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優磨、削られるのは嫌いじゃない

“激闘”再び…? 鹿島FW鈴木優磨「削られるのは嫌いじゃないので」
18/10/23 18:34


球際勝負に意気込みを示した鹿島アントラーズFW鈴木優磨

 今月3日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦では、果敢な飛び出しで相手のオウンゴールを誘発。追撃の1点を導いた鹿島アントラーズFW鈴木優磨は敵地で迎える水原三星との第2戦を見据え、「削られるのは嫌いじゃないので」と不敵な笑みを見せていた。

 劇的な逆転勝利をおさめた第1戦だったが、開始6分での2失点には悔いが残った鹿島。2トップの一角で先発していた鈴木も「消極的に行ったらやられるので、前から積極的に行って先制点を取りたい」と改善を志す。リーグ前節の浦和戦(●1-3)から中3日での韓国アウェーだが、「100%です」とコンディションを言い訳にするつもりは全くなさそうだ。

 第1戦の立ち上がりには相手の球際に押されっぱなしになり、試合中盤以降はファウルギリギリの競り合いも随所に見られた。そんな激しい相手との一戦に「削られるのは嫌いじゃないので真っ向からいきたい。逃げるのは嫌いなので」と強気な姿勢を示した鈴木は「逃げたら(第1戦の)前半みたいになるので、後半みたいなプレーをしていきたい」と意気込んでいた。

(取材・文 竹内達也)

【鹿島】ガツガツこられたら「真っ向から受ける」急先鋒に立つ鈴木優磨の負けじ魂
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月24日


付加価値を高めつつも、得点にこだわる姿勢を貫く


サポート役に回り、チャンスメイクにも徹する。利他的な振る舞いが増えた今季、プレーの幅は確実に広がった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 何を置いても、ゴール。自分が得点することだけに専念する。良い意味で、そんなエゴイズムが鈴木優磨の魅力だと思っていた。

 だが、今季はその印象が少なからず変わった。貪欲にゴールを目指す姿は変わらないが、味方のサポート役に回ったり、チャンスメイクに徹したりと、利他的な振る舞いも目立つようになった。簡単に言えば、プレーの幅が広がったということだ。

 フィニッシュ以外のプラスアルファもより考えるようになったのか。「そこは自分でも意識している」と本人も認めている。独りよがりにならず、チームメイトを活かすプレーでも助けになろうとしている。

 だからといって、本懐がブレることはない。付加価値を高めつつも、得点にこだわる姿勢を貫く。

「FWとして、ゴールは一番求められているところ。そこが薄れてはいけないと思っている」

 ストライカーとしての矜持を持ちつつ、ゴールという結果を示したうえで、「(チームを)勝たせたい気持ちもある」と力強く語る。

 今年7月、絶対的エースだった金崎夢生が、鳥栖へ電撃移籍を果たした。「夢生君が抜けて、チームとしてダメージがないと言ったら嘘になります」と、鈴木も正直な気持ちを吐露する一方で、新たなモチベーションも芽生えたはずだ。

「夢生君はチームを勝たせてきた人なので、もちろんファンが僕に期待しているのは感じています」

 今季ここまでリーグ戦では11得点を記録(30節終了時点)。自身初の二桁で、もちろんキャリアハイの数字である。スタメンでも途中出場でもいかんなく勝負強さを発揮して、アディショナルタイムに決勝点を挙げた26節の湘南戦から3試合連続ゴールを達成し、チームの今季初となる3連勝に大きく貢献してみせた。

 自らのゴールで勝利を手繰り寄せる。それが鈴木に託された唯一にして最大のミッションだ。本人もそれは重々承知している。大役を担うだけの実力があると周りから認められているからこそ、チームメイトの昌子源も「あいつにはできるだけ攻撃に行ってほしい。あんまり守備はさせたくない」と、後方からの援護射撃を約束する。

「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」


敵地での水原三星との一戦に向けては、「積極的に前から取りに行って、先制点を奪えるような試合運びができればいい」と意気込みを語った。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表入りを推す声も少なくないなか、プロ4年目を迎えた若武者は、”勝たせられる男”として、鹿島の新たなエースとして、その座を確固たるものにできるか。

 そのひとつの指針になるのが、アウェーで迎えるACL準決勝第2レグ、水原三星との一戦だ。

 第1レグは、前半に2点のリードを許す展開も、その後、3ゴールを奪って鮮やかな逆転勝ちを収めてみせる。鈴木は21分、右からのクロスに果敢に飛び込み、相手のオウンゴールを誘発した。

 今回は正真正銘のゴールを奪いたい。敵地での戦いで第1レグを落としている水原は、勝利のためにかなり激しくくることが予想される。

 時には、ファウルすれすれのチャージでぶつかってくるかもしれない。球際の勝負でヒートアップ。そんなテンションの高いゲームを、鈴木はむしろ歓迎する。

「嫌いじゃないんで。真っ向から受けたいですね」

 売られたケンカは買う、ということなのだろう。「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」。腰が引けた戦いをすれば、「この前のホームでの第1戦の前半みたいになる」ことを知っている。だから、「自分たちから仕掛けられればいい」と、強気なスタンスを崩さない。

 その急先鋒に立つのが、鈴木だ。尽きることのない勝利とゴールへの欲望が、この男をさらなる高みへと突き動かす。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

優ロナ“VSレアル”まで負けられん 24日ACL準決勝水原戦

ACL準決勝水原戦へ最終調整する鹿島・昌子(右)ら
Photo By 共同


 鹿島は24日、ACL準決勝第2戦アウェー水原戦に臨む。3―2の点差を追う水原が、激しい戦いを仕掛けてくることが予想される一戦。エースのFW鈴木は「嫌いじゃないので。真っ向から受けてやる」と激しいバトルを大歓迎した。

 水原の徐正源監督からは名指しで警戒された。「特に9番のスズキは注意深く見て試合運びをしないといけない」。鈴木は今季のACLでチーム唯一全11試合にフル出場。軽い肉離れを負った7日の川崎F戦以降は先発から遠ざかるが、コンディションに不安はない。状態を聞く報道陣の質問を遮るように「100%」と言った。

 16年末、決勝でRマドリードと対戦したクラブW杯期間中に“Cロナ・ポーズ”を披露して一躍時の人となった。C・ロナウドは移籍したが、アジアを制した先のクラブW杯で準決勝まで進出すればRマドリードとの再戦がかなう。クラブ20冠目のタイトルへ、夢対決へ。自らのゴールでカウントダウンを進める。


ACL試合会場で行われた前日練習で、笑顔でピッチに立つ鈴木
Photo By スポニチ


[ 2018年10月24日 05:30 ]


報道陣を前に意気込みを語る優磨である。
「削られるのは嫌いじゃないので真っ向からいきたい。逃げるのは嫌いなので」と激しく来る相手をけん制する。
ファール覚悟で来るであろう水原とのバトルは注目となる。
上手にいなして、攻撃に繋げて欲しいところ。
また、「消極的に行ったらやられるので、前から積極的に行って先制点を取りたい」と意気込む。
この試合の先制点は大きな意味を持つ。
優磨の活躍にて是が非でもゲットして欲しい。
期待しておる。

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