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三竿健斗、ただ『今』を考えたときに、鹿島で試合に出て、いいプレイをしたいと、そのときは思った

鹿島MF三竿健斗がロシアW杯に帯同しなかったワケ
[2018年8月31日16時28分]


レクリエーションゲームで、手を挙げてアピールする鹿島MF三竿健(右)、左はMF土居


反応を競い合うダッシュ練習の合間、笑みをこぼすMF三竿健(右=20番)、FW安部(左から2人目)ら鹿島の選手たち


ワールドカップ(W杯)前、最後の国内合宿の末に3人が、本大会のメンバー23人から漏れた。

あれから3カ月。その内の1人、鹿島アントラーズMF三竿健斗(22)が新しい日本代表に再び選ばれる保証はなかった。だが、選ばれたいと強く念じていた。あのときから成長した自分を見せるためにも。あのときの悔しい気持ちを生かすためにも。だから、吉報を聞いてホッとした。

「W杯前に選ばれず、悔しくて、そこから(上を目指して)やっている最中だったので、うれしいです」

W杯から落選した5月31日。直後に自身のツイッターで、こう記していた。

「ロシアW杯の日本代表にはなれませんでした。悔しさをいつもエネルギーに変えて成長してきたので、これで僕はさらに強くなれると思います。次のカタールW杯に中心選手として活躍できるようにまた頑張ります」

さらに強くなる-。そう誓った将来性豊かな22歳が、1つの選択をしたことを覚えているだろうか。

当時、同じく漏れたMF井手口陽介とFW浅野拓磨の2人は、バックアップとしてチームに帯同してロシアに向かった。だが、三竿は行かなかった。鹿島で試合をこなすことを選んだ。

「もちろん、向こう(ロシア)に行って、日本を代表する選手たちと練習して、レベルが高い中でやるという選択肢もありました。でも、試合に出られないと、ほぼほぼ決まっている中で、自分がのびのびとプレーできるかと言ったら…そのときは考えられなかった。試合がない分、コンディションも落ちると思った。それだったらチーム(鹿島)で…。前半戦もいい成績を残せなかったので、チームのためにやりたいと」

どちらが良かったか…そんなことは分からない。むしろ、これから自分で答えを出していくのだろう。

「どっちの選択をしても、将来的にはプラスになったと思うんです。ただ『今』を考えたときに、鹿島で試合に出て、いいプレーをしたいと、そのときは思った」

W杯では、国内組でただ1人、レギュラーを張った鹿島の同僚のDF昌子源(25)が、海外組に負けない“強さ”を見せてくれた。鹿島で取り組んできたことが、間違っていない証しにも思えた。その先輩昌子をして「健斗はほんま、恐ろしいよ。ポテンシャルが」と言わしめる。

二度と忘れることはできない落選から3カ月。ボール奪取、ディフェンスラインの前で厚いとりでとしてはね返す力、攻撃の際の縦への意識-。秘めたる能力が、どこまで成長したか。

「鹿島で試合に出るときに、自分がチームを引っ張っていくという気持ちはかなり強くなりました。練習に対する意欲も、今まで別に低いわけじゃなかったけど、もっともっとやらなきゃいけないと考えさせられた。(代表に)今までは呼ばれているだけだったけど、これからは呼ばれるだけじゃなくて、試合で自分のプレーを出して、チームが勝つということに対して、もっともっと意識を向けていきたい」。

4年後のW杯に向けて、悔しさを知る22歳が新たなスタートラインに立つ。


広島戦に向けた前日練習を取材した日刊スポーツである。
日本代表に選出され“旬”な男である三竿健斗のコメントを引き出しておる。
ロシアW杯メンバー落選から、今回の選出について口にし、そして、多くの民が知りたがった、ロシアW杯帯同せなんだ理由について語った。
「もちろん、向こう(ロシア)に行って、日本を代表する選手たちと練習して、レベルが高い中でやるという選択肢もありました。でも、試合に出られないと、ほぼほぼ決まっている中で、自分がのびのびとプレイできるかと言ったら…そのときは考えられなかった。試合がない分、コンディションも落ちると思った。それだったらチーム(鹿島)で…。前半戦もいい成績を残せなかったので、チームのためにやりたいと」と言う。
三竿の真面目な性格が伝わってくる。
そして現在、「鹿島で試合に出るときに、自分がチームを引っ張っていくという気持ちはかなり強くなりました。練習に対する意欲も、今まで別に低いわけじゃなかったけど、もっともっとやらなきゃいけないと考えさせられた。(代表に)今までは呼ばれているだけだったけど、これからは呼ばれるだけじゃなくて、試合で自分のプレイを出して、チームが勝つということに対して、もっともっと意識を向けていきたい」と気持ちを口にする。
落選をバネにし、大いなるキャプテンシーを身につけた。
三竿健斗は更に大きく成長して行くであろう。
楽しみな逸材である。

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