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良い意味でリラックスできている

【鹿島】ルヴァン敗退、浦和に完敗…悪い流れが続くチームは本当に大丈夫なのか?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月24日


選手たちは良い意味でリラックスできているようだ


しばらく勝ててはいないが、チームに悲壮感はない。笑顔を見せつつ、真剣な表情でトレーニングに励む。そのメリハリはできている。(C)SOCCER DIGEST

 初のACL決勝進出、その先の悲願のアジア制覇を目指す鹿島は10月24日、ACL準決勝の相手、水原三星のアウェー戦に挑む。

 ホームで迎えた10月3日の第1レグは、2点を先行されながらも3点を奪って逆転。圧巻の勝負強さを見せた。”これぞ鹿島”という勝ち方だった。

 だが、その4日後のJ1・29節の川崎戦をスコアレスドローで終えた後、10月10日・14日のルヴァンカップ準決勝の2試合は、ホームは1-2で敗れ、アウェーで2-2と勝ち切れず、同大会から姿を消すことに。さらに6日後のJ1・30節の浦和戦は1-3の完敗。その流れで、韓国の地に乗り込むことになった。

 チームのバイオリズムは決して良くない。とはいえ、昌子源は「(気持ちが)落ちても仕方がない。勝てなかった時は、ワールドカップ前にもあった。これが”初めての経験”ではないし、しっかり切り替えてできている」と、何かを振り切ったように話す。

 また土居聖真は「(チームの雰囲気は)全然悪くない。というか、悪い時ってない」と言い切る。たしかに、冒頭15分だけ公開された前日練習では、選手たちは笑顔を見せて談笑するなど、良い意味でリラックスできているようだ。

 昌子が言及した「切り替えはできている」という点について、土居は「大会が別っていうのが、良いことなのかもしれない」ともいう。

 ルヴァンカップは4強止まりで、リーグでは先述の浦和に敗れ、同節に首位の川崎が勝利したことで優勝の可能性は消滅した。目標に掲げた”4冠”のうち、すでにふたつを逃してしまった。

 残るタイトルはACLと、ベスト8に駒を進めている天皇杯のみ。“常勝軍団”として、これ以上の失策は許されない。悪い流れを引きずらず、目の前の一戦に集中して、久々の勝利を味わえるか。戦績だけを見ればトーンダウンしているが、だからといって選手たちのモチベーションは少しも落ちていない。

 焦っているわけではないが、勝利に飢えている危機感も伝わってくる。それが今のチームの原動力になっているようにも思える。

 真価が問われるアウェー水原三星戦。しっかりと勝ち切って、シーズン最終盤のラストスパートを加速させたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


水原の地にて練習するチームの状況を伝えるサッカーダイジェストの広島記者である。
リラックスしており、良い雰囲気とのこと。
変な緊張感やここ数試合の流れを引き摺るようなことは全くない。
これは経験あるクラブの伝統がなせるワザであろう。
聖真の「(チームの雰囲気は)全然悪くない。というか、悪い時ってない」という言葉が言い表しておる。
周囲がいかに騒ぎわめき散らそうと、チーム中では試合に集中し、直後こそ感情顕わにしても、すぐに切り替えられるものである。
雰囲気が悪くなることなど皆無なのだ。
それが多くのタイトルを得るJリーグ屈指の名門と謳われる鹿島アントラーズというクラブなのである。
この試合も平常心にて挑み、結果を残して帰国してくれよう。
楽しみである。

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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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