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サッカーダイジェスト 柏戦寸評

【J1採点&寸評】鹿島 6-2 柏|衝撃のゴールラッシュの主役は鈴木優磨! W杯後初出場の昌子源の出来は?
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月23日


鹿島――2失点は反省材料だが、多彩な攻めを展開


【警告】鹿島=なし 柏=小泉(17分)、鎌田(80分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)


[J1リーグ17節]鹿島6-2柏/7月22日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
前節磐田戦で3失点。この試合でもセットプレーでの対応のまずさが見られるなど、安易な形で2失点。守備は一部で課題を残したが、攻撃ではバリエーションある攻めを展開して、決定力不足という問題を解消した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
2失点はいずれも致し方なし。見せ場は多くはなかったが、70分には堅守で伊東のシュートを防いだ。

DF
22 西 大伍 6
攻守において的確なポジションを維持し、無難なプレー。前半は自ら持ち込んでシュートを打つ積極性も見せる。

39 犬飼智也 6
17分の場面ではゴール前を不在にしてしまい失点に関与。対応のまずさが出た。一方でフィード精度は高く、攻撃をバックアップ。

3 昌子 源 6.5
病み上がりで最後は息も上がったが、守備の大黒柱として安定した守りを見せた。W杯で活躍し、自信あるプレーを披露。

32 安西幸輝 6.5
失点場面では裏を取られたが、守備のミスを帳消しにする圧巻のゴール。自陣から中央突破しての得点は、能力の高さを証明。

MF
20 三竿健斗 6.5
判断の良さ、球際の強さを見せ、相手の攻撃の芽を摘んだ。攻撃では機を見た上がりで、安部の得点をおぜん立てした。

6 永木亮太 6.5
11分、好パスから起点となり、鈴木の先制点を演出。三竿との位置関係にも気を配り、中盤をコントロールした。

鹿島――前線のコンビネーションが機能し大量得点をゲット


鈴木が2得点・1アシストの大暴れ。大勝劇の主役となった。写真:徳原隆元

MF
13 中村充孝 6.5
豊富なアイデアで攻撃のアクセントとなり、1得点・1アシストの活躍。地味ながらも汗をかき守備でも勝利に貢献。

30 安部裕葵 6(64分OUT)
周囲とのスムーズな連係を見せ、好機を演出。チームの5点目となる今季2点目をマークして試合を決定づけた。

FW
9 鈴木優磨 7(80分OUT)
ゴールへの姿勢を前面に出し、2得点。FWとしての責任を全うするとともに、1アシストを記録し、この試合の主役になった。

8 土居聖真 7(68分OUT)
鈴木とうまく連動し、柏の守備陣を混乱させた。相手の穴を突き、幾度となく好機を作り出し、59分には自らも得点。

交代出場
DF
2 内田篤人 6(64分IN)
後半途中出場でも経験の高さを示してうまく流れに乗った。流れの先を読み、相手の攻撃に対応した。

FW
10 金崎夢生 5.5(68分IN)
状態は万全ではなく、途中出場と短いプレー時間では、エースとしての役割を果たせず。復調が望まれる。

MF
4 レオ・シルバ 5.5(80分IN)
86分の2失点目につながったCKの場面では、味方の西を押し倒してしまう痛恨のミス。不必要な失点だった。

監督
大岩 剛 6.5
失点は抑えたかったが、手薄な相手1ボランチの両脇を狙う采配が的中。大量得点を導き、リーグ再開後のホーム初戦を白星で飾った。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

柏――今季最多失点を喫し、評価は総じて及第点以下に

【チーム採点・寸評】
柏 5
勝利への気概を感じないプレーに終始した。前節FC東京戦でGK中村が脳しんとうで退場。守護神を欠く試合となったが、守備陣が完全に崩壊して今季最多失点の6失点と不甲斐ない内容となった。

【柏|採点・寸評】
GK
1 桐畑和繁 5
状況判断、ボールへの反応、フィードキックなど、すべてにおいて質が低かった。正GKへのアピールとはいかず。

DF
13 小池龍太 5.5
クリアボールが土居の前に転がりアシストをしてしまう不運もあったが、耐えるところは一人で耐えていた。

2 鎌田次郎 5
3失点目の場面では、プレスを怠り鈴木に簡単にクロスを入れられ、ネットを揺らされた。球際で後手に回った。

22 パク・ジョンス 5
1失点目では中村の飛び出しに対応できず。前半終了間際にもマークを離してしまい、3失点目を献上。もろさが出た。

39 亀川諒史 5(85分OUT)
対峙する中村の巧者ぶりに常に後手に回った。裏を取られる場面も散見し、いいところが見られず。

MF
8 小泉 慶 5
攻撃に転じても簡単にボールをロストするなどゴールへつなげられず。守っては状況に応じ、中央を固める必要性もあった。

7 大谷秀和 5(68分OUT)
完全にこのポジションがターゲットとなった。自身の両脇のスペースを狙われ、そこからフィニッシュに持ち込まれ6失点。

15 キム・ボギョン 5.5
得点を上げて反撃の機運を高めたが、周囲が呼応せず。ボールを持っても回りとの連係の悪さを見せ、簡単にボールを失っていた。

柏――頼みのクリスティアーノも昌子らのしつこいマークに苦しむ

FW
14 伊東純也 5
70分には決定的なシーンを迎えたが、相手GKに防がれる。度重なる決定機を外し続け、勝機を自分たちの手で逸した。

10 江坂 任 5.5
86分に一矢を報いるヘディングシュートを決めたが、相手の連係ミスに乗じてのもの。そのほかの好機の場面でも得点が欲しかった。

9 クリスティアーノ 5(54分OUT)
アシストはしたものの、見せ場はそれだけ。昌子らのしつこいマークに苦しみ、何もできず。54分でベンチへと下がった。

交代出場
FW
11 山崎亮平 5.5(54分IN)
クリスティアーノとの交代で途中出場も、チームは劣勢のなかで苦しい状況。得意のドリブル突破で状況を打開したかったが、力及ばず。

FW
18 瀬川祐輔 5.5(68分IN)
完全に中盤で後手に回っていた大谷と交代でピッチへ立ったが、戦況はすでに大量得点の鹿島の流れ。それでも2本のシュートで意地を見せた。

DF
6 高木利弥 -(85分IN)
ほぼ雌雄を決した残り5分からの出場。失うものはないだけに、思い切ったプレーも見たかった。

監督
加藤 望 5
ハーフタイムで状況を改善する策を授けることができずに、後半には6分間で3失点はいただけない結果。受け身でなく、積極性が必要だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
大勝に総じて良い評価が与えられておる。
MOMと最高評点は優磨に与えられた。
これは誰もが納得であろう。
2G1Aという記録以上に活躍を印象づけた。
ハットトリックを気負いすぎた感があったところも含めて優磨のキャラクターであろう。
また、充孝の寸評について言及したい。
「豊富なアイデアで攻撃のアクセントとなり、1得点・1アシストの活躍。地味ながらも汗をかき守備でも勝利に貢献」というのは、まさに充孝を表しておる。
攻撃のアイデア、守備の汗かきと申し分のない活躍をするのが、この選手の大きな特徴である。
「良いときの中村充孝は代表選手以上の働きをする」とJ2時代に対戦した監督が評しておった。
その通り。
層の薄い2列目に、これからも異彩を発揮していって欲しい。
楽しみにしておる。

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深い愛。
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