聖真、前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかる
金崎退団も何のその!3戦連続弾の土居聖真が明かした“変化”と“好調の理由”
多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月26日
「前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかる」

C大阪戦でチームの2点目を決めた土居。中断明けからリーグ3試合連続ゴールと好調だ。写真:川本学
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
14節のC大阪戦で、チームの勝利をグッと引き寄せる値千金の追加点を決めたのは土居聖真。中断明けからリーグ3試合連続得点と目下絶好調だ。
試合後、土居は好調の理由をこう語った。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」
今の鹿島には活きの良い選手が揃っている。鳥栖に移籍した金崎に代わるように、調子を上げている土居や22歳のFW鈴木優磨、19歳のドリブラー安部裕葵、さらに植田直通(セルクル・ブルージュに移籍)と昌子源(C大阪戦の前半途中に負傷)が不在でも、アシストを決めた20歳のCB町田浩樹、冷静に最終ラインを締めた犬飼智也など、次から次へと才能が現われてくる。
こうした背景には、積極的な姿勢をはぐくむ環境があるのかもしれない。中断期に試してきたものが出ていると土居は言う。
「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」
大岩剛監督が若手を抜擢する采配も好影響を及ぼし、結果が出ることによって、さらなる選手の積極性を促す“好循環”が生まれている。
一時は15位に低迷しながら、ここ3試合は11得点という爆発力を武器に勝点7を積み上げ、リーグ戦半分の17試合を終えて7位に浮上と、チームはまさに“上昇気流”に乗っている。とはいえ連戦が続くだけに、油断は大敵だ。土居は今後の課題も明かしている。
「あとは中2日、中3日であるので、これがきつくなった時にどうするか。助け合ってやれるのか、というところがまたひとつの壁というか、乗り越えなきゃいけないところ。でも自信をもってやっていきたい」
タイトな連戦をいかに勝ち抜いていくか。常勝軍団の復活のポイントは、組織力になりそうだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
セレッソ戦後の聖真を取材したサッカーダイジェストの多田氏である。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」というコメントを引き出しておる。
“自分の持ち味”という言葉の意味に、自身の才能に気付いたとということが伝わってくる。
単なる巧い選手のようであった聖真が、ゴールに直結するプレイをするようになったのは、自分を知ったためであろう。
一皮剥けた聖真の活躍をこれからも楽しみにしたい。
また、攻撃力が発揮された背景を、「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」と言う。
ポジティブな空気が今の鹿島には漂っておる。
この勢いを持続し、上位を狙っていこうではないか。
楽しみである。

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多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月26日
「前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかる」

C大阪戦でチームの2点目を決めた土居。中断明けからリーグ3試合連続ゴールと好調だ。写真:川本学
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
14節のC大阪戦で、チームの勝利をグッと引き寄せる値千金の追加点を決めたのは土居聖真。中断明けからリーグ3試合連続得点と目下絶好調だ。
試合後、土居は好調の理由をこう語った。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」
今の鹿島には活きの良い選手が揃っている。鳥栖に移籍した金崎に代わるように、調子を上げている土居や22歳のFW鈴木優磨、19歳のドリブラー安部裕葵、さらに植田直通(セルクル・ブルージュに移籍)と昌子源(C大阪戦の前半途中に負傷)が不在でも、アシストを決めた20歳のCB町田浩樹、冷静に最終ラインを締めた犬飼智也など、次から次へと才能が現われてくる。
こうした背景には、積極的な姿勢をはぐくむ環境があるのかもしれない。中断期に試してきたものが出ていると土居は言う。
「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」
大岩剛監督が若手を抜擢する采配も好影響を及ぼし、結果が出ることによって、さらなる選手の積極性を促す“好循環”が生まれている。
一時は15位に低迷しながら、ここ3試合は11得点という爆発力を武器に勝点7を積み上げ、リーグ戦半分の17試合を終えて7位に浮上と、チームはまさに“上昇気流”に乗っている。とはいえ連戦が続くだけに、油断は大敵だ。土居は今後の課題も明かしている。
「あとは中2日、中3日であるので、これがきつくなった時にどうするか。助け合ってやれるのか、というところがまたひとつの壁というか、乗り越えなきゃいけないところ。でも自信をもってやっていきたい」
タイトな連戦をいかに勝ち抜いていくか。常勝軍団の復活のポイントは、組織力になりそうだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
セレッソ戦後の聖真を取材したサッカーダイジェストの多田氏である。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」というコメントを引き出しておる。
“自分の持ち味”という言葉の意味に、自身の才能に気付いたとということが伝わってくる。
単なる巧い選手のようであった聖真が、ゴールに直結するプレイをするようになったのは、自分を知ったためであろう。
一皮剥けた聖真の活躍をこれからも楽しみにしたい。
また、攻撃力が発揮された背景を、「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」と言う。
ポジティブな空気が今の鹿島には漂っておる。
この勢いを持続し、上位を狙っていこうではないか。
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