が発表される。
【担当記者の視点】
天皇杯3回戦の山形戦と前節のFC東京戦は、いずれも攻撃の形を作れず、2試合で奪ったゴールはPKによる1点のみ。深刻な決定力不足に陥り、公式戦は連敗中だ。
そこに追い討ちをかけるように、FC東京戦では中村が相手選手との接触により脳震盪を起こした。意識は回復したものの、15節の名古屋戦に続く2度目の脳震盪とあって、今回はクラブも慎重な姿勢を見せており、しばらくは離脱する可能性が高い。
得点できないうえに守備陣の絶対的な柱が欠場。出番が訪れれば、ナタン、高木の新戦力が、この状況を打破する起爆剤になれるかもしれない。
「昌子も復帰が濃厚」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
頼れるDFリーダーが帰ってくる。
それだけで安心感がグッと増すのは気のせいではなかろう。
ラインを統率し、コーチングにて守備を立て直すのだ。
久しぶりの完封勝利にて聖地に歓喜の渦を巻き起こすのだ。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
気合いの入る一戦である。
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2018年07月21日
鹿島――昌子復帰で守備を立て直せるか
故障者/鹿島=レアンドロ 柏=中村、中山、今井
出場停止/鹿島=なし 柏=なし
J1リーグ17節
鹿島アントラーズ - 柏レイソル
7月22日(日)/18:30/カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
今季成績(15節終了時):13位 勝点19 5勝4分6敗 15得点・19失点
【最新チーム事情】
●川俣が23日に、29歳の誕生日。
●前節・磐田戦で得点した遠藤、土居、安部の3人はいずれも今季J1初ゴール。
●その磐田戦で、町田が今季のJ1初先発を記録。
【担当記者の視点】
リーグ再開初戦の磐田戦は、激闘の末に引き分けに終わった。植田が移籍し、守備の要・昌子を不調で欠くなかで、犬飼、町田がCBに入ったが、やはり経験の浅さが見え、不安定な守りとなり、3失点。3得点の攻撃陣の頑張りに応えることができずに、大岩監督は「良い内容だったが、3失点で勝ちきれなかった」と複雑な表情を見せた。
今節の相手は柏。ともに順位は振るわないが、両者の対戦ではこれまで熱戦が繰り広げられてきた。もっとも、通算対戦成績は27勝9分17敗と大きく勝ち越しており、相性の良い相手でもある。
昌子も復帰が濃厚で、指揮官は「存在感のある選手。影響力もある。責任あるプレーをしてくれるはず」と守備のてこ入れ、完封勝利に期待を寄せる。
柏――中村は長期欠場の可能性も
柏レイソル
今季成績(16節終了時):12位 勝点20 6勝2分8敗 19得点・20失点
【最新チーム事情】
●前節のFC東京戦で中村が相手と接触し、担架で運ばれた。その後、脳震盪と診断され長期欠場の可能性も。
●20日の練習中には接触プレーで今井が意識を失う。中村同様、脳震盪と診断された。
●新戦力のナタンと高木は、コンディションやチームへのフィットの面で万全ではなく、今回は出場回避する可能性も。
●中央大のCB上島の来季加入内定が発表される。
【担当記者の視点】
天皇杯3回戦の山形戦と前節のFC東京戦は、いずれも攻撃の形を作れず、2試合で奪ったゴールはPKによる1点のみ。深刻な決定力不足に陥り、公式戦は連敗中だ。
そこに追い討ちをかけるように、FC東京戦では中村が相手選手との接触により脳震盪を起こした。意識は回復したものの、15節の名古屋戦に続く2度目の脳震盪とあって、今回はクラブも慎重な姿勢を見せており、しばらくは離脱する可能性が高い。
得点できないうえに守備陣の絶対的な柱が欠場。出番が訪れれば、ナタン、高木の新戦力が、この状況を打破する起爆剤になれるかもしれない。
「昌子も復帰が濃厚」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
頼れるDFリーダーが帰ってくる。
それだけで安心感がグッと増すのは気のせいではなかろう。
ラインを統率し、コーチングにて守備を立て直すのだ。
久しぶりの完封勝利にて聖地に歓喜の渦を巻き起こすのだ。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
気合いの入る一戦である。
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修正力
前節の磐田に続き、昨季最終盤(ホーム最終戦)にて手痛い引き分けに持ち込まれた因縁の相手。
この引き分けは本当に痛恨でした。
今回それを演出した相手GKの中村にリベンジできないのは残念ですね。
(将来あるGKですので無事にピッチに帰って来て欲しい)
記事では相性良いとありますが、近年は全くの五分で中々鹿島の良さを出させてもらえない難しい相手。
このクソ暑い時期にスピードのある伊東と、ゴリゴリ来るクリスティアーノは最悪のイメージ…
中断明け2試合で点を取れてはいますが、得点は水物ですのでとにかく失点を避けねば。
中断前の課題が得点力不足でそこにフォーカスするのは分かりますが、
この暑い時期に攻撃偏重で果たしていいのかどうか!?
磐田戦の逆転後の試合運びなどからどう修正してくるのか。
そしてその役割を果たすことが期待される昌子ですが、状態が気がかり。
心身ともに本当に切り替えられているのか?
心ここに非ずといった事になってやいやしないかと心配。
先を見据える意味でも今節最大の注目はそこです。
もちろん、杞憂に終わる活躍を期待!
世間の注目は神戸・鳥栖でしょうが、その裏でこっそり反撃の狼煙を挙げて欲しい。
頑張れ、アントラーズ!!
この引き分けは本当に痛恨でした。
今回それを演出した相手GKの中村にリベンジできないのは残念ですね。
(将来あるGKですので無事にピッチに帰って来て欲しい)
記事では相性良いとありますが、近年は全くの五分で中々鹿島の良さを出させてもらえない難しい相手。
このクソ暑い時期にスピードのある伊東と、ゴリゴリ来るクリスティアーノは最悪のイメージ…
中断明け2試合で点を取れてはいますが、得点は水物ですのでとにかく失点を避けねば。
中断前の課題が得点力不足でそこにフォーカスするのは分かりますが、
この暑い時期に攻撃偏重で果たしていいのかどうか!?
磐田戦の逆転後の試合運びなどからどう修正してくるのか。
そしてその役割を果たすことが期待される昌子ですが、状態が気がかり。
心身ともに本当に切り替えられているのか?
心ここに非ずといった事になってやいやしないかと心配。
先を見据える意味でも今節最大の注目はそこです。
もちろん、杞憂に終わる活躍を期待!
世間の注目は神戸・鳥栖でしょうが、その裏でこっそり反撃の狼煙を挙げて欲しい。
頑張れ、アントラーズ!!